姉・米原万里 思い出は食欲と共に

姉・米原万里 思い出は食欲と共に
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姉・米原万里 思い出は食欲と共にはこんな本です

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姉・米原万里 思い出は食欲と共にの感想・レビュー(147)

写真がたくさんあり、装丁にも思い入れがこもっている感じがして、ちょっと改まった気持ちで読み始めた。 家族しかしらない米原さんの素顔を知り、もう一度彼女の本を読み返したくなった。文字でしかしらない人なのに、スルメのようなじんわりした魅力がある人だと思う。 お父さんついては地下活動をしていた、と書いてあったので今まで厳しかったのかと思っていたが、とてもあたたかみの感じる家庭だった。米原さんの住んでいた地域と個人的に重なる部分が多かったのも発見。 個人的に、今少し不安定なので久しぶりに気持ちが落ち着いた。
★4 - コメント(0) - 3月15日

いやはや面白い。東京オリンピック(前回のね)の頃に東欧で暮らした帰国子女の姉妹。早逝した姉を妹が偲ぶ。妹が語る米原万理さんとは…バリバリ仕事をこなす万里さんだって心から望んで通訳の道に進んだ訳ではなかった。ロシア語が出来ることは、小さい頃に習得するチャンスに恵まれただけで、自分の選択や努力の結果ではないって思ったって。p138あら、この方だって色々悩んだのね。人生ってホント分からないものだ。★ユーモアがあって、論理的で面白い。
★23 - コメント(0) - 3月4日

米原万里を軸にした米原家の歴史。実妹である著者の人生もまた興味深い。
★3 - コメント(0) - 2月23日

妹ユリさんが語る米原万里さんの素顔や家族との思い出、という万里さんファンにとってはとても嬉しい一冊。窓ぎわのトットちゃんよりもっと変な子どもだったとお母さんに言わせた万里さん。実は繊細で人づきあいが不器用とか、未知のものをとても怖がっていたとか、学生時代に進路に悩んでいたとか、メークやファッションには万里さん流のこだわりがあったとか。そんなエピソードを知って表紙の万里さんを眺めると…じーんとくるものがあるのです。「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」の3人の登場もとても嬉しかったのでした。
★21 - コメント(0) - 2月14日

☆☆☆
- コメント(0) - 1月24日

妹のユリさんが今は姉との思い出を綴った作品。二人を繋ぐ橋渡しになったものが「食事」でありほとんど全てに彼女達の食いしん坊話が散りばめられている。『嘘つきアーニャと真っ赤な真実』を読んだ読者が3人の女性を探しに行った話。行動力は真似出来ないがその動機は理解できる。だからこそ今回カラーで3人の写真が掲載されていることは嬉しい。 『旅行者の朝食』でハルヴァが話題となり「文章の力でたくさんの人に食べたい、と思わせたのだから、万里、すごい!」に加えて言うなら日本人にとっての未知に食欲をわかせるのだからすごい!
★8 - コメント(0) - 1月17日

幼少期のロシアでの万里さんの様子が解り「万里さんって不思議」と長年思ってきた事が腑に落ちた。あれほどの才媛はなるべくしてなってる。
★3 - コメント(0) - 1月15日

「姉・米原万里 思い出は食欲と共に」万里さんの本は猫や犬が出てきた本を一度読んだ事あるかな、この本は妹さんのユリさんから見た万里さんの事をエッセイ風にした作品でした。妹ユリさんの旦那さんも井上ひさしさんだったなんて、そこにも驚き、ユリさんのエッセイもお姉さんに似て面白いのかな、一度読んでみたいです。H29.2
★68 - コメント(0) - 1月6日

米原万里さんの妹の書いた本。 もっと彼女のことを書いて欲しかった。 自分の話が多すぎる。
★3 - コメント(0) - 1月5日

米原姉妹の子供時代や両親の思い出など、行間に著者の尽きることのない家族への思いがひしひしと伝わってくる。タイトル通り、食に関する事が主なのだが、幼少期の体験でも成人してからでも、食べ物に纏わる思い出が至る所に散見されるのは、やはり姉妹がそれぞれに食文化に深い興味を持っていたからだと想像する。米原万里のエッセイからだけでは伝わらなかった彼女の人柄を知るにはとても興味深い本である。映画鑑賞後に映画で観た食べ物を食べたくなる気持ちと同じように、再び米原万里の著書を読み返したくなった。
★6 - コメント(0) - 2016年12月29日

素晴らしい本だった。頭のいい家系の人たちだ。物心ついた頃、父親の共産党幹部の仕事でチェコに家族で赴任。各国の人たちがいたがロシア語で主に生活した。万里さんの著書だけでは分からない様々な暮らしの断片が綴られている。さすがに妹さんだ。万里さんは実は建築家志望だったが受験に失敗し、ロシア語で受験できる外語大に進んだ。多感な時代を東欧で過ごしたので食にまつわる思い出も面白い。妹さんも優れた文章家で多彩な方。
★12 - コメント(0) - 2016年12月20日

米原万里没後10年を機会に出版された妹・井上ゆりによるエッセイ集。この一冊で明かされるのは、著書から窺い知れる勇猛果敢なパワフルウーマンというよりも、未知のものが苦手で少し臆病なところがあったという万理さんの素顔。それは最も身近に接した妹だからこそ知る素の姿なのだろう。面白く読んだのは5年に渡るプラハでの思い出。冷戦時代の社会主義国のことを知れる貴重な資料でもあると思う。本来平等であるはずの国々で見る権力者たちの豪奢な生活はとても印象的。今尚新しいファンを獲得しているというあとがきの言葉が嬉しい。
★68 - コメント(0) - 2016年12月1日

米原万里さんが亡くなられたのはもう10年も前になるのですね。熱心とはいえないかもしれませんが米原作品ファンの私としては、どの著書も全く色あせてないことをもっと広く知って頂きたい気分です。この本はそんな米原万里さんの妹さん(そして故井上ひさし氏の奥さま)の井上ユリさんが書かれたエッセイ。米原作品から受ける米原万里像と、ご家族からみた米原万里さんとではずいぶんイメージが違うことに驚かされます。案外臆病だったこと、人見知りするわりに一度心を開くととことん信頼することなど、本人もご存じなかった一面かもしれませんね
★8 - コメント(0) - 2016年11月30日

ハルヴァ通販で売ってるのか…。(ヨダレ)
★2 - コメント(0) - 2016年11月13日

するっと読める米原家のあれこれ。家族でなければかけないエピソード満載。しかしデートで万里さんの早食いに押された男性、惜しいことしたよな、こんな面白い人と付き合える機会を棒に振ったなんて。
★2 - コメント(0) - 2016年11月12日

米原万里が亡くなった時、全盛だったSNS・Mixiで万里さんの追悼文を綴った一人ひとりにお礼コメントをつけていたユリさん。本書では言葉の通じないプラハで姉妹二人がお互いを頼りに暮らし、それが確固とした信頼となったことがわかる。米原家の食欲、裕福なエリート共産党員家庭、海外でのVIP待遇など読みどころは多く、特に本当は万里が臆病で、新しいことには消極的だったことなど、万里のエッセイからは感じられない一面が語られていて興味深い。万里の美貌と毒舌はお母様譲り。でもお母様のほうが数段上だったらしい……。
★53 - コメント(0) - 2016年11月11日

このロシア語同時通訳者兼作家を知ったときには、もうとうに逝去されていて、エッセイなどからイメージする女傑ぶりもあいまって、私にとっては完全に伝説の人。米原家の家庭環境や姉妹のやりとりから語られる姉・米原万里は、エッセイなどから想像される人柄とはまたちょっと異なっていて、等身大の人間味あふれる一面をのぞかせる。「食」を中心とした回想録は、妹さんの話としても興味と食欲をそそられるものが多く、料理人の視点は新鮮だった。黒パンとかペリメニとかケフィールなどがとても懐かしい。機会があったら今度ハルヴァを試してみよう
★10 - コメント(0) - 2016年11月5日

米原万里はエッセイ、小説共に大好き。米原作品を読み返す気分で読了。上手に誇張してエッセイへと昇華してたんだな〜と。終生、ヒトのオスは飼わなかった万里さんの妹さんは、井上ひさしの奥様だったんですね。すごい。
★6 - コメント(0) - 2016年11月5日

ユリさんの目を通して、等身大の「米原万里」を見た。万里さんはユーモアたっぷりに誇張した表現が多かったけれど、ユリさんはありのままを客観的に伝えようとしている感じがする。本の作りは、米原作品を引用しつつ、当時を振り返り、ユリさんが賛同したり補足したりツッコミを入れたり。写真も多く掲載されていて嬉しい。『旅行者の朝食』の引用が一番多かったと思う。万里さん(米原一族)と食欲は、切っても切り離せないことを十分理解した(笑)米原万里作品が好きな方は是非(*´-`)
★7 - コメント(0) - 2016年10月16日

確かに凄い人だなぁ、自分というのが確立している。 でも、妹の文章より、本人の文書の方が少々誇張でも面白い、毒々しくて。 また米原万里の本を読んでみたくなった。
★5 - コメント(0) - 2016年10月11日

久しぶりの感想です。 ユリさんとの仲や家族の絆が良く伝わってきました。 万里さん、もう10年になるんですね、もっと読みたかったし「舌下美人」を味わいたかった。映画「グッバイ・レーニン」の件があり、姉妹二人にさらに親しみが。また米原万里さんの小説を読みたいしハルヴァへの憧れはさらに増しました。
★26 - コメント(0) - 2016年9月30日

エピソード自体はなじみの物が多く、懐かしかったり裏話があったりして楽しかった。ハルヴァにはご多分に漏れずあこがれて、ポーランドでやっと食べられた。そしてその味が、以前北京土産にもらった「酥」と同じ物だったのに驚いたのだった。まさにハルヴァには版図がある。プラハ時代バカンスを過ごしたソ連の保養地や中国で滞在したホテル。資本主義世界のどんな高級ホテルよりも贅沢だったという。「人間誰しも、殻の中は個性的で面白い。」「誰もがその殻を破って個性を表現できるわけではない」姉譲りの洞察力だと思う。
★18 - コメント(0) - 2016年9月30日

エッセイに頻回に登場する妹ゆりさん(井上ひさしさんの奥さん)からみた、裏話が楽しい。妹によって語られる、姉の本当の姿とその魅力。父への尊敬。エッセイ「真っ赤な真実」に出てきたアーニャ、ヤースナ、ミッツア、3人の写真も素敵だ。家族旅行の思い出、家族で撮った記念写真、エッセイに出てきたイヌたち、ネコたち。二重まぶたにボールペンで修正したという浴衣姿。ロシアのハルヴァ。プラハでの学校の貴重な写真。読んだらまた、万里さんのエッセイを引っ張り出して読みたくなった。
★18 - コメント(0) - 2016年9月27日

図書館本。米原万里でワクワクして読んだけれどイマイチ喰い足りない。米原万里レベルの文章力を期待せずに読むのが吉。
★3 - コメント(0) - 2016年9月24日

米原万里の活躍は知っていたが、著作は読んだことがない。 井上ユリの夫が井上ひさしとも知らなかった。知らない尽くしで読んだが、子供のころを社会主義の国で過ごした二人の個性が面白かった。共産主義の両親に育てられたことも含めて。姉妹の仲が良いのはあったかいものだと思った。
★6 - コメント(0) - 2016年9月13日

妹さんが料理の道に進んでいたのは知っていたが、井上ひさし夫人だったとは。ちょっとびっくりした。食いしん坊さんなのは父方の血筋だったのね(笑)
★7 - コメント(0) - 2016年9月10日

妹さんの視点から在りし日の米原万里氏が生き生きと描かれていて、心が温かくなった。ハルヴァの話は初めて目にしたが、私も嬉しくなってしまった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月10日

子どもの頃から井上ひさしさんの大ファンで、大人になってから米原万里さんのエッセイ、小説を好きになった者です。ユリさんもきっと素敵な方なのだろうと思っていました。数十年前の子どもの頃に食べたものを、面白く生き生きと描写しているのは万里さんと同じ。きっと共有できる姉妹がいたから何度も思い出して話をして記憶も鮮明に残ったのではないかな。ユリさん自身のエッセイも読んでみたいと思いました。
★7 - コメント(0) - 2016年9月4日

家族って、一緒に食べるが基本だなあ。そして、文体もどこか似てて、洞察力も似てて楽しい。
★5 - コメント(0) - 2016年9月3日

2016年5月刊、書名のとおり姉:米原万理(1950年4月29日~2006年5月25日)との思い出を、料理研究家で故井上ひさし夫人でもあった著者が「思い出は食欲ともに」との観点から綴られ、姉の没後10年を記念して出版されたもの。3歳年下の著者だか幼少時から姉への対抗心旺盛で「マリ・ユリ」の二人組として体験したさまざまなエピソードが語られ、そのことに言及した姉のエッセイ部分や家族写真を適宜挿入するなどして家族ヒストリア要素も含めて興味深く読んだ。万理さんのお人柄や実像にも触れ、その余りにも若い死を悼む。
★23 - コメント(0) - 2016年8月26日

お姉さんはなかなか面白い人でしたね。エッセイも読んでいて面白かったし。早くに亡くなられて本当に残念です。姉妹そろって食べることが好きで楽しそう。
★9 - コメント(0) - 2016年8月22日

姉、万里さんのエッセイが随所に引用され、その度に懐かしい気持になる。偉大な人を亡くしてしまったのだなと。万里さんの作品の中にも何度も出てきた妹ゆりさんの目線からの作品。
★10 - コメント(0) - 2016年8月19日

姉妹だ。メッチャ姉妹だわ。食にかける飽くなき貪欲さに、血の繋がりの濃さを一番感じる(笑) 米原万里を対等に語れる存命の人物は、もう著者しかいないのだろうなぁ。育ちが先か氏が先か。両方でしょ、両方。そんな風に言いたくなってしまう。客観的に見れば、恵まれていたとは云えない環境の中で、後世に名を残す人物はいわゆる一般人と何が違うのか。米原万里の著作からは見えない人間・米原万里の、強いばかりじゃない一面が見えてきます。
★22 - コメント(2) - 2016年8月16日

★★★★
★1 - コメント(0) - 2016年8月13日

食べることに貪欲、つまりそれは生きることに貪欲ということなのだなあと納得。少々ふくよかな(ごめんなさい!)美しい姉妹の幼少時代の珍しくも豊かな経験が、お2人のその後を決定したのだろうと思うと、このご両親あってこそでした。今じゃ誰も突っ込めない万里さんのエッセイにこれは違うとか書けるのも妹さんならでは。皆さんも書かれていますが…私もハルヴァ食べてみたい!
★7 - コメント(0) - 2016年8月13日

「思い出は食欲と共に」とあるように、食いしん坊(失礼)な姉妹の食の思い出。同じものが好きだと思い出が更に濃くなり良いなぁと羨ましくなります。チェコでの子供時代の話も面白かったです。ハルヴァ食べてみたい
★4 - コメント(0) - 2016年8月12日

下ネタと毒舌な姉、米原万里のことを食べ物を中心に語る妹、井上ひさしの妻でもあった井上ユリ、姉妹って、兄弟より、味があるな。
★7 - コメント(0) - 2016年8月12日

テレビで拝見する米原万里さんはアイラインが強烈、ロシアより古代エジプトみたいだと思っていましたが凄い拘りがあったんですね。アイラインからは想像出来ない人見知り、初めての経験に怖気づくなど外見と違うし万里さんのエッセイに書かれてなかった。妹ユリさんだから書ける、辿る思い出そこには必ず食べ物が絡んで来て、お姉さんもご主人も亡くなり淋しと思いますがカラッとサバサバする語り口でした。エッセイを読み返したくなります。
★19 - コメント(0) - 2016年8月4日

万里さんを妹ユリさんのガイドで追体験。
★5 - コメント(0) - 2016年8月2日

米原万里さんのエッセイにはまったのはずいぶん前。妹さんが万里さんとの思い出をいろんな食べ物とともに書いたこの一冊はとても興味深く、万里さんのエッセイの引用があったりして懐かしく、楽しかった。
★8 - コメント(0) - 2016年7月28日

姉・米原万里 思い出は食欲と共にの 評価:82 感想・レビュー:57
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