屋上のウインドノーツ

屋上のウインドノーツ
あらすじ・内容
「みんなとつながることができない」私立中学の三年生・給前志音(きゅうぜん・しおん)。これまで勉強やスポーツ、そして人間関係さえも唯一の友達・青山瑠璃に頼り切って生きてきたが、離れて暮らしていた父との再会をきっかけに、あえて友達がひとりもいない県立高校への進学を決意。しかし志音の父はその後、過労が原因で急死――。父の遺品の中からドラムと「志音、大志を抱け」と書かれた日記を見つけた志音は、ひとりドラムの練習を始める。
県立高校入学後、学校の屋上でドラム(エアで)の練習をしていた志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志(ひゅうがじ・たいし)から入部を誘われる。一度は入部を断った志音だったが、大志の強い誘いと「何かが変わるかもしれない」という予感で入部する。いっぽうの大志は、実は過去の部活運営での失敗を抱え、その傷を乗り越えられないままでいた(部長になったのも実はくじびきの結果!)。志音の出現は「何か」を変えるのか? やがて二人と部員たちは吹奏楽部の東日本大会出場をめざして厳しい練習の日々を過ごすようになる。そして地区大会の日がやってきて――。

決して小さくはない過去の傷や挫折を抱えながら、懸命に吹奏楽に打ち込む少女と少年の奮闘の姿を爽やかに描いた第22回松本清張賞受賞作。松本清張賞に新しい「風」を吹き込む部活小説の傑作です!

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夜行
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屋上のウインドノーツの感想・レビュー(723)

中学まで人生に何も期待せず生きていた志音が高校で吹奏楽部と出会い成長していく。私も吹奏楽部だったので、コンクール前の感じとかすごく共感した。ぶつかりながらも信頼し信頼されみんなで乗り越えて良い演奏が生まれた瞬間は何物にも変えがたい。それでも結果はなかなかついて来ないのだけれど、そことも向き合って踏み越えて行ける力を着けるのが部活動なんだろうな。『ホルンの音色は、仲間のための音なんですね』にグッと来た。わたしはホルンじゃなかったけど(笑)
★7 - コメント(0) - 3月9日

★★★☆
- コメント(0) - 2月28日

とても若い、若さあふれるストーリー。でも程よく大人がからみ成長を促している様がみられ、ついでに自分まで成長したような。れんあいれんあいしてなかったのも好感持てました。
- コメント(0) - 2月19日

ぱらっぱフーガよりも心理描写があって爽やかな気分になりました。 吹奏楽部だったので、コンクールにかける思いに共感したし本番の楽器を構える瞬間の独特の音も表現されていたのが良かったです!
★1 - コメント(0) - 2月17日

「俺さ、今日、確かに、何かを踏み越えられたよ」上位大会を目指す吹奏楽部。きらきらした青春の中にある、大志先輩の「踏み越える」って言葉が一番象徴的だなと思いました。 300ページで人はこんなに成長するのか!高校生はやはりすごい。私も負けたくないな。
★6 - コメント(0) - 2月17日

★★★★☆高校の吹奏楽部を題材にした青春小説、良かったです。
★20 - コメント(0) - 2月13日

オオ‼︎The 青春‼︎鬱屈とした高校生活を送っている高校生に捧げたい。ずーっとスマートフォンを眺めてなくてもこんな世界もあるぞ。ふと、筆者の写真を見て思った。20代ですよね…とても見えないなあ。服装やアクセサリィが良くないのか…。
★3 - コメント(0) - 2月13日

なかなか読み始められず、でも読み出したら一気読み。「ヒトリコ」に通ずる話だった。でもこちらの方がマイルドかな。家族も含め大人たちがみな見守っているのが読んでいて安心感。最初は正しくても間違えていくこともある。その方が舵を切るのが難しい。志音と大志、二人ともこじれた過去を慎重に避けながら進む。それでもいつかは相対し越えなければいけない。誰かが信じてくれた自分をまた信じ直して。吹奏楽っていいなあと思ってしまった。みんなで音楽を奏でる、って。きらきらまぶしかった。
★23 - コメント(0) - 1月31日

おお、青春ですね〜。吹奏楽ものって流行ってる?生き辛さを抱えていた中学生の女子が離れていたドラマーの父親の死をきっかけにドラムに惹かれていく。そして、彼女の出会った弱小吹奏楽部が東日本大会を目指す。友達との歪な関係に息詰まる感じとか、青春ですねぇ。ダメ金って、ほんとに嫌な言葉ですね。しかし、高校生の男女が抱き合ってるのに『恋愛』のかおりがしない。この方の文章のせいかな。『タスキメシ』も甘い感じなかったし。そこが好感持てるんです。
★74 - コメント(0) - 1月29日

部活の吹奏楽を題材にしたものは、音楽に疎くあまり興味がないので結構苦手。でもそういう部分を知らないと損しているように感じる。文化部の中で一番青春を書ける題材であるし、問題を抱えながら一丸となってコンクールをめざし、結果を得るという心を揺さぶられる王道が表現しやすい。だからそういう部分を大いに利用して読む人の心を掴んでると思う。良い部類の青春ものとしての雰囲気がにじみ出てる。
★3 - コメント(0) - 1月20日

【6】あまり人付き合いが得意じゃない給前志音。友達が一人もいない県立高校へ。入学し、吹奏楽部部長の日向寺大志からの強い誘いと「何かが変わるかもしれない」という予感で入部する。一方の大志は、中学での部活運営で失敗し、その傷を乗り越えられないでいた。志音の出現は「何か」を変えるのか?やがて二人と部員たちは吹奏楽部の東日本大会出場をめざして、努力し苦しんで苦しんで、それでも、東日本大会どころか支部大会逃してしまう。 そして、その悔しさが引き継がれ、前に進んで行く。
★1 - コメント(0) - 1月11日

額賀澪さん作品は「ヒトリコ」から二作品目!新年早々良い作品を読んだ。鼻の奥がツーンとすること数回。臭い言い方かもしれないけれど、あの時あの屋上で一人エアドラムをしていた彼女に「ねえ」と声をかけたその日から足踏みしていた二人の青春は輝く準備を始めた。あの悔しさも後悔もそこにあったからこそ、今がある。決して無駄ではない。目標を決めてそれに精一杯向かう彼ら吹奏楽部に、かなり大人になった私も励まされそして一緒に悔しがった。人は人と出会って本当の自分に出会えるのかもしれない。これからの彼女たちは、きっと大丈夫!
★91 - コメント(2) - 1月6日

主人公は志音。ひとりぼっちで屋上で父の形見のドラムの練習をしていたら、吹奏楽部の先輩の大志に出会う。部に誘われ、かたくなな心が開いて いく。トラウマ。なかなか忘れようとしても、ある日突然出てきて、現実 を破壊していく。でも、人は誰かの助けによって克服できる。  優勝できれば最高だったが、思いが夢につながり、皆が成長していく 姿を彼らとともに味わえて、感動。酸いも辛いもありの青春物語。 おすすめ度 ☆☆☆☆☆(~Max☆5)
★28 - コメント(0) - 2016年12月8日

読友さんの読みたい本に登録したあった中から、セレクトさせて、頂いた1冊です。初読み作家さんです。本は、題名と表紙の装丁で左右されますね。音楽と友情の取り巻く、青春小説で清々しい内容でした。「3年前に、大事なものを落としてきた。何を落としたのか見ないようにして、元からなかったんだと思い込んでいた。けどそれをおいた場所にはぽっかりと穴が空いていて、いつもそれに足を取られる。その度に、何を落としてしまって、自分がどれほどそれを大事にしていたのかを思い知らされる。」~引用 頑張れ 志音って応援したくなりました
★9 - コメント(0) - 2016年12月7日

ひたむきさが伝わってくる青春小説でした。お互いがいて本当によかった。先生が何気に一番すきだったかな。青春小説なんだけれど出てくる大人がかっこよくて、お父さんとお母さんの話も見てみたくなりました。
★6 - コメント(0) - 2016年11月28日

中高生にお勧めの青春小説。松本清張賞って特にミステリ限定ってわけじゃないんだな。
★2 - コメント(0) - 2016年11月23日

高校の吹奏楽部も本当に色々で、こんな風に純粋に上を目指して頑張れる雰囲気を羨ましく思う。過去にトラウマがあったり、目標もなく人間関係も苦手だったりした子達が真剣に東日本大会を目指して部活に打ち込む。顧問の先生もなかなか素敵。部活という、ありふれた場所でたくさん悩みながら成長していく。爽やかな青春小説だ。
★40 - コメント(1) - 2016年11月19日

給前志音と日向寺大志の視点から紡がれる物語。吹奏楽部へ入部をきっかけに自分や友人、仲間と向き合って成長していく。「少年少女よ、大志を抱け」もう少し大志以外の部活のメンバーとのエピソードも欲しかったところ。ラストにいたるまでの同級生たちの絆の深めかたが気になる。75/100点
★3 - コメント(0) - 2016年11月17日

わー、よかった!なんども胸が熱くなり、ラストなんか涙出そうになった。長い人生のなかのほんの一瞬のこの時期を悔いのないよう、少年少女よ大志を抱け。まさにそんな気持ちです。
★3 - コメント(0) - 2016年11月17日

☆☆☆☆☆ すっごい良かった!号泣。「先輩」って、昔はすっごい大人に感じたけど、1年や2年余分に生きてるだけなんだよね。だから、大人っぽく見えてもやっぱり同じように悩んだり苦しんだり悲しんだりする。でも子どもの頃ってそれがわからないから、あこがれたり頼ったりして。志音の前で泣ける大志、大志のおかげで変わろうとした志音、凄くいい先輩後輩の関係だよなぁ。読んでる間、何十年も気持ちが若返って、一緒に部活やってる気分だった。
★14 - コメント(0) - 2016年11月15日

吹奏楽部を舞台にした青春小説。恋愛要素はなく、爽やかで、ザ青春という感じ。いいね
★3 - コメント(0) - 2016年11月8日

気持ち良い青春ストーリーです。甘さもかなり控えめです。キーボードもギターもかじっただけで諦めてしまった身としては、こんなに打ち込めることが羨ましい。
★13 - コメント(0) - 2016年11月8日

ああ、私このお話好き!!てなりました。一人一人の悩みも描写も等身大でとても好感が持てる。何かに打ち込んで叶わなかったり、誰が悪いわけでもないのに周りとうまくいかなかったり、等身大の青春に胸が熱くなりました。いい大人の自分が高校生の青春作品でここまで入りこめたのは久しぶり。自分と波長の合う作品だったのかもしれない。額賀さんファンになりました。
★5 - コメント(0) - 2016年11月4日

高校生の泥臭い人間模様の描写はよかったが、吹奏楽の部分はもっと掘り下げて描いて欲しかった。演奏の描写があっさりしすぎている。★3.5
★9 - コメント(0) - 2016年10月27日

青春の泥臭さ、良いね!前のめり気味に読破。
★3 - コメント(0) - 2016年10月26日

さわやか、 青春〜
★11 - コメント(0) - 2016年10月25日

読メ、知人のおすすめ。吹奏楽部を通して、志音と大志のそれぞれの成長物語。志音にはなぜか『いとみち』みたいな雰囲気を感じた。前に読んだ『ヒトリコ』の方が私的にはよかった。
★3 - コメント(0) - 2016年10月21日

吹奏楽の事は全く解らないが、楽しく読めた。引っ込み思案の志音が、吹奏楽部の部長、大志に誘われて入部し、共に成長していく。読後感爽やかで、2人のこれからも、気になる終わり方だったが、もう少し、印象に残る場面が欲しかった。
★7 - コメント(0) - 2016年10月20日

コミュニケーションが苦手な志音。幼い頃からのたった一人の友人・瑠璃がいなければ何もできない自分に嫌気が差し、瑠璃とともに、中高一貫の進学校に通っていたのにもかかわらず、高校からはたった一人、県立高校に進学することに決めた。そこで出会ったのは、吹奏楽と仲間たちだった。 // 爽やかな青春小説。地元出身の作家さんということで興味を持ったのだけれど、思った以上に地元色が濃い作品だった。モデルになっている学校とかも予想がついて、なんとなく雰囲気がわかるだけに思わずにんまり(笑)読後感は清々しかったです。
★5 - コメント(0) - 2016年10月9日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年9月22日

★2 - コメント(0) - 2016年9月3日

「変わりたい」と願った時に、背中を押してくれる人と出会えるなんてすごくラッキーなことだと思う。人の輪にうまく入っていけない主人公がちょっと強引な先輩と出会い、吹奏楽部に入部する。主人公だけでなく、周りの人も変わっていくのが青春ぽくていいなぁ。読後感も爽やかで面白かった。
★16 - コメント(0) - 2016年9月2日

楽器の個性が演奏する人と似てくるという吹奏楽あるある。みそっかすだった志音がドラムを叩くようになったのは、父の影響だけでなくアクティブになりたいという願望だ。大志のホルンは角笛のようにみんなを少しずつまとめていく。「少年よ 大志を抱け」ブラバン少女だった私には、とてもまぶしいストーリーだった。
★107 - コメント(0) - 2016年9月1日

青春小説にふさわしい爽やかな読後感。中学までの閉塞感から抜け出したくて、高校受験して新たに県立高校へ入学した主人公。父との思いでのドラムが縁で吹奏楽部デビュー、後は青春まっしぐらな展開にドキドキでした。部長さんも、兄との関係性や大学進学後の展開など、未来が広がった感じで期待を持たせた終わり方でいいんじゃないかと思いました。
★27 - コメント(0) - 2016年9月1日

中高一貫の私立中三年の志音は人とつながることが苦手、すべて親友瑠璃の援助なしでは出来ない。それさえも苦痛になった志音は県立高校に進学する。そこで吹奏楽部部長の大志と出合い吹奏楽部でドラムを担当し東日本大会を目指す。物語は志音と大志が交互に語られるが、過去のトラウマに悩みながらも自ら未来を切り開いていく姿に感動する。読後清々しい気持ちにする1冊である。
★37 - コメント(0) - 2016年8月31日

「ヒトリコ」と一緒に図書館で借りてみました。(決め手が松本清張賞受賞作)。自分を変えたくて知り合いの居ない県立に進学した志音(しおん)が吹奏楽部の部長の大志(たいし)に誘われて部活に入って東日本大会を目指す・・・物語のスタートは志音の過去やらの悩みとかが多かったですが、一見悩みがなさそうでグイグイと引っ張るタイプに見えた大志も中学時代のトラウマあり、「あー、こういう悩み青春だな、若いっていいな」って素直に思えたけど、親目線だと自分の子が志音みたいな中学時代過ごしたらかなり悶々とするなぁ
★5 - コメント(0) - 2016年8月29日

サワヤカ
★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

年を取りすぎてしまったのか、感性が鈍ってしまったのか、志音が何故人と交われなかったのか、高校で久しぶりに会った瑠璃ちゃんを避けてしまったのか、その後謝罪したのか、すとんと落ちてくるものが無かった。日向寺の中学での行動は皆から総スカンを食らうようなことだったのか、自分なら一緒に行動するのに・・・・・。というわけでもやもやしながら読んでたけど琴線に触れたのは二人の両親の言動。志音のお父さんもお母さんも、日向寺夫妻も子供の心を思いやり、いうべきはきちんと言う、いろんな場面でほろっと来ました。
★4 - コメント(0) - 2016年8月27日

小さな頃から自ら壁を作って人と馴染めない志音と、彼女を吹奏楽部に誘った部長 大志の目線で描かれた吹奏楽部が大きな大会を目指すストーリー。額賀さん2作目の青春物ですが、今回も清々しい!。若さ故の未熟さや悩みもがく姿、直向きさ、そして大人は忘れかけている(笑)爽やかさがバランスよくって、とても好感もてました。結果が上手くいかないところから、自分達自身で立ち直るすがたは成長を感じ、子供達をハグしてあげたい気分です(^^)
★21 - コメント(2) - 2016年8月22日

額賀さんはタスキメシに続いて2冊目。何かを一生懸命やったことがあるか?今、一生懸命に、大志を抱いて生きているか?と、思わず自分に問いてしまいました。無気力に、瑠璃ちゃんの陰にいた志音が、父と出会い、ドラムと出会い、大志と出会い、次第に変わっていく。努力すれば必ず手に入るわけでもなく、悔しいと涙を流して叫んで、でもまた努力していくところが素晴らしい。大志の家族や志音の母の、子供を見守っている感じが泣けます。親ってありがたい。志音のその後も見てみたいです!
★23 - コメント(0) - 2016年8月5日

屋上のウインドノーツの 評価:80 感想・レビュー:363
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