インモラル (ハヤカワ・ミステリ文庫)

インモラルの感想・レビュー(39)

美しい薔薇には刺があり、生きている人には人格がある。人格が他の人格を踏みにじる。。。パズルの最後の一つは分からなかった。
- コメント(0) - 2016年9月10日

タイトルと表紙カバーから官能小説を想像させるが、決してそんな内容ではない。これほど完成度の高い正統派本格ミステリーであるにも拘らず、日本であまり認知されていないのは残念だ。人物造形が巧く細密で丹念な描写により、女性達の個性が特に際立っている。その中で浮き彫りにされてゆく、美貌を武器に多くの男を愚弄し、破滅へと導くレイチェルの魔性。そして、娘を性的に支配する目途で親と結婚し妻を貶め、社会性を維持しながら倫理観の欠落したストーナーの怪物性。この悪魔的な二つの魂が交流した時、周囲の人間に齎される恐ろしい事件。続
★34 - コメント(2) - 2016年9月7日

あとがきで著者が自負しているとおり、とても娯楽性の強いミステリー。二人の少女の失踪事件、地道な捜査行、やがて詳らかになっていく憎悪でつながる母娘関係。登場人物の背景を掘り下げつつ、興味をひくエピソードを連ねてじっくりドラマの陰影と強度を高めていく。そして、要所に山場を配置した起伏のある展開でお話をぐいぐい引っ張っていく。けっこうなボリュームにもかかわらず一気読みさせられてしまった。なかなかの良作。
★11 - コメント(0) - 2015年9月20日

 図書館で借りて読む。2005年の作、邦訳2007年。始めての作家で、始まりは乗れなかったが、時間の流れが速くテンポが良い。楽しめた。これがデビュー作とは次作が楽しみ。倫理的に、この終わり方で良いのかとも思うが、あと味は悪くない。
★1 - コメント(0) - 2015年1月29日

フランシス・アイルズの某作を思い出した。実際に犯した罪は見逃がされ、犯していない罪で裁かれる皮肉。被害者とされる少女レイチェルと母親との確執が痛々しかった。少女の母への憎悪が理不尽に思えて。ミステリとしての伏線はしっかりしています。
★11 - コメント(0) - 2014年11月4日

★★☆☆☆ そこまで意外なオチでもないし、なんかぐるぐる引っ張りすぎな感じか。いま一歩。
- コメント(0) - 2014年8月26日

woo
多分他にも居られると思うが、ブライアン・フリーマントルと間違えて発注^^;;フリーマントルは全て読んでる筈なのに2冊残ってた、しかも長編?? で、こちらは”フリーマン”、何とも紛らわしいやら腹立たしいやら・・ところが面白い!良く練り上げられたプロットと、登場キャラだが、練り過ぎて先が読めちゃう(本筋ではなく男女の絡みですが)ところが無いでもない。しかしそれも然るべく納まるので難点と言うワケではない^^ 総じて今まで知らずに居たのがもったいない、お勧め出来る一冊♪ 次作は”ストリップ”
- コメント(0) - 2013年8月7日

ビッチと呼ばれても仕方ない程の奔放JKが関わる人たちの人生をことごとくハチャメチャにかき乱していった痕跡をたどる、トラウマ持ち刑事の話。裁判員制度の導入で身近になったこともあって、冗長な法廷のストーリがむしろ一番面白かったかも(本筋とは無関係ながら、理性の法廷のアンチノミーを前に愕然としたに違いないカントの奮闘が思い起こされる)。レイチェル―アンドレア―セリーナの「三人の女モチーフ」があるなど構成は整っている。あちらの国ではハイティーンのインセストが相当衝撃的な話として扱われるんだろうか。
- コメント(0) - 2013年8月5日

星4・5
- コメント(0) - 2013年1月17日

図書館
- コメント(0) - 2010年9月5日

刑事がモテすぎ…かな。失踪したレイチェルの影がチラチラ見えるのに、じらされ過ぎて途中で飽きそうになったけど、マギーが可愛いからなんとかがんばれた。
- コメント(0) - 2010年5月28日

町じゅうの男たちを淫らな肢体で虜にする17歳の女子高生が突如姿を消す。これは家出か、殺人か…。前半の、不幸な人々の描写でややダレたものの、中盤からは一気読み。それにしても、これ、エロティック・サスペンスだったのか(著者あとがきより)。たいしてエロティックじゃなかったぞ。原題"Immoral"
★3 - コメント(0) - 2010年3月7日

ページ数は多いですが読みやすいし事件の展開も早くいろんな事実が出てきて良かったと思います。ちょっと法廷のシーンが長かったような気もしますが。事件の真相は意外な展開で良かったけどもう少しレイチェルの悪女的な雰囲気が出るような感じでも良かったかな~(笑)
★3 - コメント(0) - 2009年10月19日

全ての男を誘惑し、全ての女を怒らせる、そんな17歳の美少女が街から突然姿を消す。事件の真相は3年後に…。この物語の登場人物は、皆それぞれの弱さ、打算や悪意、そして嘘を抱えている。辿りつく真実には救いがなく、けれど読後感は決して悪くない。
- コメント(0) - 2009年6月3日

荒削りな部分が目立ちつつも、流れるような展開や構成は平均以上。
★2 - コメント(0) - 2007年7月6日

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