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竈河岸 髪結い伊三次捕物余話

感想・レビュー
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ALATA
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懐の深さは親譲り、新たに小物を持つことにこだわる龍之進。おめず奥せず、はっきり自分の意思を貫くきい。ほの苦く、ほの甘く、小布施から届く伊与太からの便り、謎掛けに涙する茜。そして表紙に伊三次とお文の姿が・・・。茜色に染まる江戸人情話、鮮やかでした。 ★5※次郎衛、おのぶの邂逅「車軸の雨」が良かった。太く激しい雨は二人の悩みを綺麗に流してくれるだろうか?
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ピン
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ネタバレ最後の収録作「青もみじ」 この最後の結びに、宇江佐さんの心境を思い胸が詰まる。 以前の宇江佐さんなら、おくに姉ちゃんの死まできっちり書いただろう。 亡くなったかはどうかわからないとしたあの余韻は、宇江佐さん自身にも重なって思える。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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北町奉行定廻り同心の小者を務める髪結い伊三次のシリーズ第15弾は、伊三次の息子で絵の修行を続ける伊与太いの身に起こった事件と新たなる転身、同心の娘で、松前藩の屋敷に詰める幼馴染の茜の心の内が描かれました。もう残り一巻になってしまいましたが、この二人の行く末を見届けたいなという気持ちは高まりますね。江戸の街の庶民物を読む楽しみを教えてくれた本シリーズ、最後まで楽しみたいと思います。
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ぺしみち
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あ~、終わってしまった。寂しい…。 最後の最後で龍之進が腹立つわ。見舞いくらい黙って行かせろ。
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ひのわの
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【今回のメモ】伊三次に瓜二つの人。きいの母親の居場所がわかる。岡っ引きの1人が辞める。伊与太、国直の元を去るなど。伊三次の出番がいよいよ減り、捕物も少なくなってきた。シリーズもいよいよ14作目。あと1冊で終わる。茜、伊与太も心配だけど、早く知りたい安心したい。いよいよもって終わってしまう。寂しい~。
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hitokoto
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 11月7日、今日は立冬ですが、7年前に66歳で早逝された宇江佐真理さんの命日ですね。「竃河岸」、髪結い伊三次捕物余話№15、2015.10発行。茜と伊与太の阿吽の関係が、ひそやかに、そして確かに進展し、茜が松前家の務めを終え、伊与太が信州での絵の修行を終えて江戸に帰る頃の二人の有り様が彷彿とされる第15巻です。沢山の心に残るいい作品を有難うございました!
hitokoto

タイ子さん、亡くなる直前まで執筆されてたんですね。素晴らしい作品を残され、感謝の気持ちでいっぱいです。

11/08 01:53
hitokoto

コメントとナイス、有難うございます!

11/08 01:56
3件のコメントを全て見る
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ラスカル
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龍之進が小者をかかえることになった。因縁のあった本所無頼派の次郎衛だった。その次郎衛と女房おのぶの「車軸の雨」、絵師国直のところを出る決心をした伊予太の「暇乞い」が良かった。師の国直が、伊予太に去られて、彼のいいところ、人柄を懐かしく思出だすところに慰められた。伊予太頑張れ。茜との行く末を楽しみにしてるよ。 ほっこりする宇江佐作品。いいねぇ。
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山内正
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孫に相手する舅を見て自分と弟を捨てた母親を時々思う  叔母様が茶会の相談に 一度も付けてなかった帯をきいに 知らない茶会は気が重い 与力のうめと人には気をつけるようにと こちらは何方?きいを訝しく見た  六人の妻が客間へ揃う  膳の後の吸物を台所の女中が忘れ 若い人はこれではとうめが  私は叱ってる訳では嫁として居眠りするとはと勝ち誇った顔を  人様の家で持て成しを受け文句言うのは了簡違いです少し気を使って下さいときいは一気に喋った 流石甥が見初めた方ですね臆せずはっきりととよし乃が取りなした
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山内正
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きいは子を背負い人に引き留められるのが煩わしい 子をどう育てようが勝手じゃないか 大沢家に届けても愛想がない なにさいっそ止めたらいいのにと 料理屋の主が水を撒いてる 下っ引きの伊三次に顔が似てる  見間違えたと思う程に  その日質屋の隠居が飲み屋の帰り死んでた 夫が伊三郎が取調べを受けてると 伊三次さんに似た人かと  調べの同心は他の借りた侍には 見向きもせず何れ自白すると  決め込んでいる 父から水野家家臣を調べてみてはと頼む  金を借り催促されて頭を石で殴ったと認めやっと疑いが晴れた 二人の娘が喜ぶ
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とこ
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ネタバレ伊三次とお文はあまり出番がなく、龍之進、次郎衛、伊予太と茜が中心でした。地味ながらも全うに生きる次郎衛、張り切って増蔵の教えを受ける姿が目に浮かびます。伊予太は辛いことがあったけど、見てくれる人は見てくれている。新天地で開花すればいいな。穏やかに読むことができた一冊でした。次巻はいよいよ最終巻。ずっと読んでいたいシリーズです。
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あすか
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龍之進はグレてたことが嘘の様に(笑)立派な同心になった。不破の好々爺ぶりが微笑ましいし、きいは親になったことで母親への屈託が薄らいだのも安心した。伊与太の運命も大きく動き出した。綺麗事だけじゃ済まされない茜の気持ち。よく分かるよ・・・。
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MT
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改心した次郎衛を信頼するようになる龍之進。武家の妻となり、母となっても理不尽なことに黙っていない、きいに不破家の面々は優しい。経験を積み少しずつ丸くなってきた茜。浮世絵から離れ、絵師としての次のステップに進む伊与太。二人の絆は深いと思えるが、結ばれることはあるのか。 月日の流れに丹念に描かれていく物語をいつまでも読みたい気持ちですが、残り一冊となりました。4.4
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baba
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再読で知っていても伊三次を取り巻く人々の時の流れを想う。「竈河岸」次郎衛が小者となる手順に仲間の了解を得る、改めて大人になった龍之進の成長を感じ、「暇乞い」伊与田の誠実な人柄がこれからの成長の予感を感じさせる。いつも手にすると安らぎの時間を与えてくれる宇江佐さんに感謝です。
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kei302
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気持ちを整えたいときに手にする本のひとつ。伊三次や家族が増えた不破家の面々と久しぶりに会いました。事件も悩みも、解決できるときもあれば、うやむやに過ぎていくときもあり。表紙装画と共に味わう。単行本の画のほうがふぜいがある。
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ケイコ
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暇乞い、の伊与太の気持ちに泣けた。なかなか世に出ることが出来なくても腐らず焦らずに努力を重ねてきた。その姿は北斎に助けられることで読者は慰められたことでしょう。 伊与太の人柄に、人は心の清らかさや、人に敬意を払うことや、思いやりが大切だと思う。そうした人は居るだけで、人の心を温め癒す事ができるのだということ。 良いお話が続いた本書でした。 最後が近いから、もっと、ずっとこの物語を読んでいたい と切なく思いながら最終話に、、、
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中身はおじさん
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やはり、伊三次とお文がでると、しまります。いろんな人達が、いいところへおさまりつつあるようですが、まだまだ、読み足りないです。
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だねふし
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やっぱりいい話。次郎衛の件も伊与太と波音と茜の件も、国直と北斎の件も。伊三次と彼によく似た伊三郎がすれ違う「空似」のラストは、なぜか「いだてん」の勘九郎さんと森山未来さんがすれ違うシーンが浮かび、ゾクゾクした。映像が浮かぶ話ってあまりないので、再読ながら驚いた。
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mariko
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髪結い伊三次、これが最後かな。 「空似」伊三郎、「流れる雲の影」茶会の手伝い、「竈河岸」薬師寺次郎衛、龍之進の小者に、「車軸の雨」次郎衛とおのぶ、「暇乞い」伊与太と茜、「ほろ苦く、ほの甘く」下屋敷の茜、伊与太の信州からの手紙。
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エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます
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どうなったか知りたいと思っていた女中のおこな登場に一人どよめく。そこにちゃっかり収まってたんだね、嬉しかった。。伊三次ファミリー総出演のような内容だったことで、最終巻の近付きが予感される。あーやだやだ名残惜しい。いつまでも読んでいたい
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ひらちゃん
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あの龍之進が小者をもつなんて…。時の流れは確実で、そりゃぁ引退する者だって出てくる。皆大人になったもんだ。嬉しい反面伊佐冶らが歳をとるわけで読者としては一抹の寂しさを覚える。茜と伊与太の将来も気になるけど後は一作。多分先は見れないのだろう。きっと宇江佐さんも書きたかったはず。もう少し余韻を楽しんでから次を読もう。
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森の猫
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ネタバレ再読。何度読んでも 宇江佐真理さんの作り出した物語が居心地良いです。若いと苦いは 似ている。歳を取っても苦い経験は山ほどあるけれど、苦さを受け流す技量が身につくんでしょう。図太く鈍になっていくしね。伊与太と茜の将来を宇江佐さんは書く事なく亡くなられたけれど、読者は大方 2人が幸せに暮らす方策をいくつも思い描いていると思います。
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みどりまま
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あと一話で読み終わります。 勿体なくて読みたくない気分。 作者はもう書けないと思いながら書いてるのかと思うくらい、今までの登場人物の先が明るい感じの話になってる気がする。お文とのやり取りも久しぶりに微笑ましいシーンがあり嬉しい。 続く 読み終わってしまった。 とても寂しい。 作者がなくなってしまったあとにその本を読むと言うことはよくある。でも、作者が執筆中になくなってしまったと言うのは初めてだった。
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ぱぁる
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ネタバレ伊三次家族、不破家族総出演。そして新しい登場人物も。伊与太と茜の将来を含みつつ終わる。それなのに物語は続かない(>_<)最終巻と思うとなかなか手が出ずにきたが、とうとう終わってしまった。若い時は苦いことが多かったように思う。今だって打ちのめされることはあるけれど、それだけではなくて得るものも見えるものもあるというか、一辺倒ではないと察することができる。長いこと読み続けてきて、登場人物に自分を重ねることも多かった。
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西尾京花
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ネタバレ伊三次、お文のやんちゃな時代から付き合い、一緒に歳を重ねてきた。全く違う時代、境遇だが、生きることに対して共有できる思いがあるのは歳を取った者の特権だろう。次の若い世代がどうなっていくのか見届けたい思いもあるが、最終話は読みたくない。次の巻は、もっと歳を取って、作者が筆を置かれた年齢になってから読むことにしたい。
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ゆきちん
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14番目。次世代が活躍すると言うことは、引退する人も出てくるわけで。龍之進に新しい岡っ引き親分。そして、伊与太ー!小さな頃から見てるけど、ホントにいい子だよ。大丈夫、神さまはみてるよ。アイツにはバチが当たるよ、きっと。茜との遠恋&身分違いが切ない。次で出てるのはラスト。どこまで決着するのかな。
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ekoeko
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芳太郎は前からいけすかない男でキライだったが「暇乞い」を読んで大嫌いになった。増長しすぎだ。ぎゃふんと堕ちればいいのに!
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ひろたけ
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一話一話いいな さすが宇江佐さん
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ジョニー
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息子がまだ小さい頃に偶然出会い、本作と共に年月を重ねて来ました。 経営してた会社の失敗に伴い、経済的にも精神的にもギリギリの所で踏ん張る事がなんとか出来、今日までやれてこれたのは、この本と出会えた事が大きいです。息子は今年二十歳になり、無事成長出来ました。伊三次親子と重なる部分があり常に励まされました。 宇江佐先生が亡くなられた時は、涙が止まりませんでした。続きは読めませんが、きっと伊三次親子には、明るい未来があったはずです。
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白玉堂餡子
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ネタバレ【図書館】伊三次に似た顔と経歴をもつ伊三郎に殺人容疑「空似」。きい、実家の近所で祖父を慕う孫を見て、幼少時出て行った母を思う「流れる雲の影」。龍之進、元本所無頼派で今は駄菓子屋を営む薬師寺次郎衛を自分の小物に「竃河岸」。次郎衛岡っ引き修行、その妻おのぶは次郎衛が実家を継ぐことになると離縁されるかと心配する「車軸の雨」。伊予太、茜の仲介で松前藩御用絵師と知り合い、高価な絵の具をもらうが、同僚芳太郎に盗まれ我慢の限界「暇乞い」。伊予太、北斎の紹介で信州へ。茜、伊与太に思いを馳せる「ほろ苦く、ほの甘く」。
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momo
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次郎衛…今現在はすごく応援したいキャラですが、不破家で過去に作蔵を斬り殺したことは忘れられているのが、ちょっと不満。
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シトラス
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次郎衛が出てきてからは、龍之進とのコンビを早く見たいなぁ〜と思っていたので、とても良かった。鉈五郎もまぁまあいい奴だなと思った。 きいは子供を産んでからも相変わらず、小さくまとまらないところは好ましい。 伊与太が蠣崎波音から賜った絵の具と筆を奪われて悔しい思いをしたのに、それを告げ口せずに暇乞いするところは悲しくて泣けた。 葛飾北斎の代わりにいった先で、評判を上げられるといいな。
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
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「髪結い伊三次捕物余話」第十五巻。脇を固めた人たちのその後が読めて嬉しかったです。例えばお文の女中だった”おこな”と夫の正吉、娘が生まれてそれなりに幸せな夫婦になっていたんですね。増蔵が引退して正吉の行く末が心配されましたが、周りの人の温かさにホッとしました。伊与太と茜のあれこれは先行きが知りたくてヤキモキします。でもあと一冊で終わり、どうなるんでしょう!伊与太の師匠の歌川国直と芳太郎(多分後の国芳)は実在の人物、読んでいてこの二人の去就には苛々しますが、国芳のその後の活躍を思えば仕方がない気がします。
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yonemy
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しばらく登場しなかった人物のその後が知れ、ほっとした今巻。お文の二人目の女中・おこなは増蔵の手下とデキ婚☆お文が龍之進から手を引かせた小勘が「無頼派」リーダーの嫁に収まっていたとは!二組の幸せな様子にうれしくなった。 そして、いよいよ最終巻を迎える...心から寂しい...(;´Д`)
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nabe2511
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ネタバレ無頼派次郎衛が不破ファミリーの一員に加わりまた物語の幅が広がりました。伊与太が早く自信を付けて戻ってくることを祈るばかりです。【備忘録】空似「お前様、伊三郎という人は小料理屋をやっている伊三郎さんですか(きい)」。流れる雲の影「祖父さんだからよ。実の祖父さんだからよ(藤兵衛)」。竃河岸「どうする竜之進。譲之進と喜六はあくまでも反対らしいぞ(鉈五郎)」。車軸の雨「おのぶとはいつまでも一緒だ(次郎衛)」。暇乞い「いや、あいつを旅に出した(北斎)」。ほろ苦く、ほの甘く「あのチビ、気が利くこと(茜)」
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フキノトウ
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ネタバレ久しぶりの伊三次シリーズ。かなりの時間をおいて読んだのに、すんなりとお話に入っていけました。龍之進の同僚、古川喜六の過去と今のちらりと見える横柄な姿がショックでした。おっとりとしたいい人だと思っていたのに。国直師匠の元を去った伊与太と下屋敷で働く茜、一緒になれる日は来るのかな。
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アズキ母さん
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久しぶりの髪結い伊三次シリーズ、飛ばしたのが多かったが、それなりに楽しめました。順番に「1.2.…。」とかって題名についてると追いかけやすいんだけど、図書館で借りてるので、書棚にないと飛ばしてしまう。宇江佐さん亡くなってしまったし、ちゃんと発行順を調べて読みなおそう。きいさん、ついつい言ってしまう感じが好きです。お文さんは相変わらずきっぷの良いこと。すかっとします。
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サンドイッチマン
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伊与太ちゃん、可愛い。こんな純な子が今の世にいたらなぁって思う。
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さくらもち
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伊与太がいい子すぎて…。判じ絵を受け取った茜の胸中をおもうと切なくて涙が出てくる。伊与太と再会して、ただの恋する女の子に戻ってうきうきしていた彼女をほほえましいなあ~と思って見ていたからなおさら。現代では新幹線ですぐの距離でも、江戸時代では遠すぎる距離だし。あと一冊で、二人が幸せになれるのか気になってしかたない。
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