神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)

神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)
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神の棘 1巻はこんな本です

神の棘 1巻の感想・レビュー(471)

「神によって無垢な魂に打ちこまれた棘は、二度と抜け落ちることはない。普段は忘れられても、ふとした拍子に棘はさらに深く突き刺さり、その苦しみに人はのたうつのだ。そこから逃れるために、人はさらに善きものを目指す。切り捨てるものがなくなり、最後には自分自身を切り刻むことになっても」
★1 - コメント(0) - 2月9日

図書館本で初版。つまり表紙は多田由美様(本編には何の関係もないが敬意を表して記す)裏表紙には「道を分かたれたはずの二人が再び出会ったとき、友情と裏切りに満ちた相克のドラマが幕を開ける」とあったが、友情とやらはあまり感じなかった。まだ上巻であるからこの先どのように進んでゆくのか不明。ナチスやカソリックに関しては大変詳細に調べたのだろうなと感じさせた。著者本人がとてもよく咀嚼しているのだろうと感じさせて分かりやすかったが時に詳しすぎな点も否めなかった。そして作者の狙いだろうが伏線のバラ撒き方が尋常でない(笑)
★30 - コメント(2) - 1月22日

重め歴史ロマン。様々な勢力が敵対したり協力したり忙しく、全体像が把握し難い。勧善懲悪じゃない人間ドラマが面白い。アルベルトはどうなってしまうのか、気になるところでⅡに続く。
★10 - コメント(0) - 1月13日

カタカナ名前に大苦戦しつつ読了しました。ナチスの保安情報員アルベルトと幼なじみで修道士のマティアス。二人の運命はどう動いていくのでしょうか?感想は下巻で。
★67 - コメント(0) - 2016年11月23日

図書館本。★★★★☆ 須賀さんの本が読みたくて軽い気持ちで手に取ったが、人間の尊厳や生きている意味について深く考えさせられた。Ⅱに続く。
★58 - コメント(0) - 2016年9月12日

高校の頃に友達からキルゾーンを借りて読んで10年近く経った時、読書家の人と話していてブルーブラッドのプライドのぶつかり合いや友情と裏切と葛藤が好きだったと言ったら「きっとこれも好きだと思う」と薦められ、図書館で借りてみました。元々歴史物は敬遠しがちで、時系列や人物名、地名組織名など中々頭に入ってこなくて、最初は読み進めるのにめちゃくちゃ時間がかかりました。でも、動き出すとどんどん次が気になります。私はナチスも宗教感も詳しくないけど面白く読めました。2巻も頑張るぞ!
★11 - コメント(0) - 2016年8月10日

かつての幼馴染同士は、ナチス党員と修道士として再会し、それぞれの立場で、裏切りや絶望を経験し激動の時代に翻弄される。後編でまた、2人の邂逅は見られるか。ナチス党員であるアルベルトの方が、誇りや信念というよりも反骨心と卓越した世渡り感覚で現在の立場にある気がするため、肩入れし難い感はある。後編、彼の生命力にも期待したい。
★2 - コメント(0) - 2016年8月7日

最初はなかなか進まず。でも、明らかに面白い。 須賀さんはブルーブラッドシリーズにはまり、一時はなれましたが、なんか、、彼女が描きたかったのは、こういう世界なのかも。 終幕どうなるのか見えませんが、読み終えるつもりです。
★1 - コメント(0) - 2016年7月31日

ナチスについて通り一片の知識しかないため、カトリックとの対立や摘発についてはよく知らなかった。ファシズムへ突き進む狂気の時代、ナチスの保安情報部員アルベルトはかつて幼なじみだった修道士マティアスと再会する。大学を出たものの就職難のため、金を稼げるナチス親衛隊に入隊したアルベルトには、党規とはいえ神を棄て、おぞましい任務を冷酷にこなせるほどの動機や理由があったのだろうか。兄の死をめぐるミステリ、スパイ小説のような要素もあり物語に入り込めた。二人に何が待ち受けているのか気になりつつ後半へ。
★9 - コメント(0) - 2016年7月16日

ナチスドイツ。フィクションだけど、実際に似たような事が行われていたのだろうと思うと切ない。途中で投げ出したい気持ちになりつつも、先が気になり読み進めた。
★4 - コメント(0) - 2016年5月23日

読んだものが初版だったので書影も違えば誤字脱字も多い…編集者何やってるんだ、が第一印象。重厚な話なだけにとても気になる。序盤の流れはどうしてテオの件を詳細に書くのだろう、曖昧にぼかされるイルゼの過去とは何だろう、と中盤の虐殺までは少し物足りなく読んだ。そして常に宗教者に対して腹立たしく感じた。
★5 - コメント(0) - 2016年4月23日

虐殺を実行するのは、悪魔のような殺人鬼ではない。ごく普通の善良だった人物が、任務の名の元に殺戮に手を染める。第二次世界大戦時のドイツを舞台に、幼馴染だった二人の人生は交錯する。いじめられっ子アルベルトはナチスの青年将校に、『皇帝』と呼ばれたマティアスは修道士に。狂奔する政府、神の家の欺瞞、拡大していく戦争。彼らは時代に翻弄されていく。そして最期に明かされる哀しい秘密。罪とはなんだろう。神とはなんだろう。そして愛とはなんだろう。全ての罪を引き受けようとしたアルベルトの頑なさが切ない。
★1 - コメント(0) - 2016年3月10日

運命に導かれるように二人の男は再会する。かつての優等生はナチス党員になり、かつての悪童は敬虔で勇敢な修道士として生きていた。冷酷な処刑人のような彼は悪魔に魂を売ったのか?徐々に破滅へと向かっていく彼の人生と逆境を乗り越えて生きようとする彼の人生はどう交錯するのか。宗教、信条、民族など、普遍的なテーマを至る所に散りばめ、暗闇の中を目隠しして疾走させられるような不安感を感じながら物語に引き込まれる。歴史に明るくなくても退屈しない見事な人間ドラマである。
★25 - コメント(0) - 2016年2月14日

文庫版と前半の内容がかなり違う。マティアスとアルベルトの生い立ちや、過去の話が文庫版の方がより濃くて残酷。
★7 - コメント(0) - 2016年1月30日

半分ほど頑張ってギブアップ。
- コメント(0) - 2016年1月3日

WWⅡ時のドイツ。ナチスの出世頭の青年と、その幼馴染の修道士のお話。どんどんと出世していく主人公。しかし、少しずつほころびが生じていく流れが、後半への期待を高めます。
★3 - コメント(0) - 2015年11月14日

幼馴染が敵味方となって再会、というあらすじから想像したシチュエーションとはちょっと違った。子ども時代もそんなに仲良くなかったみたいだし。第1巻ではマティアスに軍配が上がった感じで終了。足元をすくわれたアルベルトはどうなるんだろう?と次巻を読むのが楽しみ。しかし、惜しむらくは誤字脱字の多さ。人物名の間違い、助詞の抜け等々、これほどひどい商業誌も珍しい。自分が読んだ初版の表紙と読メに貼られている画像が異なるのも、その辺の事情が関係している?
★8 - コメント(1) - 2015年11月8日

初須賀さんでした。裏表紙の解説によると、満を持して、という感じのご本のようで、その通りノリノリで筆が進む印象でした。ナチスの知識に疎いので、頻繁に挟まる組織名を生半可なまま飲み込んでしまって反省。Ⅱに進む前にもうちょっと学びたいと思います。
- コメント(0) - 2015年10月20日

互いに、幼いころは想像もしなかった人生を歩むナチSDのアルベルトと、修道士マティアス。ナチといえばユダヤ人迫害のことしか知らず、当時の教会との関係に関しては全く知識がなかったので、題材そのものがとても興味深い物語。アルベルトのようにただ社会を新しくしたいと時流に乗っただけのつもりが、気づけば残虐の坂を転げ落ちていたという人もいたのだろうなとは思う。だからといってその非道が肯定されるわけではないけれども。少なくとも職務上ではほぼ順風満帆に見えたアルベルトのあっという間の転落が、続編で何を呼ぶことになるか。
★3 - コメント(0) - 2015年9月8日

ナチスに所属するアルベルトと、キリスト教の修道士マティアス双方の視点から、1巻では1936年から1940年まで描かれている。ユダヤ人への迫害、カトリック系への強引な摘発、極秘裏に行われる障害者の殺害・・。自分は無神論者だが信仰について考えさせられる。救いは無いに等しいのだが、信仰するという行為が人々を支えている場合もある。一方、沈黙を決め込む教会や、教皇をつとめる人が変わるとヒトラーへの対応も変わるという事実を見ると嫌になる。奮闘するマティアスが少しでも報われる事を願って次巻へ。
★14 - コメント(0) - 2015年7月19日

幼馴染であるナチスドイツのSSとカトリック修道士の再会と裏切り、愛憎と相克の物語。神は人に乗り越えられるだけの重荷しか背負わせないと言うが、ナチスがカトリック教や精神障碍者やユダヤ人に対する虐殺を前にして、祈りの力はあまりにも弱い。神を捨てSSとしてあり続けようとするアルベルトは、自身への運命の逆襲にあい、神に全てを捧げたマティアスは、戦争の狂気の中で神への疑念を抱く。下巻への救いの期待は一切感じられない突き放しっぷり。
★24 - コメント(0) - 2015年7月16日

文庫版が大幅に改稿されているとのことで、発売にあわせてまずはハードカバー版から。自分の歴史や宗教の知識が不足しているために非常に時間がかかる。主人公まわりに気になる表現がいくつかあるな、と思いながら下巻へ。それにしても大変誤字が多い…。
★2 - コメント(0) - 2015年7月6日

須賀しのぶ作品は、シーンがすごく丁寧で演出力が高い。再読したくなる!後半が楽しみです。
★39 - コメント(0) - 2015年4月18日

NAO
ナチスドイツのSS将校の、これでもかという任務に忠実な働きぶりがすごい。重い話なのに、いったいこの話はどうなってしまうんだろうと、気になって仕方ない。一気にⅡ巻へ。
★4 - コメント(0) - 2015年3月11日

この時代は重いけれど、日本と決定的に違うのはそこに宗教が絡んでくることでしょう。一神教は怖い。後編もますます重そうなので、心してかかります。
- コメント(0) - 2015年2月4日

ymm
信じるものを見失う時、乗る船の揺らぐ時、人は本来の姿を見せるのかもしれない。時代的にも、扱っているテーマとしても辛い展開しか見えないのですが、つい読み進めてしまう。にしてもなんちゅうとこで終わるんや……後半へ。(余談ですが須賀しのぶ作品のうち『天翔けるバカ』は戦争ものとして自分の中でバイブルです。コバルト文庫でしたし本作とトーンはまったく違うけれど、ある種のシビアさと情熱の拮抗が須賀作品にはあって、惹き付けられる)
★1 - コメント(0) - 2015年1月30日

早めに続きを読みたい。明るい展開にはならなそう。最後の最後、痛くて読むのが辛かった。
★3 - コメント(0) - 2015年1月28日

この時代のものはあまり読まないけれど、先が気になって睡眠時間を削ってしまった。すごく面白い。 読んだのは表紙が人物イラストの本(初版版?)。誤植が多かった。 人物紹介と背表紙の文にてその後の展開が少しネタバレしてしまったのが残念。
★2 - コメント(0) - 2014年12月18日

1935年ドイツ。青年保安情報部員アルベルトは、上官ハイドリヒの命令で国内の政府に抵抗する教会の弾圧任務に当たる。アルベルトの幼なじみマティアスは、世界恐慌の時代家族をいっぺんに失い、修道僧として信仰に生きていた。そんなふたりが再会した時・・・・!! ヒストリカル小説。ナチス政権下のドイツで、立場も境遇も違う青年たちの物語。「カトリック教会とナチスの戦い」という、知る人ぞ知るような歴史を背景にしている所も面白い。 もう少しハイドリヒが活躍してほしかった。アルベルトよりも彼の方に期待してたので。
★4 - コメント(0) - 2014年11月3日

シュガーレスな須賀しのぶ。面白いけどしんどいです。早く先を読み進めたい気持ちと、あまりに重くて苦しくて痛くて続きを読むことを怯む気持ちの間で葛藤。ちょくちょく気分転換を兼ねた休憩をはさみながらやっと読了。 うん、面白い。でもしんどい…。
★2 - コメント(0) - 2014年9月27日

ぐいぐい引き込まれてしまった。
★2 - コメント(0) - 2014年9月19日

久々に読んだ須賀しのぶ。相変わらず安定してうまい。変な言い方ですが、どの作品も安心して読めるってすごいことだと思うのです。
- コメント(0) - 2014年7月4日

再び須賀しのぶフィーバー。歴史もの
- コメント(0) - 2014年6月12日

★★★★。【図書館】
- コメント(0) - 2014年6月9日

ナチスドイツを舞台に、SD隊員のアルベルトと修道士マティアスの運命を描く。重厚な歴史的背景、その中でぶつかり合う人間というものの複雑さ。不謹慎かもしれないが引き込まれる。Ⅰ巻は凄いところで終わってしまった。すぐさまⅡ巻へ。
★7 - コメント(0) - 2014年5月5日

今まで読んだ須賀しのぶの本とは、随分イメージが異なっていたけど、これはこれでとても面白かった。
★1 - コメント(0) - 2014年5月4日

共感するのは難しい内容ですが面白いです。主人公がどうなるのか気になる
- コメント(0) - 2014年3月7日

日本というぬるま湯の平和に育った自分は戦争ものが昔から苦手で、嫌いというよりニガテ。ファンタジなら戦国時代なら平気なのだが…京都の新撰組は読めるが五稜郭はむにむにゃする。近代兵器がダメというわけでもないのだけど。須賀さんの「KZ」とかは軍服にもえたのに…予想外。全く読めないわけではないが、例えば「アンネの日記」は(よし読むぞ!)と前もってかなり気合い入れてた。何がとかてまはなく、なんとなく積み重なって、途中で辛くなる。幅を狭めているのは嫌なのだけど・ ・・て感想じゃない!(ФωФ)
- コメント(0) - 2014年2月26日

重厚です。
★2 - コメント(0) - 2014年2月23日

神の棘 1巻の 評価:94 感想・レビュー:181
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