A型の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

A型の女の感想・レビュー(114)

自分の流儀を持つ私立探偵で、買収はされないけどハードボイルドの主人公っぽくないサムスン。仕事で間抜けな失敗をしたり、捜査から手を引くように言われて渡された五万ドルの小切手を換金したいという欲求に駆られたりするところが、人間らしくていいんですよね。
★3 - コメント(0) - 2月6日

私立探偵が依頼を超えて自分の疑問に向かって挑んでしまう。何とも不器用な正義感に引き込まれてしまう。英語の和訳のせいか、わかりにくい部分は飛ばし。
★1 - コメント(0) - 2016年6月11日

拳にものをいわせないハードボイルドな探偵がいたよ。
★1 - コメント(0) - 2016年1月1日

久々に再読した。
- コメント(0) - 2015年11月25日

解説者によるとこれは「私立探偵が死体に遭遇しない物語」だそうです。こうしたハードボイルドはなんだか新鮮で中々よかったので評価の高い『消えた女』くらいまではシリーズを追いかけたいな、と思いました
★1 - コメント(0) - 2015年11月21日

都市型ヘタレ主人公は好きだけど後半だんだん分からなくなりラストはどうしてこうなった…
★2 - コメント(0) - 2015年7月11日

私立探偵のサムスンを訪れた少女は「生物学上の父親を探してほしい」と言った。依頼人のエロイーズ・クリスタルの血液型はA、父のリアンダーはB、母のフラーはO。クリスタル家は資産家で知られていた。サムスンは少女の依頼に戸惑いを感じながらも調査を開始し、一家の過去を探っていくことになる。 ――ネオ・ハードボイルド派とも呼ばれるリューイン。主人公のサムスンはタフでもなく、暴力沙汰とは縁遠く、女性にもてるタイプでもない。超人的な探偵もいいけど、地に足がついた私立探偵の物語も面白い。
- コメント(0) - 2015年3月10日

いろんな意味で新しいハードボイルド。もののディテールによって生き方を描く手法をとらずスタイルが鼻につかない。どこにもいそうな平凡な人物の粘り強い捜査にリアリティがあり、ストーリー展開も淡々と心地よい。エンディングは泣かせる。
★5 - コメント(0) - 2014年7月1日

小市民的な探偵と魅力的な少女の依頼人。調査は図書館や知り合いを頼っての地味なもの。家宅侵入なんて大胆なことをやってもその後忘れものに気づいて不安でいたたまれなくなったり。いろいろあってもなんとなくほのぼのしているなと思っていたら、後半たたみかけるような怒涛の展開に。結構悲惨な話なのでは・・・これがネオハードボイルドというものなのね。
★7 - コメント(0) - 2014年3月6日

これがネオハードボイルド(死語)ってやつですか。樋口さんの柚木草平シリーズはこの流れなのねー。こういうキャラ大好きだなあ。ブックオフ巡りしよっと。
★2 - コメント(0) - 2014年2月20日

読み終わって、ざっと全体を見たときには「まあ、面白いか」と思えるんだけど、細部を振り返ってみると、「ちょっとそれには無理が…」と思わなくもない。殺人まで必要だったかなぁ。…これって、ネタバレ?
★1 - コメント(0) - 2014年2月10日

☆☆☆
- コメント(0) - 2013年9月26日

なかなか評価が難しい。ネオハードボイルドとしては新しいんだろうけど、今読むとちょっと古びてしまっていて、よくあるハードボイルドに感じてしまった。事件も地味だし、伏線や展開も美しいとは言えない。とはいえ、キャラクターはとても良い。特にエロイーズの危なっかしさが非常に良かった。
★1 - コメント(0) - 2013年4月28日

少し強引な気もしたけど、すんなり読めた。
★1 - コメント(0) - 2013年2月26日

新宿ブックファーストの企画より。久々の翻訳ものでしたが、それなりにするする読めました。面白く読んだけれど、再読はどうだろう。
★1 - コメント(0) - 2012年12月23日

うぅむ……リューインはいい……全作品読んでみたいものだなぁ……。デビュー作からして既に完成されている感があります。非常にまとまりのいいプロット、軽妙でユーモラスな語り口、ラストの狙いまくった(くそぉ)感動シーン、普通人としてのサムスンのキャラクター、その他個性的な登場人物たち。いやぁいいね。ただし、シリーズ最高傑作と名高い『沈黙のセールスマン』を読んだ後だから思ったのかもしれませんが、事件が地味過ぎて、序盤読者を引っ張り切れていないようにも思えました。飛び抜けたところがないせいかやや物足り、かも。
★1 - コメント(0) - 2012年11月16日

外国人の作者は初めてで登場人物の整理もしつつで時代背景もだいぶ昔だったせいかページを捲る手があまり早く進まなかった。まだ自分には早かった一冊かもしれないなぁなんて思いつつ、とりあえずまた当分は日本人の現代文学を楽しみます。またいつか再読すればもっと楽しめるはず!
★1 - コメント(0) - 2012年10月10日

傑作という事で読んでみました^^ そう大どんでん返し&返し技、合わせて1本!!という感じで面白かったです。 只。翻訳本はアメリカン・ジョークなどが伝わらず、やはり少し苦手^^;
★4 - コメント(0) - 2012年9月22日

事件の大筋は予想がつきましたが、最後の展開には驚きました ^^; それでもサムソンが真相に近づいていく過程は楽しめましたし、 彼のキャラがとても良かったです。^^
★3 - コメント(0) - 2012年9月12日

銃もバーボンもトレンチコートも濡れ場もないのにしっかりハードボイルドしている。
★1 - コメント(0) - 2012年9月9日

サムスンシリーズ第一作。酒も煙草も撃ち合いもなく一見気弱そうな平凡な私立探偵。ヘタレっぽく振舞いながらもひたすら地味な調査を重ねて謎を解きほぐしていく様は頑張れーと応援したくなる。自分の探偵としての職業に誇りを持っていて、友人も多く専門家の知識も惜しまず借りたりして、イメージしていたハードボイルド探偵とはちょっと違っていて新鮮だった。ラストの展開にはびっくり。自分でまいた種とはいえああいった展開になるとは本人が一番驚いているであろう、そんな容赦ない結末だった。
★3 - コメント(0) - 2012年8月22日

どうして今日まで読んでいなかったのかと悔やむ。主人公アルバート・サムスンは女性に優しい紳士だ。酒もタバコもやらず、銃を持たない探偵。過去の記録を丹念にあたり、聞き取り調査を積み重ねるという真面目な探偵ぶり。たまに不法侵入を試みるのはご愛嬌。マッチョであろうと無理をすることなく、あくまで知的に調査をすすめる姿に好感。己の弱さや欲に負けることを潔しとせず、矜持を胸に気高く生きる姿にハードボイルドの原点を見る思いだ。死体を発見しないミステリ。グロテスクであったり、暴力的な場面が登場しないところにセンスを感じる。
★54 - コメント(6) - 2012年8月18日

- コメント(0) - 2012年7月18日

【再読】リューインの作品は、総体的に好きなんだけど相性が悪いのか、完読までに時間がかかる。これもその一冊なんですけど、最後まで依頼人のことだけを案じて行動する主人公に熱くなる。寄り添いながらも決して一つにはならない探偵と依頼人。探偵が心で呟く最後の独白のために再読を重ねる一冊。1971年作品で当時『ネオ・ハードボイルド』と呼ばれた、タフさを内面に求める探偵:アルバート・サムスン。派手さはないが、ユーモアがあり、優しさと厳しさが同居している。英題『ask the right question』。
★11 - コメント(1) - 2012年6月23日

★4 「1994.09.30 4刷」 淡々とお話が進み,淡々と終わる。 しみじみと味わい深い本だった。
★3 - コメント(0) - 2012年3月25日

☆7 ネオハードボイルドものの代表作。ハードボイルドとは違って、強い酒、暴力、セックスなどの激しい描写はなく、ごく平凡に見える私立探偵がひょうひょうと事件に取り組んでいた。その探偵、アルバート・サムスン、捜査方法は地味だけど、目の前のことにしっかり取り組んでいくし、下手に全て自分でやるのではなく周りの記者、医者、刑事、会計士、などに協力してもらう様には好感が持てる。珍しく合理的な探偵。自分語りとか異常な正義心もないし、著者も描かないから濃い存在ではない。でも好きだ。そしてこれまた珍しく、別にモテない(笑)
★11 - コメント(0) - 2011年12月5日

HAZ
銃もお酒もなく、インディアナポリスという中西部の都市を舞台に描く探偵物。なんというか全体的に地味でだったけど、ラストは意外なものだった。実はインディアナに2年半住んでいたので、なんとなくインディアナポリスの描写が懐かしかった。
★5 - コメント(0) - 2011年9月27日

事件の真相自体も良く考えられているが、基本的には高校生に頼まれた父親探し、150ページ辺りでやっと不審死が見つかるもそれも前面に出てこず、殺人があったのかどうかも判らない(主人公ですら、終盤まで殺人事件が関連しているとは考えていなかった)という地味な事件をまった飽きさせることなく読ませる手腕がすばらしい。聞き込み一辺倒でない捜査も楽しい。高額の小切手で捜査を打ち切るか悩んだり、生活観漂う、市井の人間らしいサムスンの面白い人物造形も相まって、全体的にのんびりした雰囲気だが事件の真相は陰惨。
★3 - コメント(0) - 2011年7月19日

私立探偵アルバート・サムスン・シリーズ第1作。展開が地味なせいか、私の頭が豆腐のせいか、ネオ・ハードボイルドのせいか、読んだ端から内容を忘れてしまう。終盤での肝心な情報はほとんど刑事に頼んで得たものというのも・・・。1年前に読んだ『刑事の誇り』とはえらい違いだな。ところでO型同士の両親から生まれた子供の血液型が「O型またはA型」とは初めて知ったぞ。367ページ
★11 - コメント(0) - 2011年5月7日

探偵事務所を訪れた少女は「私の生物学上の父を捜して」と依頼した。実父でないという主張の根拠は両親の血液型らしいのだが……。暴力が嫌いで、暇があれば本を読んで、でも時には少し大胆に行動もし、というアルバート・サムスンのキャラクターが魅力的。力ずくではなく、調査で得た証言や資料を基にして手がかりを追い、徐々に事の真相へと進んでいくというキャラ造形にぴったりのストーリーで、最後にはこれぞミステリという解決。読後に冒頭を読み返してしみじみ良くできたプロットだなあと感心した。謎解き好きも楽しめる私立探偵小説。
★4 - コメント(0) - 2010年11月23日

しがない私立探偵の主人公の元に、100ドルを持った少女が本当の父親を知りたいと依頼してきた。ひとまず調査を始める主人公だが……。 文句なしの良作、完璧な佳作、レベルの高いエンタメ小説。ネタの仕込みと披露のタイミングが程よく、読んでいて焦ることがない。また、全編通して調査主体になっているが、調査方法のバリエーションが豊富であきない。
★4 - コメント(0) - 2010年6月5日

うわー殺人事件も起きないしし地味な探偵や!と思ってたら最後が怖かった。ロス・マクドナルドみたいな。
★2 - コメント(0) - 2010年4月17日

他のシリーズのようには主人公に魅力を感じない。だが行動パターンと感情の起伏はものすごく理解できる。なんだ、同類嫌悪じゃん(笑)。つい2冊買ってきちゃったけど、しばらく積んでおこ。
★4 - コメント(0) - 2010年1月22日

自分に、この世界で毎日むごい仕打ちを受けている何十億のひとびとをこの現状から救いだす力があれば。自分以外の人間たちにとってなんらかの役に立ち、永久に死ぬことがなければいいと祈った。335pより
★1 - コメント(0) - 2009年5月19日

★★★。
- コメント(0) - 2009年2月11日

真面目に働いて、それでいったい何が変わる?という思いが年々澱のように積もり、他人目に分からない程度に手抜きをすることにささやかな快感を覚えている今の自分には、なんだか親しみを覚える主人公
★3 - コメント(0) - 2007年12月10日

現代ハードボイルドの中でも最も思索型として人気高いアルバート・サムスン探偵。最近このシリーズに入れこんでいる訳者の改訳により文庫初登場。富豪の娘の出生の謎を追う。背景となるのは地方都市インディアナポリス。
★4 - コメント(0) - 2005年9月20日

★★★
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YM
探偵と少女は相性がよい。実は探偵は若者が好き。携帯電話やインターネットではなく、知恵と体力で頑張る探偵が好き。
★1 - コメント(0) - --/--

1992/7/29読了
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A型の女の 評価:80 感想・レビュー:43
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