伊藤計劃記録

伊藤計劃記録
392ページ
1105登録

伊藤計劃記録はこんな本です

伊藤計劃記録を読んだ人はこんな本も読んでいます


伊藤計劃記録の感想・レビュー(581)

生粋の近未来SF好き。
★16 - コメント(0) - 2016年2月20日

伊藤計劃はロジックを披露する為に小説を書いていたようだ。ただ楽しむ為の読書をしたい私には相容れない。彼にとっては知っていて当然らしい書物も知らないし、説明不用らしい論理も解らない。本書を読んでいる間、自分がとてつもなく頭が悪いと言われ続けている気がした。穿った見方をすれば 伊藤計劃は実存に拘った哲学書の代わりに、より多くの人が手に取るだろう小説で己をこの世に残したかったのではないかとさえ思う。映画の評論ブログは、若者の小賢しさが鼻につくものの素直で読みやすく、くだけていて面白い。
★31 - コメント(1) - 2015年10月20日

これで伊藤さんの作品はすべて読了かな。「The Indifference Engine」も好きだけど、個人的には「From the Nothing,With Love.」の方が好み。こういう視点から見ることもできるのか!と思ったりして映画評も面白かったです。 伊藤計劃ファンには堪らない一冊。
★3 - コメント(0) - 2015年10月14日

伊藤計劃氏は小説という媒体を使って「人間を自分の中に存在する地獄へ叩き込む自我は本当に尊いのか/いるのか?」を問いかけた。映画評論は取り上げている映画を全て見ていないので伊藤計劃氏の視点と比べられなくて理解しづらい・・・。しかし、ギブソン小説を訳した黒丸氏へのリスペクトや映画『ファイトクラブ』、『指輪物語』、『ハンニバル』への視点は興味深かったです。それにしても『虐殺器官』で紹介されていた『プライベート・ライアン』って嘔吐確実映画だったんか・・・(笑)
★33 - コメント(0) - 2015年10月12日

載ってた映画観ないと
★2 - コメント(0) - 2015年9月1日

『虐殺器官』『ハーモニー』の著者、伊藤計劃の短編、インタヴュー、映画評(ブログ)を一冊にまとめるというごった煮的な本。節操なしにいっしょくたにしやがってと思ったが、著者が故人なのでしょうがない。どの作品も未読だったので楽しく読めた。特に映画評、マニアックすぎて何言ってるかわからないくらいだったんだけど、そこがよい。伊藤計劃の物語へのこだわり、底知れぬ知識量、一般人には理解できない偏執的嗜好とそれを一般人にも伝える筆力のバランスというのは、やっぱりこの人のセンスがずば抜けてたんだなと思い知らされた。
★9 - コメント(0) - 2015年6月8日

敢えて読む価値があるかと言うと難しいが、何しろ著者が故人なので、著者の文章に惹かれたなら小腹満たしに良いのでは。私は面白かった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月17日

既読の短編小説。そして未読の散文、インタビュー、映画評。小説とは違ってこれらは伊藤計劃氏の思考で言葉で、砕けたような語り口調やインタビューの受け答えは妙に生々しく感じてしまう。彼がギブスン好きなのは初めて知ったんですが、うん確かに黒丸さんの文体ほんとカッコいいですもんねぇ。積読になってる「ディファレンス・エンジン」すぐにでも読みたくなりました。エッセイの「人という物語」はかなり興味深く、これだけでも読んでよかったと思える一冊です。
★24 - コメント(0) - 2014年10月27日

独特な切り口からの映画評が面白かった。特に「ラストサムライ」の評にはハッとさせられた。
★1 - コメント(0) - 2014年5月11日

From the Nothing,With Loveが007でした。もし007シリーズの代々のジェームボンドが本作のように意識を転写された存在だとしたらと妄想。ちょっとワクワクしました。あと、作中で引用さるベンジャミンリベットの実験に興味がわきました。本があるようなので読んでみたいです。 また、死者の帝国は、イントロダクションだけだったのですが、おもしさを迸らせていました。未完なのが悔やまれます。
★1 - コメント(0) - 2014年4月5日

映画評論は自分の興味をひかれる作品が多々あり、面白かったです。また屍者の帝国の冒頭試し書きを読み、是非借覧してみようかと。
★2 - コメント(0) - 2014年4月2日

大学図書館。「The Indifference Engine」が面白かった。あと映画評、観ようと思っていた映画についての言及が多く参考になった。
★2 - コメント(0) - 2014年3月14日

SFマガジン発表の中篇2作「The Indifference Engine」「From the Nothing,With Love.」、そして未完長篇『屍者の帝国』までを集成。作家デビュー以前の1998~2004年に個人サイトで発表し続けた膨大な映画評「Running Pictures / Cinematrix」から31本を精選収録するが基本的に彼のブログを見れば問題ない。明らかな誤植は訂正が行われている。後に『伊藤計劃記録』『伊藤計劃記録 第弐位相』に収録された作品から、主に小説作品を再編してThe I
- コメント(0) - 2014年2月14日

たった二年の活動で膨大な痕跡を遺して逝った作家の記録。エッセイのなかに垣間見る生と死への意識。「この物語があなたの記憶に残るかどうかはわからない。しかし、わたしはその可能性に賭けていまこの文章を書いている。」という文が頭のなかで響いている。
★2 - コメント(0) - 2013年9月29日

007ものが面白いなあ。何気なくアクロイド殺しへのオマージュにもなっている。あと映画評が凄く好きです。見ているものが結構かぶっている。映画では私も結構SFみること多いんだなあと
★3 - コメント(0) - 2013年9月3日

読むのはまだ2冊目だが、自分のなかでSF作家=伊藤計劃になりつつある。エクストラポレーションという概念。SFとは全ていつかありうるかもしれない未来の話だということを思い知る。映画紹介も面白く深い。というか作品とのテンション差がハンパない。
★2 - コメント(0) - 2013年8月25日

感情を極力抑えて理詰めで、この世の不条理さと私というもののあまりの小ささをえぐり出そうとする。その伊藤さんの切実さは、その何もなさの先に何があるのか、知りたいという欲求から来ていた。あっけらかんと楽観するでもなく悲観して怯えるわけでもなく、あくまでも、正気のままそいつと向き合いたいという真摯さで満ちていた。短編であっても映画批評であっても、紙面上に言葉だけで、こことは違う異世界を現出させられるのは、その精神の賜物だったのだと思う。改めて、惜しい人を亡くしてしまった。
★8 - コメント(0) - 2013年7月31日

個人的には「Running Pictures」の方が好みかな。とはいえ各作品のPlot Summaryの表現が毎度、見事(Reviewが見事なのは言うまでもなく)。映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の公開時、「あの結末に絶望ではなく希望を見た」と言っていた作家がいた。当時、詳細な説明はなく多くの人が「いや、あれは絶望の映画だ」と言っていたが、なぜ「希望の物語」かは、本作を読めばよく分かる、ってソレ、映画評論家の仕事だろう…。なんで本質的な指摘を作家(二人とも職業作家)がやっているんだよ、と読み進めながら、
★3 - コメント(0) - 2013年6月9日

【伊藤計劃の記録集成】映画論の設置した記号論序説を緩和したアニメSFを辛辣批判した伊藤氏は『メタルギア』超時空位相により古典的文学像を破壊、総べられた空域とは破綻と破断、ジャンル境界=幻想を具体視したパースペクティヴは古代史論としての終末観を否定していく。前提は誤解=「SFはSF」稚拙意見を永遠回帰する文壇こそが愚であり真実の見えない器だと見切った彼の視点は国文学像が芥川以降歪めた視点を断罪していく。佐藤亜紀共鳴連鎖により既成世界文学削除方法が確立し文学越境はディック以来の変革と変容を遂げていく稀少記録。
★23 - コメント(0) - 2013年5月28日

ベンジャミンリベットの自由意志
★1 - コメント(0) - 2013年5月22日

作者独自の視点から綴られる映画評は読み物として十分面白い。芸大出身だけあって、映像を深く語っている素人のブログは今までに見たことがなくて新鮮だった。自分の観た映画の面白さを世に広めることが目的であったらしい。だが、その目的は成功したかどうかは定かではない。前置きにあるように考えの浅いレビューとは一線を画すものであることは言うまでもないが、しかし作者の深い考察を見て読者たちが映画館に足を運ぶのだろうかと思うと、唸ってしまう。作者の映画に対する熱い思いは十分に伝わったので、そういった点では成功したと言えるのか
★1 - コメント(0) - 2013年3月27日

映画に対する氏の拘りが強くあることを認識。映画を消費する人々には理解することは到底出来ないであろうレベル・次元で映画を批評する。故にひどく独善的だ、その文章は。しかしそれはあたりまえである、もともと氏のサイトから引っ張ってきたのだから。  うーん……………………自分にはそんなことムリなのでこの本の感想を一言だけ言います、面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2013年3月5日

短編、対談、そして映画評論。34歳で早逝した鬼才のエッセンスが詰まっていた。とくに映画批評が楽しかった。完膚なきまでに追い込むような書き方。「スパイ映画論」「管理社会論」おおっ、面白い。そうやってみるのか~。ううっ。エヴァとナデシコ好きで、スミマセン…。
★5 - コメント(1) - 2013年2月20日

小説四作と解説「ディファレンス・エンジン」は別誌などで既読。他散文及びインタビュー、映画評は初見。映画評はここに載ってるから最近発売した映画評集の文庫は買わなくてもいいかな、と思っている。
- コメント(0) - 2013年1月31日

「屍者の帝国」こんなにも緻密に丁寧に慎重につくられつつある作品世界が、死によって暴力的なまでに唐突にその生成を中断させられてしまうのを目の当たりにすると、悲しさと喪失感で言葉もない。とはいえ、この遺稿が世に出たおかげで、私のような一般読者でも(今さらながら)素晴らしい創作の一端を垣間見ることができるのでよかった。円城版を読むのが楽しみだ。
★2 - コメント(0) - 2013年1月9日

今更ながらようやく屍者の帝国の遺稿を読んで、本当に何故これが完成した形で世に出なかったのかと心底思いました。 事前情報シャットアウトしてたので、ホームズネタとは知らずびっくりしましたが、頭の30Pだけで引き込まれ、あっという間に読み終えてしまってがっかり。 円城さんが引き継いだのを、読みたいような、読みたくないような、複雑な気持ちです。
★1 - コメント(0) - 2012年11月13日

言っても詮ないことだと重々承知で、それでもやっぱり、この人の書く物がもっともっと読みたかった。読み切れねーよ、ってくらいに、たくさん。
★1 - コメント(0) - 2012年10月28日

伊藤計劃さんの記録。小説が3編と少し、インタビュー、対談、映画評など。未読の小説が目当てで借りたのだけれど、『ハーモニー』でもてあました意識についての話が読めて良かった。こんなに饒舌な感じの人だとは思わなくてイメージ修正。SFの知識も映画の知識も乏しくてついていけず、悔しい。
★4 - コメント(1) - 2012年10月25日

もう伊藤計劃という人間は存在しないが、彼の<物語>は存在し続ける。それは、いわゆるミームのようなものだが、あと百年ほどしたら爆発的に伝染し始めるのではないか。その頃には、<ハーモニー>化した世界が姿を現してくるのではないだろうか・・・。
★3 - コメント(0) - 2012年10月11日

「From the Nothing,With Love.」現実(007シリーズ)のSF的考証が現実離れしており、さらに遠ざかっていく感じがよかった。映画評はところどころピンとこない。
★1 - コメント(0) - 2012年9月23日

疲れた〜、久しぶりに面白くない本でした。 ゼロ年代日本のSFベストに挙げられている作家、伊藤計劃の未完の小説「屍者の帝国」の完結版が出たと言う事で読んで観ようかと思い、その前に今までどんな本を出しているのかと思い、手に取ってみましたが、分厚い本の内容が・・・小説は三分の一も無く、インタビューや雑誌に掲載されたコラム等が殆どで、私的には無しでした。私の選択ミスでした。
★2 - コメント(0) - 2012年9月20日

この本の半分を占める『映画評』が面白かった。評論家とは全く視点が違った見方で読みごたえがあった。改めてもう一度見たくなった映画がいっぱいありました。 映画も小説も深いな。
★1 - コメント(0) - 2012年9月8日

「屍者の帝国」がすでに書き継がれて出版されていることのすばらしさ。未完のままだったら、試し書きを読み終えた瞬間、続きが読めないことに落胆して膝からくずおれてた。どの短編も面白かったです。「From the Nothing,With Love.」や「屍者の帝国」の路線は本当に好みでわくわくしながら読みました。映画評の造詣の深さは圧巻でした。
★2 - コメント(0) - 2012年9月6日

映画評以外読んだ。
- コメント(0) - 2012年8月25日

ブログの転載と短編は別で出しても良かったんじゃ……。面白かったけど
★1 - コメント(0) - 2012年8月24日

早逝の作家、伊藤計劃が遺した(当時は)単行本になっていない文章、インタビューなどをまとめたもの。やはり映画評が面白く、ためになりました。鼻につくシネフィル感がありつつも嫌いになれないのが流石というか。小説は「From the Nothing, with Love」の、アイディアが良かったな。次巻に収録されている同題材の漫画の方がキレがあるとは思いますが。
★4 - コメント(0) - 2012年7月27日

再読。短編も映画評も、「凄い」の一言。
★1 - コメント(0) - 2012年7月17日

屍者の帝国気になる
★1 - コメント(0) - 2012年7月15日

「死」ではなく、あくまでも「殺人」をテーマとした作品の数々は、人との繋がりよりも個の孤立を際立たせているように思う。いかにして人は集団の中で孤立してゆくか。非日常が日常へと変わって行く;感覚が麻痺してゆく描写にはただただ圧倒される。対談、映画評も収録があり、伊藤計劃の為人の、ほんの一角が見えたような気になった。
★3 - コメント(0) - 2012年7月3日

他の作品が凄まじく真面目に自意識とその消失・再生を追及している中、「セカイ、蛮族、ぼく」が投入される、このいと面白き構成(でもおそらく、テーマ的には間違ってない)。
★1 - コメント(0) - 2012年7月3日

伊藤計劃記録の 評価:36 感想・レビュー:152
ログイン新規登録(無料)