誰に見しょとて (Jコレクション)

誰に見しょとて (Jコレクション)
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誰に見しょとてはこんな本です

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誰に見しょとての感想・レビュー(257)

SFマガジン掲載当時はビッキーのスタンスにあまり同意できなかったけど今回読んでみたら山田親子にとても共感した。 それは僕の中で何かが変わったからでしょうがそれがいいことかそうでないかはわからないしどうでもいいことです(^^;) 太古のエピソードが挟まれていく構成がなんとなく手塚治虫「火の鳥」を連想させる。 作者にはぜひ"障害者SF"を書いてほしい。
- コメント(0) - 2月20日

貸してくれたのが男子てのが感慨深い
- コメント(0) - 2016年11月3日

図書館
- コメント(0) - 2016年9月8日

仕事先の人のオススメです。 面白かったけど、ちょっと怖かったです。 化粧はもちろん、整形や人工皮膚、自分に自信を持って前向きに生きていけるように… 誰でも目がもう少し大きかったらな、とか、鼻が高かったらな、とか理想の顔はあると思います。 本当にあるのならば、肌をきれいにしたいな、と色んな化粧水を試したりする私にはものすごい誘惑です。
★6 - コメント(0) - 2016年8月31日

「思い通りの自分」を突き詰めるとここまで書けるのかと。望む姿を得ると同時に、望まない役割も与えられるのが少し恐ろしくもある。
- コメント(0) - 2016年8月26日

生き物が自らを着飾るのには、様々な理由があります。力の顕示、魔を払う、相手を誘うなど。そして、その原始的な行為の一つが化粧です。紅を引く、眉を整える、肌を整える。それらは好きものとして昔からあり、今に至ります。ですが、昔とは意味合いが少し異なります。現代で化粧は呪術的な意味よりは、美しくなるという美的な意味合いが強くなっています。では、その先には何があるのでしょうか。表面だけでなく、内面から全てを変えることができたら。自由自在に自分の望む姿になれたら。人間はどこへいくのだろう。
- コメント(0) - 2016年3月12日

外見を気にしない男に育って本当に良かったと思った。外見を気にしない男に育って本当に良かったのか? と思った。
- コメント(0) - 2016年2月10日

化粧をテーマに、あらゆる時代・角度から膨らませた短編集。化粧の文化史めいたものから、SFまであらゆるジャンルをぎゅっと凝縮したような話。一見ばらばらに見えるあらゆる時代の話がきちんと繋がっていることに気づいたときは、なるほど!と唸らされた。とにかく本全体でのテーマの扱い方が素晴らしい。が、欲を言えば、一つ一つの話が少し物足りない気もする。テーマ自体はとても身近なものなので、登場人物達の化粧に対する考え方に共感したり逆に理解しきれなかったりと、自分の化粧に対する考え方が浮き彫りになるのが面白い。
- コメント(0) - 2016年1月30日

男性には馴染みの薄い化粧や美容をテーマにしたSF。ビッキー、山田リル、山田キクをめぐる謎は。
- コメント(0) - 2015年11月3日

化粧を題材に未来の世界を描く珍しいSFかな、と読み始めたら、最後の展開に驚愕。これはすごいSF。作者の発想についていくことができない。
- コメント(0) - 2015年11月1日

化粧品から始まるSF。化粧と医療の境目がなくなり、自分のためという向上心で、どこまでも自分を磨いていく人たち。自己変革が装いだけでなく自己改造、さらに宇宙まで上昇していったのは、作中の台詞「何でこんなところまで来ちゃったんだろうなぁ」という気持ちに。果てのない向上心に行く先が楽しい。お洒落とかしてみようかなという気分になれるかも。
★1 - コメント(0) - 2015年10月28日

化粧から宇宙開発に至るまで。 ちょこちょこ出てくる考え方に、ですよねって頷いてしまう。つらいたい。 挿話と全部のお話との、最後のつながりも楽しかったです。 美しくありたいのにそうなれないと俯いている自分も、少しは肯定できるような気がしました。
★1 - コメント(0) - 2015年9月14日

近未来と古代が交錯しながら、「化粧」でつながる物語。軽く読みだしたが、その深さにうなった。視点も面白いし、このテーマで歴史も宇宙も思想も語っちゃうとは・・。女性ならではの美へのこだわりも丁寧に描きつつ、実は大きなスケールのSF作品。感服。
★2 - コメント(0) - 2015年8月31日

誰に見しょとて紅鉄漿つきょうぞ。化粧から人口皮膚、人体改造と進む近未来と卑弥呼の時代の物語をはさみつつ語られていきますが、化粧で語られるSFってーのが珍しくて面白く読ませていただいた。自分は鼻くそが付いていないかぐらいしか気にしない性質だけど、化粧の仕方で随分変るものだよね。こういう物の見方にSF的思考を取り入れる手際に関心させられました。 紅鉄漿はお歯黒のこと。
★3 - コメント(0) - 2015年6月28日

bbb
◯+。連作にしては、1つ1つの作品の中で終わりきってない感が強かった。それでもSFマガジンに別々に載ってたんだ、2008年から2013年に掲載。最後の宇宙への展開が現実感がうすく物足りなくて消化不良。もっと面白くなりそうな期待が持てたのだけど。
★2 - コメント(0) - 2015年5月26日

化粧を題材にして、人間の業とさが、そして未来を描くSF連作集。圧巻でした。どこまでも力強く、傲慢で、繊細で、潔く。そして未来への決意とも言えるほどの希望。全体として一つの作品ではあるものの、特に「求道に幸あれ」が好き。生まれ持った体を努力して最大限に磨き上げることに誇りを持つマラソンランナー。生まれつきを克服し、整形でも何でもして最高の美を求めるビューティーコンテスト出場者。そのどちらも、方向は違っても前を向いていることは同じ。『───さぁ、もっと遠く、広く、高く、良いところへ!』
★5 - コメント(0) - 2015年5月17日

wa2
読み終わって思った事・・・・・タイトル絶品、巧いことつけたな~と。
- コメント(0) - 2015年5月6日

読後は不思議な余韻とたくさんの疑問に包まれました。 作中の人物たちが感じたように、彼女の本当の心の在り様、このまま人類はどこへいくのか。いい意味でもやもやすることばかりです。 ただ一つ間違いないのは、その執念に圧倒されたということ。 何がすごいって、話が進んで規模が大きくなるにつれて会社自体の胡散臭さがどんどん増していくのに否定的には一切描かれないこと。非常に前向き。なのに空寒い。むしろ恐怖すら感じました。 各伏線も含めて全体でまとまっていて、とてもきれいな小説でした。 おもしろかった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月7日

誰の為に自分を美しくするのか。古代の邑、現代のコスメティック企業。織りなす人々の選択。ふたりの巫女をオーバーラップさせながら「化粧」の意義を問う。何が凄いって、これほど「美しく」なる事に血道をあげているのに、誰一人自分以外の特定の個人の為に選択していないって事。友人や恋人はいても「私」と「外界」そのふたつしかないように思える。 その「外界」も個人レベルから広がっていって最後は地球レベルになり、その向こうへと…!「誰に見しょとて」 の「誰」のスケールの広さに愕然とさせられる。とても菅浩江らしい良作でした。
★1 - コメント(0) - 2015年2月10日

化粧をテーマとした連作短編SF。美容と医療の融合を目指すコスメティック企業「ビッキー」は、次々と新製品を発表していく。物語が進むにつれて支持者は少しずつ増え、人々の美意識も変化していく中で、ビッキーの真意も明らかになっていく。言われてみれば、化粧とは確かに自己を変革する行為に他ならない。身体と世界の境界に位置する化粧は自分の一部と言えるのか、そうでないのか。作中では、化粧によって身体が拡張されていき、最後に待っていたのは宇宙規模の物語。化粧というテーマでここまで大層な話になるとは思わなかった。
★3 - コメント(0) - 2015年1月19日

近未来と古代を両端に置き化粧を主題にした連作SF。コスメやアイシャドウから始まり人工皮膚やスカリフィケーション、あるいは外科手術を伴う身体改造。望む範囲で自らが成りたいモノになる、それは化粧が呪術であった昔からカラダを経由してココロも変化させるための技術であり、その未来を示した見事なSFだった
★2 - コメント(0) - 2015年1月19日

non
 ('15-5)久しぶりに菅さん。SFとか苦手だけど、、化粧、美容を通しての未来。技術も感覚も未来設定。怖いけど、そーかもないっぱい。‘みなの心が揃ってさえいれば、外からどんなものがやってこようとも大丈夫です。こちらの力を精一杯見せつけたら、あとは、受け容れられることは容れ、譲れるところは譲るといい・この苦しさごと丸々私’
★3 - コメント(0) - 2015年1月7日

SF作品。身近な入り口から拡がる未知なる世界。その深さ。十分に堪能。年を跨いでの一冊となったが、これが新年の初物。良いんじゃないのかな?
★4 - コメント(0) - 2015年1月2日

化粧とか美容には興味がなくて避けてた一冊。そういうことってどうしても胡散臭い、ネズミ講もどきのものだという偏見を持っている。百貨店の1階のギラギラ眩しいスペースを普段は足早に過ぎるのだが、連れ合いが相談したりテスター使ったりしてる間、所在無さげにポツンと待つ居心地の悪さ。その同じ感覚を終始感じながらの読書であった。
★3 - コメント(0) - 2014年12月28日

冒頭の川の水で顔を洗う場面でハッとした。なるほど、装いだよね。共感したりゾッとしたり、読んでいる間ずっと刺激を受けた。まあ、ドン引きする方が多かったけど(現実だったら軽いアンチにまわるかもな、私…)、全てが交錯する終盤はやはり圧巻。
★1 - コメント(0) - 2014年11月26日

お化粧のはじまりってこんなの?っていう古代の話から、宇宙へ出て行くような未来までを、お化粧に視点を合わせて見るとこういう話になるんですね。綺麗になりたいっていう素直な気持ちから、そこまでやるかっていう執念まで、人間らしい感情に同感したり、鳥肌が立ったり。不思議なSFでした。
★5 - コメント(0) - 2014年10月25日

お久しぶりの菅浩江さん。「化粧」がテーマのSF連作短篇集。古代から未来へ連綿と続く「装う」という事、美容と医療、自己と他者の境界、変革と進化。相変わらず、ごく近い時期に実現しそうな未来に満ちている。「顔にプロジェクションマッピングでメイク」という記事を読んだ直後だったので余計にそう感じた。
★2 - コメント(0) - 2014年10月20日

化粧の話。
- コメント(0) - 2014年10月18日

化粧SFってなんぞや?という疑問符とともに読み始めた。おもしろい。〈ビッキー〉というコスメディック会社が、美容を入り口に生活に・世界に浸透していくさまを時系列順に、立場の異なる主人公の書かれた短編集だ。ある一点を超えたとき、我慢できないほど猛烈な生理的嫌悪感に襲われた。ふとバイオハザードのアンブレラ社を思いだしてみたり。映像化はぜひ外国でお願いしたい。
★5 - コメント(0) - 2014年10月17日

化粧というテーマでSFが書けるのか。しかもそれが最終的に宇宙にまで繋がっていくのだから凄い。〈素肌改善プログラム〉いいなぁ、やってみたい。この作品の中にある技術はひとつでも実現したら世界は劇的に変化しそうです。特に〈ステラノート〉かな、様々な場所で活用できそう。 わかってはいるけど「口紅はお化粧の象徴」と改めて言われ、これからはもう少し気にかけようという気持ちになりました。
★7 - コメント(0) - 2014年10月14日

「美しくなる」という行為、「魅力的になりたい」という感情から、宇宙との交信にまで発展するストーリー。生物的な性質を壮大なSFに発展させた菅さんの構成力は見事。もし女性であればもっと違う感想を持つのでは、とちょっと寂しく感じる面もありますが(笑)
★4 - コメント(0) - 2014年9月23日

身近なアイシャドウ(サブリミナル)から、海洋環境(人工鰓)、そして宇宙(全身アンテナ)へとステージが広がる過程が、実にスムーズで、めくるめく展開に「あな、面白や」とのめり込む。〈素肌改善プログラム〉やアンチエイジングも魅力的だが、〈ステラノート〉は素晴らしい。そうだよね、香や匂いは化粧の範疇とされるが、本当は人が混ざり合って暮らす上で、根源的な課題。特に〈メディカル・ステラ〉が実現したら、介護する人もされる人も、どれ程 楽になる事か。読み終わって、新しい口紅を買いに行きたくなった。
★22 - コメント(0) - 2014年9月21日

化粧がSFになるんですね。面白かった。
★1 - コメント(0) - 2014年8月26日

化粧と自己認識の変容が連作という形でというテーマが執拗に繰り返される。縄文、弥生、卑弥呼の時代と近未来を印象深くエピソードが重ねられて行き作者が描出する世界観もまた鮮やかに彩られて心地よい。
★3 - コメント(0) - 2014年8月22日

化粧とは何だろう?他人の目に映る自分の姿に見えるのは、自己満足?それとも?私自身はあまり化粧が好きで無いので、化粧無しで人前に出られないとか言う方の気持ちが全く解らないけれど、変身願望は解る気がする。しかし化粧から宇宙までよくぞここまで話しを拡げれた事に感心しました。
★15 - コメント(0) - 2014年8月11日

★★★空想科学コスメ小説? なかなか綺麗に仕上がっていたと思います。
★2 - コメント(0) - 2014年8月5日

へええ、これは新鮮。美容SFとでもいうのかな。現代社会のさまざまな側面を美容というフレームを通して見直す過程が興味深いし、古代日本の巫女文化との関連付けも面白かった。素肌改善やアンチエイジングが未知との遭遇につながるとは! 最後の章はいらなかったな。わかりきったことを改めて説明されている感じで興をそがれる。
★4 - コメント(0) - 2014年7月29日

読了直後に感じたのは、すごい意欲作だということ。作者の意気込みがすごく感じられた。ヴィジョンはすごく楽しめたし、キャラの感情に共感できて、読んでいるときはあっという間だった。ただ、ストーリーに意外性は少なかったかも。それでも男たちの知らない女のような楽しさを感じる良書だと思う。
★5 - コメント(0) - 2014年7月23日

SFとしての解釈は詳しい方にお任せして、一応(笑)女性としては、きれいな肌になれるものならなってみたいです。
★2 - コメント(0) - 2014年7月19日

化粧の掘り下げ方が薄いような軽いような。短篇だから仕方ないのか。
★4 - コメント(0) - 2014年7月15日

誰に見しょとての 評価:100 感想・レビュー:114
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