神は妄想である―宗教との決別

神は妄想である―宗教との決別はこんな本です

神は妄想である―宗教との決別の感想・レビュー(344)

評価A
★3 - コメント(0) - 3月16日

宗教の名のもとに人と人が殺し合う今の世の中ってどうよ?とは常日頃思っていた。また私は生後間もなく洗礼を授けられたキリスト教徒でもある。(ドーキンスはそれを幼児虐待と呼ぶのだが)。高度に物質主義が発達したこの現代の日本の社会で生きていくにはキリスト教徒という肩書きは益になることは少ない。だから私も教えの多くは棄てているが、根っこのところではキリスト教的な人生観を払拭できない。この500ページを超える著作は科学者としてのドーキンスの矜持であろう。とてもスリリングな体験をさせてもらった。
★13 - コメント(0) - 3月7日

2001.9.11のテロへの怒りを無神論者の著者は宗教自身に向ける。本書の宗教批判は徹底的かつ論理的だ。神と科学の共存を否定し、神の存在の論証を否定し、蛾が火を光と間違って飛び込んで自殺する例を示して、宗教は生体コンパスの誤作動の結果を起源としたと著者は主張する。生命では利他性は遺伝子の利己性の表現(結果)だが、宗教では結果が原因になる。神なしに道徳が欠落すると言う者は、神の監視を欲する自分が不道徳とは考えないのか? 女性蔑視、子どもの虐待、テロ等は神の妄想から生じるのではないか? 本書の批判は止まない。
★4 - コメント(0) - 3月5日

多くの科学者が宗教の人々と住み分けをする中, ドーキンスはあえて踏み込んだ反駁をする. そこまでムキになる理由は, 神の存在を考えることがバカバカしいからだけでなく, 無関係な人々, 特に無垢な子供への悪影響を悲嘆しているからだ. /私なりの解釈を加えるなら, 宗教とは言い訳であり比喩以上のものではない. /彼は自己に内在する信仰を発散するもの(宗教含む)を批判している.
★22 - コメント(0) - 2月22日

日本人にはよくわかりません
- コメント(0) - 1月7日

冒頭から著者のロジックの頭の切れに心酔しながら読み進んだ。気まぐれで横暴な「神」に畏怖を感じさせる信仰が道徳心を培うのだろうか?創造と進化という現象を「神」のしわざとして信じ込ませることが正しい教育なのか?キリスト教圏に生きた無神論者Atheistの立場から批判している。読むとスマートな人のロジックが自分の知的好奇心を刺激し固定観念の破壊が面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年6月26日

私はクリスチャンなので、現代科学からの反論として興味深く読んだ。鋭い指摘が多く、大変面白かった。他方で、日本の記紀神話教育を推進している保守派の方々にもぜひ読んで欲しいものだ。ドーキンスはキリスト教原理主義を批判してこの本を書いているが、ほとんど同じことが日本の神道崇拝者にも当てはまるのだから。
★2 - コメント(0) - 2016年6月10日

「幸福にも終わりがあるが、それが本物の幸福であることには変わらない。永遠に続かなくても思考や愛がその価値を失うものでもない。」 っのが印象的だった。
★2 - コメント(0) - 2016年6月2日

ドーキンスが攻撃している人は、そもそも神を信じていないから、進化論に聞く耳を持たず、いろいろなことの説明にわざわざ神を持ち出そうとする気がする。本当の信者は、神を確信しているからわざわざ証拠を求めようとはしない。無神論がなんなのかはよくわからなかったが、日本人の無神論(?)とは環境が違いすぎて全くの別物のような気がします。
★6 - コメント(0) - 2016年5月29日

神の捉え方が違う(例えばキリスト教の神、仏教の神、神道の神など)自分の考えとは違う概念を学べたことが大きい。思ってる以上にアメリカ、イギリスの人々は価値観、考え方が、キリスト教がベースになっているんだと思いました。
★1 - コメント(0) - 2016年5月23日

ここで言う神とはキリスト教の神に限定されず超越的なもの全てが想定されているが、議論の流れが「生命の進化・誕生は進化論で説明できる、ゆえに神は存在しない」というものなので、そもそも創造神のいない仏教の影響下にある日本に暮らす自分にとっては「お、おう」な感あり。重要なのはドーキンスがここまで熱心に宗教を否定するようになったその背景だろう(例えばアメリカのキリスト教の強さとその弊害には驚かされる)。そして判断力のない子供に宗教押しつけんな、という主張は大いに頷ける。
★1 - コメント(0) - 2016年4月17日

Y.T
☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年4月16日

なぜ神が必要だったのだろうと考えました。心や情緒が不安定だったりする場合、なにか大きな存在に守られているという安心感が必要だったり、神の名の元に政治を行う方が都合が良かったりするからなのでしょうか。宗教が心理的な副産物と表現されていて納得しました。私は無神論者でも信仰があるわけでもありません。ただ、自分のことだけは騙せないと思っているので、それがいわゆる「おてんとさんが見てるで」といった疑似的な神です。ですが、その名の元に戦争などの殺戮が起こるのであれば妄想から目を覚ますべきだと思いました。
★3 - コメント(0) - 2016年3月28日

刺激的なタイトルからは想像も出来ないほど、科学に対する真摯な矜持を綴った内容だった。ここでいう神は、人の生活に係わる何かに対して強制力を持つ介入を行える存在。ネ申..._〆(゚▽゚*)とは違うのですよε- (´ー`*)フッ  さて、と。信仰と宗教の違いに疑問符が浮かぶ人は、著者の言わんとしていることは分かっても、なぜ舌鋒鋭く怪気炎を上げるのか解らないだろう。私も1/3ほど読んで過激さに、大筋は解ったから読んだことにしようかとさえ思った。でも、ちゃんと読もうね。科学者としての真面目さと本質が見えてくるから。
★12 - コメント(0) - 2016年3月13日

とても面白かった。個人的には久方ぶりに思索的な本を読んだので大変刺激的でした。僕自身キリスト教徒などの一神教信者ではないが、本書で批判されるような妄信は多少もっていたので若干矯正を受けたというか、耳が痛い場面もあった。ただとても残念なのは、第一動者の原因について考えたら無限後退に陥るだけで、だから神様ってのが考えられた程度の描写で、僕自身がこの本に求めた神の存在証明とそこから導かれる我々の存在理由のようなものは本書にはほとんどない。政治的・歴史的・時事的な話がかなり多い。純粋な思索的目的にはむかないです。
★7 - コメント(0) - 2016年2月28日

いやもうとにかく激しい宗教批判。舌鋒の鋭さはさすがイギリス人。
★2 - コメント(0) - 2016年1月23日

「利己的な遺伝子」の著者であるドーキンスの無神論。 「神という存在は、未熟な人間が心を沈める為に創り出した妄想である」という主張が至極当然のこと理解できてしまう。それは僕が八百万の神の国の人間だからだろうか。 神は安静や平和を願う思いから生まれた信仰だった。しかし、現実は戦争の引き金となっているというパラドクスに思いを馳せ、やはり人間は未熟な存在だということを改めて思う。
★2 - コメント(0) - 2016年1月15日

面白かったが、再読しないと全ては消化しきれない、というのが正直な感想。一般的日本人にはイメージしにくい、一神教の構造的な問題や闇が横たわってるんだろう、きっと。しかし、地球の大半の人が一神教だからなあ。これを理解しておかないと世界は読めないと思う。たぶん。
★2 - コメント(0) - 2015年12月30日

もっと早くに読むべきだった。言ってることはダーウィンの進化論。必然にみえる生物学上のデザインは、自然淘汰という積み重ねにすぎない。宗教はそれを神の必然ととらえる。あほな。という論旨をですね、600Pで語っているのだけど、まとめたら1行だよな。。と思う。まあ、一神教による神はただのキャラクターの一つだとおもうんだけど、私は個人的にはまだ宇宙が始まったそれをつくった奴がいるんじゃないかな、と思っちゃうわけですよ。。。、、ってドーキンス読んだ意味ねえ。。( ゚Д゚)自分なりの回答を探します!(笑)
★45 - コメント(3) - 2015年11月28日

唯一の神のいない呑気な日本にはドーキンス先生の熱心な講義も当然のこと言ってるなあっという共感を抱いておしまいだけど、神は昔は多くの人の心のよりどころになる、罪のない妄想だったのだろうけど、現代の多くの戦争と不和の原因となってしまっている現実を見ると、利点よりも害悪の方が増えてしまってるんだろうなと思う。
★5 - コメント(0) - 2015年10月23日

CCC
周辺の人間が皆宗教にどっぷりという環境の人と、宗教の影響力が少ない環境の人では大分見方も変わるかなと思う。日本だと他人事のように感じる、この本の存在意義がいまいちピンとこない、という人が多そう。親に宗教教育を受けさせられた人は色々実感とか共感が湧くかもしれない。
★7 - コメント(0) - 2015年9月23日

面白いんだけど、「宗教はクソ」「神はいない」「創造論はデタラメ」とかはたいていの日本人にとっては最初から理解してるだろう内容で、「そんな言われなくてもわかるようなことわざわざ言われても……」って感じだ。
★1 - コメント(0) - 2015年8月24日

結論から言えば、25年前に無神論者から有神論者になった私を、再び無神論者に戻すほどの説得力はなかった。神と宗教がたびたびごっちゃになっていることに違和感。「セックスは自然な状況下では赤ん坊をもたらすがゆえに、私たちの脳はセックスを楽しむように設定されている」との記述があるが、それが真実なら、なぜ「出産」自体も女性の脳で快感として設定されていないのか?「自然淘汰だけでは説明できへんことだらけやん!」とつっこみたくなった。ただ、宗教の問題点については本当にごもっともな指摘ばかりで、学べた点も非常に多かった。
★3 - コメント(0) - 2015年6月26日

科学的無神論の立場から神の存在への反証し、宗教の害悪さを徹底的に糾弾するその内容に思わず膝を打つ。無神論へのアジテーションを目的とする本なので全体を通して過激な論調だが、一方で宗教抜きでの聖書教育などというそれなりに現実的な政策も打ち出していて面白い。…………しかし、にも関わらずドーキンスの試みがどうにも稚気じみたものに感じられるのは自分だけだろうか。もちろんドーキンスの言うように進化生物学が直観に反する結論を出すというのもあるのだろうが、しかし神や宗教というのは本当にそれで批判し尽くせるのだろうか
★9 - コメント(0) - 2015年5月22日

12時間20分(横須賀市点字図書館に感謝) ドーキンスさんの著作であるため、生物学の立場からID(インテリジェント・デザイン)を批判している本なのかなと思っていたのだが、それにとどまらず、宗教の全否定!でした。ここのところのアメリカの宗教化(聖書を読んだりはしないけれど、自分たちを信仰厚い人間だと確信して、軍事力で世界を威嚇する)と、イスラーム過激派勢力とで、世界が混乱する中、宗教の存在意義はもっと真剣に検討されるべきだ。著者の徹底した宗教批判は、誠にもっともであり、カトリック信徒の僕にも衝撃的だ。
★5 - コメント(1) - 2015年3月20日

まずは赤コーナーから挑戦者ドーキンスがリングインだッ!死んだ盟友アダムスの意思を受け継ぎ、必殺の自然淘汰がリングの上で炸裂するッッ!対する青コーナー、極悪非道の虐殺チャンピオンッ!神ッ!観客席から鳴り止まない信者たちの歓声ッ!今回も聖書原理主義で科学の隙間を埋めてしまうのかッッ!進化論と創造論の世紀のデスマッチがここに実現ッ!人類の明日を懸けて、レディィィィーッ・ファィッツ!
★9 - コメント(0) - 2015年1月28日

無神論者である日本人にはあまり新鮮味は無かった。もっと科学的に論理が展開するのかと思ったが、聖書の内容の矛盾や野蛮な内容を指摘することにかなりページを割いていた。欧米の方には衝撃的かもしれないが、私からすれば聖書の面白い部分を教えてくれる豆知識本という感じであった。
★7 - コメント(0) - 2015年1月5日

進化生物学/動物行動学者が、キリスト教原理主義が政治に教育に余りに大きな影響を及ぼしている英米社会に物を申したという主旨の本。 神が実在する蓋然性のあり得ないほどの低さを示す論証、宗教の進化心理学的な起源を示す論証などは確かに大変おもしろい。ただ、それだけでこの本が出版された意義を十全に果たせるかというと甚だ疑問。
★6 - コメント(2) - 2014年10月19日

政治は何千人も殺してきたが、宗教はその何十倍もの人間を殺してきた。ショーン オケーシー アイルランドの劇作家 ドーキンスは現在の国際紛争を幼児の頃から刷り込みされた宗教が原因と考える。確かに、宗教がからむと、紛争が大きいような気もする。共産主義も、ある意味ユダヤ人が作った宗教だった。よく読むと、初期の釈迦の説法に似てもいる。戦争中でも進化論を教えていた日本人から、みると「ドーキンス教」だね。
★13 - コメント(0) - 2014年9月19日

無神論者として、宗教を完全に拒否するという本作。曖昧な宗教批判や嫌悪といったものなら良く見るが、ここまでの徹底した宗教否定はなかなかできないんじゃないだろうか。自分も宗教や神といったものはあまり信じていないが、積極的な無神論者というわけでもなく、これは著者の言う日和見的不可知論にあたるんだろうか。その不可知論者についても述べておりちょっとギクっとさせられた。2007年の本だが2014年の現在でもイスラムと米国の対立が今まさに激化しており、宗教戦争という言葉が思い浮かんだ。
★3 - コメント(0) - 2014年9月15日

主にキリスト教が国政に影響を与えているアメリカの話なのだと思いました。科学への弾圧もあるんですね。
★3 - コメント(0) - 2014年8月12日

1冊の本を上梓しなければならない位、キリスト教徒の日常の圧力は高くてしんどそうな宗教だなと感じました。自分が宗教を日常に感じていなくて、年がまだそれほど経ってないからかもしれません。
★4 - コメント(0) - 2014年5月23日

図書館本 神道どころか仏教・道教は(ここでの定義の「宗教」とは言えないので)対象外!アブラハム由来宗教が問題で、アメリカはキリスト教原理主義化中!? 確かに進化論を授業に入れる入れないでもめてるのはよく聞く話で、解説の数字見てぎょっとした。私は「個人とか少数のゲン担ぎがどうして組織化したのか」が知りたかったんだが、説明が今いち判りにくくて。イギリス人ならスムーズに入ったのかなぁ。「宗教は本能的反応の誤作動かも」「高い道徳心と宗教は無関係」は面白い。この人の他の本も読もうと思う。尚、私は無宗教。
★16 - コメント(0) - 2014年4月13日

単に宗教を進化論の立場から批判しただけじゃないところがドーキンスさんのすごいところかな。科学をもって、神の領域を追い詰めている感じ。人間原理でさえ、ドーキンスさんの手によると、創造主の掌から科学のもとへ回帰している感じ。今年読んだ中ではもっとも秀逸でした。
★3 - コメント(0) - 2014年4月8日

面白いのだが手を広げすぎで、途中で何の本だっけ、となることもしばしば(ミームの辺りとか)。逆にそれだけ幅広い話題が語られるので、考えさせられる箇所が非常に多い。本書中で紹介される「カーゴカルト」のように、新しい信仰が急速に発達するのなら、果たして宗教の撲滅なんてことができるのかしら、と心配になる。
★3 - コメント(0) - 2014年4月3日

著者は本書において宗教の害悪、不必要性を説く。宗教が孕む内集団を好み、外集団を避けるという差別意識が元となり戦争へと発展する。宗教が無くなれば人間の道徳的規範がなくなったも同然であり、我々はどう生きて行けばいいのかと聖職者達は声を上げるが、果たして本当にそうなのか。宗教がなければ人間は野蛮な生き物に成り下がるのだろうか。そんなことはおそらくないだろうと著者は言う。それよりも、子供達を宗教により教化することで彼らの自発的な判断力を鈍らせることの方が人間を貶めているのではないのか。納得させられる部分が多かった
★18 - コメント(0) - 2014年3月8日

宗教の名において どれだけのおぞましい殺戮が繰り返されたかと思うと 宗教はなくなるほうがいいというのは理解できる ただ本は読みにくかった・・・
★3 - コメント(0) - 2014年2月23日

一神論に対し、その神は誰がつくったのですか?という生物学者の立場で批判を展開しています。
★3 - コメント(0) - 2014年2月4日

神は妄想である―宗教との決別の 評価:66 感想・レビュー:108
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