ジュージュー

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ジュージューの感想・レビュー(1254)

久しぶりのよしもとばなな作品。ほっこりでもメッセージ性たっぷりの良い作品だった。有限な世界の中で、今そこにある幸せを大切に大切にして生きていく。小さな幸せを積み重ねることは素晴らしいと思わせてくれる。また、ちょっと時間を置いて読みたい作品。
★2 - コメント(0) - 3月8日

冒頭の町田康の詩「どうにかなる」でガツンとやられた。恋人だった男が結婚して戻って来ても、焼肉屋ジュージューの中心だったママが亡くなっても、日々の生活は続いていく。辛くても、哀しくても人は生きていかなきゃならなくて、当たり前の日常は、良くも悪くも少しづつ変化している。辛い過去もキラキラしたあの瞬間も戻ってこない。できることを精一杯こなし、周りの人に目を向ける。そんな何でもないとこが哀しみの中にいたみっちゃんを少しづつ温かいことろへ運んでいく。どうにかなんとかなるだろう いつかはどうにかなるだろう
★20 - コメント(0) - 3月6日

読んで良かった。身近な人を亡くしたのに、こんなに思われていた人が羨ましい。母をこんなに思い、連れ合いに妻をこんなに思い、身近な人にやさしく接する主人公や登場人物が羨ましい。私の周りにいるだろうに、気付かないだけだと思いたい。
★13 - コメント(0) - 1月31日

sui
母の死の悲しみを心に抱えながらステーキ&ハンバーグ店ジュージューを父、元恋人と切り盛りする美津子。何て愛しい一冊だろう!薄くて読みやすい文章なのに、一度読んだ後、戻って二度、三度・・・。ハンバーグの焼けるいい匂いが食欲をそそり、ばななさんの書く一文一文に、生きたいという欲を満杯にしてもらった。大切な人の死、他の命を奪ってまで食べて生きていく人間、そして、繋がっていく命。テーマは生々しいのに嫌悪感ゼロで心にずんずん沁みてくるこの感じ。これから先、この本に心を支えて貰いたいと思う時が必ず来る。大切にしよう。
★27 - コメント(6) - 1月22日

下町のひなびたステーキ屋さんに集まる、ちょっとずれてる不思議な人たち。 つまらない日常だっていい、毎日が刺激的じゃなくてもいい、凄い人じゃなくてもいい、大切なことはもっと他にある。 そして、下品な人にはなりたくない! そんな、ばななさんの気持ちが伝わってくるような物語でした。
★5 - コメント(0) - 1月10日

吉本さんの本は、馴染みにくいようです。むかーし、キッチンなども読んだことがあるけど。
★3 - コメント(0) - 2016年12月25日

今回もばななさんの言葉のリズムだなぁと思いながらな読んだ。『私達は水槽の中の藻、いや微生物みたいに、つながりあってひとつの命になっている。』できる人ができることを、それを必要としている人にしてあげればいいんだよ。と教えてくれる本でした。
★37 - コメント(0) - 2016年12月25日

「なるべくそっとしよう。そっと。かたつむりくらいの速さで。そうしたら、人生も長くなるから、長くいっしょにいられるし。」ハンバーグと同じくらい夕子さんの存在感が強い。ジュージュー音を立てているのを食べたくなりました。
★19 - コメント(0) - 2016年12月18日

大切な人を喪ったその悲しみは決して癒えないけれど、悲しみもたくさんの幸せな思い出もきちんと胸に抱えて日々に真摯に向き合う姿勢が素敵。私もいつか半身を引き裂かれるような別れを経験した時、みっちゃんみたいに自然体で向き合えるだろうか。
★4 - コメント(0) - 2016年12月10日

忘れたいものと忘れたくないものが混在した過去と、イマとの間にある悲しい隙間を優しく埋めてくれるのは、ハンバーグが焼ける音、そして下町の人々と過ごすなんてことのない日常。失ったものと向き合うこと。時間の流れを受け止めること。美津子が最後に見せた涙は彼女の”強さ”そのものだったんじゃないかな。 Dear N, 素敵な作品でした。おすすめありがとう♪
★45 - コメント(11) - 2016年12月3日

こんなお店が近くにあれば、常連になりたいなー。サラミちゃんという作品は知らなかったけど、楽しめました。さあ、今夜はハンバーグ焼くぞ!
★50 - コメント(0) - 2016年10月30日

彼女の本は、よかった~って思っていても、内容が思い出せないものが多いけど、これはきっと覚えていそう。進一と美津子の関係がありながら、夕子さんや宮坂さんは幸せなになれるのか疑問に思いながら、読み終えたけど…「地獄のサラミちゃん」読んでみたいな。
★14 - コメント(0) - 2016年10月6日

つらい過去を経験しても時間は流れていく。夜が来てまた朝をむかえる。人はそうやって日々を過ごしていく。でもそこには確かに優しい時も流れていて、だから人は恋をしたり、相手を思いやったり、見放したりできなかったり…いろいろ複雑なんだけど人生っていうものを前向きに生きていこうとする。良いことも悪いことも含めて「イイ人生じゃん!」って言えるような生き方をしていこう!って思った‼
★7 - コメント(0) - 2016年9月1日

斬新なタイトル、不思議だけど優しい人満載のばななワールド。足元見て生きていこうと思わせる作品です。
★6 - コメント(0) - 2016年8月28日

よかった~。わたしも娘にママのように想われたい。地獄のサラミちゃん実在する本なのかな?!是非読みたい!そしてほかのばななさんも読みたいなぁ(*^^*)
★3 - コメント(0) - 2016年8月13日

優しくて幸せな家族、甘い恋愛、だけではないお話。それぞれが暗い、あるいはいびつな過去をもっているのだけれども、なんとかそれを乗り越えて、今はそれぞれがパズルのピースのようにお互い収まりあって、全体として何か大きな暖かいものを作っている、そんなものを感じたお話でした。
★7 - コメント(0) - 2016年7月17日

H
“清濁併せ呑む”って、こういうことかも。
★5 - コメント(0) - 2016年6月21日

私にとって、グッと来る言葉が散りばめられていました。 読んでいて登場人物が軽くない過去があったりしていても、さらりと読めて深く心に沈んでいきました。でも、悲しさとかじゃなかったです。良いとこも悪いところもひっくるめて、良いよね?人生だもんと言われている気がしました。最後は、心が暖かくなる終わり方で良かった。それにしても夕子さんて本当に不思議な人。でも、嫌いじゃない。決して。
★6 - コメント(0) - 2016年6月19日

2016年12冊目。ブックオフ閉店セール購入本。久しぶりに面白い本を読んだなーと思う。面白かったので、感想を書く前に同僚に貸してしまって、ちょっぴり後悔(笑)この本を買おうと思った、自分にグッジョブ。主人公も、主人公を取り巻く人々にも色々と複雑な事情があって、そんな中で、親しい人との死別があったり、新たな命を授かったり、失恋があったり、新しい恋の始まりがあったりと、緩やかに流れていく雰囲気が好きでした。
★15 - コメント(0) - 2016年5月24日

何も起こらなくて生き様は解決していて悲しい
★1 - コメント(0) - 2016年5月17日

kei
☆4 登場人物それぞれの辛い過去があり、それぞれ向き合い前向きにすすもうとしている。難しい表現はないのに意味を理解できなくて戻って読み返したりしてしまったけど最後まで入り込んで読みました。みっちゃんの心の広さなんか達観していてすごいと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年5月15日

街の小さなステーキ・ハンバーグ店ジュージューでの物語。「地獄のサラミちゃん」というのは表紙の装丁を手がける朝倉世界一さんの作品なんですね。読み終わってから検索して知りましたが、知らないと?となります。遠い親戚の進一の子どもを身ごもるが、流産した過去を持つ主人公の美津子。進一を捨てたにもかかわらず、金をたかりにくる進一の父親。要所要所でヘビーなものがボコボコ投げ入れられるこの作品、それでも美津子の新しい恋の始まりと、ジュージューで繰り広げられる常連さんとのやり取りが、この小説の希望でもあり、光でもある。
★4 - コメント(0) - 2016年5月13日

何だか達観してて抽象的。理解出来ていないかも。世の中はどんどん綺麗になって新しくなって、機能的で便利になっていくけど、魂はリサイクル出来ないから、骨董品みたいなそれを日々磨く。その日々は悲しい事辛い事も多いけど、それに流されて受け入れようとするんじゃなくて、自らそれを大事だと噛み締めて幾度も苦痛が心の隅をチクチク刺したとしても反芻して、栄養にしてしまう事も出来るんだ。確かに悲しい話だと思う。だけど、私達はそこから新たに幸せを創りだし生み出せる、小さい様で頼もしいパワーだってあるはずなんだなって思った
★6 - コメント(0) - 2016年4月3日

落ち着いた語り口の中に、それぞれの辛い過去が描かれていたが決して悲しいだけの話とは感じなかった。人生をシンプルにして「人生の波にちゃんと乗っている感覚」を持つことは、自分自身もなかなか難しいことだと感じている。どんな状況下でも「目の前の毎日にじっくり参加して」誠実に生きていこうと思わせるような、よいお話だった。
★2 - コメント(0) - 2016年4月2日

表紙とハンバーグに惹かれてのひさしぶりのばななワールド。家族愛というのかな?下町の近隣住民含め“結束”の大切さ・重さを教わる形になる読後。悲しい過去を抱えながらもみんながんばって現在を生きていて未来へとつなげる…というような姿勢をひしひしと感じるし、その温度が適切でよい。特に大人の女性脇役が素敵。物語の終盤にある畳み掛けるような“ばなな節”も健在。(昔これにハマった。)しかし強調されているサラミちゃん云々はわかりにくい。表紙がそれだけど、これは朝倉世界一さんとの共著ではないんだし…とおもってしまった。
★25 - コメント(0) - 2016年3月28日

よかった。あたたかい。お店やさんへの尊敬、変わらないもの。人とのつながりの輪。常連さんになったことって、ないな。なってみたいな。赤ちゃんへの希望があたたかい。毎日の日課を大切に。
★1 - コメント(0) - 2016年3月25日

下町で代々ハンバーグ屋を営む家に生まれた主人公と、そこに来る人たちのお話。なんてヘンテコな登場人物たちとその関係。とりとめのない不思議な引力に惹きつけられながら、いつの間にか読了していました。この世は矛盾だらけで、いろんな人がいて、とにかくとらえどころがない。そんな中で、良いことも悪いことも自分らしく受け入れて日々を生きていく人たち。その自由さに心が軽くなりました。ゆっくり散歩をしたり、美味しいものを味わったり、日々の生活の中のなんでもないことを丁寧にしたい気分になります。
★26 - コメント(0) - 2016年3月9日

ことばがやさしい。
- コメント(0) - 2016年2月24日

なんてないこと日々を切り取ってる。闘ってるなーとしみじみと感じる。みんな一人ひとり一生懸命だよなー。ちょっと勇気づけられる。透き通った文章とお肉のゴツゴツとしたリアルな感じがまさしく現実。
★1 - コメント(0) - 2016年2月20日

大切な人とのお別れは唐突にやって来る。もういないということをある程度受け入れられるまでには、思い出して悲しくなって辛くなって心細くなって伝えきれなかったことを悔やんでもがいて…そう遠くはない自分に迫る現実にむけての、予行演習のようで胸がキュウとなった。失われる命があれば、新しく生まれる命もあり、生き物の命をいただくことで、また命を繋いでいく。変わりばえのしない同じような毎日のようで、同じ日々はない。いくら悲しくてもやっぱりお腹はすく。湯気をあげるハンバーグを丁寧に作る幸せと、食べる幸せを思う。
★28 - コメント(5) - 2016年2月7日

聖人君子の話? 彼の子どもを宿して二人の関係が上手くいかなくなり、さらに流産しているのになお、その彼と仲良く一緒に働いている。彼の奥さんとも仲良くする。彼を捨てた両親にお金を渡したりもする。そこに嫌悪や嫉妬、蔑みなどはない。 命を食べるというテーマであるのなら、そこにも葛藤や戸惑いや存在するはず。 新しい恋に於いても然り。前妻との思い出のある旅館に泊まりに行くことに躊躇もない。 全てがクリーン。結果オーライ。よって登場人物に立体感がなく、共感することはできませんでした。
★1 - コメント(0) - 2016年1月28日

命との向き合い方を考えさせられる小説でした。 良いところだけ食べたり、せかせかと何の感想もなく飲み込んだり、そうやって食べられることが今までに沢山あったし、自分もしてきたと思うのだけど。でもそれだけじゃない瞬間を同時に知っていて。ほんの一瞬の命のきらめきが人生を変えて、世界が続いてるのだと思います。食べられるのは面倒だけど、もし食べられても嫌いになんてなれない。それが家族と言える人達なのかな。
★9 - コメント(0) - 2016年1月22日

久々に読んだばななさんの本…優しい人たちに囲まれる生活環境って大事だよなぁ…それが伝染して、性格は違うようでも似たような人たちが集まるんだと思った…
★4 - コメント(0) - 2016年1月21日

実際に食べたハンバーグより、ジュージューのハンバーグはおいしくて感動感し、実際に味わったような気さえした。犬のお腹をなでながら、一方では肉をこねて食べるのは、生きていく営みなんだよね。それはもう、実感する。進一の複雑な家庭環境には嘔吐しそうだったけど、お父さんのハンバーグに救われた。
★2 - コメント(0) - 2016年1月16日

登場人物それぞれが抱えている闇があるけれど、それをも包みこむ温かさが作品に溢れている。ジュージューと焼く音まで聞こえてきそうな、手作りハンバーグの表現がたまらなく、食べたくなってしまった。平凡な日常がキラキラ輝くように感じ、淡い恋の予感にキュンキュンするのは、よしもとばななさんだから書ける作品なのだろう。
★6 - コメント(0) - 2016年1月7日

新たな出発の希望の物語なのに、みっちゃんと進一の過去の出来事(特に進一の行動)と、未だにこの二人が近い距離で仕事を共にしている事が受け入れ難くて、少しお話に入り込めませんでした。自分の感性が鈍っているのかも・・・。ハンバーグは文句なしに美味しそうでした!
★24 - コメント(0) - 2015年12月26日

ジュージューと、ハンバーグの焼けるにおいと音こそが幸せの形なのかもしれない。けれどそれとは対照的な死のにおいもまたお店には漂っている。肉を喰らうということ、ママの死、主人公の流産の記憶・・・。それらを踏まえて今日もジュージューは開店する。 「うちは貧乏だけどハンバーグはいつでもたっぷりあるからね。」 と私も言ってもらいたい。今日の晩御飯はハンバーグにしようかな。
★5 - コメント(0) - 2015年12月26日

ジュージューの 評価:80 感想・レビュー:447
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