ロックイン-統合捜査- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

ロックイン-統合捜査-の感想・レビュー(114)

意識はあるが身体を動かせないロックイン状態になる奇病ヘイデンの発生から20数年後、技術の進歩により意識を転送されたロボット新人FBI捜査官と先輩女性捜査官がヘイデンに関わる殺人事件の捜査を進めるが…社会的問題も提起され近未来にあり得る世界観など設定はユニークですが主人公が没個性で少々テンポが悪くなかなか読み進まなかったです。シリーズ化されるそうなので諸々の設定や登場人物の個性が活かされて来るであろう次作以降期待します。
★25 - コメント(0) - 1月8日

植物状態の人間が意識をロボットに移してFBIで何やかやする話。SF要素を取り入れたミステリーで、どちらかによって評価しようとすると微妙な点数を付けざるを得ない気がする。全体的にリベラルな雰囲気で少しげんなりしたけども、保守的なゲイというアイディアは面白かった。正直それが一番SFしてたと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年12月7日

意識はあるものの身体が動かせなくなる病気が蔓延した世界で、人型インターフェイスに意識を飛ばして操作できる技術が確立されているという設定のSF産業ミステリ。シリーズ化するようで、技術を巡る利権が物語の中心になっていた今作よりも今後より自由度が広がるのかな。今作はこの技術だから、まず書かねばならなかったことって印象が強かった。スコルジーはこれと『レッドスーツ』しか読んでないのだけど、後者から、もっとイタズラっけのある作家というイメージがあった。
- コメント(0) - 2016年11月1日

一気に読んでしまいました。スコルジーはレッドスーツについで2作目。主人公は非Aのゴッセンと富豪刑事の要素あり。先輩女性刑事もカッコよいです。犯人のした最後の選択は、ビジネスマンらしいということかな。
★3 - コメント(0) - 2016年9月9日

非常に練られた設定と、それを縦横に駆使した事件はさすが巧いなあと感心するが、ミステリなのである程度しかたがないかもしれないのだがプロットが複雑な割に叙述が単調で読んでいて飽きてしまった。難しいというか私が読者としてこの作品に向いていなかったというべきか。
- コメント(0) - 2016年8月27日

伝染病の蔓延によって、閉じ込め症候群(ロックイン)患者が激増した世界が舞台の話。伝染病の後遺症と、それによって発達した遠隔操作技術という設定を使い倒した、充実の作品。続きあるみたいで楽しみです。この設定、今度はどんな使い方されるのかしら。お話もさることながら、この技術があの話のあの技術につながるのかしらん、というわくわくも。
★2 - コメント(0) - 2016年8月10日

通称ヘイデン症候群による死を免れた患者が陥る「ロックイン」。物質社会と関わるための個人輸送機〈スリープ〉を使う新任FBI調査官クリスを元統合者ヴァンがこき使う。動かない体と脳内に精神を閉じ込められた患者の状態を表す「ロックイン」だが、終盤のクライマックスになって、違う意味/状態/用法が立ち上がる様が痛快。ところで、スコルジー作品を読むのは『アンドロイドの夢の羊』以来2冊目なんだけど、不謹慎な軽い台詞が特徴なのかね。今回の白眉は「自動運転を切るとびっくりするようなことができるのよ」。
★3 - コメント(0) - 2016年7月24日

意識があるけど体が動かせなくなる病気が流行った近未来。精神だけ人間型のインターフェースに飛ばして活動できるようにはなっている状態。そこで起きた事件を解決って話。なんせ移動に関する制約がないのもあるしテンポが早くていいね。
★4 - コメント(0) - 2016年7月16日

SF×ミステリー本。私好みだと思ったのですが…正直、よくわからなかった。精神を別の器(入れ物)に飛ばすってこと、ですよね?多重人格ではなくて、人格はあくまでひとりで。初期設定から飲み込めていない私にはストーリーがまったく入ってこず。SFは映像ものでないと、想像力が全く追いつかないということを思い知らされた作品。
★2 - コメント(0) - 2016年7月12日

ヘイデン症候群という病が世界的に蔓延した未来社会。精神が隔離された状態“ロックイン”に陥った患者たちは機械の体を遠隔操作することによって生活している。ヘイデン症候群の新人FBI捜査官が主人公のSFミステリ。架空の病気ではあるものの、設定が練られていてリアリティがあり、差別や対立も描かれていますが、テンポの良さとユーモアもあって重すぎず読みやすかった。主人公とその相棒のキャラクターも魅力的。
★9 - コメント(0) - 2016年7月1日

謎と謎解きが恣意的に過ぎると読者に感じさせないようにしなければ陳腐なものになってしまうのがSFミステリの急所。本作はスピード感のある文章でその点に腐心していると感じる。こうした巧さはまさしく著者の持ち味だろう。疾病を巡る社会状況など、設定の広げ方、活かし方も巧い。特に、症状を個性と捉えて肯定する一派と状態回復を目指す一派の相克など、本筋ではない部分もツボを押さえている。続巻予定とのことだが、ますます広がりそうな世界観に期待。
★5 - コメント(0) - 2016年6月23日

意識を他人の体に移せる技術が実用化している世界が舞台のミステリー風味のSF。殺人者の正体を暴いていくストーリーだが、謎解き、サスペンス、アクション、ガジェット、いずれの要素も物足りなく、不満の残る作品だった。
- コメント(0) - 2016年6月9日

意識をロボットに転送し、それを駆使するFBI捜査官。事件を通して描かれるその設定が精緻で素晴らしい。会話もウィットに富んで、アクション描写も充分。ミステリとしても、トリックや解決はSFならではだし、おまけに悪人が本っ当に憎たらしいので最後はスカッと。SFとミステリを見事に昇華させたハイブリッドエンタメでした。さすがスコルジー、匠の技!
★19 - コメント(0) - 2016年6月7日

軽重、ハード/ソフトのあんばいがよく、テンポよく話が進むので楽しめた。が、年を取るとただでさえ登場人物の名前を覚えにくいというのに、こう(まさしく)入れ替わり立ち替わりされると、混乱してしまう。
★1 - コメント(0) - 2016年5月23日

SFミステリー。あらすじを読む限りものすごくややこしそうな内容に感じたが、本編は凄く読みやすかった。説明臭い文章がなく、読んでいて自然と世界観が浮かんできた。説教臭い内容でないことも良い。レッドスーツも読んでみたくなった。
★6 - コメント(0) - 2016年5月21日

いまどき珍しくジュブナイルみたいにストレートな小説だった。そういう効果も狙ってるのだろうが冒頭があまりにわかりにくくて、いくら意図的だろうがちょっと外してるのではなかろうか。まあでも中盤からの怒涛の展開はエンタメとしてはじゅうぶん以上。でもヒネリはあまりないのな〜。
★3 - コメント(0) - 2016年5月17日

面白かった。他の作品も読んでみようかな。
★6 - コメント(0) - 2016年5月15日

初めて読んだスコルジー、いかにもSFらしい設定が良く出来ていて、ストーリーも面白かった。ということで「レッドスーツ」も借りてきました。
★13 - コメント(0) - 2016年5月9日

冒頭のジョー・ヒルへの献辞に「お!」ってなった。友達なんや。TVドラマ化されるかもしれないらしい。映像化するとなるとスリープ(人型ロボット)はどんなもんになるんかな~?
★5 - コメント(0) - 2016年5月6日

一気読み。
★2 - コメント(0) - 2016年5月5日

もうちょい未来が舞台。人間が操作するサイボーグの描写がとても面白い。世界設定がかなりしっかりしているので、続編を期待したいところ。レッドスーツ面白かったけどパロディに傾きすぎと思っていたが、ちゃんと世界観を構築して正統派SFもできる。スコルジーがベテランになったわ。
★5 - コメント(0) - 2016年5月2日

H.S
いつものジョン・スコルジー
★1 - コメント(0) - 2016年5月1日

★★★★ おもしろかった。主人公のクリスの閃き力や皮肉を交えたユーモラスな口調が「火星の人」のワトニーに似てると思った。彼のおかげで、重いテーマなのに軽く読めた。
★32 - コメント(0) - 2016年4月28日

図書館
- コメント(0) - 2016年4月27日

『レッドスーツ』のラストシーンで涙してから、首を長くして待ったスコルジーの新作。今回は本格SFミステリ。もう少し笑わせてもらいたかったが、これはこれで面白かった。シリーズになるのかな?
★15 - コメント(0) - 2016年4月24日

これは面白かったです。マイノリティに対する社会的支援がちょっとでも過剰だと、妬みや反発を招くという状況は現在そのものだけど、これは近未来でも変わらないんでしょうね。また、そういう状況を利用して搾取する側の人間も絶対いるだろうし。アシモフの「鋼鉄都市」を思わせる設定だなと最初は思いましたが、また違った味わいで楽しめました。
★6 - コメント(0) - 2016年4月20日

面白かった!もういっちょ、面白かった!とにかく設定がすごい。背景の作り込みがすごい。ロボット捜査官と生身の人間コンビが活躍するミステリー。ロボットの権利と差別とか、法律とか、いちいち納得。未来の世界ではありそうだなあ、と考え込んでしまった。でもメインはミステリーなので、ストーリーは重くならず、最後まで楽しめた!これ、続きはあるのかな?
★18 - コメント(0) - 2016年4月19日

私にとっては今までハズレ無しのスコルジーだったんだけど、今作のロックインは、読み始めると話のテンポの悪さにハズレかなと思ってしまった。後半になって、さすがのスコルジーだったので読了。悪いテンポの原因は、私の設定理解に時間がかかったのかもしれない。映画の「サロゲート」のイメージもあったし。次回作は、「老人と宇宙」の新作かな?楽しみ。
★5 - コメント(0) - 2016年4月16日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2016年4月12日

それなりに面白いんだけど、スリープがあまりに無機質な印象で、感情移入しにくい。ロボコップみたいな印象?日本人だったら、絶対に人間に似せて作るよね??
★1 - コメント(0) - 2016年4月5日

★★★★☆ 新人とベテランがコンビの警察小説は国内にも多いが、この2人の掛け合いはスコルジー(訳の内田氏)らしい。はじめは名前が被って進まなかったが、中盤からは急加速して結末まで一気読みだった。ユーモアな「レッドスーツ」や「羊」より「老人と宇宙」に近い感じか。ネットワークの発達により距離(=移動の時間)感覚が無く、読み終わって一週間の話だったのか、と気付いた。新作が待遠しいSF作家です。
★5 - コメント(0) - 2016年4月5日

ウィルスに感染した人が意識はそのままに体が動かなくなる症状に陥った。その状態をロックインと呼び、その状態になった人は“スリープ”というロボットのようなものに意識を移して生活する。専用のサイバー空間などもあり、この舞台設定だけでもう面白い。物語は殺人事件の捜査なので、犯人探しがメイン。舞台がモロSFなので、捜査方法から犯人の行動が常識では考えられない展開になる。ミステリファンには受け入れられないかもしれないが、SFファンは、ロボットやらサイバー空間やらは慣れているだろうから、違和感なく物語を楽しめるだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年4月1日

超ーーー楽しかった!SF音痴な自分にも(今後30年は言い続ける気満々な常套句)ヴィジョンが浮かぶ近未来設定にも、その設定が存分に活かされたストーリーにも、ボンボン気質全開なのにユーモア感覚抜群な主人公にも、全てに高好感度。本筋核心部分に触れずに概要紹介するのは難しいので「とりあえず読みな!」としか言えないのがもどかしいくらい好き。TVドラマ化も納得、映画の尺にしてくれても良かったかも。ニュートラルネットワークは現代におけるある種の人びとの救いにもなるけれど、それを確実な統治下におくのは難しいんだろうな。。
★31 - コメント(1) - 2016年3月23日

とても楽しい。続編も楽しみ。
★3 - コメント(0) - 2016年3月22日

とても面白かったです。SFの設定と要素がっつりだけど、実在のアメリカ都市を舞台にした、地に足のついた警察ミステリでもあるので、SFは苦手な自分でもとても読みやすくて楽しめました。ところどころユーモアのある文章に何度か笑わせてもらいました。ヘイデンのヘイデンによるヘイデンのための事件とでも言いましょうか、もしニューラルネットワークが実現できたら、ものすごい革新ですよね。同時に書かれていたような犯罪に利用される可能性もあるところが、現実的でもあるかも。続編書いて欲しいです。
★7 - コメント(0) - 2016年3月18日

読んでいて楽しいよいエンタメサスペンスSFだった。リーダビリティがとてもよくて、すらすら読める上に、話のテンポもとてもよい。サイバネが病気や障害の克服から始まる設定はよくあるが、その比較的初期の過程をしっかり描いているのは珍しく、そのあたりも読み応えがあった。
★5 - コメント(0) - 2016年3月17日

面白かった!SF設定の捜査ミステリというべきか。インフルエンザに似たパンデミックで、生き残った患者の一部は体が動かないロックイン状態。社会参加のためのプログラムや装具の開発で、彼らは、脳にニューラルネットワークを埋め込んでロボット「スリープ」を動かせるようになっている。しかし彼らヘイデンたちへの助成が大幅に削減される法案が可決し、一方ヘイデンの新人FBI捜査官クリスはいきなりハードな殺人事件の捜査に…。いろいろ設定がうなづけて、先輩ヴァンも魅力的だし、後から前のほう読み返したりして、面白かった!
★9 - コメント(0) - 2016年3月16日

sao
寝てる時にたまにあるけど、意識があるのに体は動かないのはイヤだが脳に機械を入れることによってその人の体を借りたりネットの世界てこんな感じか、と想像して面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年3月16日

『・・・SF的な設定がほとんどすべて、ミステリーとしての謎解きに奉仕しているあたり、SFとしてもミステリーとしても実に筋がよい(p325)』この解説の通り。SF読みとしては途中で読み終えるのがもったいなくなる。
★7 - コメント(0) - 2016年3月15日

ジョン・スコルジーの新作というだけで、ワクワク。期待を裏切らない面白さだった。ただ、設定がややこしい人のに、名前が覚えらず、ミステリーを解くのはダメだった。それでも十分楽しめて良かった。
★11 - コメント(0) - 2016年3月14日

ロックイン-統合捜査-の 評価:92 感想・レビュー:54
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