望郷

望郷
あらすじ・内容
日本推理作家協会賞受賞!心に刺さる連作短篇集

島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全六編。

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望郷の感想・レビュー(4004)

湊先生にしては救いがある終わり方の短編集。短編ごとに必ず人死が絡む割に、救いのある終わりってなんかすごい。湊先生、初期はこの人人間不信じゃね??と思うことが多かったが、この頃そうでもない。それに少し物足りなさを感じたりする。
★9 - コメント(0) - 1月17日

瀬戸内海にある白綱島を舞台にした六篇の短篇集 どれも 読みやすかったです どれも 悲しい秘密を抱え それが のちにわかる話で 切ない気持ちになりました 
★4 - コメント(0) - 1月17日

瀬戸内海の島をルーツにした短編集。田舎特有の人間関係が島に残る者、去った者、戻ってきた者に絡んでくる。どの話もその関係が良くもあり悪くもある。ただ、読後感は悪くない。最後の『光の航路』、主人公の父が語った言葉はこころにしみますネ『とつきとおか待ちわびて生まれ出た赤ん坊に、…皆で喜び合い、希望を託して、広い世界に送り出す。…どんな船だって、他の船を沈めることは許されない。』
★10 - コメント(0) - 1月14日

湊かなえ作品は暗いしいじめの描写もあるから嫌だと前に言われたけれど、とんでもない!!こな作者描く暗さは、辛くても人生は続いていく、闘い続けなければならないというメッセージが込められていて、いつも希望が見えるんだけどなぁ〜と。あとがきにもあるように、特に女性の終わらない闘い(姑との問題や、平穏な日常を保つための努力)を描くのが本当に上手いですね。いつも見えない何かと戦って家庭を守ってくれている母を、大切に、優しくしてあげたいなぁという気持ちを思い出させてくれます。
★13 - コメント(0) - 1月13日

島に住む人々を描いた短編集。島という閉鎖的な暮らしがテーマなので暗い感じでしたが海の星が印象深かったです。
★19 - コメント(0) - 1月10日

【図書館本】文庫本ではなく単行本で借りました。短編集ではあるけれども、みな島出身である人たちの人間同士のしがらみや家族関係の破綻など暗い読了感がどんよりする内容でした。
★35 - コメント(0) - 1月8日

短編。田舎の親子関係が共感できすぎて、わたしにとっては苦しくもある話もあった。しかしイヤミスかと思いきや、後味が良く救いのある話。
★12 - コメント(0) - 1月6日

まる
★7 - コメント(0) - 1月5日

田舎ならではの人柄がよく出ていた。悪い意味で。 光の航路では、船も人も祝福されて生まれ、願いを込めて送り出されるという表現が良かった。
★14 - コメント(0) - 1月4日

今年の第一弾は久々の湊かなえ。白綱島が舞台の6編の短編集。抑えめだが、話によっては湊かなえならではのイヤミス感あり。「海の星」と「石の十字架」が好みの話だった。全体的に読後感は良かった。
★20 - コメント(0) - 1月1日

瀬戸内海にある白綱島を舞台にした六篇の短篇集!故郷を想う気持ちが切々に表れていたりしていた。それに弱き者を守ることの大切さは深く心に沁みました!
★19 - コメント(0) - 2016年12月29日

白綱島で起こる6つの話をまとめた短編集。島出身者でなければ分からないような感情が新鮮だった。島を出て行きたい者、残された者、帰ってこざるをえなかった者、さまざまな事情はありながらも閉塞的な、でも密接な島での暮らしには想像できないことも多いのだろう。湊かなえらしいイヤミス感もある短編集とは思えない濃密な作品
★25 - コメント(0) - 2016年12月27日

白綱島という島を舞台にした短編6編のうち、「夢の国」と「雲の糸」の2つが特に印象に残った。狭い島社会での生活。閉塞的な感じ。湊かなえさんの本っていう感じでした。
★14 - コメント(0) - 2016年12月27日

湊さんにしてはイヤミス感が少なめかな?
★11 - コメント(0) - 2016年12月25日

白綱島を舞台にした短編集。いじめの話などがあり、いやーな気持ちにもなるけど、最後はなんだか救われる。なかなかよかった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月25日

白綱島を舞台にした人間模様を綴る短編。①みかんの花-市閉幕式で島に戻ってきた家出した有名作家となった姉。駆け落ちの理由が母の罪を被るためであった。②海の星-父が失踪。親切にしてくれたおじさんの母への求婚。おじさんは父の遺体の発見を隠してくれていた。③夢の国-祖母の息詰まる干渉から離れ東京のテーマパークへ。遠い場所ではなかった事に気付く。④雲の糸-夫を殺し服役した母を持つ息子が有名歌手となり島のイベントに駆り出され嫌がらせを受ける。九死に一生を得た後に姉から母の殺人の背景を知る。⑤石の十字架-台風による泥水
★147 - コメント(3) - 2016年12月23日

白綱島で生まれ、島に残る人、出た人の想いが交差する短編小説。どの話も深い余韻が残る。中でも切ない幕切れの、「海の星」「光の航路」が印象深かった。
★73 - コメント(2) - 2016年12月21日

微妙に重めのソフトイヤミス短編集といった感じでしたが、読んだ後、何かが気になるような、それでいて読後感は悪くない話でした。この感じ、結構好きかもしれません。
★55 - コメント(0) - 2016年12月17日

みかんの花→健一の身元海の星→父の死因光の航路→放火の犯人がわかりませんでした…どのお話にも、日常にひそむ殺意を感じました。すべてのお話の舞台がおなじなのでどこかで登場人物が繋がるのだと思ったんだけどバラバラのままでした。
★22 - コメント(0) - 2016年12月14日

【図書館本】瀬戸内の小さな島に生まれ育ち、出ていく者、残された者、帰ってくる者達の複雑な思い、狭いコミュニティの息が詰まるような閉塞感が全編に漂う短編集。知られたくない過去、触れられたくない傷、隠されていた真実、手繰り寄せる希望…。どれも思いもよらない結末なのはさすが。短編とは思えない濃密な6篇だった。
★49 - コメント(7) - 2016年12月4日

どんな人にも、隠したい過去や心の傷がある。普段は忘れていても何かのきっかけで心の表面に浮かんでつらくなる。しかし、その痛みに真正面から向かい合ったとき、自分の中での昇華ができることもある。舞台にはなっていますが、故郷といいう実際の場所ではなく、心の帰っていくよりどころとしての故郷を書かれているように思いました。それぞれの主人公たちの未来に光あれと願います。
★10 - コメント(0) - 2016年12月4日

ドラマの方がよかったかな。でも湊の久々の快作だと思う。
★9 - コメント(0) - 2016年11月29日

湊さん、本物です。と認めざるを得ない。これだけ作品をたくさん出されるのに全て深く深く胸に刺さります。島を舞台にした6遍。どれも良かったですが、海の星が印象的だった。
★20 - コメント(0) - 2016年11月26日

長い人生苦しみを全く抱えないことは不可能で、荒波に飲まれそうになることもあるけど、そういうときたった1人でも助けてくれた人がいたら、どんなに心強いか‥。知らなかった亡き父を知り新たな教師生活をスタートさせ自分もまた人を救うのだろう(光の航路)
★43 - コメント(0) - 2016年11月24日

ある島を舞台にした六話の短編集でした。『海の星』は推協賞短編部門受賞作だったみたいで、ミスリードに引っ掛かりましたが面白かったです。これと、最初の『みかんの花』が好みでした。
★29 - コメント(0) - 2016年11月20日

どの短編もじんわり涙目になりました。舞台が島なのでさらに思いが深く刻まれる感じです。私のような中年の方にオススメします♪今までの自分の過去と重なる思いや記憶が蘇ったり、反省したり、とても感慨深くなると思います。読後感ジンワリ浸れます(*˘︶˘*).。.:*♡
★29 - コメント(0) - 2016年11月18日

瀬戸内海の因島出身である湊さんらしい視点が光る短編6編。全てが密になりすぎるような、独特の空気を醸し出す「島」という響き。そこに溢れる親近感や連帯感といった美点の裏で、常に付き纏う閉塞感や嫌悪感。島は出たいが故郷を捨てきれない、そんな両極に振れる矛盾を抱え続ける登場人物たちの姿がリアルだ。マイベストは、その辺りの背景が見事に生かされていた「海の星」「みかんの花」「雲の糸」。嫌な思い出にも、実は自分の知らない違った真実が隠れていることがあり、様々な思い出とともにある故郷は、やはり特別な場所に違いないのだ。
★148 - コメント(9) - 2016年11月17日

短編集。ひとつひとつのお話が重くて、でも暖かくて親とか家族が恋しくなります。
★11 - コメント(0) - 2016年11月16日

瀬戸内海に浮かぶ小さな島に纏わる苦い思い出と意外な真相。寂れ行く街の閉塞感や屈折した思いが生々しいです。生々し過ぎて心暖まる終わりのはずの話さえ、どこかジメっとした感触があり、今の私の気分にはあまりフィットしませんでしたが、よみやすかったです。海の星と夢の国が良かった。
★21 - コメント(0) - 2016年11月8日

どれもこれも心に刺さる。ミステリー?あんまりそういうカテゴリには入らない気がする。
★11 - コメント(0) - 2016年11月6日

みかんの花の最後は衝撃的だった。 結末がはっきりしていなく、読者にその後を想像させるような終わり方が多かったように思う。 最後の光の航路はいじめ問題に関することで、なかなか重い課題だと思うが、主人公の今後に期待できそうな終わり方で少しホッとした。
★20 - コメント(0) - 2016年11月6日

それぞれの故郷の苦い思い出の詰まったお話。特に印象に残ったのは光の航路。 いじめとこんなに向き合ってくれる先生が今どれくらいいるのだろう。 寄り添って肩に手を置いてくれたら救われる子がいるはず。いじめの描写がものすごくリアルで思わず顔をしかめてしまった。湊かなえさんはどんな子供時代を過ごして何を経験してこのような表現ができるようになったのだろう。
★38 - コメント(0) - 2016年11月5日

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、白綱島が舞台の六編からなる短編集。 この島を故郷にもつ人々がいろんな形で島を出て行き出戻りとどまり、そして様々な人生に人と人との関わりが絡んだ物語。どの篇も穏やかではないが「海の星」と「石の十字架」がよかったかな。
★61 - コメント(0) - 2016年11月5日

表紙は星と空と海が印象的な短編の関連だろう。湊作品のなかでは郷愁に駆られ、人のぬくもりもあり好きな話かな。白綱島にまつわる短編集。人口2万人の島にはミカン畑も噂もいじめあり、殺人も出身有名人もいる。自販機を前に「大人が飲むものじゃないわ」嘯いて子どもたちにだけに買う母と、炭酸が飲めない母に遠慮して息子がリンゴジュースを買うことを見越して炭酸ジュースのボタンを押す母。田舎でも貧乏でも家族がいれば、とは現実はならないことも、でもやはり家族が大事なのだと思う気持ちも、どちらもこの本から受け取った。
★17 - コメント(0) - 2016年10月29日

一つの島を舞台にした短編集。短編で毒も少なめなので、少し物足りない印象。狭い人間関係の閉塞感がよく出ていた。一番好きなのは『海の星』かな。
★68 - コメント(0) - 2016年10月27日

これは好きだな~ みかんの花と夢の国が特に好き。暗く悲しい話なんだけどじんわり感動もある。みかんの花の最後の2行がせつない。真実を知れば知るほど辛い(>_<) みかんの花はホントいい!!
★37 - コメント(0) - 2016年10月25日

島にまつわる短編集。どの話もグッとくる。物悲しさあり、切なさあり、希望もあり、心にしみる。長編ミステリーを期待してたのに、コレも有り!と思えた1冊でした。
★21 - コメント(0) - 2016年10月23日

湊かなえの白綱島への思いをキーにした連作短編集です。市閉幕式で島に戻ってきた家出した作家の姉、父が失踪した洋平に親切にするおっさん、祖母の支配に耐える夢都子の東京ドリームランドへ憧れ、母が父を殺した歌手の宏高の帰島、島に移り祖母と暮らした千晶の親友との十字架の思い出、イジメに対応する教師の航の進水式での父の思い出などが描かれています。湊かなえにしてはイヤミス度は高くなく、どの話も意外性と未来への希望を感じられてよかったです。
★22 - コメント(0) - 2016年10月22日

瀬戸内海に浮かぶ白綱島という架空の島を舞台とした連作短編集。島から出て行った人、残った人の外界への憧れや嫉妬、あるいは拒絶や執着。どちらの意味でも島に精神を囚われている人達が多彩に描かれています。各話のオチもなかなか予想が付かなくて秀逸です。
★21 - コメント(0) - 2016年10月21日

6の短編。一言、面白かった。普通に読んでいたところ、終盤にエッ?と思わせる話があったり。1:家を出た姉と放浪の若者。この冒頭の短編は特にエッ?だった。以下、備忘録としてポイントを。2:おっさんがウチに近づいたわけは。3:ディズニーランドへの憧れ。4:父を殺めた母と歌手の帰郷。5:クリスチャンではないけど十字架探し。6:いじめと教師と父。1、2、6が良かった。祝福される進水式の船と大海に出た船を人生になぞらえたところは熱かった。
★93 - コメント(0) - 2016年10月20日

望郷の 評価:80 感想・レビュー:1468
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