ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種 (ハヤカワ演劇文庫)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種の感想・レビュー(35)

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ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲2本。ちょっとずれたテンポの良い会話に引き込まれる。「消失」は兄弟愛を軸に“消えること”に対する哀愁が全編に満ちた作品。活字で読むと少し感傷的すぎるかもしれないが、生身の人間を思い浮かべながら読むと胸を打つ。「神様とその他の変種」は家族の話。ナンセンスな愛憎が入り乱れて要約不可能。笑いつつ、心が毛羽立つ。作家自身が書いているように別役実的な雰囲気。
★6 - コメント(0) - 1月23日

「キネマと恋人」観劇記念&クリスマスシーズンにつき再読。「消失」の再演も観たかったな。ラストに向けて小さな違和感を積み重ねる、シリアスとギャグのさじ加減が絶妙でした。「神様と…」は不条理‼別役さんっぽいな。峯村リエさんを毎週大河でお見掛けするなんて贅沢。
★1 - コメント(0) - 2016年12月18日

年末に見た舞台「消失」の戯曲。「善意がもたらす悲劇」が主題。それを善意ととるかはそれぞれだけど、登場人物みな必死に大切なものを守ろうとしている様が悲しい。
★1 - コメント(0) - 2016年10月2日

去年の年末再演した「消失」を観たので読んでみた。「消失」は、ケラ作品ではなかなかにシリアスなものですが、それもまた良い。読みながら舞台での役者さんたちの動きを思い出して懐かしくなりました。話自体はすごく重くても会話なんかには面白いところもあるからか、ずっしりするだけじゃない話。終盤に向かっていくにつれてなんとなくドキドキします。「神様とその他の変種」は、舞台は観ていなくても読むだけでも面白かった。不思議なやりとりと不思議なあらすじがとても良かった。
★5 - コメント(0) - 2016年2月4日

消失は年末に観劇。改めて文字で読むと浮き上がるものがある。 好みとしては、神様と〜のほうが好き。前半の緊迫感がこうきたか、という後半。おばあさんの言い残したことも、男1の気遣いも、ふわっとあぶり出されて、口角があがる。
★1 - コメント(0) - 2016年1月11日

刊行時に購入してから積読していたけど、『消失』再演を観に行く新幹線で『神様とその他の変種』を、観劇後、帰りの新幹線で『消失』を読んだ。ケラさんの魅力はとにかくその文体。会話のズレによる笑いが楽しい。『神様~』も『消失』も設定がすべて明らかにはしていないあたり、想像力を働かせる余地が与えられている。とりわけ本日観た『消失』は決して瑕瑾がないわけではないが、単純に泣いた笑ったでは言い表すことができない余韻を与えてくれた。本書刊行から3年、そろそろ第2弾を出して欲しい(その際は『わが闇』を是非)。
★3 - コメント(0) - 2015年12月26日

12月の11年ぶりの『消失』再演に向けて読んだ。『消失』『神様とその他の変種』共に「これぞ戯曲」という面白さがある。『消失』初演の頃は、独り立ちして間もなくで怖い物など何も無い演劇編集者だった。5000部の月刊演劇誌編集者としてこの戯曲を書いたKERAさんと会い有頂天だった僕は、11年経った今、先月、2ヶ月で2万部が捌ける商業演劇のパンフレットの編集をして、心身共にやられてしまった。寝所から起き上がって、一番にこれを読了した。いつかまた下北沢をふらふらすることを夢見て、もう少し波にもまれてみようと思う。
★28 - コメント(0) - 2015年11月7日

この本が売れに売れて、ケラさん含め、他の劇作家のやつも続々と刊行してくれますように
★7 - コメント(0) - 2015年10月28日

別役実・脚本、ケラリーノ・サンドロヴィッチ・演出の舞台「病気」をDVDで観た。そこで興味が湧いたのでKERAさんの脚本を探してこの本へ。「消失」も「神様とその他の変種」もかなりおもしろかった。読み終えてから「消失」が来年再演が決まった舞台だと気付いた。ぜひ観に行きたい。「神様〜」の方は解説で別役実のオマージュだというのを知って、確かに台詞回しがそうだと思った。いまやっている「夕空はれて」を観に行けない事がすごく悔しい。
★2 - コメント(0) - 2014年11月23日

両方共ナイロン100℃で凄く好きな作品なので今回読んで改めて面白さを実感しました。戯曲は舞台で汲み取れてない部分を認識出来るので大変ありがたいです。
★2 - コメント(0) - 2013年5月29日

残念ながらナイロンをみたことがない。これは何だろう,あくまで面白おかしく演じるのか,それともどんどんシリアスに重たくもっていって観客の心をザワザワさせるのか…いずれにせよ,見たいな。字面を読んだだけの感想は,全体的にざらっと不安にさせられて気持ち悪いのに,たくさん笑わされた爽快感が残ってる…変な感じ!
★1 - コメント(0) - 2013年5月8日

劇団「ナイロン100℃」主催のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の『消失/神様とその他の変種』を読了。2つの戯曲を収めたもの。文章からも面白さは伝わってくるけど、最後に付された公演時の配役を見ると、俄然舞台で観たくなってくる・・・。
★1 - コメント(0) - 2013年3月15日

静かにゆっくりと消失していく世界。 そのシーンの照明や小道具の配置なんかを創造しながら読んだ。 脚本とはいえ店舗が良くて読みやすくて。 舞台を観たくなった。
★2 - コメント(0) - 2013年2月2日

すごいぞ早川文庫!SFだけじゃないんだね。即買いしちゃった。「消失」はコメディとシリアスのバランスが絶妙。弟や息子を思うあまりにおかしくなるチャズとドーネン。みのすけさん演じるスタンは無邪気でキモかわいい。アドリブかと思ってたセリフがきっちり書きこまれてた。当時スタンとスワンレイクさんのキスシーンにはびっくりしたものですよ。「神様…」はナンセンス!不条理!な会話が続くサスペンスで不穏な脚本。ナイロンらしい軽妙さとシリアスの具合がとても心地良かった。舞台は峯村さん演じる母に怯えてました。「消失」も「神様…」
★1 - コメント(0) - 2012年11月19日

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ケラリーノ・サンドロヴィッチ 消失/神様とその他の変種の 評価:80 感想・レビュー:14
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