罪なき血 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

罪なき血の感想・レビュー(23)

1月4日:tatskato
自分の本当の両親は誰かを知りたいと18歳になったときにフィリッパは戸籍登録局に申請を出す。探り当てたのは少女をレイプした父親とその子を殺した母親だった。という、衝撃的な事実から始まり、養い親の反対を押し切って出所した実母との束の間の幸せな同居とその後の目まぐるしい暗転が整然とした終局へまとまっていく。どの人物も怪物と思えるようでごくありふれた人間に過ぎないとも思える。ほんの少し状況が違っていればこういう結果にならなかったろうと作者もいうように読むほうも納得がいく結末と思う。
★1 - コメント(0) - 2015年9月16日

2015年1月12日:みゃーるす
確証はないが「子供を殺された父親の復讐」と「虐待を受けた子供の復讐」がクロスしている(ように読める)のではないか。つまり子供を虐待し、殺した者への「それぞれの罪の裁き」が同時になされる──死刑制度が廃止された後の「正義」の問題として。スケイスの視点による復讐の企ての背後で実は「作家志望である」フィリッパの企ても着々と進んでいた──「三人称の手記」だけではなくガブリエルの役割さえも。二人を赦す作者はそれぞれにウェストミンスター寺院での「体験」とバニヤンの『天路歴程』の一文を与える──”道は道、いずれ尽きる”
★1 - コメント(0) - 2015年1月1日

幼い頃に養子として育てられたフィリッパが成人になり、出生証明書の請求し、養子に出される切っ掛けについて知る事になる。ストーリーを追うのがやっとで、心理的なサスペンスはちょっと難しいかったかな。
- コメント(0) - 2014年10月19日

2013年7月21日:みみた
2013年1月31日:tsato
2012年4月18日:nor
2012年3月31日:半殻肝
2012年3月10日:orin
2011年2月18日:lesartsflori3
2010年7月11日:りあ。
2010年6月16日:ありす
もう物語の設定だけで、悲惨な結末が訪れるのは解っているのに、読まされてしまう。本は分厚く、中身は重いが、止められない一冊。オイラのジェイムズ・ランキングでは1,2位くらいにくる作品。
★1 - コメント(0) - 2008年10月24日

2005年8月20日:ふぃすか
2001年6月3日:モミジアオイ
推理小説というか、ハーレクインロマンス的な陳腐な内容に終始しています。それはそうと異様に長々と続く家具の列記とかは作者さんの趣味なのでしょうか。一流家庭の食事のメニューに対する偏執も、正直退屈に感じました。この作者さんは、小説を描くのではなく、園芸と料理と家具選びに人生を費やした方が有効なのではなかったのでしょうか?
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--/--:ベック

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