スクラップ・アンド・ビルド

スクラップ・アンド・ビルド
あらすじ・内容
「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、
ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。

日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心の内は、衰えゆく生
の隣で次第に変化して……。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!

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121ページ
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スクラップ・アンド・ビルドはこんな本です

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火花
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スクラップ・アンド・ビルドの感想・レビュー(5951)

老人介護の経験が無いので興味深くよみました。長期間の介護になると、血の繋がった娘の当たりが強いとか、楽に死なせてあげたいとか、そんなものなんでしょうか?ビックリでしたが、その後のじいさん彼女どうなったんだろ?
★13 - コメント(0) - 1月22日

まるで我が家のようでした。あるある話しが沢山ありました。
★13 - コメント(0) - 1月22日

ジジイが憎めない
★11 - コメント(0) - 1月21日

初めて読む羽田圭介さんの本。老人介護の話を重くすることも、かといって茶化すことなく書かれていた。読後もスッキリではないけれど、現実離れしているとは思えず、納得できました。
★26 - コメント(0) - 1月20日

図書館本。著書よりもご本人をテレビのバラエティでよく見るようになり、受賞作が最寄の図書館に陳列されていたので借りてみた。現代社会の犠牲となった若者の鬱屈を抉るように描く辛辣な小説・・・と思いきや、コントだった。笑いと哀しみが背中合わせだといったのは誰だったろうか、松っちゃん? とはいえ、わたしの日常も羽田さんに文章におこしてもらったらコントなのだろうな。「火花」と同時受賞が頷ける。「社会の中の若者」と「ひたすら自己を追及する若者」、コントと漫才、肉体改造と文系、など又吉の作品とあらゆる意味で対照的。
★46 - コメント(1) - 1月20日

読みやすくスルスルと読み終わった。主人公と祖父のやり取りが一興。面白く読ませてもらったが、著者は本当は大きなメッセージを訴えているのではないかと裏読みしてしまう今日この頃。
★18 - コメント(0) - 1月19日

羽田氏と主人公が重なる。東野圭吾のあの作品と重なる。避けたい老後問題に向き合える良いきっかけになった。でも、彼女と祖父の結末が気になる!オチを期待した分、あれ?おわり?ってなってしまった。
★15 - コメント(0) - 1月19日

とても読みやすかった。早くお迎え来ないかなという祖父の言葉を聞いている健斗の行動は一種の優しさなのかなあ!?お母さんは自分でやることになってるという。動いて自立をうながしたら祖父の思いと反対になってしまうとおもう健斗。お母さんの気持ちはよくわかる。働きながら家事をして家に帰れば父がいる。きっと私も同じだと思う。うちの子ども達はどうだろう?とふと頭をよぎった。これからますます考えていかなくてならない事なのだろうなあ!?
★40 - コメント(0) - 1月19日

閉塞的な空気の中で暴発しそうな感情を静かに押し殺して素朴に筋トレに励む、一つのことに集中する、そういうストイックさにグッときた。スクラップ・アンド・ビルドってそういうことだと思う。単にこれまでの積み重ねを全て破壊するというわけではなく、積み重ねてきた人から大切なことを教わっているというところも、主人公の成熟さが感じられてよかった。メッセージの表現の仕方まで示唆的でストイックでした。いい本。
★17 - コメント(0) - 1月17日

《図書館本》ああ、これ、芥川賞作品なのか。初めての羽田圭介さん。あの又吉さんと同じ時に選ばれたんだっけ?読みやすかった。シビアな感情も書いてあったけど実行に移さなくて良かったよ。歳をとるとみんな言うのかな「早くお迎えが来ないかな」って祖母も言ってたし母も言ってた。寂しさの表現なのかな。私自身も言うのかな?人に甘えず充実した老後を過ごしたいものだ。ニート的だった主人公が就職して出て行く時の祖父さんの決心が続くといいな。就職、おめでとう。頑張れ!
★43 - コメント(0) - 1月17日

重い内容を軽快なテンポで描いているから、テーマのわりに読みやすかった。生にしがみつく祖父の姿に「人間の駱駝」という言葉を思い出した。
★16 - コメント(2) - 1月17日

たまたまドラマから入った。もちろん細々と違うけど。初めての作家。言葉の選び方が面白い。芥川賞作品。他の作品も読んでみたい。
★16 - コメント(0) - 1月16日

Audible。まあまあ楽しかった。黒冷水に似てた。 いいタイトルだなあ。
★15 - コメント(0) - 1月15日

介護をテーマにした作品はいくつか読んだことあるけど、この作品は独特で興味深いな〜と思った。そして文章も読みやすかった。羽田さんはテレビで拝見するばかりで作品を読むのは初めてだったのですが、予想以上に面白い小説を書く作家さんなので他の作品も是非読んでみます。
★39 - コメント(0) - 1月15日

Ito
介護について考えさせられる。年寄りに快適でいてもらえるよう、優しく積極的に身の回りの世話をする=身体を使うことが減り、年寄りの老化が進行。一見優しさに欠けているような態度で、たとえ嫌がっていたとしても、皿洗いといった一定の家事をやらせ、手伝わない=身体を使わせ、精神にも負荷をかけるため、老化の防止に。 介護において、一見優しくみえることは長期的に見ると優しくなく、その逆も然り。
★19 - コメント(0) - 1月14日

星7/10 意外と良かった。
★8 - コメント(0) - 1月14日

ena
穏やかに死にたがっている老人の手助けをすることは老若双方にとって利害が一致しているはずと祖父を甘やかすことによって脳も筋肉も衰えさせ死に向けてソフトランディングさせようとする無職の孫。介護と求職という閉塞感のある生活をどこかユーモラスに描いている。最初はぼんやりしていた主人公が死にたいと言いながら生に執着する祖父を強く意識するうちに相対的に自分の価値を見出し高めていく。高齢化を憂いていた自分だが小説の最後では各々の生はどんな形にしても影響を与えていて存在は無駄ではないのではと肯定的な気持ちになった。
★53 - コメント(0) - 1月13日

なんとなく狐につままれた様な気持ちになってしまった。実はお祖父ちゃんの作略?体たらくな孫に一芝居を打ったのか?健斗は再生を果たしたけど、まだまだ試練は続いていくのだろう。でもこの時間の糧は無駄じゃない。
★21 - コメント(0) - 1月13日

若い人が書く文章だな-と思いながら読んだ。自分は介護職なので入浴介助シ-ンが一番クライマックスだった。確かにこけたら始末書なので過剰な介護になってるかもと考えてしまったよ。
★19 - コメント(0) - 1月12日

〇〇賞受賞作を、ワタシはあまり読まない。たまたま図書館本にて読むチャンスがあったのだが、ふ~ん、なるほどね、みたいな。作品よりも、TV出演しているご本人の方が、興味深かった。(プレパト・バラエティー番組等でよくお見かけした。)NHK新春スペシャルドラマ「富士ファミリー」出演の彼は、なかなか好演していた。
★15 - コメント(0) - 1月12日

失業中で就活もうまくいっていない健斗は、祖父を介護することによって自分はまだ捨てちゃもんじゃないと思い込ませていたのかな。でも私は実親の介護は、色んな感情が伴う気がしてできない。まさしく健斗の母親状態になりそう...。
★19 - コメント(0) - 1月12日

なかなか孫が介護をする…って少ないのかも。孫が入れ歯を洗ったり、お風呂の補助をしたり…。実の親子の介護の方が辛辣になるのは、何となくわかる。嫁だから言えない。実の親子だから言えてしまう。そして言葉の端々がキツくなってしまう。それが現状なんだろうなぁ!
★31 - コメント(0) - 1月12日

カバー下の装丁、糸の栞もふくめてきれい
★7 - コメント(0) - 1月12日

読了4作目。芥川賞ということで読む。介護について扱った作品でしたが、芥川賞の割にとても読みやすかった。介護とは老人を活かすことなのか、生きる力を奪うことなのか。。。でもこれは別に老人に限らず、子育てでもそうだし、仕事でもそうかも。過保護と過干渉とネグレクトと放任と。どんなバランスであれば人はしっかり成長していくものなのだろう。4.3
★16 - コメント(0) - 1月12日

失業中に祖父を介護する青年の感情を丁寧に描いていると思う。20代って憂鬱な時なんだよね。不安で、希望もなくて。
★16 - コメント(0) - 1月11日

血のつながった親子の方が、介護が辛辣になるようで、ちょっと驚いた。死にたいとしょっちゅう口にされると、陰鬱な気分になる。しかし、筋トレにあっちの方もトレーニングが必要とは驚き
★14 - コメント(0) - 1月11日

なるほどなタイトル。
★28 - コメント(0) - 1月10日

さくさく読めた!本当の介護とは何かを考えさせられた。芥川賞作品ってこういう感じなのかぁ!
★15 - コメント(0) - 1月10日

「わしゃもうだめだ。じいちゃんははよ死んだ方がええ」と毎日つぶやく祖父と同居する孫の健斗。祖父にとっては生きることが苦しみになっていると考えた健斗は、どうやったら苦しまず、かつ早く祖父を死なせることができるかを考え「過剰介護」という方法に行き着く。何でも手伝い、頭を使わせず、確実に人間としての能力、体力を奪うことを実践する。しかしたまにしか現れない親戚が祖父を心配して全て身の回りの世話をしようとする様子を見て、健斗は腹をたてる。ここが面白い。親戚が行う過剰介護と健斗のそれとは理由が全く異なるから。
★24 - コメント(0) - 1月10日

介護か、あんまり得意じゃないかなぁと読み始めた時に思ったが、なんだか全編を通して健斗と祖父の関係がなんともいえないよさ(かわいらしさや可笑しさがある)がにじみ出ていて読みやすかった。
★25 - コメント(0) - 1月10日

重いテーマなのに比較的読みやすく仕上がってる。
★12 - コメント(0) - 1月10日

NHKのドラマで見て違和感があったので読んでみることにしました。芥川賞の作品にしては少し単純というか安易過ぎないかなと思って。 老人介護というよりは、若者から見た高齢者との世代間の違いを描いていると思いました。早く死にたいという祖父の願いを叶えるというのを勝手な思い込みとすれば、もしかすると相模原の事件にも通じるのでは。 高齢者が子どもを死亡させる事故も書かれていましたし、結構、現代を反映している小説だったんだなと感心しました。
★19 - コメント(0) - 1月9日

主人公の思考や行動に引き込まれて一気に読めた!複雑なひねりの入った心理の中で正しいとされた優しさのもと、後ろ向きなのか前向きなのか混乱させられつつも、祖父との比較が面白い。真面目に模索する様子を冷静に観させてもらいながら、日本の現実にある様々な問題を目の当たりにした。
★23 - コメント(0) - 1月9日

再読。
★5 - コメント(0) - 1月9日

全体に漂うユーモアはもちろん、一人称で繰り返し描写される主人公健斗の青年としての心情にこめられたリアリティが面白く、あっというまに読了。主人公同様、彼の心情が本当に心の底からのものなのか、それとも自分で自分を騙してのものなのか、読者もまた困惑させられてしまうのも、作者の掌の上ということなのでしょう。廃棄対象とされなんとする老人の狡猾さ、それに翻弄される構築中の青年の未熟さ。古びた多摩の団地に取り残される老人と、筑波研究学園都市へ出立する青年。様々に対をなした構成が見事でした。第153回芥川賞受賞。
★77 - コメント(0) - 1月9日

ゴールが見えない介護だからこそ、介助の仕方に目的を持ち、それを意識する事で自分のすべき事を選択していく健斗は、弱っていく祖父とは対照的に筋トレをして、己の体と精神を鍛えながら、資格試験の勉強をし、就職活動している無職の孫。 二人の絆は、目的は違えど、介護を通して間違いなく強いものになったんだろうなぁ。 そう遠くはない、自分にも降りかかってくるであろう『介護』について「どう」向き合うか、考えるいい機会になったように思う。
★26 - コメント(0) - 1月8日

ん~そうだなぁ。全部が全部のお年寄りがそう思っているかどうかは別として、尊厳という問題もあるし、一概には何とも言えないのが難しいところ。ただ、以前ちょっとした機会に、精神科のお医者さんと話す機会があって、尊厳死について自分は肯定派だと言ったところ、その医者にばっさり「それは人間のエゴだ」と言われてしまった。人それぞれ考え方はあるんだろうけど、その時は「そうかなぁ・・・」と考えてしまった。小説自体は淡々と描かれていて、それなりに楽しめた。
★19 - コメント(0) - 1月8日

auブックパス読み放題で。主人公の主目的に対して、ストーリーの盛り上がりがあまり無いような。主人公が淡々と老いに抗うのと、祖父が並べるセリフの対比を感じ取れば良いのか。芥川賞作品の読み方って難しいな。
★14 - コメント(0) - 1月7日

kai
同居している祖父は「早く死にたい」と言うのが口癖だ。ならば目一杯祖父を過剰に介護し、早期の安楽死にもっていこうとする。また祖父の退化した肉体に刺激され逆に主人公は、若き肉体を鍛え始めたら彼の行動が良い方向に向かい始める。彼女とのセックスをする場面でも下半身のどこかの筋肉が鍛えられている事を意識している等、思わず笑ってしまった。なかなかの良作だ。
★53 - コメント(0) - 1月7日

芥川賞同時受賞の『火花』は読んだのでこちらも。高齢者介護という、重くなりがちなテーマに反して、どこか滑稽に進む物語。その滑稽さを生み出しているのは、孫と祖父それぞれに見られる、潜在的な想いと表面的な行動の矛盾。「人はね、」という孫が彼女に言った一言が、この矛盾に対する回答であり、この物語の核になる部分かと思った。余談だが、羽田さんの筋トレ好きはTVで知っていたため、筋トレの描写部分は羽田さんがイメージに浮かんで仕方なかった。★★★☆☆
★14 - コメント(0) - 1月7日

スクラップ・アンド・ビルドの 評価:80 感想・レビュー:2505
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