気仙沼に消えた姉を追って

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気仙沼に消えた姉を追っての感想・レビュー(65)

ときどき震災関連の書籍は読むようにしている。なぜなら、東京にいると、あの忌まわしき震災ですら風化されてしまうからである。本書は、大人になって上京した著者が、震災で姉が行方不明となり、故郷の気仙沼を何度も訪ね、あらためて取材していくことで書いた一冊。思えばあのころ、確かに生島さんは見てられないほど大変そうだったなあ。故郷を巡り、311を共感することで、居場所を見つけようとした人たちの物語。重苦しい中に希望がある。
★5 - コメント(0) - 1月20日

スポーツライターの生島さんのルポ。故郷の気仙沼を離れて長い時が過ぎ、改めて気仙沼を知る取材の理由は居た堪れないものでした。その取材を通して、歴史含めて町の置かれている状況や、葛藤を抱えながらも前向きな方々の状況が少しだけ理解できました。お姉さんの章ので、母の葬儀の「言葉にしてしまうと、泣いてしまうので、言葉はしまっておきます」の言葉にぐっと来てしまい、そんなお姉さんとの突然の別れが本当に残酷でした。
★33 - コメント(0) - 2016年3月12日

若い頃,田舎の閉塞感が嫌で地元を離れることはよくあることです。しかし,離れたことにより,あの震災をどう受け止めればよいのか,姉の死をどう受け入れれば良いのかと考えた作者は,地元を知ること・家族を知ることから始めたのがこのルポなのでしょう。客観的に書かれた文章はスポーツジャーナリストらしいのですが,それがかえって感情を出すまいとしていることの裏返しのようで,読んでいて著者の悲しみと苦しみが伝わってくるようです。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし,本当の復興を心からお祈りいたします・・・。
★12 - コメント(0) - 2013年12月28日

故郷=気仙沼とのつながりを取り戻す(故郷にしがみつく)ために、気仙沼という街と、その震災被害について話を聞き、記述しよう……という著者の個人的=職業的な選択に感じ入る。次に読んだ本についてもそうなのだけど、個人的な問題意識と職業的な「やるべきこと」が重なる人/状況への羨望もあり、重なっていないことの気楽さもあり。 そういえば、『駅伝がマラソンをダメにした』で有名(?)な著者だが、同い年だったんだなぁ。この本に出てくる芝居関連の話が、どんぴしゃで共通体験。
★2 - コメント(1) - 2013年10月18日

きっとこの人はこの本を書きたいと思ったのだろう、あるいは書かないといけないと思ったのかもしれないなあ。
★2 - コメント(0) - 2013年7月26日

遺体番号236。2011年5月8日、赤岩漁港にて発見。DNA鑑定を経て、姉が名前を取り戻したのは、9月21日のことだったーこの本の帯に惹かれて読んだ。内容は気仙沼の津波が来たときのインタビューが淡々とつづられていた。故郷の喪失感。復興への願いを切に思う。
★1 - コメント(0) - 2013年1月17日

眠れないので、読んだ。震災のときに役立つのは、物資よりもその人のコミュニティでの立ち位置とわかる。それがないとき、どうするのか?と思う。そうか、それを確立するために著者はこの本を書いたのだ、と思い至った。
★2 - コメント(0) - 2012年9月19日

震災や、姉を喪ったショックからなんとか立ち直りたい、気持ちの整理をしたいという切実な思いが伝わってきます。故郷から離れた地でこの震災に遭った人がみな幾らかは感じたであろう不安、焦燥、いわれのない罪悪感、底知れない喪失感。分かります。興味深く読めたのではありますが、いまひとつ練りこめていないというか、物足りなく感じました。
★2 - コメント(0) - 2012年9月17日

津波で行方不明になった姉の足跡を辿るうちに故郷の町そのものを知ろうと思うようになった作者のルポ。時代と共に少しづつ変わる気仙沼の様子や、震災にあった人達の当時の様子は興味深く読めた。だが、タイトルから受ける印象と違う。内容もあれもこれも追おうとしてか散漫な印象を受けた。
★5 - コメント(0) - 2012年8月31日

題名から予想される内容は、エピローグとプロローグに書かれていて、中身は気仙沼に生きる別の人たちの話だった。うーーーん。
★1 - コメント(0) - 2012年5月31日

読みにくさはありましたが、「故郷を失って、東京で頑張れるほど、強くはなかった」という著者の言葉が胸にきました。被災者の皆さん、遺族の皆さんに穏やかな日々が早く訪れることを願ってやみません。
★3 - コメント(0) - 2012年5月29日

アナウンサーの生島ヒロシの実弟とは知らずに読み始めてました。生島ヒロシが気仙沼出身ということは知っていましたが、似たような名前の人がいるなぁと。気仙沼には何度も行ったことがありますが、気仙沼出身のルポ作家だけあって気仙沼のことがよく調べられていてかつての風景が思い出されてきます。でも昔みたいなにぎわいには戻らないんだろうなぁ。
- コメント(0) - 2012年4月18日

いつもラジオで楽しませてもらっている生島淳さんのいつもとは一味違ったレポートです。お姉さんに対する愛情が感じられしんみりと読ませてもらいました。
★1 - コメント(0) - 2012年3月24日

うーん、この人の別の著作も読んだ事があるのだが、他の本のレベルと明らかに二段も三段も劣る。無理してこんなに早く本を出す必然性が感じられないし、その結果。自分の家族を描きたいのか、気仙沼の事を書きたいのか明らかに論点がぼけてしまってる。作者のネームバリューや力量をとても残念な作品である。
★3 - コメント(0) - 2012年3月23日

本の帯に書かれている文章を書きますね。 「遺体番号236。2011年5月8日、赤岩漁港にて発見。 DNA鑑定を経て、姉が名前を取り戻したのは、9月21日のことだーーー」 行方不明になったお姉さんのことについてだけではなく 気仙沼全般に目を向けてノンフィクションライターである著者が 取材して書かれたものですが、 あちこちに話が飛びすぎて気が散ってしまうというか、 なんというか纏まりがないというか.....残念な印象。 心情は解りますが、文章としては解りづらい文章でした、私には。
★2 - コメント(0) - 2012年3月18日

文章がちょっと残念です。自費出版かと思ってしまった。
★3 - コメント(0) - 2012年3月17日

T Y
故郷、家族、友人…。いつだって自分という人間は誰かに支えられている。それを強く感じ、心から感謝したいと思えた一冊。
- コメント(0) - 2012年3月13日

震災から一年、被災地を訪ねなければと感じました。
- コメント(0) - 2012年3月9日

筆者は宮城県気仙沼市出身のスポーツライターです。3月11日の東日本大震災で14歳上のお姉さんを亡くしました。お姉さんの行方を探すことで取材で多くの人と出会い、美しい光景のふるさとを再確認し今では気仙沼を知る旅へそして将来の気仙沼を考えるようになったことが書かれてます。(お姉さんの遺体は9月に発見されました)、本書は喪失感と気仙沼の復興への強い願いが語られてます。
★6 - コメント(0) - 2012年2月28日

家族を残し故郷を離れて都市に暮らす人皆に読んで貰いたい本。また津波の恐ろしさ、人命は勿論人が生きるよすがもまるごとさらっていく様子、そしてその状況からも仕事に支えられて再起する人々の様子が描かれている。
★1 - コメント(0) - 2012年1月12日

欽ちゃんファミリーの「気仙沼ちゃん」以外に、この土地のことはまったく知らなかったので、本文の中心になっている気仙沼の紹介も興味深く読めた。 被災された方の心情は今回の津波にしろ、原発事故にしろ、その他の様々な自然災害にしろ、個々の立場に立たなければ決して理解はできないものであろうが、当事者が表現してくれるからこそ我々にも響いてくることがある。 その一部に触れられた作品として、一定の評価をしたいと思う。
★2 - コメント(0) - 2011年12月31日

#145★★★★☆
- コメント(0) - 2011年12月22日

いま読むべき本だ。そして長く読み継がれるべき本でもある。僕たちはこの震災を俯瞰し、全体として掴み出す言葉をいまだ手にしていない。本書に描かれる個別具体的な人生は確かに、この震災を語る特権的な人生ではありえない。しかし、逆説的な言い方になるが、だからこそ僕らが共感できる普遍性をもちえた。著者によって丁寧に刻まれた言葉は、世間を覆う震災の喧騒とは裏腹にとても静かであり、あまりにも深いが、同時にひどく透明な悲しみだった。僕にはその感情が強度のある普遍性を備えているように思えたのだ。
★3 - コメント(0) - 2011年12月21日

死者数や流された戸数などで被害のひどさを多くの人に伝えることはできるけど、有名でもない田舎の町が変わってしまうことの悲しさ、誰も知らない有名人でもない姉がこの世から亡くなったことの悲しさは簡単には伝えられない。一冊かけて伝えられない悲しさをなんとか伝えようとしている本だった。
★3 - コメント(0) - 2011年11月27日

故郷を襲った未曾有の大災害。そして消息を断った姉への想いから書きおこされる、自己治癒を兼ねた言葉。かといって、プライベートに寄りすぎることのない記述となったのは、プロの書き手としての本能がそうさせたようにも見える。達者な構成も見事。おかげで、東北に足を踏み入れたことすらない私のような者にも、気仙沼という土地が身近に感じられるようになった。
★5 - コメント(0) - 2011年11月27日

自分の生まれ育った故郷、自分の愛した姉、そしてそれらを不条理に奪い去っていた地震・津波。失ったものは決して戻ってこないけど、これらのことをより多くの人の心にとどめておいてほしい、そういった著者の痛切な思いが感じられる一冊。個人的には、同世代の中学校の先生が見せた仕事の矜持に心打たれました。
★10 - コメント(0) - 2011年11月27日

気仙沼やら塩釜やら利府やら、塩釜にいく途中の瓦礫の残る道(多分産業道路)やら、よく見知った地名が並んでいたので、買ってみました。本当に語りたいことは、始めと終わりに集約されているんだろうと、感じました。ただの番号しかもたない遺体が、遺骨が、名前を取り戻す。静かで淋しくて、大切な儀式。胸が痛みを訴えます。
★9 - コメント(0) - 2011年11月26日

★★★★
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