火花

火花
あらすじ・内容
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。

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火花の感想・レビュー(18974)

後半の徳永の語りからは、一文の隅にまで笑いに焦がれる思いがこもっていて、語る彼の嗚咽が聞こえそうな程本当に熱く胸を締め付ける文書でした。この道を目指すかは置いておいて、世間的には受け入れられずとも誰よりも謳歌する為の人生の選択を特に若い人に知って欲しいです。最後の神谷さんの語りは、私を始め大きな夢に憧れ破れた多くの人を救済する魔法の言葉でした。
★19 - コメント(0) - 2月24日

お笑い芸人の、笑いにかける信念が感じられる一冊だった。だが神谷のおもしろさが最初から最後まで理解できず、感情移入はできなかった。生活力もなく女のヒモで借金まみれになりながらもがく神谷には、哀れみと蔑みの気持ちしかない。まっとうな漫才師になろうとする徳永に対し、落ちぶれていく神谷を見る斜陽的な小説に感じた。文章は意識的に純文学風にしようとしているような違和感がある。芸人小説としてはいいが、芥川賞はちょっとやりすぎ。
★24 - コメント(0) - 2月24日

今まで漫才が好きで、テレビで何となく観ていたが、この本を読んでみて、お笑いにこんなにも貪欲に、真剣に向き合っている主人公達の姿勢にお笑いの奥深さを知ることが出来たような気がする。 言葉のチョイスがまわりくどくて、わかりにくい部分もあったが、全体的には読みやすかった。 ★★★
★17 - コメント(0) - 2月24日

話題になったのはタレントとしてのネームバリューかな? 言葉の選び方なんかにはセンスを感じるが、話の内容的には、読後感のお得感がイマイチだったように感じる。 最後に神谷の行動力には驚き笑えたが、ストーリー的にはふざけすぎかな? あり得ないからこそ、神谷なのかもしれないけど、ここまで持ってきて“嫌な予感”がソレかいっ!って、少し首を傾げる。 作者にとって、見知った世界だからこそ、なのかも知れないが、今後に注目かな?
★16 - コメント(0) - 2月24日

★★★☆☆
★9 - コメント(0) - 2月24日

文庫本になったし、ドラマが始まるから再読。やっぱり最初から最後まで感動だった。純文学で、お笑い芸人の話…あらためて良かったし、凄いと思う。
★23 - コメント(0) - 2月23日

面白うてやがて悲しき物語です。「自分ではわかってへんけど人間はみな漫才師なんや」という神谷の言葉が、やはり哀しい。 影響を受けて、自分の頭の中でネタを探してしまうクセがなかなか抜けない。
★21 - コメント(0) - 2月23日

積ん読をようやく処理。  「俺が人の作ったものの悪口ばっかり言うようになったら、俺を殺してくれ」  私の中でベストオブ名言発見。  もっと早く読んでおくんだった。
★35 - コメント(0) - 2月23日

読み終わって、何とも言えないこの感じ…。面白かったか?と聞かれれば、「面白かったような、そうでもないような」 ただひとつ言えるのは、出てくる人たちが皆優しく、暖かい。 そう言えば、ここ暫く見てないなぁ…、久々に漫才見てみたくなった。難しいことを何も考えずに、声を出して笑っていたい。
★28 - コメント(0) - 2月22日

ラストの衝撃にまだ心が落ち着かないけれど……自分がどう生きるのか、世間と向き合うのかに挑み続ける2人に強さと儚さを感じた。徳永の売れて行く過程、神谷の落ちて行く過程が細かく書かれていないのでたまに「そんなに話進んでたんか」と話に追いつけなかった場面もあった。次楽しみにしてます。
★29 - コメント(0) - 2月22日

読みやすく、とても良かったように思います。言葉のセンスもよく普段触れる事のない漫才師という職業にも触れられて良かったです。次の作品にも期待したいと思います。
★29 - コメント(0) - 2月22日

話題の本だったので文庫になったから買ってみました。 笑いとか、漫才とか、相方とか…色々と切ないなぁーと思いながら読みました。 ハッピーエンドが好きな私には、イマイチだったかな。 文章は読み易くてサクサクだったけどね。
★26 - コメント(0) - 2月22日

東京には、全員他人の夜がある。
★19 - コメント(0) - 2月22日

お笑いって難しいなぁ・・・という感想。神谷さんは、大物というより常に憐れさを感じてしまった。二人の命を燃やして笑いを求める生き様には素直に感動。印象的な一文も多い。
★34 - コメント(0) - 2月21日

yka
思ったより悪くはなかった。ですが、主人公と神谷さんの会話に常におふざけ(お笑い?)が入るところに首をかしげました。面白いの?よく分からないなー。神谷さんにはずっと嫌悪しか感じなかったけど、最後は気の毒になってしまった。なんてバカなことをするんだろう?実際にあったエピソードじゃないよね?ともあれ、解散ライブのところは、感動したよ!
★29 - コメント(0) - 2月21日

一作目とは思えないほど出来がよかった
★22 - コメント(0) - 2月21日

ピース又吉が書いたお笑いテーマの作品だけに、モデルがいるのか気になりました。主人公の師である神谷の発言が特に印象深かったです。芸人哲学のようなものもあれば、人間哲学のようなものもあり、合ってるか合ってないかは置いといて好きでした。後半にある徳永の漫才シーンにはじーんと来ました。
★23 - コメント(0) - 2月21日

漫才師を目指す主人公・徳永のモノローグが美しい。そして、神谷さんの哲学的な言葉に、漫才について、芸術について考えさせられる。 クライマックス、スパークスのラストライブのシーンは涙なしに読めない。
★31 - コメント(0) - 2月21日

t
ミーハーなので読んだ!作家として当たり前なのかもしれないけど、明らかにモデルを探られるような題材で本を書くっていうのはすごいなあ、っておもった、、
★25 - コメント(0) - 2月21日

文句なしに面白い!!お笑いの美学と、生き方についての主人公の葛藤が良い。深く考えさせられたり、この感覚あると府に落ちる感じを味わえたり、かと思えばくすっと笑わせられたり。私の勝手なイメージですが、芥川賞作品はどこか暴力的で読んだ後にえぐられるような感覚になることも多いけれども、この作品は、考えさせられるし、揺さぶられるけれどもどこか人間愛に満ちていて優しい所が好き。
★33 - コメント(0) - 2月20日

エジソンが発明したのは闇。
★23 - コメント(0) - 2月20日

aya
単純に面白かった。風景や会話の時の独特の空気感が伝わって来た。もっと堅苦しい表現をされてるのかと思ったら又吉さんらしい表現方法でどちらかというと柔らかな印象だった。人間の複雑な感情を表現するのがとっても上手く、人間観察が得意なんだろうと感じた。好きな人に対して「好き」という単純な感情だけでなく、憎しみや尊敬や侮辱や嫉妬が織り混ざって相手に対して「愛しさ」が生まれるんだろうな。又吉さんはやっぱり優しい人なのでしょう。
★33 - コメント(0) - 2月20日

ページ数が少ないのもあってすぐ読めた。芸人の心の闇と格闘、そして終わりを芸人さんが書いてるので結構リアルに感じた。特に最後の漫才シーンは感動しました。
★29 - コメント(0) - 2月19日

主人公も神谷さんも誠実すぎるが故の面倒くささみたいなものを感じた。表現する者としての苦悩、信念、芸人さんである又吉さんだから書けたものであると思う。 又吉さんのファンであったため線香花火のことも少し知っていて、スパークルが出るたびに二人がちらついた。線香花火の相方さんは、神谷さんと相方さん、どちらのモデルでもあるのかなと勝手に思った。 ラストは最初うーんとも思ったけど、又吉さんがお笑い芸人であること、本書でいってきたお笑いへの姿勢、格好つけないラストなのが、よかった。
★31 - コメント(0) - 2月19日

人間の無垢さって時に恐怖すら感じさせる。そんなことを思う本でした。芸人さんの世界に詳しくもないので客観的に物語を追え、個人的にはとても良かったです。神谷さんと徳永くんの考え方、自分の脳内で入り混じる感じがして読み終わった後、ふぅ…とひと息つける本でした。
★31 - コメント(0) - 2月19日

やっと読めました話題作。ほんの少しだけ売れた芸人徳永とその先輩神谷のお話。作者が芸人だから徳永のような芸人を何人も見て来たかもしれないですね。
★66 - コメント(0) - 2月19日

★★★
★11 - コメント(0) - 2月19日

創作をする、表現をする事、何かを突き詰める事の激しさが詰まってると思う。神谷が戦っている場所を理解しつつ、徳永が自分の土俵に連れ込もうとした時、引き裂かれそうな気持ちで胸が痛くて仕方なかった。そして花火を眺めながら「支払った代価に想いが反映されない世界の無情」と、それを打ち消すような人々の拍手喝采。「これが、人間やで」という神谷。愛しいと思った。読んで良かった。
★53 - コメント(0) - 2月19日

私自身は幼い頃から「たくさん勉強して、いい大学を卒業して安定した仕事に就くことが良い人生なのだ」と親から言われ続けて生きてきました。私の親の考え方からすると、漫才師という職業は当たるか当たらないかの博打のような職業であり、見下しの対象となるのでしょう。しかし、この本を読んで、漫才師というのはアーティスト、芸術なのだと感じました。天才肌の芸人、神谷のネタに対するこだわり、面白さの追求、売れるかどうかなんて関係ない、他人に迎合しない、自分の信念を貫いていく生き方に圧倒されました。(ただし、小心者の私には真似は
★33 - コメント(0) - 2月19日

図書館本。 瞬殺で読める重さ。物理的にも軽かった。 神谷さん、好きだったよ。 女性の描写がほぼなくで違和感。 芥川賞受賞作にしては万人受けするわかりやすい面白さかな。 言葉選びのセンスは、なかなか。次作に期待。
★31 - コメント(0) - 2月18日

途中から著者の日記に思えてきましたが私小説でもなく…。漫才,お笑い,芸人さん等に興味があれば楽しめたかもしれません。人との出会いや生き様を丁寧に言葉を紡いでいらっしゃいましたが変化が無くて退屈しちゃいました
★23 - コメント(0) - 2月18日

雑誌「文学界」2015年2月号で読む。はじまりの文体がなんだか技巧的でう~ん、という感じで先を読めずに早2年。今回読了。芸人の心情、なかなか他ではお目にかかれず、興味深かった。
★47 - コメント(0) - 2月18日

文庫化したのでやっと読めた。これを又吉さんが書いたなんてそりゃ話題になるし賞も取るよね。大満足でした。自分は平凡な人生と考え方な方(多分)なので神谷の世界観に共感できる部分は少なく2人の微妙で切ない関係の方に目がいった。独特の世界観の話の中でインターネットの中傷や芸人のパンチのくだりなど強烈に心に刺さるメッセージに感動。このバランスが作品の質を上げてると思う。また女性の登場場面が少なく恋愛話を間伸びさせない所も良かった。これを読んじゃうと又吉さんを先生と呼ぶ気持ちが分かる笑。又吉さんにとっての神谷は誰かな
★42 - コメント(0) - 2月18日

ところどころ、はっとさせられる一文があって面白く読めました。20分程度で読み切れる内容で、難しい表現も無いため中高生にも読みやすいことでしょう。
★35 - コメント(0) - 2月18日

なんとなく徳永を又吉さんのイメージで読んだ。神谷の言動はきっと一般的に常識から外れてるので理解されない。私もちっとも共感できなかったが全く笑いを求めないからだろうか?芸人て大変な仕事だ。
★30 - コメント(0) - 2月18日

芥川賞の本、苦手な雰囲気の暴力的な描写が出てくることが多くて。何冊かは読んだけど芥川賞!ってだけで敬遠するようになってしまっていた。が、芸人さんが書いた本っていうあまり例の無い受賞作なので、今更ながら読んでみた。作家の顔って写真見たことあっても記憶してなくて、顔も声も知ってる人が書いた本を読んだのってたぶん初めてで、文章が作者の声に勝手に脳内変換されてしまった。笑。そうなってしまうあたり、物語そのものに夢中になっていなかったのだろうな。とりあえず、苦手なグロさはなかったから無事に最後まで読めましたとさ。
★29 - コメント(0) - 2月17日

又吉っぽいー!って思う真面目な文章だったけど、芸人さんの世界が分からなすぎてちょっと理解し難かった。 よくよく考えたら、いつも作家さんの文章は知ってるけど、本人の顔も人となりもあまり知らずに読むからすっと話しに入り込めるのかな。読んでる途中に又吉の顔がちらつく一冊。。 逆に映画化されて映像で見たら印象が変わるかも!?
★35 - コメント(3) - 2月16日

ドラマを先に見たので、読むとドラマのシーンが頭の中で再生されてしまって、ドラマの印象が強く残ってしまっていたけど、ドラマでは徳永の相方とのエピソードが挟まれていたが、小説は純粋に徳永と神谷の関係が描かれていて、改めて、この二人の師弟関係がよかったと思ったのと、芸人についての小説だったが、他の職業にも通じるような、自分の信念を貫くかっこよさみたいなものがよく描かれていたと思う。
★35 - コメント(0) - 2月16日

「いないないばあを覚えた僕は、いないないばあを全力でやるしかない」という主人公は、誰に対しても自分のスタイルを全うする師匠、神谷にはなれない。芸人世界の話だが、人間は誰でもこんな風に葛藤しながら生きていると思った。また、言葉選びが上手く、花火、金木犀などで、季節感や色を感じさせる。三日月の美しさを「平凡な奇跡」と表現したが、人との出会いも平凡な奇跡と言えるかも。
★47 - コメント(2) - 2月16日

荒削りだが、純文学だな。笑いながら生きる、忘れがちだけど実践しなければ。
★29 - コメント(0) - 2月16日

火花の 評価:82 感想・レビュー:7539
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