ボリス・ヴィアン全集〈10〉墓に唾をかけろ

ボリス・ヴィアン全集〈10〉墓に唾をかけろの感想・レビュー(46)

ついに不遜文学の最高峰を読んでしまったの感あり。リー・アンダーソンやるなぁ。やりすぎです。酒を飲みながら(一番不味いウイスキーの「赤」とかね)聖者の行進をギターで練習。強くひきすぎて弦が弾けて身体中が血塗れになったが、それも一興だろう。赤色が俺の肌の黒色を隠すのだ。塗つぶすのだ。書き飛ばすのだ。近所にぼろぼろの納屋があれば尚、よろし。半裸の女子がいれば尚、よろし。世論調査の否定。群れ集う警官隊。さながら蟻の如し。エンターテインな死。死。死。
★8 - コメント(0) - 2015年12月11日

物語もぶっとんでるけど解説を読むとヴィアンその人がぶっとんでると思った
★4 - コメント(0) - 2015年11月9日

著者がヴァーノン・サリバン名義で書いた小説。内容は暴力的な復讐譚。10日間で書き上げた、異例のベストセラー、発禁処分など、作品自体より周辺のエピソードが興味深い。著者の別の一面が見られる。
★4 - コメント(0) - 2015年4月20日

ボリス・ヴィアンの作品として読んでいいのか、ちょっと疑問。それほどまでに、完全にアメリカの無名黒人作家「ヴァーノン・サリバン」として書かれてある。そして、この本は、ちょっと人前で読んでいることを公言することは出来ない本である。別に黒人が白人を復讐のために殺すからではない、ただ単純に、知的な意味ではなく物理的な意味で読者を掻き立てるからである。あまりにも露骨に扇情的。もっともラストの殺人だとかは、ヴィアンらしからぬというか(そもそもそれまでの行為すべてがそうだが)、やはり完全にヴィアン自身から遊離している。
★9 - コメント(0) - 2015年4月4日

やるせない狂騒の音楽。他の感想は思い浮かばない。
★22 - コメント(0) - 2014年3月4日

「片付けられた」弟と迫害される黒の兄、彼らと同じ血を身内に宿しながらも白人と変わらない外貌を備えるリー・アンダーソンは、虐げられた彼らの為に、そして黒の血の威厳を奴らに知らしめる為に、非情の復讐を決意する。その方途の残忍さは最早云い表す術もない。差別者の美しい娘たちを誘惑し、恋に落として盲従させ、彼女らの身体を弄んだ上で、自らの正体をばらすのだ。お前の愛するこの男は、お前らの嫌悪する黒人なのだ、と。本作は黒人脱走兵ヴァーノン・サリヴァン名義でヴィアンが世に出した、金目当ての「でっち上げ」小説第一弾である。
★4 - コメント(1) - 2013年2月10日

8月30日に行われた第17回リーダーズ・ネストで紹介されました。
- コメント(0) - 2012年8月30日

解説がおもしろい。この作品のたどったスキャンダラスな経緯を思うと、読んでおいて経験としてよかった。中身だけならヴィアンの他の作品の方により惹かれる。と言いつつ、多才でいくつもの顔を持つヴィアンの世界に浸るのに内容云々言うのはナンセンスかしら、なんて思う。
- コメント(0) - 2011年8月22日

人種差別を扱い、裁判になった挙句、発禁処分を受けた作品。今読むとそれほど騒ぐ内容ではない。復讐は復讐を呼び何の解決にもならないという話。皮肉ですね。
- コメント(0) - 2007年1月26日

1996年2月18日読了
- コメント(0) - 2002年1月1日

才人が売れ線を書こうとすればこれくらい描けるって「見本」本。文章力に自信がある大学生が自分を「量る」作品としては内容含めてマジで丁度良いレベル。
★1 - コメント(0) - --/--

ヴィアンの思想の一端がここにある。発表時のペンネーム、自称黒人作家ヴァーノン・サリバン。
- コメント(0) - --/--

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ボリス・ヴィアン全集〈10〉墓に唾をかけろの 評価:52 感想・レビュー:12
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