検察側の罪人

検察側の罪人
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検察側の罪人はこんな本です

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慈雨
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検察側の罪人の感想・レビュー(1536)

清廉潔白なはずの検事が過去の罪を逃れた男を冤罪の罪日に陥れようとする。先輩検事を信じていた新任検事は、それを担当し罪を認めさせようと強く取り調べる。 それが苦悩となり検事をやめる。 先輩検事は罪を犯し、逮捕される。 罪を憎む検事。罪を逃れた男を犯人を憎む検事。 尊敬していた先輩検事が罪を犯し、それを暴いた新任検事。 皆、それぞれの立場で悪を憎む立派な意志を持つ人なのに。 何か心に重いものが残されてしまった。
- コメント(0) - 3月23日

読んでて胸が苦しくなる話でした。法律的には最上は許されないことをしましたが、そこに至るまでの背景を鑑みるとなんともいえないもどかしさを感じます。何が正義なのか読後に考えさせられます。
★1 - コメント(0) - 3月15日

正義を守るためには犠牲にしなければならない事もあった。つらい選択だったと思う。今日も生きていかなくてはならない沖野さん、自分の進むべき道を早く見つけてください。最上検事の自分の人生をかけて罪を犯す動機が私的には納得できないです。
★2 - コメント(0) - 3月10日

<図書館>
★1 - コメント(0) - 3月9日

精神的にズンと来る話だった。何が正解なのかわからないから。警察も検察も裁判官もだってみんな感情ある人間だし。
★3 - コメント(0) - 3月8日

《市立図書館にて借用》 読了を忘れて再読しました。
★2 - コメント(0) - 3月7日

尊敬する上司が…。正義を貫くのは果たして良かったのかどうか。最後の沖野の咆哮が苦しい。最上の気持ちも分からないでもない。しかし罪は罪。どうするのがベストだったのかも分からない。苦しい作品だった。松重が糞だわ。誉田氏の歌舞伎町セブン達に始末してもらいたい。☆3.8
★14 - コメント(2) - 3月6日

最上はやり過ぎだが、気持ちはわかる。沖野の最後の複雑な気持ちがすごく伝わった。
★10 - コメント(0) - 3月4日

★4.0最上がしたことを悪いことなのか。悪いこととは思えない。松倉のクソ野郎が裁かれなくて、未来ある中学生を殺してのうのうと生きているのは腹立たしいな。そもそも時効って不要だよな。時効さえなければ、松倉は裁かれたのに。あとは、沖野も言ってたけど、蒲田殺人事件の犯人の板前のおっさん殺して、松倉に罪を被せて裁くんじゃなくて、単純に松倉への復讐をすればよかったのに。ネタバレ最上の寮の大家の娘が松倉に殺されるが、無罪に→20年後松倉が別の事件の容疑者に→最上は犯人を殺し、松倉に罪を被せる→最上逮捕。
★25 - コメント(0) - 2月28日

正義は暴走することもあるし、常に正しさをまとうものでもない、非常に辛い。また、正義の裏には何があるのだろうか?多分誰も救われないし、白川らの行為は次の暴走を生むことになるだろう。もしかしたら、ラストの沖野の咆哮はこのループにはまった絶望もあるのか?この因果はどのように断ち切れば良いのか?
★8 - コメント(0) - 2月17日

☆☆☆★ある意味胸が悪くなるようなストーリー。強いて言うなら主人公のヤメ検の正義に光を期待したい。かつて大阪地検特捜検事が無理な筋読みから見立て捜査にあわせ証拠を捏造した。とは言っても現役検事が私怨を晴らすべく、ここまでやりますか?シリアスなドラマであるだけにもう少しリアリティを望みます。
★1 - コメント(0) - 2月14日

尊敬される人が堕ちていくのは、読むに耐えなかった。
★1 - コメント(0) - 2月11日

辛い、はぁ・・・辛いです。一気読みです。最上が間違った方向へと進む決意をしたあたりで、もう読み進むのが嫌になる位でした。今ならまだ引き返せる!と何度、思ったことか。でも題名は『検察側の罪人』ですものね。ホント正義って何? 人は売らない諏訪部はなんかカッコいいな〜とか、松倉、最初は可哀想かと同情したけど、最後のあの態度・・・もう少し懲らしめてやりたいと思ってしまった。アクリル板越しの前川とのやりとりは涙が止まりませんでした。最上も刑期を終えたら家族で静かに暮らして欲しい。沖野はきっと良い弁護士になりますね。
★37 - コメント(6) - 2月2日

自分の信頼していた上司の言う通りに犯人をせめて、やがて自分の仕事を信じられなくなり検事を辞めた主人公。この本は重かったです。憧れていた人がどんどん信じられなくなり追い詰められていくざまが書かれていてよかったです。
★29 - コメント(0) - 1月28日

すごい作品を読んでしまった。立場上、と言うか、人間として一線を越えてしまった最上の強い復讐心に、ただ放心。時効を迎えた殺人犯がもし目の前にいたら、殺されたのが大事な人だったら。司法で裁けないなら自らの手で。溢れる正義感が最上を追い込む。警察も検察もバカじゃない。真相に気付いた沖野の絶望感、それでも真実を明白にしようとする態度に、どちらの応援をしたら良いのか読者でさえ迷う。時効、正義、復讐、友情、家族愛、様々なテーマで読ませる力はさすが。最後の沖野の咆哮に泣かされた。
★56 - コメント(2) - 1月23日

雫井脩介は振り幅の大きい作家さんだと常々思っていたけど、これは良い方に振れた作品だと思う。正義の対義語は、悪 ではない。「また別の正義」である。そんな言葉を思い出す、印象深い作品。オススメです。
★26 - コメント(0) - 1月13日

何が正義で、何が悪か。誰が助かって、誰が助からなかったのか。最後まで考えさせられる。正義を貫いたはずの、沖野がいつか救われる日がくることを願う。
★7 - コメント(0) - 1月8日

年初の一冊目です。重いです。読後暫く考え込んでしまいました。正義とは…正直、途中冤罪の松倉が可哀想に思えたが、釈放された姿に釈然としない。時効とは言え、23年前、凶悪犯罪を犯しているから。最上は、冷酷ともいえる手段で松倉を追い詰めようとするが、失敗する。 法曹の正義と、人としての正義には隔たりがあるんですね。結末、沖野のやり場のない、苦しく切ない思いが、どうしようもなく心にしみわたる。
★8 - コメント(3) - 1月8日

ある殺人事件が起こり、検事の沖野は担当となるが、次第に上司の最上の方針に疑問を持つ。そして冤罪ではないかと疑い、上司と袂を分かつことを決意する。法律上最上の行為は許されるものではないが、彼の心情は痛い程よくわかる。そして、結末の松倉に強い嫌悪感だけが残る。沖野の行動は検事として、そして人間として正しいことだが、どうしても最上の気持ちに肩入れしたくなる。なんともやりきれない、切ない話で、なんでこんな話を創ったのだと、作者を恨みたくなる。最後の沖野の叫びが辛い。最上をかばう友人たちの言葉には涙がこぼれた。
★24 - コメント(0) - 1月5日

雫井さんの作品はやはり面白い。ある刺殺事件の重要参考人として上がった松倉は、23年前、殺人事件の真犯人と目されていた人間だった。法が裁けない松倉を自らの手で陥れる最上。松倉への冤罪の疑いが拭えず真実を追う沖野。ふたりの検事の「正義」の対峙に、公の正義と自分の中の正義が頭の中で交錯する。やがてもたらされた皮肉で恐ろしい真実に打ちのめされ慟哭する沖野の姿に涙が溢れた。最後の松倉に法の歪みを感じ「正義」「時効」「冤罪」と重いテーマを投げかけられるラストでした。
★87 - コメント(2) - 1月5日

【図書館】正義とは何か、いかに一筋縄ではいかないかを描いた重い一冊。検事・最上がした事は決して許される事ではない。では、松倉は清廉潔白か?白川弁護士は正しいか?形は違えどどの角度から見るかによって正義が揺らぎ始める…そんな作品でした。以前読んだ「その女アレックス」では正義が勝つ結末に納得が行かなかった。それでは本作のように真実が勝てば良いのかと問われたら簡単には頷けない。実は日々私達も小さな「落とし所」を器用に使い分けながら、心の中で沖野のような叫び声をあげている…そんな気持ちになりました。
★119 - コメント(2) - 2016年12月29日

老夫婦を殺した強盗殺人事件の関係者に23年前の女子中学生殺人事件の最重要参考人となったが自白せずに逃げ通した松倉という男が…最上検事が松倉を犯人に仕立てるために取った驚愕の方法にはちょっと呆れてしまい読み方も惰性になった。しかし、17章からは色々と考えさせられる内容に。ただ、ヒエラルキーの高い位置にいる人は逮捕されても恵まれているという現実はあるよなぁ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月21日

重いが、面白かった。大学時代の家庭教師最上の教え子が殺される→検事になる→老夫婦殺害疑惑の松倉が昔の殺人を認めるも時効→証拠捏造し老夫婦殺害犯としたくとも上手くいかず担当沖野検事は矛盾を感じ辞職→最上 過去に携わった裏社会人間から銃を買い真犯人弓岡を騙し殺し埋める→松倉は冤罪だと主張する沖野は弁護団に加勢、記者の助けで最上が弓岡殺害犯と気付く→最上逮捕時効で逃げた男を処刑する為に真犯人を殺す、冤罪を許せず先輩の犯行を暴くも苦悩だけが残る沖野。
★4 - コメント(0) - 2016年12月2日

雫井さんの作品は素晴らしいですねこの本も正義とは何か!考えさせられました最上検事 気持ちはわかりますが 私は情状の余地はないと思いました法の裁きを受けさせる側が その権力を最大限に利用し真実を捻じ曲げ自分の描いたストーリー通りに犯罪を立証し裁く!どんな理由であろうと許される事ではないね弁護士の白馬の騎士と呼ばれる白川弁護士この弁護士もただの偽善者だね一にお金と名声と名誉 正義は二の次だね☆☆☆☆☆
★30 - コメント(0) - 2016年11月30日

500ページの単行本でしたが、後半からは一気に進みました。何か昔読んだような筋はあったけど傑作。★5
★6 - コメント(0) - 2016年11月24日

それぞれが自分の正義に溺れて反省が見えず後味悪ぅ〜
★1 - コメント(0) - 2016年11月14日

読み進めるのにかなり時間がかかりました。重い話でしたが、ラストは辛く涙。
★6 - コメント(0) - 2016年11月4日

後味が悪い。誰も救われない。きっとこれが現実だろうな、、と思いつつ結果が見えてくるだけにページをめくる手が鈍くなってくる。自分の正義を通した結果がこれ。司法制度に限度があるのはわかるが、せめて小説内だけでも。。なんて思ってしまう。
★18 - コメント(0) - 2016年10月23日

雫井さんの作品は初読みだけど、なんかすごく考えさせられる小説です。法廷裁判物なんですが、そこには人間ドラマみたいなものが感じられる。もちろん。警察から検察そして起訴といういつものパターンは同じだけど、起訴するまでの過程が事細かに描かれている。その中で主人公「沖野」とその上司「最上」との駆け引き及び人間関係が次第に崩れていく様は必読かもしれない。ただ、その考えは「正義」と「真実」のどちらを取るかの違いかもしれない。この小説のテーマである、「正義」とは何なのだろうか?最後まで疑問に残る終わり方だった。
★23 - コメント(0) - 2016年10月17日

正義なんてものは人それぞれ違うのだから一つの終着点にはならない。ってゆー本でした。法律なんてものは所詮人間が作ったものなのだから都合良く作られているのである。はたして100年後、200年後の法律はどーなっているのでしょうか……
★6 - コメント(0) - 2016年10月16日

罪を問われず時効まで逃げ切った男の名が、別の殺人事件で浮上した。当時の事件に遺恨を残す検察官の最上と、今回の容疑に疑問を抱く新人検察官の沖野、二人それぞれの正義の在り方とは…。明らかに正しいと思われることを主張し貫こうとも、その後に訪れるのはえもいわれぬ後味の悪さだったというのは現実でもままある話だ。その是非曲直に対し、望む者と望まない者が常に存在するからこそ難しく、正義が必ずしも正道であるとは言い切れないのだろう。だが、だからと言って、各個人が正義だと言えば罪さえ許されるのか。到底答えは出ない。→(続)
★157 - コメント(1) - 2016年10月16日

中盤までは検察の日常が描かれなかなか読むスピードが上がらなかったが、最上が行動を起こしてからは一気読みでした。昔自分の大切な人が殺された後、時効で逃げ切っていた容疑者が、別件の殺人事件の重要参考人となって、検事となった自分の目の前に現れたら、、冤罪としても感情的にはそいつを犯人に仕立てあげて受刑させたくもなるよなあ、と最上の気持ちも分からなくはない自分もいました。でもそのために自らの手で真犯人を処理してしまったのは、そりゃアウトでしょ。正義とは何かを考えさせられる読みごたえのある作品でした。
★11 - コメント(0) - 2016年10月14日

ただひたすらに重い…最上も沖野も自分の思う正義のために行動したわけで…お父さんが恵まれているのだけが救いか…あ~これはちょっと引きずりそう
★20 - コメント(0) - 2016年10月13日

「正義」とは何かと考えさせられる話で、すごく読み応えあって面白かったけど読後感がすごく重いです。こっちも、「うおぉぉぉぉ~」とうならされてしまった。この結末で良かったと思いたいけど・・・、ん~わからない・・・。
★56 - コメント(0) - 2016年10月9日

法廷もの法曹ものは数あれど、非常に完成度が高く「正義」のあり方を究極的に問う作品でした。一般市民が知ることの無い検察官の日常が良く描かれており、最後まで一気読みでした。
★5 - コメント(0) - 2016年10月7日

正義を取るか、真実を取るか・・・ 「その女アレックス」では、正義が勝った。 あれを読んだときは「じゃあ、真実は?」というもやもやが残り この本を読み終えたときは、真実ははっきりしたけど、時効を迎えて 無罪放免された犯人はこれでいいの?と、思ってしまう。 難しくて重い。 前半、なかなか読み進められなかったけど、後半加速しましたw
★26 - コメント(1) - 2016年10月6日

色々考えさせられる重い作品でした。正義とは、真実とは。最後は訳が分からなくなりました。報道では日々沢山の事件が報じられているけど、その裏には何があるのだろうか。報道の内容は本当なのだろうか。
★18 - コメント(0) - 2016年10月1日

再読。正義とはなにか?最上検事の気持ちは痛いほどよくわかったが、取り調べをする沖野検事が気の毒でならなかった。無実の松倉も憐れに思えた。しかし、釈放されてからの松倉の態度は許すことはできない。贖罪の気持ちは皆無であろう。法治国家である日本では個人が罰を下してはならない。沖野検事は正しい。しかし割りきれない気持ちが残る。正義とは何なのだろうか。疑問を投げかけられているようだ。
★7 - コメント(0) - 2016年9月18日

前半もやもやと違和感を感じながら読み進めていったが、終盤の展開に圧倒され、重い読後感が残った。正義と、法による裁きとは、やはり同等にはなりえないのだな、と嘆息。
★20 - コメント(0) - 2016年9月17日

正義とは何かを問う作品。最上が過去の殺人事件で時効で裁かれなかった犯人と目される男を蒲田の老夫婦殺人事件の犯人に仕立てあげようと、悪事に手を染める。現役の検事が、私怨で動くことが理解できない。おまけに、沖野という有能な若手検事をも失うことになる。悪事はバレるということは肝に銘じよう。それにしても、人権派の白川という弁護士が言った言葉、正義はカネになる。こんなこと言うやつが司法の世界に居てはいけない。こんな人間はクズだ。
★7 - コメント(0) - 2016年9月16日

検察側の罪人の 評価:88 感想・レビュー:674
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