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剣と紅

感想・レビュー
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クー
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井伊直虎の話。見える人の話なのね。
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S順子
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図書館本。高殿円さんはカーリーからハマってて、大好きな作家さんだけど、時代小説は初めて読んだ。大河ドラマも見てないので、登場人物の名前やら関係がややこしい。半分把握できていないのに、先が気になるのでサクサク読んでしまった。香だけでなく、戦国時代の、個としての存在を蔑ろにされがちな女性たちが、素敵に描かれてる。きぬも魅力的。最後に、あんなに災厄をもたらしてた政次を、一番理解していて、嫌ってなかったのはわたしだけじゃってとこも好き。器大きい。
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チタカアオイ
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【図書館】
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まる
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ネタバレ一気読み。坂道転がり落ちるようにどんどん家が傾いて、途中続き読むの怖かったし、色々と切なかったけど、後味は悪くない。政次は嫌いになれなかった。夫婦になってたらどうなってただろう。
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読むのは父親
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直虎が好きだったのであっという間に読了。
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鐵太郎
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NHK大河「おんな城主 直虎」(2017)からもう4年か。この作家の執筆スタンスに興味があったので読んで見ました。女性目線であることを批判する書評も見うけられますが、個人的に言うと、歴史小説の一つとして面白くまとまった一作ではないかと。たしかに主人公の能力だけ見るとファンタジー的です。しかし、ただ非戦をのみ唱える「革新的」な馬鹿げた女性視線ではない、あの時代を冷厳に見据えたシリアスな歴史ファンタジーとして、力作ではなかろうか。まァ女性ネットワークがそれほど機能したのかは別として、ですが。(笑)
鐵太郎

ところで、主人公の「香(かぐ)」、のちの名乗りの「井伊直虎」という女性からは柴咲コウのイメージは全然受け取れなかったのですが、小野但馬守政次(おの たじまのかみ まさつぐ)の描写を読むたびに、高橋一生の涼やかな顔が頭に浮かびます。面白いね。

07/12 21:54
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恵美
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徳川四天王・井伊直政の養母の壮絶な半生。馴染みのない人物だから、前半は登場人物の関係がわからず苦労したけど、話に引き込まれたらあっという間。
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りんごのこ
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井伊直虎の生涯。不思議な力をもって生まれ、そのことに悩みながらも井伊を絶やさなかった。大戦争に関わったとか武功をあげたというわけではないけど、領地経営の大変さ、周辺諸国、大名の情報収集の大事さがよくわかる。井伊家は女性陣の連携に恵まれてたんだな。不思議な力もあるけど、それより器が大きく私情よりも世の中がよく見えているリーダーとして素晴らしい資質の持ち主だったんだと思う。
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うさうさこ
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年末年始用に図書館で借りました。 大河ドラマにもなった、井伊直虎の話。直政の昔語りで物語は進みます。おもしろかったです。
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mos
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ネタバレ井伊直虎(次郎法師)。井戸と橘。生涯ただ一度の紅。「また、拝まれてしまった。。。」
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ベルるるる
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家康の薬好き古狸ぶりが面白い。そんな家康に、井伊直政が自分の義母である直虎の話をする形で物語は進む。読みやすく一気に読んだ。
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fukufuku
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昨年の大河のヒロイン、直虎さまです。 別に原作とか便乗本ではありません。どちらかというと、ゲームに乗っかったのかなと。 大河をみてしまった私としては、直虎が領主となって国を運営する様や、井伊家の再興や、つまり、尼だった次郎法師が直虎として活躍する様子を読みたかったのですが、そこを期待するとちょっとさみしい。 先入観なしなら面白いとおもいます。
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まぁ
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人にとって人知を超えた何かが見えたとしても、それで何かが変わるってこともないのかもしれません。確かに神様にとっては人の生き死には関係ないかもしれないし、たとえ関係があったとしても当人がどう生きるか、先のことより今のことを、それが大切というか当たり前のことなのかもと思いました。女城主直虎な話ですがエンタメでわかりやすい胸がすく展開があるわけではありません。でも有無有無ってありやなしかなのかと思いつつ、生きたことに意味があるのかなんて生きている間はそれ以外何が考えられるでしょう。淡々としつつ考えさせられます。
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ちょこ
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大河ドラマをガッツリ楽しんだ後なので読みながら映像が浮かんできてサクサクッと読めた。直虎周りは想像の余地がある部分が色々あるのでこういう解釈の仕方もあるのだなあと感じる。戦国時代に女城主になるということはそれだけ彼女の周りに多くの男たちの亡骸があったということ。辛い。
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yoshio katsuno
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☆☆読むのに時間がかかった。 大河ドラマの直虎の部分。違っている部分がある。直政の出世物語は書かれていない。
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たけとり
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ネタバレ読了すると、何故このタイトルなのか、このタイトルしかないというのが分かる。紅が男女で使いどころが違うというのが良かった。大河後読了組だけど、登場人物が既に頭の中に入っているので分かりやすいし、史実が曖昧な分解釈が違っていて、比べると面白い。まああの大河の解釈が特殊なんだけどもw 大河では井戸と小野家の関係はスルーされていたけど、こっちでは触れられていて、直虎の特殊能力とも綺麗に絡んでいて面白かった。しかし某人物の最期に触れられていたけど、大河では直虎の死後もふつうに元気そうだったから、ちょっと吃驚。
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auchida0507
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今、自分ができることで、最も有効なことは何か、他にできることはないか。自分が守るべきことは何か。
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環
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家を背負い、数奇な運命に導かれるようにして当主となった直虎こと香。女としての武器で生き抜く女たちにフォーカスが当たる一方で、その道を選ばず剣を取ることもなく生き、そして家を繋ぐことに心をくだいた彼女の一生涯。最後の一文の余韻が美しく、読み終えた後もなお響きます。
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ひろ
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★★★★直虎の本と知らずに読んだ。大河と大体おんなじやった。大河のストーリーを確認するような感じになり,本にはあまり入れなかったのは,この順番だったからしょうがないかな。
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goma☆
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井伊直虎の話だけど大河ドラマの原作ではないみたい。歴史物はとにかく登場人物が多くて大変で、主要メンバー10人くらいしか覚えられず、あとは流し読みだけど十分面白かった。もっとドラマチックに盛り上げてくれた方が私は好みだけど、この淡々とした感じが作者の持ち味なのかな。
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ぴさるく
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女城主井伊直虎の物語。5年ぶりに再読。大河ドラマを観て、浜松や井伊谷を旅行した後なので、初読の時より情景を思い浮かべることができ、人物の名前や関係もすんなり入ってきた。男たちは権力をめぐって戦って死んでゆくのに対して、女たちは氏族同士の結びつきを強め、子を産み育て守っていく。戦国に生きる悲しみとともに女性たちの逞しさに目を見張る。(図書館本)
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シュウ
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表紙に惹かれて手に取る。女性だが、当主に就いた直虎。次々と人が亡くなるのは辛かった。直親も不遇だけど、政次も不遇。敵対していたけど、嫌いにはなれなかった。
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R
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井伊直虎のことを描いた歴史小説でした。ややファンタジー色を帯びた内容で、何かが見える力を持った娘が井伊の領地を守り、やがてその力の根源に気付いていくというお話でありまして、語り部は息子の直政でそのお家の悲惨と呼べる浮き沈みを描いていました。大名に翻弄される小領主の悲哀とともに、戦国を生きるということについて、良いとも悪いともいわない生き様を幾人かの武将を通して見せてくれました。不幸を察知しても回避できないというのは地獄だなと思わされる。
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nishioda
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井伊直虎が主人公の小説。史実を先に知ってしまうのが嫌だと思い避けていたが、政次ロスですし読んでみた。丹念な時代考証と淡々とした筆致が作者らしい作品。主人公の性格もドラマとは全然違うので、別作品として楽しめた。ただ、小野政次との関係性はドラマともリンクするものを感じ切なくなった。
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葉庭
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ネタバレ大河ドラマの主人公・井伊直虎の一生を描いた物語。ドラマを見ているおかげで人物関係や名前はすっと入ってきた。香は大切な人たちを次々と亡くし、もうこれ以上失いたくないと思い直虎として立ち上がる。剣は持たず、紅もつけないおんな城主。人の生死が見える不思議な力を持っているところが謎めいた人物さを強めていてよかった。そして政次はやはり不憫な役どころだった…上手くいかないものだなあ。切ない片想い。香よりもきぬの方が運命を切り開いている感があってヒロインぽかった。いざという時の女性は強い。
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私的読書メモ3328
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強烈な目力が印象深い表紙絵に惹かれ、前知識ゼロで手に取りました。ちょうど大河ドラマになっている井伊直虎を題材にした歴史ものでした。総じて、あまり上手くいっていないという評価になりました。徳川家康を持ち出し、ファンタジー要素を用いることで、主人公を大きく見せようとしたところで、物語の大半は地方の弱小一家の右往左往に終始しているわけで。スケールの小ささを小さいままに、矮小な人間の懸命さを描けば良かったのではないかと思うのですが。また、非常に勿体ぶった「生涯ただ一度の紅」についても肩透かしでした。
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さぜん
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奥が深い脚本に唸らされ大河ドラマ「直虎」にハマっている。高殿さんの視点で描かれた本作は歴史小説としては異端かも。何故井伊家の氏祖が井戸から拾われたか、何故家康が直政を手元に置いたのか。その訳は美しかったから。凛とした真っ直ぐな瞳に人は魅せられるのだ。いつの時代も見た目が大事なんだな。政次の直虎への片思いも何とも切ない。直親憎しは嫉妬もあったんだろう。歴史とは人の情の結果で作られているのかも。
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katerinarosa
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個人的に職人作家だと思っている高殿さんの歴史もの。今回の本は大河ドラマが個人的にヒットだったのもあってとってみた。いつまでも幼女のようで年を取らない直虎という設定がツボにはまった。ただこの手の物語にあるように一人になってしまった主人公が最後まで一人だった場合、その人物が年を取らないという描写に関しては、実際そうなのかもしれないが、周囲がそう思いたくない部分もあるのかなと思ったり。大河とは別物ですが楽しめました。
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くみこ
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現在大河ドラマで放映中の、井伊直虎の生き様を描いた作品。幼いながら井伊家を背負わされ、すぐ先に起こる凶事が見えてしまう運命を背負った香(のちの直虎)も不幸なら、戦国の世、ただ懸命に生きただけで憎まれた直虎の敵役政次も、お家のためにのみ存在した女達も不幸。人の命が軽すぎる時代物はやっぱり苦手ですが、紅の使われ方は悲しくて綺麗でした。幼名と現代の名、家系図があればもっと分かりやすかったかも。
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ミド
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香が政次の求婚を嫌って髪切るところは重要なシーンなのに説明不足な気がする。政次と夫婦になった方が井伊家にとっても香にとっても良かった気がするけれど、歴史にもしもをいっても仕方がない。紅は付けないが表紙のように剣を持って戦うわけでもなく。月のものの描写で女であることを強調しつつも女の戦である結婚・出産をするわけでもなく。ちょっと中途半端な気がする。祖先が井戸で拾われた理由とか直政が徳川の家臣になれたこととか、結局イケメンは正義!ということですね。
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ひみ
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うーん…。なんでだろう、読みにくかった…。高殿さんはライトな方が好きです。
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かか
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やっと読み終わった(^-^;ヒール役の政次だけどこの作品では、時にうっと胸にくる扱い。香の政次にかける言葉になんどかうるっときた。白い鯉に紅のシーンでは政次、良かったねって思ったわ( o´ェ`o)
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青猫ちびすけ
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ネタバレ史上まれに見る女城主になった数奇な運命の女性が主人公。彼女を養母に持つ井伊直政が、主君 徳川家康にむかし語りとして語る直虎の人生。女性にスポットがあたっており、様々な女性の生き様が小気味よく描かれる。読んでいるとドロドロした情や恨みや憎しみは消え、なぜか悟りを開いたような気分になる。「誰しも、橋の上で同じ水を二度と見ぬ」という言葉が印象的。
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麻友
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図書館で借りて読了。大河ドラマ「おんな城主 直虎」を見て興味を持ち読んでみました。人に見えない「何か」が視えるという設定が付け加えられてましたが良かったです。他の直虎本にも手を出すべきか・・・
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ひなひな
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大河ドラマ「おんな城主 直虎」で興味を持ち、読んでみました。どうしてもドラマの俳優さんが頭にちらついて、敵役の政次のことを最後まで嫌いになれなかったけど、それで良かったみたいですね。後半、展開が駆け足になったことが少し残念ですが、女にしか出来ない戦をみせてもらいました!
0255文字
moo
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大河ドラマを見ているのでつい気になって借りてみた。この人がいなかったら幕末の歴史は変わっていたのかもしれない、と思うと凄いなあと感心。女は男のように武器を持って闘うことはできないけれど、縁をつなぐことで闘うことができるのだ。単に家の駒として嫁がされるわけではない、という女性の覚悟を知った。直政伝も読んでみたくなった。
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あやとび
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香に熱烈アピールしまくってたのに全然気づいてもらえなかった政次がなんとも哀れ。でも最後はちょっとだけ救われたかな?紅、塗ってもらえて良かったね。香が拒まずに夫婦になっていたら、政次もあそこまで暴走せず、意外と可愛い夫婦になっていたんじゃないかと妄想して切なくなった。
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紫
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「井伊谷を一歩も出ずしてこの世を動かし、殿の命を救われた」……って、そういうオチかい! いかにも戦国乱世の女城主が颯爽と活躍する痛快歴史活劇風味なイメージですが、そんな路線を期待するとけっこうがっかり。井伊直虎=香自身が剣を握って戦うような展開はございません。むやみに直虎を偉人扱いしないでも、井伊家の苦境にお姫さまたちがけなげにがんばる話でよかったと思えるんですが。巨大勢力に臣従することで存続を図るしかない地方領主の苦衷がよく描かれているだけにいろいろ残念だった一冊であります。星3つ。
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