ザ・サークル

ザ・サークルはこんな本です

ザ・サークルの感想・レビュー(93)

あらゆるネット産業を統合したかのような巨大企業「サークル」が舞台。イケてない仕事を辞めてサークルに転職したメイ、新進気鋭の同僚達に囲まれリア充な生活を送る・・・会社によるコミュニティの参加を促す同調圧力が、宗教・マルチの勧誘みたいで甚だ気持ち悪い。洗脳された主人公メイが透明化と言う名の下「プライベートストリッパー」の如く広告塔に祭り上げられる。監視による透明化した社会とはユートピアかディストピアか?今そこにある未来とはいえないものの今此処と繋がっていることは確かだ。
★4 - コメント(2) - 3月11日

全くの偶然だが、初読が2年前の今日だった。
★3 - コメント(0) - 1月13日

息苦しい。つらい。ディストピア。
- コメント(0) - 1月6日

ああ、アメリカも日本も感じていることは同じだったんだなぁと漠然と思った。本作はSNSのもつある種の気持ち悪さを風刺で描きつつ、それがディストピアな社会へと繋がる様を見事に描いて見せてくれる。現実が本当にこうなるとは当然限らないのだけれど、ネットの炎上騒ぎが当たり前となった今、あながちただの作り話だと隅に置くこともできない。まったく身の毛もよだつ本だった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月30日

IT先進企業、何とやらを思わせます。徐々に狂騒していくさまが見事に描かれていて、面白い。ページ数が多いのがちょっとアレですけど。ラストはこれはどっちにころがったかわかりづらいですが、アンハッピーエンディングっぽいですなあ。
- コメント(0) - 2016年12月10日

ありそうな未来と言う人もいるが、 所詮他人の生活にそれほど興味をもって監視する なんてことは絵空事だなぁ、と思う。
★1 - コメント(0) - 2016年12月8日

読み進めるうちにどんどん息苦しくなっていく現代版1984
★1 - コメント(0) - 2016年12月4日

『すばらしい新世界』みたいな話なんだけど、すごく面白かった『すばらしい新世界』と違って、SNSが苦手な自分(ここに投稿しておきながらなんだけど)としては最初から最後まで気持ち悪くて仕方なかった。狂気の世界を生み出すのは善意や正義なんだよね。
★6 - コメント(0) - 2016年8月11日

超長編。ソーシャルネットワークの暴走が生む世界を描く。AppleやGoogle、Facebookが合体したような巨大IT企業CIRCLEは独自のSNSで全てを繋ぎ、全てを可視化し、全てをソーシャルなものにしようとした。3人の創業者が築きし大企業は誰もが羨む成功を手にし、そこで働くことに誰もが憧れた。しかし、それは何かが狂っていた。果たして本当に全てソーシャル化する必要があるのか?それはどんな恐怖を招くのか?それは創業者にも止められないうねりを生んだ。GoogleやFBもそこに近づいていないとは言えない。
★12 - コメント(3) - 2016年8月7日

★★★
★2 - コメント(0) - 2016年7月19日

☆☆☆★
- コメント(0) - 2016年2月27日

当て書き?ってくらい配役ぴったりで怖い。エマ・ワトソンのハーマイオニーからの行動(『ウォールフラワー』、『ブリングリング』、国連スピーチ)がこの役をやることに結びついていたようだし、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で脱走するストームトルーパーを演じたジョン・ボイエガ、『6才のボクが、大人になるまで。』で12年間撮影され続けたエラー・コルトレーンも。映画への期待が高くなりすぎて心配。
★3 - コメント(0) - 2016年2月3日

エマ・ワトソンが実写映画に出演するということだったので、読んでみました。たぶんメイ役かな。『秘密は嘘』『分かち合いは思いやり』『プライバシーは盗み』の3つのスローガンが掲げられ、小型カメラを付けて常にSNSで共有することを強いられた世の中。今でこそ、一般人も自分の顔を載せてTwitterやブログをやっている人もいるけれど、それに対して抵抗感が薄れてきた人たちが今よりも増えてきたら、本当に現代社会も、ここで描かれているような『透明化』された世の中へ変化していくのではと思える。決して、他人事ではないだろう。
★3 - コメント(0) - 2015年12月17日

図書館本。 最初はなかなか入り込めなくて読みにくかった。 予想してたよりSFな感じ。 世界中にカメラ設置してプライバシーなしで透明化って怖すぎ。 もうちょっとSNSの繋がってるストレスが表現出来てたらもっと共感してたと思った。 内容的にはもっとざっくり短くてもいいと感じた。
★3 - コメント(0) - 2015年10月6日

ラストシーンを見てもわかるようにテーマはやはりオーソドックスに「他者」だろう。アニーは原因不明の昏睡に陥り、脳波のようなものでなんとなく想像をつけることはできても、基本的にはなにを思っているのか解らず、そのことに主人公メイは不満を覚え憤る。いってしまえば旧劇エヴァのクライマックスとほぼ同じ。「サークル」は、結局、このラストでは閉じず、バッドエンドになり損なって終わっている。人類が補完される真のディストピアは人類自身の手によってなし得るのだろうか。クーリエの津田氏の書評もこれから読む。
- コメント(1) - 2015年10月1日

酷評ですすみません。もうちょっと大どんでん返しがないかと期待してましたが……。。。クライマックスからラストまでは正直展開が読めた。ぐいぐい読めるほど面白かったけど、もう少し簡潔に書けるのでは??
★4 - コメント(0) - 2015年8月19日

なかなか物語に入って行けず読むのに苦労した☆ちょっとガッカリな本
- コメント(0) - 2015年8月14日

ソーシャルネットワークの暴走、過度な情報共有の弊害を描いた作品かと思い読んだが、それを超える全情報のオープン化という話。だが、ストーリーの冗長で、ただただ長く退屈。これも、情報ばかり集まって焦点がぼやけるという恐ろしさを教えてくれているのかもしれない。
- コメント(0) - 2015年7月30日

Facebook・Twitter・LINEやってる人は絶対読んだ方が良いと思います。考えてみてください。毎日ブログを書き、部屋に監視カメラ、腕にもカメラを付けたら、犯罪が減るとは思いませんか?そういう透明化の中にある狂気があって面白かったです。
- コメント(0) - 2015年7月14日

GoogleとFacebookを合わせたようなIT企業が、小型監視カメラを世界中にばら撒き、コミュニケーション原理主義(「情報共産主義」)的にSNSの絶えざる使用を義務付け、自己の情報を「透明化」して他者とつながり続けなくてはならない世界の話。「秘密は嘘」「分かち合いは思いやり」「プライバシーは盗み」という3つのスローガンが、人々の思考を支配する。人と人のすれ違いや分かり合えなさを絶対に許さず、全てを理解し合う完全な円(サークル)を達成しようとする狂信者たちを全くの他人事とは言えないところに怖さがある。
★18 - コメント(0) - 2015年7月3日

すごく面白くて、分厚いけれどガンガン読んだ。主人公の心境の変化が怖かった。想定外の結末も良かった。
★1 - コメント(0) - 2015年6月7日

コメントつけてナイスしないとレートが下がっちゃうよ?
★3 - コメント(0) - 2015年6月2日

「秘密は嘘」「分かち合いは思いやり」「プライバシーは盗み」... 透明性という嘘のない、一見すると正しいかに見える行為だが、そこは自分さえポイントを稼げれば良い、他人を死に追い込むことすら罪悪感を抱かないという、凡庸な人物の承認欲求だけが生きる術になった恐ろしい世界。 ★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2015年5月23日

R
様々な情報を記録し利用するサービスを提供する、そんな企業が善意のもとに世界を支配していくのではないか、そういう思考実験を物語にしたような小説でした。Googleが近いうちにかなえそうな命題ばかりで、そこへの批判を行っているようでもありますが、そう説教臭いわけでもなく、素直に自分ならどうだろうかと考えさせられる、面白さがありました。SFと呼んでいいのか、やや荒唐無稽というか、飛躍がある内容ながらも不気味さと好奇心を刺激されて、つぎつぎ読みたくなる内容でした。
★10 - コメント(0) - 2015年5月6日

メイにも他の人たちにもイライラして、読み進めるのに苦労した。SNS等に個人的な事を出すのにとても抵抗を感じてるし、こんなの絶対嫌だとは思いつつ、少しずつ誰もが監視して、共有する世界になってる事にぞっとするわ。
★3 - コメント(0) - 2015年5月5日

Googleのようなインターネット情報企業を舞台とした近未来風刺小説。500ページに及ぶ長編ながらあっという間に読めてしまうリーダビリティ。テーマは「1984」等を始祖に持つディストピアものだけど、そのリアリティは強烈。その殆どが今の技術で実現できそうで恐怖に襲われる。「正しいこと」の持つ暴力性を痛いほど感じさせられ、近未来に私たちはどのように自分たちを管理するのかということを考えさせられる傑作。
★2 - コメント(0) - 2015年4月26日

訳がこなれていてページ数の割には読みやすい。ただしやや冗長。ソーシャルネットワークを推し進めた未来のディストピアを描いた作品。透明性を主張するのと拒むのと、果たしてどちらが正しいのかだんだんわからなくなってくる。☆5
★2 - コメント(0) - 2015年4月15日

最初の方は近未来にありえそうな感じだったんだけど、途中から現実味が欠けてきたので、あまりおもしろくなかった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月10日

右。こっち。みぎ?そっち。わたしたちはいつまでどこまでつながらなければいけないのだろうか。知恵の輪じゃないんだからさ。
★1 - コメント(0) - 2015年4月6日

この種のディストピア小説は久しぶり。小説としては不思議なおもしろさがあるものの、LINEなどに縁がなく承認欲求がない分、深刻さに実感がわかない。
★3 - コメント(0) - 2015年4月5日

今後のネット社会に対して多くの示唆を含んだ小説だった。FacebookなどのSNSの最終形態トゥルーユー。そのIDは存在証明で決済から生活のログまですべて管理される。その結果、個人のすべては誰にも晒され、透明性が重視され、何もかも共有(シェア)することが強要される世界がくる。自由を求めた結果、不自由に囚われていく。小説の中で出てきた状況は既に現実世界で起きているし、すぐに返信がないと「嫌われた」と思う人種はかなり前から存在するし、「ザ・サークル」の世界が現れるのも近いのかも。暫定今年一番面白かった小説。
★6 - コメント(0) - 2015年3月24日

恋人を、彼らの過去をひっくるめて愛すことができるだろうか。 実名制SNSのFacebookでは、自分の過去は消せない。友人のタグ付けはどこまでも私達をトラッキングしている。 主人公メイの破滅へのディストピアSF小説。ヘタレ同僚フランシスのど変態承認欲求は最高に笑えるが、他人事とは言い切れない。僕らはやっぱりFacebookのいいね!がほしいし、LINEの既読がつかないと不安になってしまう。 少年法の改正が議論になっている。 私はその人のいまを考えたい。過去は過去として「知らない権利」がある。
★7 - コメント(0) - 2015年3月22日

初めて見たパソコンはWindows95でソリティアかマインスイーパーでしか遊べなかった。その頃から比べると凄く進化したけれど、新しいツールが出るたびに友達いないのを突きつけられてウンザリするし落ち込む。mixiは放置LINEはゲームのみ、Facebookはよく分からなくて開設15分で消したしTwitterは読メの保険で使ってるだけの自分には鳥肌ものでSNSで自分の価値を見いだしてる人の気持ちが全然わからない。こんなディストピアができてしまったらと想像するだけで気持ち悪くなって精神的に疲れてしまった。
★45 - コメント(0) - 2015年3月18日

う~ん微妙…ネット社会のなんたらかんたらってピリリとした系なら短編で十分な気がするしごくごく平凡な娘がマジキチ集団の中で感化され先頭を突っ走ることになる変容を描き出すにしてはあまり感じるところもなかった くどすぎて途中で飽きちゃったのかも 最初の方はネット社会の気持ち悪さみたいなのが新鮮だったもののこういうのって新興宗教やら自己啓発セミナーとかもっといえば高度経済成長期の日本の会社とかと手法が違うだけで似てるといえば似てるし世界が広がったのになぜか世間が狭くなって窮屈になるってのもまた…俺には長すぎたな
★3 - コメント(0) - 2015年2月28日

巨大インターネット企業「サークル」を舞台にした近未来小説。というよりも小説仕立ての予測シミュレーションと言った方が適切かも。きっかけはこれまで未整理で複雑だったユーザー情報を一つに統一したトゥルーユーの誕生と、お互いにシェアしあえば世界中の何百万のライブ映像にアクセスできる安価な個人用ライブカメラの登場があるのだが、やがて社のトップは「秘密がなくなれば、人類は善になる」とか、「人類が経験しうるすべての経験への平等なアクセスは、基本的人権である」と宣言するまで至る。その過程に、なんら不自然な突飛さはない。
★3 - コメント(8) - 2015年2月25日

★★★☆☆ 現状のSNSツールで疲れ果ててる人だと作中の世界には耐えられないだろう。分厚さの割に軽い文章で読みやすかった
★3 - コメント(0) - 2015年2月21日

SFでよくあるコンピューターによる管理社会ができる前日譚。あるひとつの価値観を強要する閉じた社会は狂信的な宗教のようで気持ちわるい。その気持ち悪さを感じなくなったときが、現実がこぬ小説に追いついた時なのか。沢山の人と繋がる事で、個々の関係性がどんどん薄くなっていくのでは?色々考えさせる話でした。
★3 - コメント(0) - 2015年2月21日

これはなんかもうリアルで地続きの未来で、未来のわたしに繋がってる感じで、ディストピアだけど、ハーモニーかもしれなくて、でもわたしは抵抗しなくてはいけないと思った。というのをSNSに投稿してしまう矛盾。でも匿名だから、ゆるしてね。本当すごい小説だ。
★6 - コメント(0) - 2015年2月16日

Huz
現実の検索エンジン会社またはSNS主宰会社のような架空の会社ザ・サークルを舞台とした近未来の物語。人々の生活の中に深く入り込む所謂「インターネット」の技術があり、便利になっている一方で「インターネット依存症」「スマホ中毒」などと揶揄されるような状況が静かに、しかし確実に進んでいく様子がなんともリアルである。先日の新聞(もちろん、インターネット上だが)には「女子高生のスマホ利用時間は7時間/日」という記事があった。この小説の中で描かれている世界は現実にも広がってきている。小説の真ん中あたりに(続く)
★6 - コメント(3) - 2015年2月13日

面白かった。常に誰かに見られていると思って行動することと透明性のもとに国家や特定の企業にすべて監視・記録されていることとは大きな違いがあるのだ。「すべてのものは神の目には裸であり、あらわにされている」のであればやはりサークルの企ては神をも畏れぬ所業なのであろう。マーサーとの会話や手紙が暴走するメイの歯止めというか最後の救いのように思われました。闇の社会を肯定するわけではないけれど建前ばかりの全てクリーンな世界は生きたまま焼き尽くされてしまいそう。これからはSNSに書き込むのにちょっとためらってしまうかも。
★5 - コメント(0) - 2015年2月12日

ザ・サークルの 評価:99 感想・レビュー:46
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