病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上

病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上はこんな本です

病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上を読んだ人はこんな本も読んでいます


病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上の感想・レビュー(176)

がんと人類との歴史をひもとく。けっこうあっさりと事実を羅列している感じなので、特別感動するといったこともないのだが、ある抗がん治療のプロトコルの説明を読んだだけで患者が置かれたおぞましい状況が浮かび上がり、泣きそうになってしまった。長期間薬漬けになったであろう患者のことを思うと身体が震えました。早く高い効果のある癌治療が実現するといいですね。と思いつつ下巻に参ります。
★13 - コメント(0) - 1月30日

☆読み応え充分だが読みやすい。多角的に捉えていてがんとの戦いの歴史を通じて、本質に迫っている。下巻が楽しみ。
- コメント(0) - 2016年12月23日

がん治療の歴史は始まったばかりだということを知る。読みながら浮かんでくるのは、亡くなっていった多くの患者たち。基礎研究が軽視されていた中で、むやみやたらに切除され、投与され、副作用に苦しみ亡くなっていった人々だ。下巻もよまなければ。
★2 - コメント(0) - 2015年10月11日

手術、放射線、抗癌剤、ホルモン剤まで。
- コメント(0) - 2015年9月28日

久し振りに心を揺さぶるノンフィクションに出会った。4000年にわたる人類と「がん」の戦いの歴史を記した本である。きっかけは、腫瘍内科医でありがん研究者である筆者が、患者たちのがんに対する素朴な疑問に応えたいということだった。自分はがんにかかっている訳ではないが、本書を読み終えた今、がんがどんな病なのか、人類はどういう戦いをしてきたのか、その全貌がほぼ分かってきたような気がする。誰もが知っておくべき世界であることは間違いない。
★2 - コメント(0) - 2015年8月8日

べらぼうに面白い。無論、ガンという病を扱う本書に、ファニーな要素なんてない。だが、強大な敵に立ち向かう様は、スペクタクルですらある。医学の戦いだけを扱ったものかと思いきや、政治としての戦いの歴史などの件は、このガンという病との戦争の苛烈さをまざまざと見せつけられる。まだ、戦いの半ば。その終止符が打たれた後の物語が近いうちにかかれることを期待したいです。
★1 - コメント(0) - 2015年7月5日

がん診療の歴史,勉強になりました。「化学療法とハルステッドの術式で考え方に共通点がある」なるほど仰る通りですが,両者に共通点があると言われても思いも寄らなかったと思います。何事もつぶれては再考されじわじわ研ぎ澄まされてくるんでしょうね。下巻は気分転換してから考えます。スティーブジョブスの下巻もそういえば読んでないし。
★1 - コメント(0) - 2015年5月25日

月に行ける技術力はあるのに、癌を完治させる技術はまだない。予防によって癌にならないようにする事が今は一番良い方法なのかと思う。人類はあとどれぐらいで癌を寛解ではなく、完治させることができるのだろうか。とても面白いので、下巻も引き続き読む。
★2 - コメント(0) - 2015年5月16日

世の中の様々な病気が克服されていく中、かえってめだってきたのが癌です。癌を何とか治療しようとして様々な人々が悪戦苦闘する様子が描かれていきます。非常に読みやすいですね。
★3 - コメント(0) - 2015年2月11日

読んでて具合悪くなってくるけど読みやすいしおもしろいし。下巻に。
★2 - コメント(0) - 2015年1月27日

癌の切除をしていた1800年代には、細菌のことが、分かっておらず術後の感染症で命を落としたと言う。癌の薬は、毒そのもので患者が死なない程度に投薬している。「医者とは、彼自身殆ど理解してない薬を、さらに理解してない病を治すために、まったく理解してない人体に投薬するものである。」癌には、それぞれに個性があり生き物のようである。こんな怖い病気だとは、知らなかった。
★1 - コメント(0) - 2014年12月15日

がんの歴史は想像以上に長い。現代から見れば乱暴・無謀と思える治療をしてきた医師たちと、その実験台になった患者たち。両者がいなければ現代のような医療の進歩はなかった。言葉は悪いけれど、患者が一人亡くなったからと意気消沈していてはガンと戦い続けることは出来ないし、ある治療が効果なしと判明することもまた進歩である。様々な負の側面を持ちつつも、過去の努力と犠牲の上に現在がある。著者の「今までの努力は何一つ無駄ではなかった」という発言には、犠牲者への最大級の敬意が込められている
★4 - コメント(0) - 2014年10月2日

内容もさることながら、翻訳も素晴らしいと思います。医学用語の違和感がほとんどないと思っていたら、翻訳者はお医者様だったのか。下巻へ続く。
- コメント(0) - 2014年9月10日

ガンの歴史。ある種の医療が持つ怖さも感じた。人の尊厳を大事にする時代で良かったとつくづく思う。引き続き下巻へ。
★2 - コメント(0) - 2014年6月2日

歴史的に書かれていて,おもしろかったです。治療に関しては,一緒くたにできないのだね。
- コメント(0) - 2014年5月31日

BOX
サイモン・シンの著書のような面白さでした。癌の治療がなぜ難しいのか、どのように治療法が発展してきたのか、知らないことばかりでしたが、小説よりもワクワクしながら読み進められました。
★2 - コメント(0) - 2014年5月30日

まだ世界が社会的に成熟できていなかった時代、不衛生が死の原因になりえた頃には見向きもされなかった「がん」は、他の病気の撲滅・治療法の開発、人間の長寿化によって表舞台に現れた「最強の敵」。本書は、古代エジプトの時代からすでに「病の皇帝」だった「がん」を巡る人類の苦闘を描き出し、その始まりと治療に向けた(研究や医療)活動の変遷をたどる。まるで戦記もののような、この壮大な物語に、ページをめくる手が止まりませんでした。上巻では、腫瘍学が、それまでの「治療」を省み、新たな道「予防」へと向かうまで。下巻も楽しみです。
★4 - コメント(0) - 2014年5月14日

白血病と乳がん、絨毛がん、リンパ腫、色々出てくる。いずれの病との闘いも壮絶で、なんといっていいのかわからない。でもこれだけの歴史を経て今のがん治療がある。巷の本屋にはがんの治療を全く否定する本が並んでいたりするけれど、ちょっと違うかなと思う。がんとの闘いは決して無駄な歩みではない。もちろん過度な楽観は禁物ですが。
★4 - コメント(0) - 2014年5月13日

「スティーブ・ジョブズ」を読んだ時も思ったがアメリカのノンフィクションは冗長ではないか?集めた材料を何もかもぶちこむのは、ある種の報告書では必要な態度かも知れぬが、ノンフィクションに求めたいのはもっとピリッとした切り口だと思う。厚くて熱い本は歓迎なんだが無駄に長いのは御免蒙る。/逆に、日本人はセカセカしてる、とか言われるのであろうな。。/日本人が、、ぢゃなくて、俺が、、だけどねー
★26 - コメント(0) - 2014年4月6日

K
人類のがんとの向かい方(時に無謀なまでの戦い)の歴史を記した力作の前半。今なお治癒を確実にする方法はないと認識しているが、がん治療がいかに過酷な(時に残酷な「実験」めいたものも含む)進化を遂げて今に至っているかがよくわかる。「薬は毒を薄めたようなものだが、抗がん剤は適切な量ですらすでに毒だった」という趣旨の記述が印象に残ったが、薬はリスクとベネフィット両面を考えて使わなければならないと改めて感じた。薬も切除も万能ではない。誰かの死や苦しみが別の誰かの治癒につながってきたという事実を忘れずに生きていきたい。
★3 - コメント(0) - 2014年3月28日

「がん」と人類の戦いの記録。 現代から見れば的外れな治療や理論も過去にはあったが、筆者が書いているようにそれらは無駄なことでは決して無く、医療者と患者の正に献身により現代の治療が成り立っているのが分かる。 現代の治療はがんとの戦いのかなり核心に迫って来ているように思うが、100年後の人達は現代の治療を見てやはり的外れだったと思うのだろうか? 100年後にはがんは取るに足らない病気となっているのだろうか?
★5 - コメント(0) - 2014年3月24日

「がん」治療の歴史を物語風にドラマチックに語っている。うまい。作者はサイエンスライターではなく、臨床にたずさわる医学者というのが信じられない。医学のことなどまるで無知の自分でもすいすい読める。ニクソンががんプロジェクトをぶち上げたとき、「ニュートンの重力の法則も知らぬままに人間を月面に着陸させようとするに等しい」と批判された。それまでも原因がわからないままに強引な根治手術や化学療法が行われてきた。その時代の最大の知性を振り絞って、医者も患者も「がん」に立ち向かっていったのだ。壮大な物語になった訳である。
★4 - コメント(0) - 2014年3月23日

巻置くあたわず。。。というほどでもないけど面白く読んだ。がんそのものについて詳しいのが立花隆のルポだとすると、これは「がん治療の歴史」について詳しい本。不衛生な環境下での麻酔なし外科手術とか、次から次へと患者が死んでいく非情な治療実見の数々を読んでると、同じがんでも今なってよかったわ、と思いますw まぢで。さ、下巻も読もう。
★2 - コメント(0) - 2014年3月17日

KMT
今、病院に行けばほとんどの治療は自動で進行する。自身の病について、詳しく知らなくても困ることはない。けれど、がんのような重大な病に陥った時、その病気について深く知りたいと思うのは人間の性だろう。著者シッダールタ・ムカジーは、そうした患者達が持つ疑問に答えるべくこの本を日々の業務の傍ら、合間を縫って書き上げた。がんはいつ現れたのか?や、効果的な薬はあるのか?がんに対する国の姿勢とはなどを歴史的に解き明かす。専門用語も多く、なかなか素人には難しいですが、登場人物たちのやりとりでは思わず胸が震える展開もあった。
★1 - コメント(0) - 2014年3月14日

アメリカンドリーム実現へ向けた邁進と挫折としてのガン治療法探求の道。研究者の血の滲むような努力の影には文字通り血を流して亡くなった夥しい数の死者がいるが、血眼になって治療法を探る医者の執念の前に、患者は単なる検体に成り下がるように見えてしまう。けど、上巻末尾に終末医療の話も出てきて、下巻の展開にも期待。
★18 - コメント(0) - 2014年3月3日

人類とがんという疾患との関わり、治療法の模索と確立などが、非常にわかりやすく、読みやすい文章で記されている。一気に読める。
★4 - コメント(0) - 2014年2月22日

【大作】がんに挑む人間の歴史の壮大なお話。出てくるエピソード、記述がハンパなく具体的。著者の誠実さ・丁寧さとともに「人類とがんとの闘いの記録を世に出さねば」という執念を感じる。医学・化学・生物の知識がある人には寝不足になりそうな面白さだろう。自分レベルの知識でも十分に楽しめた。それにしても、本当に多くの医師と研究者の努力の結晶と、不幸にして亡くなった多くの患者の犠牲の上に、今のがんに対する知見があるんだなあ。下巻も楽しみ(Kindle)
★7 - コメント(0) - 2014年2月13日

文章は格調高く、読みやすく、得られる知識の量と感動が半端ない。「何ひとつ無駄な努力はなかった」という言葉を見たときと、最後の2ページを読んだときに、思わずうるっときてしまった。ここ最近読んだノンフィクションの中ではベスト。
★10 - コメント(0) - 2014年2月9日

ピューリッツアー賞受賞作ということで読んだ。人類は、麻酔も治療薬も何もなかった時代からこの病と戦ってきた。その壮絶な戦いに真正面から取り組んだ意欲作である。しかし何と言っても、本の字は小さいし、文章はやたら長く、訳は下手である。この本ほど読むのに苦労した本はなかった。
★2 - コメント(0) - 2014年2月4日

pon
思うに、つい20年ほど前は、まだ乳癌の温存手術が自慢であったりしなかったか。ここに書かれていることは、過去の歴史ではない。患者として、あるいは、施療者として直接関わった人が今も多数いるのだから。
★3 - コメント(0) - 2014年2月2日

抗がん剤が何がきっかけで開発されたのか、統計の関わり合いなど、興味深い。残念ながら、題のとおり、いまだ医者も患者さんも大・大苦闘中でしょう。「臨床試験」が重く感じます。
★3 - コメント(0) - 2014年1月31日

がん の歴史が書かれており、現代の病気ではなく古くからあった。上編は、米国の小児がん への取り組みを中心に書かれていた。主人公は、ファーバー。まるで、小説のような書きっぷりが読み易さを出している。さて、下編い期待しよう。
★2 - コメント(0) - 2014年1月29日

古代から現在に至るまで(但し、上巻では数十年前まで)の人間と癌との戦いを描いたもの。つい最近まで、癌という病気がいかに誤って認識され、その結果、効果のない(ときには命や生活の質を著しく貶める)治療が行われたきたかということに驚かされ、また、それでも癌治療は数々の医者の挑戦により一歩づつ、外科・化学・放射線療法とそれぞれ前進してきたことに感動させられる。下巻の、現代の癌治療の最前線はどのようになっているかがとても楽しみ。やがては癌も不治の病ではなくなっていくのであろうか?またそれはいつ頃のことだろうか?
★2 - コメント(0) - 2014年1月27日

がんの勉強のために読み始めましたが、読み物としてもスリリングで、がんに取り組んできた医師たちの情熱が伝わってきます。
★3 - コメント(0) - 2014年1月23日

死んでも医者に行きたくなくなる本。いかに医者が失敗し続けてきたかの物語。失敗するのは仕方ないけど。
★1 - コメント(0) - 2014年1月20日

現在私たちが享受できるがんへの知識は、多くの人の貢献による。医者、研究者、広報者。そして、なによりも患者さん。明日もまたほんの少しでもがん撲滅への前進をし、いつの日かがんに苦しめられる人がいない世界を願う。  "医学の歴史というものが医者の物語として語られるのだとしたら、それは、医者の貢献が、より本質的な患者の英雄的行為を繁栄しているからにほかならない"(本書p.226より)
★11 - コメント(0) - 2014年1月19日

がん研究は数多くの人の死と数多くの人々の頭脳と人生の上に成り立っていることを痛感。がんを解決するには、まだまだ長い年月を必要とするだろうがこれまで以上にがん研究が活性化していくことを願いたいですね。 ただし、がんは人の病気で医療の対象は細胞や分子ではなく人間であることが難しい所ですよね…
★4 - コメント(0) - 2014年1月3日

医学史の中でがんはどのように見られてきたか、そしてがんの治療に挑んだ医師・患者・研究者らの壮絶な苦闘を描いたノンフィクション。著者が現役の腫瘍医ということもあり、かなり圧倒される描写です。上巻はハルステッドらによる外科的アプローチや、ファーバーに始まる化学療法やラスカー夫妻によるがん研究推進のキャンペーンの話が中心です。学界におけるセクショナリズムやロビー活動の重要性などにも触れられていて、医薬系の人には間違いなく薦められる本ですね。(ただ、山極や秦、藤浪に触れていないのが少し気になりますが)
★3 - コメント(0) - 2013年12月31日

面白い。これは良書だ。次は下巻を読む。2011 年 ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門受賞作品。
★3 - コメント(0) - 2013年12月30日

がんは増えたわけではなくて、ほかの病気がなくなったから、相対的にがんになる人が増えたように見えるだけなんだね。それにしても、113ページの「ボルティモのアジョンズ・ホプキンス大学」という誤植は、直してほしいなあ。
- コメント(0) - 2013年12月28日

病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上の 評価:56 感想・レビュー:65
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