死への旅 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

死への旅の感想・レビュー(86)

22章で怒濤の如くぶちまけられる真実の衝撃ぶりったらすごい。そっからかい!と思わず呟く。それにしても、たまたまにしてはヒラリーの度胸と適応力は正に適任だった。適任すぎた。
★2 - コメント(0) - 2016年12月7日

東西の冷戦でヨーロッパの西陣営の科学者 が次々に失踪している事件。自殺願望の女性をどうせ殺されるなら、派手に死ねるよと勧誘してスパイとして送り込んでみたものは!?冒険スパイ小説というのはアガサ では珍しいジャンルらしい。西側の科学者が東の協力者になったり反対もありそうな時代だったかも知れない。文字より映画TVにした方が冒険っぱさがでる気がした。気軽に読めて謎解きなども大してない のは、例外的ジャンルの本ということか。
★16 - コメント(0) - 2016年8月28日

クリスティーの冒険ものというとグイグイ引っ張る女性とズルズル引きずられる男性っていう印象が強いんだけど、これは終始有能な男たちがリードしてくれてる感じ。ジェソップもピーターズもかっこいい!今回も冒険にはワクワクしたし、ロマンスも楽しませてもらった。そしてヒロインとご老人については、クリスティー冒険モノのお約束みたいなのを感じて、なんだか安心感があった。
★1 - コメント(0) - 2016年7月8日

なんともロマンチックなスパイ小説。こういう、読んで清々しくなるタイプの話は大好き。
★1 - コメント(0) - 2016年4月18日

邦題が陳腐で残念。ウイルスを細菌兵器と表現しているのは誤訳か?訳文に現代風の(厳密には)間違い日本語が多用されているために本文の舞台と言葉の感覚が合わない。…とここまで不満ばかり書きましたが娯楽性たっぷりの冒険小説で全体に軽快。クリスティの明るさが垣間見られて好ましい。
★1 - コメント(0) - 2016年1月3日

この作品が発表されたのは第二次世界大戦終戦後約10年。東西の緊張がピリピリとしている1955年。イギリス人であるアガサが知るはずもないのに、ついつい日本人の読者として、北朝鮮の「招待所」を思い浮かべ戦慄した。理想の国家を夢見る者。故国や家族、魂をなげうってまで科学の研究がしたい者。単に金が欲しい者。とある事情から身の安全を確保したい者。金で「有用な人材」をコレクションしたい者…。砂漠の中に建設された偽の理想郷。そもそも完璧な世界なんてないんだ。
★30 - コメント(0) - 2015年8月22日

10年ぶりくらいに再読。クリスティーのノンシリーズものって決行好き。これもそのひとつ。タイトルからは想像できない旅の要素あり、スパイ要素あり、サスペンス要素あり、そしてロマンスあり。何度読んでもドキドキ一気読み。最後には、あっ、タイトルなるほど!と思える読後感。
★3 - コメント(0) - 2015年8月3日

最初の辺りのヒロインの心情描写はあたかも別名義の文芸小説を思わせて期待させるのだが、失速してしまう感じ。
★4 - コメント(0) - 2014年8月30日

スパイもの。自殺しようとしたところを情報部員に止められ、死にそこなう確率の少ないもっとスマートな死に方がありますよ、と別人になりすます仕事を提案されるヒラリー。モロッコのホテルや観光地をただ接触を待つ身で過ごすあたりがいい。生きてゆくのが嫌だったのに、他人になりきって行動するうちに自殺なんて考えはどこへやら。タイトルは暗そうだけれど後口はいい。てっきりジェソップとどうにかなるのだと思っていたら意外な人が・・。
★5 - コメント(0) - 2014年6月24日

クリスティーの、想像だけでこれだけ書けるという凄さが実感できる作品の一つだと思います。括りとしてはスパイ小説で、そういったスリルも楽しめるのだけれど、解説を読んで共感したのですが、ドキドキ感を楽しむというよりも人生を見つめ直す一人の人間の物語とも取れて、ミステリ以外のクリスティー作品が好きな人も楽しめる作品だと思いました(でもきちんとミステリ要素もしっかり入ってます)。他の作品でも感じた事だけれど、読む自分の年齢が変わると印象も変わる。ミステリよりも主人公の心の移り変わりが今の自分には興味深かったです。
★3 - コメント(0) - 2013年8月17日

ポアロもマーブルも出ないけどクリスティ印のつく佳作。タイトルは「行き先の知れぬ旅」だが結末は「落ち着きのある場所」へと着地する辺も著者ならではの洒落っ気が感じられる。旅・異国情緒があり、黒幕探し、ロマンスあり、と楽しめる。時代背景は1950年代と思われるが007の敵役プロフェルドを彷彿とされる部分もあったり、とその時代にスパイスリラーが流行した背景も踏まえつつ読むと味わいも深まるのではないか。個人的には吉田秋生「バナナフィッシュ」でも本作の要素が取り入れられていると感じたが、吉田ファンはどう思うだろうか。
★3 - コメント(0) - 2013年7月2日

科学者が失踪するのを追いかけて真相を探る話。 冒険小説が好きなので、とても面白かった。
★3 - コメント(0) - 2012年10月10日

クリスティーの冒険物の中では一番好き。 他のと違って、行き当たりばったり感が少ないからかな? オリーヴの最後の言葉がそういう意味だったとは…。 お決まりのロマンスも良い。 最初はジェソップが相手かと思った。
★4 - コメント(0) - 2012年10月7日

主人公は、死なない。主人公だと思われる人は死んでしまう。 結局、本筋の主人公は、人物紹介の下の方にある人になったところで、がっくりしました。 このがっくり観を味わいたくて、アガサクリスティを読み続けています。 本書も、第3章までで、半分は満足しました。 最初の方に出てくるモロッコは行ったことがないので、ちょっとピンときていません。 モロッコを舞台にした映像作品を見てから、もう一度読み直そうと思いました。
★3 - コメント(0) - 2011年4月29日

ミステリとはいえ冒険色に気を取られてまたどんでん返しを予測し損ねた。あ〜あ。しかしクリスティは秘密結社とか組織とか左翼とかほんと好きだなぁ。
★7 - コメント(0) - 2011年2月26日

タイトルは原題の直訳の方がいい気がします。
★4 - コメント(0) - 2010年8月9日

クリスティーのノンシリーズ冒険ミステリー。内容はなかなかだけど邦題がイメージと合ってない。
★4 - コメント(0) - 2008年12月31日

たぶん7,8回目。なんとなく書棚から手にとって、一気に読んだ。
★3 - コメント(0) - 2008年12月1日

冒険色が強いこの作品。死への旅ってタイトル、暗いイメージですが、本編は打って変わってスリリングな冒険小説となっています。
★3 - コメント(0) - --/--

ふつう
★1 - コメント(0) - --/--

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死への旅の 評価:51 感想・レビュー:22
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