忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HM (305-1))

忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HMはこんな本です

忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HMの感想・レビュー(69)

もちろんシリーズ集大成だから、という理由もあるが、こんなに感動させられるとは思ってもみなかった。素晴らしいシリーズだと思う。
★2 - コメント(0) - 2月19日

実はシリーズ中この作品だけ今回初読。いろんな理由でなんとなくとっておいたんだけど…やはりシリーズとしては『学寮祭の夜』で完結していて、今作は読者にとっても作者にとっても「後日談」的要素が強いように思う。そして、言っても仕方ないけどやっぱり訳が……浅羽訳に慣れ親しんできた身としては違和感しかなく、御前でもピーター卿でもなく「ちくしょう!」とか「くそ!」を連発されるにあたってはもはや別人としか思えなくて…いろいろと残念でした。
★3 - コメント(1) - 2月19日

文学的で機知に富んだ会話は楽しいが、中期的に見れば話が進まなくてまどろっこしい感じが否めない。しかし総じて言えば、結婚して新たなスタートをきったピーターとハリエットのお互いを思いやる様子が微笑ましく、なんとも楽しいロマンチックコメディだった。正直ミステリ部分はおまけといったところだろうか。でも何が良かったかって、やっぱりバンターの素晴らしさがたっぷりと味わえたことに尽きる。有能なバンターの存在あってこそ、ピーターが名探偵でいられる。バンターが酒瓶の扱いについてぶちぎれてしまう場面が印象的。
★8 - コメント(0) - 2016年7月19日

煤で真っ黒になってしまったバンターに、ピーターと同じくうっとりします(笑)
★9 - コメント(0) - 2015年10月8日

セイヤーズのピーター卿ものは、10作目までは創元推理文庫、浅羽莢子訳で出ているんだけど、11作目のこれは翻訳権の問題なのか早川文庫だ。時期的に見て、創元が出し始めたのを受けて新訳版で文庫化したか。内容は、前巻でついにくっついた探偵とヒロインが新婚旅行先でまたも殺人事件に出会ってしまうというコメディタッチの話。元は戯曲だったらしく、キャラの立った人々の掛け合いや、古典文学の引用合戦をするペダンチックな面もあって楽しめる。しかし主役カップルにはかなりシリアスな夫婦の危機が。全体としてはアンバランスな出来かと。
★6 - コメント(1) - 2015年8月27日

これはもともと戯曲として書かれ、実際に上演もされたものの、小説化とのこと。言われてみれば、ピーター卿とカーク警視の、文学からの引用やもじりしまくりの会話なんて、お芝居で観たらおもしろいだろうなあ。ミセス・ラドルまで思わず(?)引用しちゃって。あまり文学的ではなかったけど。でも、一番印象に残ったのは、ピーター卿とハリエットが(あとバンターとお母さんも)お互いを深く理解しようとし、思いやる様子でした。ピーター卿、ハリエット、おめでとうございます。いつまでも、お幸せに。
★5 - コメント(0) - 2014年6月22日

探偵が真犯人を見つけたあとの葛藤を描いた作品を読んだのは初めてで、新鮮だった。ハリエットやバンターの思い遣りも温かく、遊び心たっぷりの娯楽作品でありながらとても深い。同シリーズの長編では、今作だけ訳者が違うため、どうしても「浅羽さんの訳でも読んでみたかったなー」と思ってしまうのだが、訳者によってこんなに雰囲気が変わるのか、という発見もあった。
★1 - コメント(0) - 2014年5月10日

ついに結ばれたピーターとハリエット。素晴らしくにぎやかで幸福な挙式の後、しばらくはうるさい外野から逃れんと地方の小さな屋敷で甘い甘い蜜月旅行を過ごすはずだった。ところがのっけからトラブル続き、ついには死体が出現。否応なく殺人事件の捜査となる。強烈な登場人物が引きも切らずややドタバタな感じもするが、相変わらずシェイクスピアや名詩名句の引用の嵐。読んでるうちに楽しく煙に巻かれた。二人が事件の合間にも愛の絆を確かめ合い、ますます強固なものにしゆく様は感動的。(続)
★17 - コメント(3) - 2013年12月27日

【再】ピーター卿とハリエットの一筋縄ではいかない新婚旅行。これ読んでバンターのこと好きになったのだっけ。
★2 - コメント(0) - 2013年12月17日

主人公が、配偶者の気配を読む力に敬服。
★3 - コメント(3) - 2013年11月11日

ついにハリエットと結婚したピーターだったが、新婚旅行先で殺人事件に遭遇、地元警察の捜査に協力することになります。殺人事件は、容疑者もあまり多くなく、状況もそれほど複雑ではないので、わかりやすいです。ピーターの執事バンターも相変わらず有能なのですが、口汚く人をののしるシーンがあってびっくりしました。ピーター卿シリーズの最後の長編、作中にも出てましたが、「誰の死体?」から13年後、ハリエットと出会ってから6年後の話になるんですよね。ここまで来るのにいろいろあったね。
★2 - コメント(0) - 2013年11月4日

ハリエットとの恋の攻防戦も遂に終焉を迎え、念願、叶って彼女と結婚したピーター卿。ところが彼女の過去や職業を知って色眼鏡で見る、姦しい親戚一同は黙っちゃいなかった。親戚共にうんざりした彼は、ハリエットの故郷近くの村で蜜月旅行を過ごすことに。しかし、蜜月旅行中の夫婦のために家は所有者が不在で手入れもなされていない。その上、所有者の死体が発見されて・・・。東京創元社から早川書房へ移り、訳者も変わったためか、ピーター卿が「御前」から「閣下」へ名称が変わり、クラシカルな訳が現代風になったのが印象深いです。
★33 - コメント(3) - 2013年10月22日

すごく久しぶりに再読。創元推理文庫の翻訳に慣れていたので、ところどころ違和感(「御前」じゃなくて「閣下」になってたりとか)。でもピーターとハリエットの関係やバンターの超人ぶりはいつもどおりに感じられて安心。Thrones, Dominationsが読みたいけれど、フランス語とラテン語の引用句が飛び交い、しょっちゅうパロディが顔を出す原文を読める気はしない。どこの出版社でもいいから、翻訳出してくれないかな…
★1 - コメント(0) - 2013年7月23日

他人の新婚生活と遠まわしな会話が多すぎて肝心要の謎解きがおざなりになってた
★1 - コメント(0) - 2013年5月31日

はじめて読みました。ウィムジー卿を。
- コメント(0) - 2012年12月24日

ピーター卿シリーズ最後で締めの作品。新婚旅行先での「田舎の殺人」で最初の方はちょっとドタバタコメディ風なのですが、ピーターとハリエットが向き合って互いと未来を真剣に考えている様に、ここまで来たんだなぁと感慨深いものがありました。バンターの活躍ぶりも見逃せません。
★3 - コメント(0) - 2012年12月12日

これがピーター卿最後の長編となるのが残念です。今回もネタはたいした事が無いのですが、小説として抜群に面白いのです。とんだハネムーンになった事をお互いに思いやる夫妻の会話、それに妙に文学好きな所轄警視との会話も読みどころ。しかも事件解決後にしっかりと苦いエンディングを持ってきて、ただの軽薄貴族探偵ではない所も。バンターの泣かせる忠義ぶりもさりげなく紹介。しかし残念なのは創元じゃなくてハヤカワなので、訳が「御前」ではなくて「閣下」って所。ピーター卿はやっぱり「御前」様がいいなぁ。
★2 - コメント(0) - 2012年12月9日

☆☆☆
- コメント(0) - 2012年9月28日

【再読】先代公妃最強伝説。レイディ・サラ・ウィムジーは冒頭に出てきたミラベルさんのお姑さんか、そのまた前の伯爵夫人だったのかしら?
★1 - コメント(0) - 2012年1月18日

【再々読】舞台用に作られたネタだけあって、途中なんだか山村●紗サスペンス観てるみたいだった(笑)。
- コメント(0) - 2011年2月17日

N
バンター…、さすがです!
★1 - コメント(0) - 2010年12月21日

【再読】これはミステリーというより恋愛小説だなあ。いや、好きだけど。
★1 - コメント(0) - 2010年1月30日

とても楽しかったです。懐かしい人たちの消息もちらほら出てきて良いです。ウィムジー家、普通に幽霊が家族の一員なんだ…と感心してしまった。流石です。期待を裏切らない英国貴族ぶりです。シリーズの中で一番バンターの出番が多いので、非常に楽しめました。ハリエットも今までのとっつきにくい感じが薄まって良かった。公爵未亡人が最強だってことを思い出しました。まとまりのない感想ですが、楽しかったー。煙突掃除人とか文学好きの警視とか、あとバンターを本気で怒らせたミセス・ラドルとか、わき役もみんなキャラが立ってました。
★4 - コメント(0) - 2010年1月12日

今回セイヤーズは本格ミステリにおいて語られることのなかった「人が人を裁く」という意味についてかなり掘り下げて書くという試みを行っている。最終章で語られるハリエット、ピーター卿はもはや創造上の人物ではなくなり、現実レベルまでに引き上げられた生身の人間だ。本作でシリーズは幕を閉じる。それは大団円というにはあまりに暗い余韻を残す。しかし文豪セイヤーズが本当に書きたかったテーマがここに来て結実したのは明らかだ。セイヤーズがなぜ21世紀の現代においても評価が高いのか、その証拠がこの作品に確かにある。
★6 - コメント(0) - 2009年9月13日

購入本
- コメント(0) - 2008年10月3日

初読
- コメント(0) - 2007年4月25日

ピーター卿シリーズもこれで終わり。最後はコミカルな調子で締めている。
- コメント(0) - 2005年8月30日

あー、創元推理文庫のピーター卿シリーズにいつまでも入らないと思ったら、早川が翻訳権独占しとったのか。そら、ダメだわ。ピーター卿最後の長篇で、元は舞台劇らしい。そのせいか、セイヤーズにしてはゆるめの喜劇的お話。
★2 - コメント(0) - 2005年7月18日

ピーター卿シリーズ、番外編的な一編。貴族探偵と推理作家の夫婦が新婚旅行先で出逢ったのは──やっぱり死体。 本編ではわからなかったアレやコレにスポットあたっているのが美味しい。いきなり手紙書き始めたり悪態ついたりするバンターが、今までになく人間味があってクスリ。
★5 - コメント(0) - --/--

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