一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版]はこんな本です

一九八四年[新訳版]の感想・レビュー(5887)

51
とても疲れました。買ってから読み始めるまでに3ヶ月くらい間が空いたけど…。 全体主義が広まっていけばいくほどこの本に書いてあるようなことになるのかなーと思ったけど、ここまではならんでしょーと思う。 「権力」や「戦争」について考える機会になった。
★2 - コメント(0) - 3月24日

著者の名前は知ってるけど読んだことがなく、流行っているのを良い機会と手に取ってみた。共産主義の完成形の様な成り立ちの世界であるものの、資本主義だろうと何だろうと有り得る話かな。日本の政治家や偉い人にも、オブライエンみたいな人はいるのではと思うと面白い本でした。内容とは関係ないけど、ニュースピークの単語のうち幾つかは、Doublethinkとか、普通に使えそうな面白さがあるなぁ。良い、超良い、倍超良い、とか実際に使ってる大人がいそうで、単なる創作と笑えないけど。
★5 - コメント(0) - 3月24日

高校以来の再読!こんなに強烈で苦しい話だったっけ…。様々な作品に影響を与え続ける、そしてトランプ政権になってからちょっと話題になっているらしい名作。■監視社会では、語彙を減らすことで国民の思考能力を狭めると。なるほど。人間らしさとは、素朴な感情や感覚、個人同士のかかわりあい。人間でいたい。過去とは少なからず加工をとおして伝えられるものだから、何が真実かは難しい。ピンチョンの解説も勉強になった。■「もし全世界を敵に回しても真実を手放さないのなら、その人間は狂っていないのだ」衝撃のラストシーンが胸に焼きつく。
★9 - コメント(0) - 3月23日

その先にある未来というよりも、、 視点を変えれば今のこの世界も似たようなものに思えます。 無駄な仕組みや意味のない規則を煮詰めて作り上げた地獄というか、そうまでして維持しないといけない社会、世界ってなんの為ににあるんだろうと漠然と考えたりしました。
★6 - コメント(0) - 3月22日

ジョージ・オーウェルの名は世界史の勉強をしているときに知った。解説にあったように赤狩り時代のアメリカでは、反共のパンフレットのように読まれたようだが、この本は単なる反共を唱えたものではないと思う。権力にすがるものすべてが陥る可能性のあるディストピアが描かれていた。
★6 - コメント(0) - 3月22日

「自由とは2+2が4であると言える自由である。その自由が認められるならば、他の自由はすべて後からついてくる。」およそ70年前に書かれた小説とは思えない。むしろ現代への警鐘ともとれる、反ユートピア世界。テレスクリーンはPC、スマホ、タブレット。悪夢のような、思考統制社会。101号室の拷問描写は目をおおいたくなる。人間の精神の弱さ·脆さに向き合わざるを得ない作品。
★10 - コメント(0) - 3月21日

三部構成。一部が怖くて。二部は少し夢を見て。三部はもう。。。恐ろしいけれど、現実にありそうで、これからも起きそうで。 1949年刊行されたってことに一番の衝撃。
★15 - コメント(1) - 3月20日

言葉と思考、ディストピアとコインの表裏
★5 - コメント(0) - 3月20日

★★★☆☆「1984年」、作者は1949年にこの作品を書いていて彼にとっては近未来。読者にとっては遠い過去。だがこの物語が過去といえないのは今の世界情勢がこの作品に寄せてきてるようであり(二重思考、監視カメラのなかの生活など)それもあってよく読まれているそう。なかなか、私には難しい作品で特に後ろの付録の解説には、ついていくのやっと。
★76 - コメント(0) - 3月18日

ディストピア小説なんて読んで何になるの?と言われて確かに。とも思ったが、今流行る理由がある訳だし、長く読み継がれた意味があるんだから、読むべきだろうと葛藤しながら読みました。半分読んで、あとは胸くそ悪い展開になることは分かったので、後半は斜め読みしました。いろいろ考えさせられる部分はあったけど、絶望を提示されても心は豊かにならないし、現実味があるかないか?なんてどうでもいいなと思ってしまった。著者の意図とは別にして、あー近い将来は恐ろしいと思わせるには有効そう。
★11 - コメント(0) - 3月17日

SFは苦手で『星を継ぐ者』も『虐殺器官』もいまいちだった。『バーナード嬢曰く』を読んで、もう一度SFにチャレンジしたくなった。で、読んでみた。やはりよくわからない。世界観はすごい。ジュリアとの一件までは語り継がれるだけあると思いながら夢中で読んだ。ただ、ジュリア以降は物語的にかなり退屈だった。洗脳完了で終わるという手法が、当時は新しかったのか。それとも「すごい世界観」を楽しむものなのかな、SFというのは。神林にはなれないのか。
★13 - コメント(0) - 3月16日

トランプ大統領就任で話題になっている本。しかし中身は全く違う。歴史をはじめとする情報が正しく伝えられないせかい。事実が事実で無くなる仕組み、壮大な世界観を書き出していることに感心。
★12 - コメント(0) - 3月16日

話題になっていたため読んでみたが、これはすごい。発表されたのが1949年で、想像上の1984年が舞台になっているのだが、2017年の今も不可能ではない、怖い、と思いながら読める。今だからこそなのかな。スタートからジュリアとの云々は退屈だなーと思いながら読んでいたけれど、後半、特に三部に入ってからがぐっと面白かった。それまで積み上げてきたものがひっくり返される感覚。
★18 - コメント(0) - 3月15日

全体主義社会の模様を愛と絡めて描いた作品。日本に住んでいれば関係ないと思うかも知れないけど、こういう体制を取っている日本企業って結構あると思う。
★14 - コメント(0) - 3月15日

『すばらしい新世界』の方が現実味があると思うのは、私だけかな。でも、面白い。連綿と続いてきた営みの歴史が消されたら、どうなるのか。権力者であり続けるために、戦争で全体主義を持続させる。二重思考を徹底させるために、あえて7年も主人公を遊ばせたオブライエンの凄み。
★19 - コメント(0) - 3月14日

ディストピア小説の大傑作だと思う。二重思考の世界は、現実になりつつある。まさに予言の書だ。
★14 - コメント(0) - 3月13日

ふだん何気なく使う言語決定論を徹底してみると恐るべきディストピアが出現する。ニュースピークなる簡易化された言語による思考の制約と、対立する意志を無化する二重思考を叩き込まれた主人公が、テレスクリーンに映る独裁者ビッグブラザーを愛しはじめる本書では、言語決定論は勝利の凱歌をあげた(S・ピンカーの解釈を参照)。だが、作者が描いたのはこの考えによって電子メディアに包囲された世界に外はないということではないか。紙や劇場に限定されていた言語が電子化されて脳神経に直接侵入する世界では、考える以前に同期されているのだ。
★16 - コメント(0) - 3月13日

過去の改竄、言語の破壊、思考の支配。まさしくディストピアの世界。ディテールにまず圧倒される。ここまで完璧な管理社会となると嘆息するしかない。恐ろしい小説である。その絶望に対抗しようともがく主人公のウィンストン。しかし敵はあまりにも大きく、無情で、完璧。管理社会の恐怖というのは思考停止への警鐘でもあるのだと思った。「かれらは自分たちがどれほど理不尽なことを要求されているのかを十分に理解せず、また現実に何が起こっているのかに気付くほど社会の出来事に強い関心を持ってもいないからだ」
★40 - コメント(0) - 3月12日

色々思わせられる内容でした。思考で直感的に浮かんでくるものはどうしようもない。。。それを変えさせようとするならば七年間も付きっ切りで拷問をし続けなければならない。2+2の答えは数字を覚えたから答えられるのであって、本質的には一冊の本で解説でされてるようなことで理解していないように思う。日々多角的に疑問を持ちながら満足せずに生きていこうと思いました。
★16 - コメント(0) - 3月11日

トランプ政権の「オルタナティブ・ファクト」で、本書の販売部数が急増しているらしいが、それは本書に登場する「二重思考」を彷彿とさせるからだろう。相反する矛盾した意見を同時に持つという二重思考の世界は、人間の思考を混乱させてその範囲を狭め、その先は思考を停止させることに他ならない。また、語彙を極端に少なくした「ニュースピーク」という新しい語法は、思考の範囲を狭め、思想犯罪を防止することを目的としている。テレスクリーンで監視され、過去が都合よく改竄される世界。「ビッグブラザー」という絶対的な支配者を(続く)⇒
★17 - コメント(1) - 3月11日

動物農場に続いて読了。単純な感想。初めはミステリーっぽく、次は何かラブロマンス⁈。最後の100ページは絶望一途。内容は、今の時代と違和感のない点もあり、双方向性のテレビやメッセージ性を含まず垂れ流されるつまらない歌謡に代表される娯楽芸能。ページ数は多いが面白いかった。
★30 - コメント(0) - 3月10日

二重思考。 過去は変えられ、 全て監視された世界。 ニュースピークはことばを破壊し、最小限の単語のみで構成される。それは効率化を図るだけでなく、思考の範囲を狭めて思考犯罪を抑制する。 思考は最後まで本人のものだ、何度奪われても取り戻せると思っていたが、それまでも奪える強力な権力。 戦う術はあるのだろうか?
★12 - コメント(0) - 3月9日

話題になっていたので読みました。管理社会、恐ろしいと思いましたが、きっとなくはない話なのではと思います。
★10 - コメント(0) - 3月8日

自由は隷従なり。 世界は人間の精神によって成立している。 久々に面白い本を読んだ。動物農園も読んでみたい。
★20 - コメント(0) - 3月8日

h t
ド嬢に影響されて読んでしまった。
★10 - コメント(0) - 3月7日

トランプ政権誕生後に売れてるみたいだけど、それとはあまり関係ないかな、と言う印象。 監視される社会、全体主義的な社会への警鐘として読まれることが多いみたいで、実際にそれに対する危惧が語りの中心でもあるのだけど、その一方で、個人が信念を持ち続ける事の尊さとか、その信念も簡単に変わってしまう事への危険さとか、そういったテーマも深く描かれているように感じた。
★12 - コメント(0) - 3月6日

トランプ政権後、話題になり再評価されている本著。数年ぶりに読み返してみるとまた違った読後感がありました。諸外国からの脅威にばかり意識を向けることこそ平和ボケなのではないか。自分の住む社会の変容に注視せずにいると、気付いた時には全体主義、監視社会が誕生してしまう危険がある。
★16 - コメント(0) - 3月6日

中盤からどんどん筆致に迫力が増し、スリリングに面白くなる。全体主義、共産主義、個人崇拝への批判といった政治小説という面白さもあるが、個人的には人間の精神のあり方や社会構造関する作者の世界観が良い。多くの人が漠然と感じていたことを一つの小説にして面白くまとめたから、名作になれたのだと思う。
★14 - コメント(0) - 3月6日

 「二重思考」や「思考犯罪」、「ニュースピーク」などの用語がディストピア的な世界感に現実感を生じさせ、不気味な迫力を与えていました。  プロットに関してはある程度予想出来ましたが、全体主義の「正当性」という名の「狂信性」をこれほど恐ろしく表現している作品は中々無いのではと思いました。  「過去をコントロールするものは未来をコントロールし、現在をコントロールするものは過去をコントロールする」という件がありますが、権力というものが果てしない高みに達するとこれも可能になり、歴史は胡乱であるのかもしれません。
★14 - コメント(0) - 3月5日

話題になっていたので母にと図書館で借りた。斜め読みしたという母から「米国よりも北の話のようだった」と聞き気になったが、今日返却だったので迷いに迷って徹夜、6時間ほどで読了。何とも言えない不気味な余韻、「こういう社会に生まれずに良かった」と思う反面、自分が気づかぬうちに、"社会はそういうもの"だと、与えられるままに思考することなく生きている部分が少なからずあるのでは…と感じた。
★16 - コメント(0) - 3月4日

ある意味、予言書のような。。。こんな未来にはなりたくないですね。
★9 - コメント(0) - 3月2日

人間は自由であり、現代は自由を謳歌できる時代だと言われていること自体がマヤカシなのかもしれない。ハッキリと認識できないことを無理やり明らかにせず、そぉっと自分の神経を鈍感にすることで、なんとなく生きていければ御の字じゃない?
★12 - コメント(0) - 3月2日

せっかくなので新訳で再読。以前読んだ時は、最早こんなことはありえない、フィクションとしても古くて無効だと思っていた。もっと人間は賢いし知的に前進すると信じていたわけだ。ところが今のオルタナファクトが跋扈する世界は、この1984年を笑えない。ブライトバートやSCLElectionsのことを頭の片隅において読んだらマジ怖えです。特に言語統制の部分とか、全体的にマンガ的なんだけど時々凍りつく。
★17 - コメント(0) - 3月2日

監視社会についての本や、Kindleユーザーの本棚から消えたなどずっと気になっていた本。予想した展開とは違う結末に少々驚いたが、知人に聞くと欧州では学校で学ぶくらい有名な本で何度も読んでいると聞いた。洗脳、正義、政府、国家、機密、事実、など多くの事柄に対しての正解が分からなくもなる。人間が働きすぎや無知のせいで思考能力を失い、扱いやすいモノになっているのは事実。自分はこの物語の中のどんな人物のように生きたいのか。そんな問いを投げかけながら読んでいた。 非常に勉強になった。
★11 - コメント(0) - 2月28日

デビットボウイからジョージオーウェルという順番(息子世代だとIQ村上春樹からなんでしょうが)で、同じ装丁の本は無いくらい昔に一度読んだのを、Amazonトップセラーの一冊だというので(何故?誰かが仕掛けた?)新版を再読してみました。初読当時はバブル以前で平和ボケなんていう言葉ができた頃。だから私の若さもあって不愉快な絵空事。だからロック?…でしかなかった。今アメリカで売れている?確かにトランプ氏の(対外的な)語彙の少なさは私でも気付くのだけれども。この本が話題になる時代って…とちょっと嫌になる。
★16 - コメント(0) - 2月27日

トランプ政権を予想? それはちょっと違う気がしますけどね。 というよりは、そうあって欲しくないというのが素直な感想です。
★7 - コメント(0) - 2月26日

2+2=5の世界というのは人対人の人間扱いを判断基準にできていない世界で、2+2=4の世界というのは人対人の人間扱いを判断基準にできている世界なんだろうと思った。
★9 - コメント(0) - 2月26日

読後の徒労感。全体主義とか歴史改竄とか思想統制の恐怖とかはわかるけど、救いがないなあ。ディストピア小説と聞いてはいたけど。『あの本』の部分は流し読み、ていうか飛ばした。巻末のニュースピークも飛ばし。この本読む前に遠藤周作『沈黙』読んで拷問シーンにげっそりしてたのでさらにげっそり。ピンチョンが解説執筆。
★10 - コメント(0) - 2月25日

ディストピア。管理社会の描写がなんとなく続くが、何が怖いのかは文字面だけで、最初は読者はわからない。。読み進めていくと、体制側と思っていた女が自分のことを好きだという。。その後、肉体的で情熱的な恋愛描写が続く。そして恐怖が起き、自分の疑問を解ってくれると思っていた人間に裏切られ、拷問、肉体的精神的、洗脳が細々描写される。//トマス・ピンチョンという作家が解説文でこの小説に仕掛けられた希望を述べているらしい。後半の年表を分析すれば、その後、多分国家は崩壊したらしいという。それはそれで良かったが何故か悲しい。
★9 - コメント(0) - 2月25日

戦争は平和なり、自由は隷従なり、無知は力なり、のスローガンを紐解くゴールドスタインの本とオブライエンの語りが圧巻でした。辞書を片手に、何度も目を通して落とし込んだ(とはいえきちんと理解できてはいない)部分も多かったです。もう少し勉強して再読したいです
★9 - コメント(0) - 2月24日

一九八四年[新訳版]の 評価:68 感想・レビュー:1792
ログイン新規登録(無料)