蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
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蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れはこんな本です

蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れはこんな本です

蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れの感想・レビュー(150)

史記を元ネタにしたファンタジー。張良による始皇帝暗殺未遂事件を劉邦が目撃するところから始まって、始皇帝の崩御、趙高と李斯の暗躍、陳勝・呉広の乱、項羽と劉邦の台頭辺りまで。人物の描き方には魅力があるしストーリも面白いんだけど、史記の力が大きすぎるように思わなくもない。もちろん、舞台となるダラ諸島の自然や技術や神々といったオリジナルの部分もたくさんあるんだけど。次の巻で本格的に楚漢戦争が始まりそうだとか、鴻門の会や垓下の戦いがどう描かれるんだろうとか、そういうところに興味がいってしまったのは少し残念。
★6 - コメント(0) - 2月10日

登場人物の名前が憶えられない...途中から諦めて話の流れで判断するようになってしまった。「キングダム」で「項羽と劉邦」で「十二国記」+有機メカ。これが英語で書かれて中国や日本といった漢字圏に逆輸入されている現状が凄く面白い。メインの英雄二人は割と類型的に思わないでもないが、学者であり、その知性を活かした暗殺者であり、求道者でもあるルアン・ジィアが前著「神の動物園」で感じた繊細さや屈折を感じる人物造形でとても魅力的。続編で活躍するといいなあ。あと申し訳ないが原版の表紙の方が断然いい...。
★3 - コメント(0) - 1月3日

確かに「項羽と劉邦」をもとに書かれているのはわかるんだけど、これを幻想「武侠」小説と呼ぶのはどうなんだろう
- コメント(0) - 2016年12月16日

おもしろいですね。頭の中の視覚的には「キングダム」のような絵柄をイメージしてしまいました。元ネタを詳しく知らないので、先がわからない分むしろ楽しめました。欲を言えば呼称のシルクパンク色をもう少し出して欲しかったかも。続きが楽しみです。
- コメント(0) - 2016年12月13日

★★★
- コメント(0) - 2016年12月6日

何を題材にしているのかは理解できるが、こういった英雄譚主人公が太鼓腹ってのはやめてほしい。★☆☆☆☆
★4 - コメント(0) - 2016年10月26日

登場人物多すぎ。2を読む前に一回整理する為、再読。
★4 - コメント(0) - 2016年10月19日

あの『紙の動物園』のケン・リュウの長編第一作。期待したのだがそっちへ行っちゃったのか感が半端ないです。残念です。シリーズの続きを読むことはもう無いです。
★3 - コメント(0) - 2016年10月13日

ある準拠枠にある物語を別の準拠枠で再構成する…訳者解説によるとケンリュウにはこういう狙いがあったらしい。史記などの物語の骨子を抜き出し異文化に通用する普遍的なものにする、その為には全く新たな世界を舞台にする必要があったと。でも楚漢戦争って海外でどれほど知られてるんでしょうか。なにせ翻案ですからそこは重要だと思う。これは張良だ蕭何だと「項羽と劉邦」などで日本ではお馴染みですが…。もちろん筆者の独創も良いです。クニとマタの運命も変わるんでしょうかね。作者の意図が成就したかは下巻を待ちます。
★2 - コメント(0) - 2016年10月11日

(古沢 嘉通/訳)ダラ諸島という島々を舞台に、クニ・ガルとマタ・ジンドゥの二人の男を中心にたくさんの人物が覇者を目指す。悲愴な人生のマタを肩入れしたいような気もするが、ろくでなしだが人を大事にするクニ・ガルが好感度高くって応援したい。身を守るための方法さえ手に入れられず自分の人生を選べなかったキコウミの話がいたましい。たくさんの人の死の上に王朝が築かれる。 次巻はお話がおおいに転調するとのこと楽しみである。
★3 - コメント(0) - 2016年9月30日

スチームパンク風のハイ・ファンタジー。次々と人物が登場し、敵味方がよく分からないうちにあるものは命を失い、あるものは手を組み……と、変化に富むやりとりが続く。まだ全容の紹介程度だが、後半どんなどんでん返しが待っていることか。
★1 - コメント(0) - 2016年9月6日

「項羽と劉邦」なので、いずれ2人は戦うんだろうなと思ってしまいます。マタは1巻から悲劇の匂いが……。
- コメント(0) - 2016年8月16日

架空の世界で繰り広げられる壮大な物語開幕。7カ国に分かれていた国がザナ国によって統一されたが、不安は各地に燻り、皇帝マピデレの死を契機に燃え上がる。その時代に流され名を上げることになった、ろくでもないが人を惹き付ける魅力をもつクニ・ガル。祖父と父の復讐を誓う、武人マタ・ジンドゥ。楚漢戦争を下敷きに、シルクパンク、神が存在する幻想的な世界観。様々な人の思惑が絡みつつ、更なる壮大な展開が期待される。この雰囲気、良い……。
★11 - コメント(0) - 2016年8月11日

紙の動物園のケン・リュウさん、ある架空の国の壮大な国盗り物語。登場人物が多くて、結構死んでいくし。まず最初の紙と絹と竹でできた巨大な凧の暗殺者がどうなったかがわかるのが3分の2を過ぎた頃、そこでやっとモヤモヤが解消される。すごく残酷な場面がサラっと描かれる。最後に登場するキコウミが悲劇的で、次巻第1部完了編の最初にどう描かれるか、これまたなんとなく予感できて悲しい。行楽用の昼食が新鮮な肉まん、砂糖と酢に漬けた筍、蟹の揚げ焼きなど、やっぱり中国的です。
- コメント(0) - 2016年8月10日

面白い。
- コメント(0) - 2016年8月9日

面白い!
★14 - コメント(0) - 2016年7月31日

ケン・リュウの第一長篇。架空のダラ諸島を舞台に、クニとマタの二人の英雄を中心にした”シルクパンク・エピック・ファンタジイ”。登場人物が多くて頭が混乱するが、巻頭に登場人物一覧があるのでこんがらがっても大丈夫。とにかく英雄も庶民も事態が急変するたびに、どこに(あるいは誰につくか)右に左に揺れるので、「昨日の友も今日は敵」状態。それだけみな生き抜くのに必死。主人公のまわりを固める者たちも魅力的で、生き生きと描かれている。さて、次巻でどう展開していくか、楽しみ。
★7 - コメント(0) - 2016年7月28日

中国の歴史物に夢中になっていた頃を思い出した。続きが楽しみ。キコウミ王女の出身地、美しい湖のなかの街ミュニングのイメージ図が見たい。
★15 - コメント(0) - 2016年7月24日

ヤクザ半分だが才能と野心を抱えた主人公クニ・ガルは劉邦や劉備を連想させる……と思っていたら、訳者あとがきで『項羽と劉邦』の伝承を下敷きにしているとのこと。とはいえ、そもそもの舞台が群島だったり、神々が裏から介入していたり、FT性も高い。
★1 - コメント(0) - 2016年7月23日

群島の異世界を舞台に、シルクパンク仕様を背景にして「項羽と劉邦」の物語が追体験できる愉悦の読書体験。蒲公英をめぐるエピソードにほっこり。総じて女性の活躍が多いのも魅力。張良好きとしては、彼を模したと思しき人物の扱いようがうれしかった。
- コメント(0) - 2016年7月21日

「項羽と劉邦」を知ってる中国や日本の読者と、知らないアメリカの読者とでは、だいぶ読み心地が違うんじゃないかな。
★2 - コメント(0) - 2016年7月18日

○ 架空の多島海世界を舞台にした戦記ってことで手にしたが、中身は楚漢戦争そのままだった。項羽も劉邦も嫌いなのにまいったなあ…。マタ(項羽)は哀しき殺人狂、クニ(劉邦)はロクでなしのダメ人間。うん、オリジナルのままだ。飛行船や七か国それぞれに肩入れする神々など、ファンタジー要素はあるが、脇役や地名が何に当たるかばかりが気になってしまうので、なまじオリジナルを知らないほうが楽しめるのかもしれない。クニの妻ジアやアムの王女キコウミが魅力的。
- コメント(0) - 2016年7月17日

「項羽と劉邦」はすっかり忘却の彼方であるが、そんなことは気にしなくともよい!豪放磊落で人間味の溢れるクニ、最強の戦士たるカリスマを纏うマタ、この二人を中心にザナ帝国に抵抗していく上巻。この二人だけでなく、あちらこちらで抵抗軍が勃興し、それぞれが出会い戦う場面はたいへんエモーショナルで熱い。二人の英雄だけでなく、脇役の人生に気を配っているのが作者らしさ。酷い場面も多いのだけど、そこまでの陰惨さは感じない。仲間が集まっていくのは盛り上がるよね、と思っていたところやや風向きがおかしくなりこのラストには驚いた。
★2 - コメント(0) - 2016年7月16日

★★★
- コメント(0) - 2016年7月11日

お待たせしました、ケン・リュウがくり広げるシルクパンク・エピック・ファンタジー(著者の造語)、関羽と劉邦の世界、ですね。司馬遼太郎の劉邦に比べてクニ・ガルが随分と分かりやすいのは主たる読者がアメリカ人だからかなというのは勝手な解釈。とはいえ、シルクパンクのなんたるか、物語がどうなるかはこれからのお楽しみ。ここで巻ノ二に続く、なんてあいかわらず憎いね、早川書房!(原作は10月に巻ノ二の続きが出るようで。)
★2 - コメント(0) - 2016年7月10日

指鹿為馬・・・
- コメント(0) - 2016年6月30日

「紙の動物園」でSF系賞3冠を受賞した、新進気鋭の作家ケン・リュウの新作はなんと長編異世界ファンタジー。下敷きになっているのはまんま「項羽と劉邦」なのだが、舞台は架空の多島海へ移され、地勢・文化・宗教もオリジナルな設定となっている。三国志などの中国の歴史小説が好きな人にはど真中だが、この作品は非常に登場人物が多く覚えにくいので、主要登場人物と地図をコピーして手元に置いておくことをお勧めする。
★7 - コメント(0) - 2016年6月29日

☆☆☆未だ風呂敷のサイズ不明
- コメント(0) - 2016年6月27日

物語そのものはとても魅力的で登場人物の人物造形もよくできている。第1巻を読了しただけだが、これからの展開に大いに期待を持たせる。ただし根本的な問題として、設定があまりに歴史的事実に似過ぎている。クニは劉邦、マタが項羽であることは明らかで、紆余曲折はあっても実際の歴史通りに終わりを迎えたら興ざめ、失望するだろう。ちょっと詳しい人ならすでに三傑のうち蕭何と張良が誰に置き換わっているかもわかるだろうし、細かなエピソード の元ネタもわかるはずだ。今後は実際の歴史を離れた大胆な展開をみせてほしい。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

間をあけて内容など忘れなうように、第二巻が出る前に読みましたが、群像劇という事で登場人物が多いので正解でした(笑)。主要登場人物になるのかと思うような者たちもあっさりと退場したりする中でも、それぞれに印象に残るような場面が描かれていて、また、叛乱軍だけでなく帝国軍にもそれぞれ野心や苦悩など抱いている様子が描かれている点が、より物語を魅力的なものにしていますね。この巻ではこれからの序章といった感じですが、これからどのような展開で魅了してくれるのか楽しみです。
★19 - コメント(0) - 2016年6月17日

シルクパンク、耳慣れない造語だが、とても豊穣な世界。秦末楚漢の興亡がイメージされるが、舞台となる多島海の描写やユニークな飛行技術 、英雄譚ならではの多彩な人物造形、背景に蠢く神々の思惑 、物語が加速し始めたところで後編へ。
★2 - コメント(0) - 2016年6月12日

三国志的であるが、改めて英雄の資質とは何かを考えさせられる。強さ?人望?実務能力?? 色々な視点でストーリーが進むが、どの一編を切り取っても読ませる、語る文章が上手いと感じます。ゆっくりじっくり読むべき本かな。続編が楽しみだがちゃんと完結するのかな?
★11 - コメント(0) - 2016年6月12日

一冊まるまる"序章"に過ぎなかったことにポカーン。。( ゚д゚)
★20 - コメント(2) - 2016年6月10日

壮大なシルクパンクなんですが、歴史物が苦手なので、『紙の動物園』の方が好みでした。登場人物が多すぎて、誰が誰やら………(笑)。2017年4月頃、ケン・リュウの作品集が出るようなので、そちらは楽しみです。
★33 - コメント(0) - 2016年6月9日

続きを読むのに間をあけたくなかったので、6月に入ってから読んだ。人物の描写が丁寧で、よく掘り下げられているから感情移入もしやすく、物語に没入できた。確かに叛乱側のみならず、帝国側の登場人物の苦悩も絶妙に描かれていて、老将軍が撫でてた犬はどうしているだろうとか、どうでもいいような細かいところが後々気にかかってくる。舞台となるダラ諸島については、一巻を読み終える間に巻頭の地図を見返すこと数知れず、なんとか大雑把には覚えている状態であるので、続きを早く読みたい。
★5 - コメント(0) - 2016年6月9日

好きな要素が盛りだくさんなはずなのにどうにも馴染めなかった。クニ・ガルのパートは面白く読めた。名前が覚えられないなぁ。簡単な挿絵でもあったら良かったか?
★1 - コメント(0) - 2016年6月8日

いやあ、いいところで引っ張ってくれるじゃないの。続きがすぐ出てくれるようで良かった良かった。物語にやや飽きてくると途中途中で挟まれるエピソードにハッとさせられること幾たび。結果、飽きさせない。ウマイねえ。
★5 - コメント(0) - 2016年6月7日

ベースは有名な物語を準えているので、今後の展開もその通りだとするなら、ちょっと心苦しい気もする。なかなか魅力的な登場人物達が出てくるのだが、話の展開が早く、顔見せ的に登場して消えてしまうキャラもおり、もっとじっくりとサイドストーリーを読みたいなあというのが正直なところ。人間が自らの運命を切り拓く事は、強い意志によるものであり、様々な要因が織り込まれて一つの壮大な絵巻となる事を、次巻で見せつけて欲しいところ。でも、なんだかんだ言って、この手の王道物語は好物なので、続きを楽しみに待ちたいと思う
★38 - コメント(0) - 2016年6月5日

噂通りの「項羽と劉邦」。最初はカタカナの人名と地名が分かりにくく、何度も巻頭の地図を見返しながらの読了。で、いよいよ盛り上がってきた、と思ったら次巻に続く。のであった。
★1 - コメント(0) - 2016年6月4日

蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れの 評価:78 感想・レビュー:65
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