ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会
あらすじ・内容
丸の内の大手商社に勤めるやり手のキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)。実家から早朝出勤をし、日々ハードな仕事に勤しむ彼女の密やかな楽しみは、同い年の人気主婦ブログ『おひょうのダメ奥さん日記』を読むこと。決して焦らない「おひょう」独特の価値観と切り口で記される文章に、栄利子は癒されるのだ。その「おひょう」こと丸尾翔子は、スーパーの店長の夫と二人で気ままに暮らしているが、実は家族を捨て出て行った母親と、実家で傲慢なほど「自分からは何もしない」でいる父親について深い屈託を抱えていた。
偶然にも近所に住んでいた栄利子と翔子はある日カフェで出会う。同性の友達がいないという共通のコンプレックスもあって、二人は急速に親しくなってゆく。ブロガーと愛読者……そこから理想の友人関係が始まるように互いに思えたが、翔子が数日間ブログの更新をしなかったことが原因で、二人の関係は思わぬ方向へ進んでゆく……。

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ナイルパーチの女子会はこんな本です

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ナイルパーチの女子会の感想・レビュー(4477)

★★☆☆☆
★2 - コメント(0) - 3月23日

OLの栄利子と専業主婦のブロガー翔子、二人とも同性との友情が上手く結べない共通点を持っている。二人の関係を中心とした話の中で、友情について語られている。 真織に脅される辺りから話の展開が極端でリアリティーは低いが、人付き合いの特徴を上手くとらえており共感を覚える。 自分の要求を満たす為に他人を求めてる内は深い友情は結べないのでしょうね。
★7 - コメント(0) - 3月23日

読んでる間気分が悪かった。友達一杯いた方がいいと思うのと同じくらい、一杯いなくてもいいと思うけどなあ
★6 - コメント(0) - 3月23日

★★★☆☆
★6 - コメント(0) - 3月22日

友達は多い方が好ましい。という概念をまず信じていないので、自分は生きていく事が少しラクだと思っている。そこに至る大人になるまでは、適度な距離感に悩んだ事もある。そういうお互いに心地よい距離感とは何ぞや?という感覚は、大人であるからこそ間違ってしまうと恐怖。大きな代償と引き換えに、遅ればせながらかなり遠回りして少し成長の兆しが見える二人の姿が人間臭くて良い。途中はかなり心が壊れていて、恐かったけれど。
★19 - コメント(0) - 3月21日

甘やかされ過ぎて距離感の取れない大人になると大変だ。ちゃんとした親やちゃんとした食生活や教育、お金だけでは人は作れない。「女子会」や女友達から学ぶことはたくさんある。勉強できるより、友達が多いほうがすごい。社交性って大切だし頭がよくないとできない。
★10 - コメント(0) - 3月20日

う~ん,こんなにすさまじいお話だとは想像していなかったのでびっくりです.女友達を求めるあまり異常な言動に出る主人公たちに唖然とするもその心情がわからなくもないためなんだかドキドキしてしまいました.栄利子と翔子の箱根旅行の場面はもう痛々しくて目をそむけたくなるほど… 一体どういう結末を迎えるのか恐々でしたがまず家族と向き合う事に気づいた彼女たちの未来が少しばかり透明度を増したようでほっとしました.
★28 - コメント(0) - 3月19日

怖い、でもやめられない。異常だと思いながらも、自分の中にもそんな部分があるようで、突き放して読めなかった。友だちは、いつの間にか友だちになってた、、ぐらいがいい。年をとって来て、親友という言葉は何となく口に出すのは気恥ずかしく、心の中で自分だけ思ってるようになった。少しは希望の見えるラストで読後感は明るくなった。
★35 - コメント(0) - 3月19日

登場人物が友達に執着するのは恐ろしかったけど、この感情わかるかも〜なんて思いながら読み進めた部分もありました。環境が変わる度に出会う友達との距離間ってやはり難しいなって思います。
★19 - コメント(0) - 3月19日

aki
★★★★☆(図書館/再読。もう一回読みたくなってまた借りてきた。ぐいぐい引き込まれるのは前回同様。しかし改めて読み直しても、奇天烈後輩真織ちゃんのキャラクターにはやっぱり違和感。突然ブチっと切れる、ってのはあるかもしれないけど…ちょっとスイッチ入りすぎ(苦笑)。あの指令内容は不自然でいただけない。メイン二人がそれぞれに自分を保てなくなっていく様には、どこか他人事と思えない怖さがある。栄利子の幼さや頑なさが痛々しくて刺さる。坂木司が女子的生活で描いたのも女子なら今回のこれも女子…。なるほどなぁ…。)
★13 - コメント(0) - 3月18日

親のしがらみ。女だからこその面倒な友情。これは、多分、男の人はわからないんだろうなあ。女特有のドロドロとした、ある種ホラーな人間関係。この感情わかるって部分も多々あり、あたしは女なんだなあってしみじみ感じてしまった。
★12 - コメント(0) - 3月18日

もっとキラキラフワフワした感じの話かと思いきやずっしり重く心にのしかかるような黒柚木の方の話だった。栄利子の視点の話は途中から頼むからもうやめてといいたくなってしまうくらいきつかったし恐かった。彼女は人との距離の取り方がわからない。こうであるべしという型にはめてそこからしか見ることができない。これにゾッとしないわけがない。自意識と他人から見える自分が違うのなんて当たり前だけど栄利子の解離はきつかったなあ。私にとってこの本はホラー。幽霊は出ないけど生きてる人間の方がよっぽど恐ろしい。
★18 - コメント(0) - 3月18日

ドロドロ。怖い。
★7 - コメント(0) - 3月18日

柚木作品は深いところの気持ちを書いている。人には言えない感情、辛くなってくるけど、最後は爽やかに終われる。どんな人でも欠点や悩みはあるということを教えてくれる。杉下の妻が強烈でウケたなぁ。世田谷区の電車の件も想像できた。
★11 - コメント(0) - 3月16日

女友達と一緒に旅行・おしゃべり・お買い物。友達がほかの友達と行ったと聞くたびに、私とじゃあだめなのかと心がざわついたり、楽しそうな女の集団をみると、いいなぁとうらやましがったりという感情は私だけではなかった。おとなしい私は、友達がいないと思われたくなくて、それなりにいるよというフリをしていた学生時代社会人になっても変わらなかった。そういう自分につかれていた。40代に入り、徐々にどうでもよくなった。いなきゃいないでいい!寂しさはたまにあるけど今のままがいいと、楽になった。きっかけは子供の存在が大きいのかな。
★14 - コメント(0) - 3月16日

図書館本/読んでる間モヤモヤ。他愛のない女の友情を書いたものかと読み進めると、怪しい雲行きに…登場する女子たちの生態に共感も同情も覚えないが、あまり見たくなかった部分を直視させられたような感覚。こんなに極端ではないけれど、どこかしら自分の中にも潜んでいるのではないか?そんな危うい感情に捕らわれる。見なければやり過ごす事も出来るのに、どうして彼女らは自らの孤独に心を削らなくてはいけなかったのか…ただ生きていく、そんな生き方を自分に許す事が出来れば、きっと変わっていける。
★52 - コメント(0) - 3月16日

自分の中にも二人がいる〜
★12 - コメント(0) - 3月15日

生きにくい世の中で、どう生きていくのか。自分は鈍感な人間で、でもそれでよかったなあと思いました。
★17 - コメント(0) - 3月15日

「ランチのアッコちゃん」が大好きで読んだんですが、ちょっと残念です。中程からアッコちゃん登場!だったらスッキリ解決できただろうに。女子の心理が怖いわ。よくここまで書けるものだと感心しました。知りたくなかったわ。
★10 - コメント(0) - 3月14日

恐怖小説のような人間描写。誇張気味な描写は多少遠い世界だが、チクリとささる共感の痛みもある。人と人は全てを分かりあうことはできないし、他人との距離を測るのは難しくもある。でも、それを面倒臭いと一蹴したらその先は無い。
★17 - コメント(0) - 3月14日

アッコちゃんシリーズや「本屋さんのダイアナ」しか知らずに今作を読み始めたら、苦しくて怖かった。栄利子や翔子の抱くジレンマや苦悩が、自分にも当てはまるところがあるのでは?自分の暗部に光を当て、見つめる作業をしているが故に、息苦しさと居心地の悪さを感じているのでは?と思う。 ハッピーエンドではないけれど、自分と現状を受け入れ、そこから一歩踏み出す姿に安堵。
★14 - コメント(0) - 3月14日

★★★☆☆3/5:読んでる途中で真梨さん作品を読んでる錯覚を起こすほど柚木さんらしくない作品。ストーカーって承認欲求の延長なんだね(>_<)
★15 - コメント(0) - 3月12日

栄利子の本質が現れ始めた辺りから、読むのが少しきつくなった。2人の女の、いかに己が正しいかという心情を中心に進むんだけど、結局、お互いの領域を再確認し、住み分けがなされる。それまで散々、ビクトリア湖のナイルパーチを模して女子の生態が描かれていたが、最終的には、どちらかが淘汰されたりせず住み分けがなされたあたり、ナイルパーチと人との違いなのかな。
★16 - コメント(0) - 3月10日

女友達を欲しがる女たち。友達がいないと寂しい人という風潮がそうさせる。SNSをしない私には理解できないところはあるけど、やっていると「自分がどう思うかより、他人にどう思われているかの方が重要」そうなってしまうのは理解できる。女子は自分に自信を持つために、誰かと協調したい生き物なのだと思う。私にもグサッと刺さる言葉があり、苦しい小説でした。
★1 - コメント(0) - 3月8日

同性の友達が少ないことがコンプレックスで、親友を掴むのに必死になるために歯車が狂ってしまう。タイプの違う女性の友情物語。ここまで歯車があわなくなっても、一緒に居続ける執念ってなんだろう? ドロドロというよりホラー。一歩離れてみると滑稽でもある。私なら拒絶反応起こして逃げる(笑)。強い依存は自らの首を絞めてしまうと思う。他人のせいにし、他人を攻撃し、自分のしたことが相手にどう映るか見えていない。人の振り見てわが振り直せ。自分の価値観や枠を人に押し付けてはいけないね。柚木さんの心理描写力の凄さにただただ脱帽☆
★99 - コメント(0) - 3月7日

ナイルパーチとは生態系を壊すほどの凶暴性を持つ魚のこと。商社勤務の美人な栄利子は女友達がおらず、異常なまでに女友達・親友を欲する。そんな彼女はゆる主婦ブロガー翔子に出逢い、翔子をストーカーさながら時には脅迫までして親友ぶる。翔子は翔子で、友達がおらず、どうしようもない父を持ち、夫が唯一の拠り所だったのに軽い気持ちで浮気をし、それを自ら自白、破滅へと進んでいく。二人も怖いけど、真織もほんと恐ろしい。でも、気付かないだけで誰しもがこの三人のような要素を持ち合わせてると思う。柚木さんの女子を見る目は鋭い。
★32 - コメント(0) - 3月6日

脱力系のブログが人気の主婦と、一流商社勤務のOLは共に女友達が出来ないタイプ。二人が出会い、その友好的な関係が捩れていく描写が、最初から最後まで異様な熱さで展開します。誇張された女同士の感情に息が詰まりそうで、読了に時間がかかった作品でした。自分は嫌な相手と居るくらいなら迷わずひとりを選ぶし、周りの女性達も同様なので、相手への過剰な執着ぶりに驚きました。我儘勝手な読者としては、この手のストーリーは別の作家さんで読むから、柚木さんには女性達が元気になる作品をお願いしたいです。
★33 - コメント(0) - 3月5日

後半いまいち。
★5 - コメント(0) - 3月5日

女子との付き合い確かに面倒でもあり、ないと寂しい。私もどちらかと言えば上手ではないし、栄利子の感情が一番理解できた。最後一人でいいんだと受け入れたのも納得。あんなに女子に依存したことはないけど、人の評価で自分の評価をしてしまうところはわかる。嫌われる勇気が必要な人だと思いました。真織が一番怖いし、痛い。そんな結婚の価値は嫌だなと思いました。
★75 - コメント(2) - 3月5日

女の裏側、妬み、嫉み、恨み、闇の部分を全部吐き出したような話に、正直読むのを止めようかと思うほど、ドロドロした話。でも、どう決着をつけるのかが気になって、読み進めてしまう。情報社会の中での人との付き合いを考えさせられました。★★★★
★9 - コメント(0) - 3月4日

これは相当パワーのある作品でした。 「ランチのアッコちゃん」のイメージがあったけれど、評判通り読みがいのある小説。 ほぼホラーのような女子vs女子のバトル小説w リアルというより、ディフォルメされた「今どきの女性」をいびつに描きっているパワーのある一品。 真織のくだりは少々蛇足感があったり、もう少しタイトにすれば更に良かった気もするけれど、今どきのあるタイプの女子の生態を描くにとどまらず、見事に時代の空気を描いた読む価値のある一作だと思う。
★16 - コメント(0) - 3月4日

女って怖い。女が言うとき、必ず自分は抜けている。そうだ、自分だけは違うって思っている。でも、私も女。だから、女って怖いんじゃない。私って怖いんだ。女友達を作るのは私も苦手だ。学生の頃はとても苦手だった。今も苦手だけど、いてほしいとは思うけど、いなくちゃいけないわけじゃない。女の中でも心から許せる人だけご友達ならばそれでいい。多くなくていい。これ、図書館で予約待ちだった。文庫本はね。どからハードカバーにしたの。会社で読まなくてよかった。女ばかりの職場だから笑
★45 - コメント(0) - 3月3日

女子のことよくわかってるなと思った。人との距離の取り方って難しいよな 文中に友達って努力したからできるもんじゃないってあってほんとそう。
★18 - コメント(0) - 3月3日

体力を消費する程とにかく密度が濃い本だった。アンソロジーと「伊藤くん~」「私にふさわしい~」「幹事の~」は未読だけれど、今まで読んだ柚木さんの小説の中で、その度合いはダントツだったように思う。物語は交互に描かれる2人の女性の視点で構成される。互いが互いに相手の気持ちを推し量り、そのどちらの視点も微妙にずれていて、そのずれが更なる歪みを生んでいるという、その内面描写が圧倒的だった。誰かを否定して悪者にしてしまえば考えることも少なくて楽なのかもしれないけど、どの気持ちも否定できないと思った。この物語に限らず。
★23 - コメント(0) - 3月2日

今まで読んだ柚木作品は、女の友情系が多くて、女の裏側を描いていても、ここまでではなかった(´⊙ω⊙`)読み始めは栄利子の狂気にただただ怖いなぁ〜、なんでこんな風になっちゃうかな?って、他人事のように読み進めていたけど、途中から、「あれ?この焦燥感知ってる‼︎栄利子の『なんでこんなに努力してるのに』って心の叫び、私もしたことある‼︎」と、驚愕。欲しいものを知らんぷりして平気なふりして過ごしても、何も得られないんだよなぁ?私ももうちょっと心を開いて人と関わらなきゃな。
★29 - コメント(0) - 3月2日

壊れた人達ばかりで作られた世界が、あまりにもリアルで胸が痛む。
★14 - コメント(0) - 3月2日

これ、怖い〜
★11 - コメント(0) - 3月1日

GGG
登場人物ほぼ全員頭のネジがぶっ飛んでる……けど、どれも分かる。共感できてしまう。二人の主人公の異常性や、旅行後の心境の変化の描写が巧みで、一瞬異常な人なんて居ないんじゃないのかなと思わせてしまう。決して明るい物語じゃないし、ハッピーエンドで、めでたしめでたしって訳でもないけど、不思議と苦もなく読めてしまった。人との距離感って難しい、いやホント。
★17 - コメント(0) - 3月1日

誰の心の中にもモンスターは住んでいる。普段は眠っているが、些細な変化がモンスターを目覚めさせる。それはあたかも外来種が新しい環境に移された途端に狂暴化し、在来種を駆逐するかのようだ。人間も環境が変わり、人からどう見られたいかという競争に過剰適応すると、周囲に攻撃的になり、結局は自滅に向かう。一方、自分に心地よい環境も誰かが必死に支えているのに自分だけが気付いていないだけという場合もある。その環境を持続可能にするのは心の成長。家族や旧友との関係でさえ生きる価値やものの見方を年相応に変化させることが幸せの鍵。
★604 - コメント(0) - 3月1日

栄利子も翔子も極端すぎ、共感できなかったです。そのような話のなかで、真織の「人間関係は手入れしながら、辛抱強く続けていく」という台詞が一番の真実の気がしました。人間関係は、時としてうんざりすることもありますが、楽しいこともたくさんあるので、いろいろな関係を自分なりに手入れしていきたいと思います。
★18 - コメント(0) - 2月26日

ナイルパーチの女子会の 評価:100 感想・レビュー:2081
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