虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
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夜行
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虐殺器官の感想・レビュー(1405)

【備忘録】映画公開につき再読。の、はずが登録忘れ(2010年)。やっぱSF風味の軍事小説かなあ。文法の詳細とかなあ。新作SFを読みたい。書き続けてほしかった。
★5 - コメント(0) - 3月23日

p49「地獄は頭のなかにある。」
★4 - コメント(0) - 3月16日

アマゾン、スタバ、ドミノ・ピザがあるくらいの近未来SF。テロ防止のためにすべての人がIDで管理されている世界。目を覆うべき場面は、乾いた言葉や今時(この作品が書かれたとき)の言葉で描かれ、おぞましさが感じられない。まるでゲームの一場面のよう。そして、ゲームに暗い内面をプラスしたよう。肉体的痛みを感じることなく知る痛み。罪悪感を感じられない罪悪感。虐殺機関が器官である意味。母親の内面。それが衝撃的な最終場面に繋がる。
★50 - コメント(0) - 3月9日

映画を見たので再読。前回は文庫版。やはりほとんど忘れていた。映画との違いにびっくりしたところもあるけれど、一冊の本を2時間におさめる方法としてはほぼベストだったと思う。ジョン・ポールの意図を知り、想像しにくかった近未来のガジェットを見、生身の人間の声を聞いた上で読むと、よりリアルに感じられた。また映画が見たくなったし、見たらまた読み返したくなるだろう。
★10 - コメント(0) - 3月3日

その男が行くところに、必ず内戦がおこり自国民同士での殺し合いが始まるのだという。その男を追う主人公の知ってしまった真実とは。その男が内戦を引き起こした理由とか、その方法とか十分あり得そうで実に恐ろしい話。さらにエピローグで主人公が選んだ方法がまた恐ろしい。知らないからこそ生きていける、幸せだってこと沢山あるよね。怖い話だった。
★12 - コメント(0) - 2月25日

『彼らには彼らで殺し合ってもらう。私たちの世界には、指一本触れさせない』『地獄はここにあります。頭のなか、脳みそのなかに』『死者は誰も赦すことはできない』クラヴィスのルツィアに対する想いは愛情だと思っていたけど、自分の罪を裁いてくれる人だと思っていたんだ。映画にはエピソードがついていなかったから結末に驚いた。クラヴィスは世の中に絶望したのかな。
★38 - コメント(0) - 2月20日

アメリカ情報軍特殊部隊のクラヴィス・シェパード大尉は、大量殺戮を首謀者ジョン・ポールの暗殺計画。母の安楽死と虐殺の文法。映画観たけど恐ろしい世界。
★10 - コメント(0) - 2月15日

(513冊目)ゼロ年代SFベスト1の本作、何故今まで読んでなかったのか…一気に読了。こんなラストが待ち受けているとは…想像だに出来なかった。そして、ジョン・ポールの秘めた真相に驚怖し、有り得そうな思想でもあると思ってしまった。SFの枠だけ収まり切れない物語であった。惜しい才能を失ってしまったものだ、合掌。
★20 - コメント(1) - 2月11日

映画の為
★3 - コメント(0) - 2月9日

難しい。正気を保てなくなりそう。でも面白かった
★7 - コメント(0) - 1月27日

硬派なハードSFと身構えていたが、想像していたより読みやすかった。オチが秀逸。アイデアと哲学が詰まった物凄い熱量の作品だ。映画公開前に読めて良かった。
★8 - コメント(0) - 1月18日

Nobody expects the Spanish Inquisition!
★1 - コメント(1) - 2016年12月14日

愛は、憎しみへ。
★2 - コメント(0) - 2016年12月8日

読み進めるとどんどんと伊藤計劃ワールドに引き込まれた。すごく面白かった!言葉によって知らず知らずのうちに支配されていくっていう設定がよかった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月22日

血なまぐさい表現から始まっていたので、うっ、と躊躇した。悲惨なシーンが続くけど主人公のシェパード大尉が文学的?感傷的?な思考をするのでついつい惹きこまれて読んでしまった。すごい物語だった。
★24 - コメント(0) - 2016年11月18日

今回の米国大統領選では,言葉で大国が分裂しました。あらゆることが飽和状態で,閉塞感漂う現代において,本作が絵空事とは思えません。
★6 - コメント(0) - 2016年11月13日

円城塔さん繋がりで、伊藤計劃さん初読み。いや~これは面白いわ!!ジャンルとしてはSFなのですが、表現力の為せる技なのか、登場する新技術がすんなり想像できて現実的に感じた。『虐殺を引き起こす器官』のアイデアも面白く、重苦しいエピローグも気に入りました。表紙がアニメっぽいからなのか、脳内にアニメの光景が広がってました。残念といえばそこが残念。もっとハードボイルドな光景が広がってほしかったかな。
★31 - コメント(0) - 2016年10月3日

ん〜
★2 - コメント(0) - 2016年7月13日

良心は進化の産物、仕事は宗教、だけどあらゆる行動が自分の選択。何を見るかも自分で決めていて、多くは自分にとって都合のいい世界で生きている。自分もそうやって都合よく生きているにも関わらず、選択ができる自由に喜ぶより、それに伴う責任におびえる気持ちの方が大きいと感じる。
★8 - コメント(0) - 2016年6月29日

伊藤計劃三冊目。 ハーモニーと世界観は共通している。 虐殺器官というのは大袈裟だが、コンプライアンス違反もやむなしという雰囲気を作るのは言葉や文法によって確かに影響があるかもと納得した。 自分たちをテロから守るために虐殺を各国で伝播させるというのは、ストーリーとして納得がいった。 色んな正義感があり、他方だけ見るととんでもないことになるよね。
★11 - コメント(0) - 2016年6月15日

虐殺の文法、、、もしそんなものが現実に存在するのなら、自分の大切なものを守るためなら使っちゃう?いやどうだろ。
★4 - コメント(0) - 2016年5月21日

前半読みづらかったけど、中盤以降は一気に読めた。ジョン・ポールの意外に普通な感じと、あとこの終わり方もけっこう好きだなと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年3月17日

米情報軍シェパード大尉の任務は世界各国で大虐殺を行う首謀者の暗殺だが、その中に米人ジョン・ポールが含まれていた。軍人でもない彼がなぜ大虐殺や革命請負人のように国から国へ渡り歩くのか。失われる命へのシェパード大尉の気持ちや、フィクションとノンフィクションの境を巧く擦り合わせて現実感漂う綿密な描写(特に戦闘場面)は巧い。虐殺の文法を確立したジョン・ポールの目的、それを知ったシェパード大尉の自分なりの罪へのあがない方に若干拍子抜けたが、読みごたえあり。
★33 - コメント(0) - 2016年3月11日

彼は虐殺の物語を唄う。私はそっと感情にマスキングする。『自分が肉だということを、よ。わたしの息子さん』笑う母さんが、いつだってクラヴィスの中にいる。さあ、『ハーモニー』へ。
★46 - コメント(0) - 2016年3月7日

「ひとは、名前も知らぬ他人の死の上に立って生きていて、それらの死をバーチャルに消費し続けている」という普遍的なメッセージを、アメリカの暗殺部隊に属する男を軸に展開していく物語。民営化された戦争や、主人公が意志を持って戦争のシステムに抗うことなど、森博嗣のスカイクロラシリーズを彷彿とさせる。とてもおもしろかった。
★13 - コメント(0) - 2016年3月5日

何でこの本を選んだんだっけ。たま~にSF読むし、決して嫌いじゃないけど、これは苦手だ。ジェノサイドに小難しい理屈を盛られても何ら同調できん。人間には虐殺を司る器官があり、その器官を活性化させる虐殺文法が存在するそうな。ルツィアもジョンもあっけない。あれもこれも受容できず。
★9 - コメント(0) - 2016年1月22日

久しぶりに硬派なSF。図書館本だけど手元に持っておきたいな。あと作中に出てくる映画の話などは著者と年齢が近しいためか親しみを覚える。
★13 - コメント(0) - 2015年12月26日

未来の軍隊は民間請負となることが明白なのか?しかし10年前に書かれた作品ながら見事な見通し。早世が惜しまれる。ハードボイルドの名作。
★12 - コメント(0) - 2015年12月20日

ProjectItohから図書館で検索。まさかのヒット。市立図書館ブラボー。しかもぼちぼち予約が入っている模様。読んで思ったのはマングローブで見てみたい!の一言。せめて主人公は中村悠一保留で。さて、テーマは言葉の持つ力。或いは狂気。ペンは剣よりも強し。理詰めで複雑だけどひどくわかりやすい。極端から極端に走るラストは何故かひどく共感できた。私の中にも虐殺器官が確かにあるのだろうと思いつつ。
★16 - コメント(0) - 2015年12月7日

「虐殺の文法」とは具体的にどんなものなのか。読後も気になって仕方がなかったが、その不気味さと、虐殺が起こる兆候として必ず現れるものだという発想に、新鮮さと驚きを感じた。もしそんなものが本当に存在(発現)するのなら、事前に防ぐこともまた可能なのだろうか。徹底した監視世界と主人公の心理描写は「エンダーのゲーム」を彷彿とさせられたが、「虐殺」を終わらせるための「殺人」を生々しく自覚している分、こちらの主人公のほうが過酷で非情な立場にある。最後に彼が選んだ道は、一体誰にとって正しいものだったのだろうか。
★26 - コメント(0) - 2015年12月4日

評判程面白くはなかったかな。
- コメント(0) - 2015年12月2日

近未来SF。タイトルの『虐殺器官』っていうのが何かが鍵。次々に起こる内戦の追ううちに、常に影となっているジョン・ポールに行き着く。小出しにされる上層部からの情報を元に、暗殺部隊である主人公シェパードが迫っていく。SFに慣れてない上に、物語に内包される哲学的思想に翻弄され、読み砕くのに時間がかかってしまいました(;・ω・) 私には難しかったけど、興味深い内容でした。疲れちゃいましたけど(>∀<●)
★44 - コメント(6) - 2015年11月24日

かなり哲学的な内容と展開。ところどころに印象的な言葉がある。設定もオチも近未来の描写もSFらしくて良かった。みんな愛ゆえに戦っていたのね。
★16 - コメント(0) - 2015年11月24日

読み応えのある軍事SFでした。著者の早逝が惜しまれます。
★14 - コメント(0) - 2015年11月23日

hrn
大きなテロが起きたばかりのタイミングで読み終えてしまい、しばらくは忘れられない作品となりそう。ヴィクトリア湖のシーンで映画『ダーウィンの悪夢』を思い出した。 「死者はぼくらを支配する。その経験不可能性によって」。メタルギアのことも思い出していたけれど、ノベライズ書いてるのね。大塚さんも出るみたいだし、アニメも楽しみですね。
★18 - コメント(0) - 2015年11月15日

近未来SF小説。ちょっと気になったので読んでみたら…物語の世界に圧倒されました。描写的に、この作品は好き好き分かれると思いますが…私は好きです。心理的、哲学的…複雑な物語は綺麗に重なり合い造り込まれていて、読みごたえありました。すごい作家さんの本に出会えたのに若くして亡くなられているのが、とても惜しいです。
★10 - コメント(0) - 2015年10月28日

アメリカの犬がチョムスキーに被れるまでの記録。パクス・アメリカーナによって植民地の苦しみを、カウンセリングによって対象喪失を、薬物によって自他の皮膚の痛みを封じられた男が、感じたことのないはずのない痛覚に憑かれ、悩みに悩んで暴発する様子が興味深い。虐殺文法のディテールをはじめ、その原理を構成する価値判断機能についての説明、サラエボの核に溶けた人々のIDタグをつけたテロリスト、DARPA、PMF、CEEP等々の秩序と混沌が入り混じった軍事描写、ライフグラフを読んで母親の視線の不在に気づいたり、
★17 - コメント(2) - 2015年10月21日

あまりにもインパクトがありすぎなタイトルで、ずっと気になっていました。タイトルに違わず、冒頭から強烈なシーンを持ってこられ、これがずっと続くならば読めないかもなーと思っていました(結局読みましたが笑。この作品では、ことばが人に与える影響がテーマになっていると思いました。ジョンの虐殺の文法や、ルツィアのクラヴィスに対する赦しなど。自分も“ことば”が好きなので、クラヴィスの“ことばが持つ力が好きだった。”という一文には共感しました。“地獄は頭の中にある”とはよく言ったものです。劇場版が今から楽しみです。
★23 - コメント(0) - 2015年10月18日

タイ出張のお供に。 SFと哲学って相性がいいんだね。同じ熱量で架空の技術描写と哲学的、心理的な描写を、違和感無く描くって結構凄いと思う。 内容は凄惨でエンディングもバッドエンドと言っていい部類だと思うけど、読みごたえのある一冊だった。 亡くなってなかったら、もっと凄い作品をきっと生み出していたのに、と思うと残念でならない。
★23 - コメント(0) - 2015年9月29日

ミリタリーSF。戦闘シーンがよくできており、個人的にはメタルギアっぽく感じた。後々調べると伊藤さんがメタルギアのノベライズを書かれていることを知り納得。虐殺器官の意味がとても興味深かった。主人公が戦争を止める立場だったのに最終的には起こす立場になるとは…。
★3 - コメント(0) - 2015年9月28日

虐殺器官の 評価:74 感想・レビュー:505
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