「南京事件」を調査せよ

「南京事件」を調査せよ
あらすじ・内容
各方面から大絶賛のテレビ番組『日テレNNNドキュメント 南京事件 兵士たちの遺言』が、大幅な追加取材で待望の書籍化!


77年目の「調査報道」が事実に迫る。
南京事件」は本当にあったのか?
なかったのか?

戦後70周年企画として、調査報道のプロに下されたミッションは、77年前に起きた「事件」取材だった。「知ろうとしないことは罪」――心の声に導かれ東へ西へと取材に走り廻るが、いつしか戦前・戦中の日本と、安保法制に揺れる「現在」がリンクし始める……。伝説の事件記者が挑む新境地。

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罪の声
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「南京事件」を調査せよの感想・レビュー(175)

「殺人犯はそこにいる」で執念の調査を敢行した清水潔。今や捏造派が増長し、以前より扱いづらいテーマとなった南京事件。矛と盾のようで期待感高まる読書となった。今回も一次資料から淡々と事実関係にあたり、現場にも足を運ぶ手法は大いに説得力がある。終盤は自らの生い立ちも重ねつつ、事件が誰にとっても他人事ではないということを伝える。ひとつの戦争論としても後世に残る一冊になっているのでは。日テレで放送された番組、局のイメージからスルーしてたけど何とかして観なくては。
★10 - コメント(0) - 3月22日

「知ろうとしないことは罪」この本の帯にはこの文言があった。日本の戦争に関する報道は東京大空襲や原爆、南太平洋の島々の玉砕など被害者の立場に立ったものが多い中、いまだに「あった」「なかった」など論争が巻き起こる南京事件を丁寧に調査した本。残念ながらこの本の元になるTV番組を私は見ていないが是非見てみたい。「戦争で勝つためには自国民の命すら問題にしない軍が、敵国民の命に配慮をするはずなどないだろう…」私もそう思う。
★24 - コメント(1) - 3月21日

徹底した一次資料重視と裏付け調査をする著者は公平に思えました。昭和12年、戦場の日本兵士の日記(黒皮手帳)はかなり衝撃的でした。
★2 - コメント(0) - 3月21日

よく文藝春秋社が発行したな、というのが第一印象。内容はまた詳しく書きたいが、これは多くの方に読んでもらいたい1冊です。
★4 - コメント(0) - 3月9日

南京事件には手を出さないほうがよいと取材協力を断った大学教授が気になる。アカデミックな世界も萎縮してしまっているのか。それだけ修正主義者は強力に成ってきているのか。そのようななかで恐れずにこの本を出してくれたことに感謝。もっと丁寧に、詳細に検証している本やサイトもあるが、それらとはまったく違った意義がこの本にはある。※侵略の文字を消した外務省サイトも薄ら恐ろしい。恥ずべき歴史かもしれないが、それを修正しようとするのはもっと恥ずべきことだと認識してほしい。
★8 - コメント(0) - 3月7日

既に出ていた情報の裏付けをとったみたいな話で、特に新しい情報はないように思うけどうまくまとまっていてこの問題の入門には最適な本
★2 - コメント(0) - 3月1日

文系ではなかった事と教科の中で歴史が嫌いだったこともあり、授業で南京大虐殺のことを学んだ記憶がありません。時が思っていたより経ち過ぎていて、調べても清水潔さんの他の調査より若干希薄な感じがするのは仕方ないことなのかもしれません。
★8 - コメント(0) - 2月26日

南京大虐殺については、無かった派の人たちがネットとかで熱心に(しつこく)無かった無かった言いつのるので、この先ホントに無かったことになりそうなのが怖いですが、この本は著者がドキュメンタリー番組の制作過程で、従軍してた兵士たちが当時書いていた日記(一次史料)を入手検証してるので、これはさすがにあったよというショッキング及び裏付けも取れた内容ですが、まだ無かった言うらしい。中国側も盛ってる部分もあろうかと思うけどまるで無かったことにしたがる日本ってイヤな国だよ。
★49 - コメント(0) - 2月23日

客観的な内容で大変良かった。南京でとらえた捕虜が多すぎて、食料も水もないから処分したと。旅順事件の頃から日本軍は民間人も殺していたとある。実際はゲリラもいたわけでそういう理屈も分からないでもないが、それが通るならソンミ村も非難できない。ただ、著者は客観的事実のみ興味があるというが、日本の軍拡には一律反対という主張が入り込んできてちょっと違和感あった。共産党、人民解放軍の脅威に対して備えるのは当たり前だと思う。全体としてみれば、事実を捉えようとしている力作だと思います。勉強になった。
★6 - コメント(3) - 2月17日

TAK
地道なアプローチに好感が持てる。日テレの記者というのにも驚いた。ただ、最後の方はちょっと速歩ぎみでおいて行かれそうだった。書きぶりは往年の讀賣新聞っぽいと思った。何故か引っかかったのが、著者はダダダダダと掃射表現だが、1証言ではダダダンダダダンダンダン ダーン ダーンであった事。いずれにしても、この数十年は、政治的・経済的に辞書・歴史書に記載されたような事柄が全て起こってきたような気がする。欠けているのは、希望と未来だけなのか。
★1 - コメント(0) - 2月16日

尊敬すべきジャーナリストである清水さんの「南京事件」に関する著作ということで購入。 これまでの著作と違い歯切れが悪い気がする。 一次資料に当たろうとする姿勢は相変わらず素晴らしいが、証拠も証人も少なすぎてどうしようもなかった感じが否めない。 結論とすると南京事件はあり、その虐殺数は3000人~20000人ということだろうか。それもよくわからない。 ただ本書の主張はそこではなく、「加害者」としての視点の欠如や戦争について知ろうとしないことに警鐘を鳴らしているように感じる。 「知ろうとしないことは罪」
★20 - コメント(0) - 2月15日

JFK
南京事件はやはりあったのだ。 国籍でなく国民一人一人で見るべきなのだ。 が、今の中国の振る舞い、拡張主義をを見ると、中国人はどうしょうもないと思ってしまう。
★1 - コメント(0) - 2月12日

「南京事件は実際にあった」。これをそのまま信じることは作者の意に反するとは思うが疑いようのないものように感じられた。 タイトルがなぜ『「南京事件」を調査せよ』となったかのくだりは不謹慎かもしれないがちょっと笑えた。
★3 - コメント(0) - 2月7日

私たちは歴史の教科書で何かを学ぶとき、何故か全てを他人事のように感じてしまう。実際、他人が体験した事であるのだが、同じ日本人ひいては人類が経験した事なのだから、もう少し一つ一つの事象の事について深く考えても良いのかもと思う。 今も先祖が起こした戦争の責任を取り、二度と繰り返さないようにと積極的に歴史を学んでいるのがドイツである。昔は敵国であった近隣諸国との仲も良好だという。日本に足りないのはそういう所なのだと感じた。
★14 - コメント(0) - 2月7日

この本を読んでなおも南京事件が捏造だとかなかったとか言うならば、この地球で語られている歴史というものはすべて根拠のないただの物語になり下がるとしか言いようがない。数にこだわる人もいるだろうが個人的には数の大小は無関係ではないが事の重大性は数だけでは計れないと思っている。被害者が何人でも広島、長崎に原爆が落とされたことに変わりはないように。冒頭、著者の「事件があろうがなかろうが私には関係ない。」の言に嫌悪感を持ったがその変化が見えたのも良かった。しかし歴史修正主義者は冷静に受け止めないよなぁ〜・・・はぁ・・
★30 - コメント(2) - 2月4日

被害者側の日本軍だけでなく、加害者側の日本軍について学ぶことができてよかった。一方、後半部分の別事件はいらないんじゃないかなって思う。★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 2月1日

きっちりとした取材に基づいた情報はゆるぎない。「なかった」というでっち上げは、証明するのは極めて困難。数字の問題ばかりが独り歩きしていて、数字が違うから「なかった」ということなること自体が異常。映像とともに日本史記憶遺産になるべき作品。
★5 - コメント(0) - 1月30日

MTK
APA関係で南京事件がでっちあげだなんだと言ってる人も多いらしいので。文庫Xの人が最近出されたものを読んでみようと。 史学的な研究でないのだけど、読み物として面白い。知ることが大事、と戦後生まれで無関係だと思っていたが、父や祖父が大陸で知った様々な事件と結びついて無関係ではないと気付かされるのは、自分もあるかもと唸る。 ただ、最近の安倍内閣やらの危機感と絡めると、ちょっと説得力がなくなっちゃうかもしれないなぁと。それは別で語るほうが良いような気がした。
★5 - コメント(0) - 1月29日

テレビのドキュメンタリー番組の取材内容に大幅加筆しての書籍化なんだけど、正直、テレビ番組だけでよかったんじゃないかと思う。書籍化したことで内容が薄っぺらいなっているように感じた。『桶川ストーカー殺人事件』以上の作品は書けないのかもしれないな、この著者は。妙に感傷的になっているのは著者の祖父が日清・日露戦争に従軍しているからかもしれないけれど。やっぱり取材のもとになっている『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち』を読まなきゃだわ。
★5 - コメント(0) - 1月29日

事件報道などを担当してきたジャーナリストの著者が、「南京事件」について、テレビドキュメントの題材として、現地取材や一次史料を通じてひもといていく。どうしても欠けがちな「日本の加害者責任」について問いかける内容になっている。 趣旨には異論はないが、安全保障法制や「報道の自由」の問題などをオーバーラップさせるような構成にはどうしても眉に唾をつけてしまう。RTで紹介が流れてきたが、アカデミックな内容ではない。細部になるが、「ビハール号事件」について、まるで商船の拿捕や他国軍艦旗を使用する偽計が「とんでもない」こ
★3 - コメント(1) - 1月22日

南京事件論争に縁がなかったジャーナリストが、従軍日記などの一次資料から事件を再構成する内容。「肯定派」に反発を覚える人にこそ、この本で著者とともに、一次資料が示す事実を追ってほしい。 「私は『南京事件』という舞台で衝突していたのは『肯定派」と『否定派」だと思っていた。しかしその真の対立構図は『利害』と『真実』だったらしい」とは、調査を終えた著者の述懐。実際、南京事件論争は、これに尽きる。 なお一次資料のうち多くは、一労働者である小野賢二氏が30年近く元兵士達に取材し収集したもの。改めて敬意を表したい。
★8 - コメント(0) - 1月20日

「国益」vs「真実」の対立構造は、ナルホドなぁと。イデオロギーに向かっていったジャーナリズムに敬意を表して(=゚ω゚)ノ 「智恵子 会いたい 話したい 無性に。」知覧に行った友人が、ココロに刻みつけてきたあの遺書の言葉も、戦争というリアルの産物。そんな想いをこの世に残して逝く時代が来ないコトを祈ります。
★4 - コメント(0) - 1月18日

図書館本。色々な意味で衝撃です。私は子供の頃から「南京での虐殺は残酷で事実。戦争は人を鬼にする」という大人達の言葉を聞いているので読了後「やっぱり」という思い。事実は一つ。それよりも「都合の悪い事は捻じ曲げ消去」という愚かで傲慢な方法がまかり通る世の中や国家にはなってほしくない。学生の頃聞いた「歴史を学ぶ意義のひとつは同じ過ちを繰り返さないこと」「過去を学べない人は同じ過ちをする」という言葉を思い出す。真実の歴史や過去を学べないような国に平和な未来はあるのだろうか?子供たちの未来は?と考えさせられる1冊。
★7 - コメント(0) - 1月18日

★★★★★昔から様々な日本側の記録が残っていた事が分かっていたのに。右だろうと左だろうと事実に反する事を主張するのは、ただの嘘つき。聴くに値しない。ある程度の規模の虐殺を行ったのは間違いないのだから、国家として冷静に調査・検討し、おおよその人数を公式見解として発表してはどうか。そして謝るべきことはきちんと謝らないと。それでなければ今後更に中国に盛られる一方だろう。認めるものを認めてこそ、事実に反する事には堂々と間違いを主張出来るのではないか。溢れる無責任な嘘つきのせいで、結局は後の世代に迷惑がかかる。
★6 - コメント(0) - 1月17日

「南京事件」と呼ぼうが「南京大虐殺」と呼ぼうが、虐殺された中国人30万人という数が真実であろうがなかろうが、日本兵が極めて多数の中国人捕虜を銃殺し、銃剣でとどめを刺し、そして焼き払ったのは真実なのか。それを記す陣中日記と証言の数々が、ここに掲げられる。ホロコーストのようなジェノサイドはよそ事だと思いたいけれど。かなわぬなら事変、戦争における非人道的行為を挙げても虚しいだろうと逃げたくもなる。そう、「民族主義やナショナリズム、皮膚の色や血統で他人を排除してきた」浅慮を省み、一人ひとりを見なくてはいけない。
★10 - コメント(1) - 1月17日

「南京事件」という出来事の調査の裏付けが綿密に成されているのはもちろんのこと、その出来事に至るまでの経緯も分かりやすく説明されており、「南京事件」だけを分断して「あったか/なかったか」を議論することの“浅さ”を痛感させてくれる本です。日清戦争時代の「旅順虐殺」が、その発生状況といい、のちに否定していることといい、「南京事件」と全く同じ構図であることに愕然としました。「報道とは何かの事象が“起きた”ことを伝えるのが基本であるのに、なぜ“なかった”と報道するのか」という指摘は、目からウロコです。
★27 - コメント(2) - 1月16日

あーあー。何とも重たい感じ。
- コメント(0) - 1月13日

当事者の記録を探してその裏をとる。徹底したその姿勢がすごい。すごいと思ってから、あらためてそれがごく当然の報道姿勢なのだと気づいた。目に立つ報道を繰り広げて、それを隠れ蓑に重要な問題を静かに進める。そういうことには後から気づく。報道の自由度ががた落ちしている現状は、戦前を思わせて苦しい。南京事件はあったに違いないと思う。死者の数はわからないとしても。そして、日本人にも中国人にも、都合の悪い事を隠そうとし、事実から目をそらす人がいるだろうと思う。同時に、どちらの国にも誠実で信頼できる人もいるに違いない。
★6 - コメント(0) - 1月5日

期待外れ。 虐殺を「むごい方法で殺すこと」と大辞林から引用しているが、戦争においてそのような事が起きなかったことがあるのか?南京事件が注目されるのは、中国がプロパガンダとして日本を落としめるために利用しているとしか思えないことではないだろうか。 「あったのか?」「なかったのか?」ということで、大辞林の定義で判断すれば「あった」であろうが、中国が主張するような30万人虐殺の証拠はこの本からは読み取れない。 読書メーターに登録して200冊目がこの本で、残念。
★1 - コメント(0) - 1月4日

「南京事件」…教科書で初めて読んだ時は「大虐殺」。なのにそのうち、屠殺された人の数が減るわ、あったらしい、なかった、中国によるでっち上げだ、事実はひとつしか無いはずなのに、本当はどうなんだよ!というモヤモヤを抱えていた。この本はとっかかりとしてはとても良いと思う。ただ今の政治を絡めて書くことで反感も買うだろうし、語り口が感情的なのでこれも意見を二分するものになりそう。なんでも鵜呑みにしないで自分で考えるのが大事。重慶爆撃のこと小野賢二さんの「南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち」を読んでみようと思う。
★50 - コメント(1) - 1月4日

西
今年の初読書は昨年末に読んで感銘を受けた清水潔さんの本。ちょっと期待高過ぎたかな。テレビで観ていたらまた違う感想だったかもしれないけど、正直調査が浅いと感じた。当事者がほとんど亡くなられているから仕方ないのかも。ただ、南京事件がなかった事だといいなと思っていた自分のわずかな望みは綺麗に無くしてもらえた。自分が望む報道だけを見たいという欲求が存在する事。それを可能にする今のネット社会が怖いとも感じる。国益にジャーナリズムが合わせてしまう時代も恐ろしい。
★38 - コメント(0) - 1月2日

丹念な取材による事実の積み重ね。番組を見ていないのだが、よく読売系列が放送したな!まだ日本のメディアは捨てたもんじゃない。常々思うのだが、未だ日本は先の大戦に至る近現代史に真摯に向き合えていない。加害の事実を認めた上での保守だってありでしょ。根本にあるのは、他のアジア諸国を見下した上から目線・差別意識。並ばれ、或いは、追い抜かれて、「されどいかにせん」という感情。だから、なかった事・うやむやにしたいのだろう。つまらない自尊心は要らない。戦争の狂気といったら・・。
★6 - コメント(0) - 2016年12月22日

一気に読んだ。政治や著者の祖先の話はないほうが良かった気がする。
★3 - コメント(0) - 2016年12月21日

なぜかリツイートされてて感想書けということかしら?鉄砲持って外国行っていいことだけして帰ってくること自体ありえんだろうていうのが自分の考えで、それを歯切れ悪く認めず、ようやく認めたと思ったら今度はたいした悪さじゃないとか、他のやつもやったとか。そういう保身は誰のためのものかを考えるべき。
★2 - コメント(0) - 2016年12月17日

図書館で「 南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち」 に予約が入っているのはこの本の関係ですね。
★5 - コメント(0) - 2016年12月11日

調査報道のプロの清水氏が、今度は「南京事件」を扱ったということで手に取ってみた。結論としては「虐殺はあった」であるが、そこに至るまでの緻密が事実の積み上げがすごい。兵士の日記より「二、三日前捕虜せし支那兵の一部5000名を揚子江の沿岸に連れ出し機関銃を以て射殺す。其の後銃剣にて思う存分に突刺す。自分も此の時ばかりと憎き支那兵を30人も突刺したことであろう」こういった状況は戦時中だけのものか?「爆買い」「爆食」という中国人の行為だけに付加される形容詞から、著者は自らの差別意識に気づく。
★21 - コメント(1) - 2016年12月9日

その意気込みは評価するが、いかんせん食い足りない。やるならとことんやってくれ。
★1 - コメント(0) - 2016年12月8日

ツイッターでも話題になった『日テレNNNドキュメント 南京事件 兵士たちの遺言』の書籍化。単にTVドキュメンタリーを追うだけではなく安倍政権になってからのメディアへの圧力や産経新聞の従軍慰安婦や南京事件のネガキャンの一連の状況も論じれている。その中でのジャーナリズムの危機的な警鐘を鳴らしつつ、日本兵の日記やノートの記録から「南京虐殺」(大虐殺→虐殺→事件となっていく)があったのかどうか「調査報道」で一つ一つ丁寧に裏付けを取っていく著者のあり方、さらに著者の家族(父と祖父)の戦争体験とその記憶も探っていく。
★13 - コメント(2) - 2016年11月24日

著書は読んでいますので、今度も大変楽しみでした。 しかし本作は非常に残念な出来でした 評価点は捕虜の扱いに困った(捕虜への食糧配給不足)ために射殺されたということが分かったこと。 一方駄目なのは、冒頭に否定派の一点突破型を批判したにも関わらず、自身の意見を同様に語り、調査と現在(2015年当時)の政治を動きを混ぜ込んでいることに内容が薄い感が否めない。(行間が空いているのも嫌な予感がした) 調査報道なら旅順虐殺から南京を考察したり、同様の聞き取りをまとめた「南京戦」から考察して本件だけに特化すべき
★3 - コメント(0) - 2016年11月21日

元兵士たちへの聞き取り調査を書籍にまとめた小野賢二さん。報道に携わる人間でもないのに何十年もかけて貴重な一次資料を集めたその行動力に敬服する。ある上等兵の「何万という捕虜を殺したのは間違いねえ」「俺は生きて帰って、しゃべって、それから死にてぇなと思ったんだ……」という告白などは、南京事件を「なかった」ことにしたい人々にはさぞ不都合だろう。/自国民の命すら粗末に扱う軍が、敵国民の命に配慮をするはずがない。日本軍のそうした姿は、クワイ河捕虜収容所を生き延びたある元捕虜の体験に基づく言葉にもあり印象深い。
★7 - コメント(3) - 2016年11月21日

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