密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

密造人の娘〔新版〕の感想・レビュー(23)

図書館本。主人公デボラ・ノットは34歳、独身で弁護士。父のケジーが酒の密造をしていた事からこのようなタイトルになった模様。舞台はノース・カロライナ州。1992年に初版のようだが物語の中核はゲイ・レズの同性愛というテーマも…。当時の偏見があからさまに見えるような事件にも感じられた。アメリカ探偵作家クラブ賞・アンソニー賞・アガサ賞・マカヴィティ賞と4賞受賞という輝かしい実績も。アメリカではシリーズが20作もあるロングセラーのようだ。父のケジーはまだまだ謎に満ちている存在。翻訳されてほしいシリーズ。
★80 - コメント(0) - 3月16日

アメリカ南部が舞台。弁護士の女性が過去の殺人事件を調査する。アメリカ南部の生活を体験できた。農場が広がる風景、良い面も悪い面もある濃密なコミュニティ、様々な差別や偏見、お祭りのような選挙など。そして、ナチュラルで柔軟性のある主人公が魅力的だった。米国で長く続くシリーズというのも頷ける。
★3 - コメント(0) - 2月15日

本屋でなんとなく気になって。1990年代の南部アメリカの架空の郡で弁護士をする、34歳女性のデボラの物語。義憤に駆られて郡の判事を目指すことになった忙しい毎日なのに、18年前にベビーシッターをして世話をしたゲイルに、ゲイルの母ジェニーが殺された事件について真相をさがして欲しいと頼まれてんやわんや。話の最中に名前が沢山でてきて、最初に戻ってを繰り返す。濃い人間関係、女性差別、黒人差別など、南部は大変そう。そんな中で頑張るデボラ。事件解決は意外で面白く、デボラの人柄や行動力も、力強く格好よく、面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年12月30日

弁護士であるヒロインが判事戦に立候補しており、不意を突かれるところから始まった。だってこれまで読んできた作品の主人公たちは、とにかく組織のしがらみや権力に立ち向かう一弁護士、という人物像だったから。とある殺人事件の真相を掘り返すことで起こる様々がメインの作品ですが、人種や性差別という普遍的なモチーフを絡め、何より田舎町での面倒ながらも愛すべき人間関係の中で、いざとなれば清濁併せ呑む覚悟を持ったヒロインが感情豊かに活躍する様子が爽快。
★12 - コメント(1) - 2016年5月13日

表紙にひかれて購入したが、20年前の作品で案の定、読みづらかった。ゲイルの出生のほうが不憫すぎて、この人が「娘」と思ったら、デボラ(30代後半?)が実は娘だった。それぐらい序盤がつらかった。
★8 - コメント(0) - 2016年4月30日

初めはなかなか馴染まず、苦しかったけど波に乗ってきたら面白くなった。翻訳が微妙。多分原作の言い回しがまどろっこしい感じなんでしょうね。大統領選予備選と重なって、アメリカの選挙活動と日本との違いを感じつつ。過去の事件の謎解きとちょっとてんこもりなきらいもありますが、続編読みたい。
★2 - コメント(0) - 2016年3月23日

米国南部が舞台。地方判事に立候補中の女性弁護士が、18年前の殺人事件を解明してほしいと頼まれて、新たな殺人事件に巻き込まれる、という話。人種とかジェンダーとか同性愛者差別とか。
★9 - コメント(0) - 2016年2月2日

人物紹介に載っていない登場人物と役柄が多すぎて、最後のほうは誰が誰やらもういいわって気で読んでたけど、とりあえずミステリーはすっきり解決して面白かった。シリーズは20作ほど出てるとか、新版で続き出たら読もうかなと。
★11 - コメント(0) - 2015年12月5日

痒いところに手の届く推理小説だった。すっきり気持ちよく面白かった、
★6 - コメント(0) - 2015年11月15日

アメリカ南部を舞台にしたMWA賞を受賞したミステリー。元酒の密造人の娘として生まれ、判事を目指して弁護士として活躍している男勝りの女性が主人公。友人の娘から彼女の母親が殺された迷宮入りした事件の再捜査を依頼されてストーリーが動き出す。いい面、悪い面含めアメリカ南部の風土を織り込みながら描きたいのは理解できるが、主ストーリーに関係ない脱線が多く、とにかく読みにくい。MWA含め、複数の賞を受賞したようだが、過大評価の感あり。
★3 - コメント(0) - 2015年10月16日

女性による一人称ハードボイルド(?)。初出は20年以上前なので、時代を感じる描写が随所に出てくる上、アメリカ的な言い回しも多く、読みやすいとは言い難い。(時速112㌔って、そこは70マイルでよくね?)「犯罪人」の娘が、法曹界でキャリアを積もうと四苦八苦し、犯罪によって母を失い、父を疑う娘に共感し力を貸して行く。選挙戦も絡んで、男勝りで行動的な主人公は、いかにも現代的。体力勝負の解決もいかにもアメリカ。
★2 - コメント(0) - 2015年9月12日

 米国南部。濃厚な地域のつながりと血縁。その世界、社会が実にうまく描かれていたし、ミステリーとしてもなかなか面白かった。登場人物が多すぎて、かつ関係が複雑なので、やや辟易したが、賞をたくさん取るのも理解できた。この本は1冊限りでなく、複雑な登場人物たちとともにシリーズで読むべきだとも思った。そうすれば、もっと南部の地域社会が味わえるだろう。
★16 - コメント(0) - 2015年8月30日

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