四月になれば彼女は

四月になれば彼女は
あらすじ・内容
4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と――。

天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。
失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。

胸をえぐられる、切なさが溢れだす
『世界から猫が消えたなら』『億男』の著者、2年ぶりの最新刊

あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。

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四月になれば彼女ははこんな本です

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四月になれば彼女はの感想・レビュー(942)

April Come She Will... 読後に聞いてみました。柔らかいギターの音と物哀しげなしっとりとした声が、ハルとフジの物語を優しく包んでくれているようでした。わたしには「愛とは...」なんて偉そうに語れるほどの人生を生きていません。だから、もう少し大人になってからもう一度この本を読みたいです。まだ幼い今のわたしには、この本はただ切なくて綺麗だとしか言えないです。もっと深くて言葉にできないようなものがそこにあるはずなのに。それを見つけられたとき、はじめて大人になれたと言えるのかもしれません。
★6 - コメント(0) - 2月26日

『愛する』とは?『愛される』とは?考えさせられる一冊。かつて私は、目に見えない想いを、写真という切り取られた世界によって判断していた。『私は隣でどんな顔をするのか』私の撮った写真の中で『彼はどんな顔をするのか』私にしか見せない表情を見て、相手の気持ちを察したり、逆に自分の中の気持ちに気づいたりしていた。いろんな愛の形を読み進めているあいだに、私の頭に浮かんできたかつての彼は、『愛することをサボった』私の残骸。
★7 - コメント(0) - 2月26日

April Come She WillをBGMにして一気に読み終えました。”「わたしの愛」と「あなたの愛」が等しく重なっていたときは、ほんの一瞬”ハルの最後の手紙のこの言葉は僕を揺さぶる。確かにそうかもしれない。でもその一瞬があるからこそ、人は人を愛するのだと思う。さて、この小説、上手いです。サイモン&ガーファンクルも耳に鳴り響くし、カメラを通した一瞬を切り取った画像なんかも、まるで映画です。さすがは川村元気。上手過ぎるので、もう感動させようってのが見え見え(笑)それでも、やはりジーンと来ます。。
★11 - コメント(0) - 2月25日

何でもできるマルチな才能を持つ作者へのやっかみですσ^_^;それでどうも醒めた目線で読み始めたのですが、恋をして結婚し、それから年経た時の愛のカタチなんて考えてしまったり〜なんだかんだで面白く読み終えました。
★9 - コメント(0) - 2月25日

日経新聞のコラムで、恋愛感情を喪失した大人たちの恋愛小説を書いた、と作者は語っていた。しかし、駅前のポストに置かれたクマのぬいぐるみに違和感を持って「これ誰のですか⁈」と叫んでみても、必ずしも皆が「実は俺もずっと気になっていたんだ!」と応えるとは限らない。それはそれで、仕方のないことだろうけれど。S&Gの「四月になれば彼女は」を聴いても、「で?10月以降はどうなったの?」と言う人がいるのと同じだ。
★4 - コメント(0) - 2月25日

誰かを愛することが、自分に輪郭を与えてくれるんだなあと。もちろん男女の性的な愛ばかりではなく、色々な愛の形があるし、そういった愛に対して常に敏感でいたいなあと。
★4 - コメント(0) - 2月24日

サイモン&ガーファンクルの同名の歌をモチーフに 移ろう心に惑わされ、人はなぜ恋をするのだろう?恋ってなんなんだろう?結婚って?色んな事を考える藤代。それでも 愛しているのか、愛されているのか 正解を求める基準が見つからない。最後の急展開、デキ過ぎの結末に不満は残るが、綺麗過ぎる位綺麗な描写が、心を把握しかねて途惑う 繊細な登場人物たちを素敵に表現していたように思う。透明な時間を過ごせた1冊。
★7 - コメント(0) - 2月23日

親の世代の人達と話していて、「最近の子は恋愛してないよね」と言われて、その一つの答えがこの本の中に描かれているように思いました。情報もモノも豊かになった社会的背景が、現代の恋愛観を生み出したのかもしれません。共感出来る部分も出来ない部分も含めて、今読めて良かったです。川村元気さんの小説にはいつも考えさせられます。
★13 - コメント(0) - 2月23日

四月、「九年ぶりです。伝えたいことがあって手紙を書いています。」真っ白な塩の湖に囲まれた街、ボリビアのウユニからの突然の手紙・・藤代が医学部三年生の時写真部に来た新入生文学部のハル、初めて付き合った彼女、そしてある事件で別れてしまった彼女。何故今手紙を、大学病院精神科勤務医の藤代は一年後に獣医弥生との結婚を控えていた。七月のプラハ、十月のレイキャビク、手紙は続く。婚約者弥生、彼女の妹純、藤代の友人大島にも心騒ぐ、失った恋に翻弄される12か月。あの時私は自分より大切な人がいた。愛するとは・・切なさが溢れる。
★129 - コメント(0) - 2月23日

人を愛するという事は、一体なんなのか。考えさせられた。 生きているという実感は、死に近づくことでハッキリとしてくる。っていう言葉が印象に残った。
★10 - コメント(0) - 2月22日

四月になれば彼女はどうしたのだろう? そんな言葉が頭によぎりながら読んでしまった ハルは自分より大切な人だとフジのことを思っていたのに 永遠に続かなかったのか、と思ったがてがみをかくことで過去の自分の思いをもう一度感じることができたんだね 切ないわ 若者の恋愛感は繊細になってる
★12 - コメント(0) - 2月22日

小説なのに映画を観たような読後感。元々映像畑の人だけあり視覚的描写が多く、想像しやすかった。既婚者でセフレのいる奥さん、数年ぶりのセックスに泣き出す旦那、ゲイの美少年、既婚者で大学生に恋した先輩、精神を病んだ旦那を支える妻、患者に恋をした精神科医、人の数だけ愛の形があり、それぞれ悩みを抱えて生きているんだと思った。「愛」は永遠のものではない。だからこそ、一瞬でも「愛」を共有した者同士、意志を持って寄り添い続けることが必要なんだと思ったのでした。
★23 - コメント(0) - 2月21日

toy
読了。綺麗な世界観に浸れた。人は誰のことも愛せないと気づいたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから…タスクの言葉が心に沁みる。
★14 - コメント(0) - 2月20日

この本が出来たキッカケを、ラジオで川村さんが「今の若い人って恋愛してないって言うけど、嘘かと思って色々対談したら、びっくりする位本当だったんです」と言っていて。草食男子と言いつつ実際どうなの若者!と思っていた私は、興味を惹かれ読みました。恋愛の形、人を愛するという表現方法も、時代と共に変化していくのかもしれない。となれば、100年後の若者はどーなってるんだろうな…。
★24 - コメント(2) - 2月20日

「猫」とあまりにも内容も文体も違うので本当に同じ作家?と思いながら読んだ。プラハやインドなども舞台にした恋愛小説なので鉱物のはずだけど盛り上がらないまま終わった。
★11 - コメント(0) - 2月20日

表紙のウユニ塩湖の写真は好きだし、ブックデザインもセンスが良くて読みやすい。ただ、映像を強く意識した文章になじめないままでした。空港や船旅に出るときなどに持ち歩くと良さそうだなと思います。
★9 - コメント(0) - 2月19日

人の数だけ愛の形もあり、出会いがあれば別れもある。大切な人ができたら、このままずっと続くと信じてしまう。それでも、突然別れが訪れることもあり、一瞬の出来事でも一生心から消えないことも、失って初めて気づくこともある。過去に翻弄されない人生でありたいと思った。
★18 - コメント(0) - 2月19日

淡い映像や音楽が思い浮かんでくる感じでした。些細な気持ちの積み重ね、重ね合わせていくこと。大切ですね。
★8 - コメント(0) - 2月18日

結婚を控えている藤代の元に9年前に別れた彼女から手紙が届き…
★5 - コメント(0) - 2月17日

人を愛する容易さと愛し続ける難しさ。『愛』という見えないものを確認するすべは何なのか?劇的に「答え」は提示されていないけれど、読んだ者すべてに、何かしら心に残るものがある。久しぶりに、そんな作品に出会えたと思いました。
★8 - コメント(2) - 2月17日

先日偶然見たテレビで、著者が「恋愛小説は売れない。だから敢えて恋愛小説を書こうと思った」と語っていた。紛れもなく、これは恋愛小説でした。人生もそこそこ長く生きてきた私にとって、ただの甘い話は恋愛小説とは言えません。突き刺すような痛さ、どこまで行っても理解できない不可解さ、透き通った無防備な心。そういったものを伴う恋愛小説を久々に読みました。ハルキストではありませんが、『ノルウェーの森』を彷彿とした。
★34 - コメント(0) - 2月16日

合わない。1/2 でやめる
★2 - コメント(0) - 2月16日

息子が読みたいと言ったので購入。お気に入りのブロガーさんが映像が浮かぶ小説って言ってたのを読んだせいか確かに映像が浮かんでくる感じ。で。。いわゆる恋愛小説になるのかな。 恋愛小説を読むと、だから何?って感想しか持たないから読まないって思ってるんだけど。。。感想はまさにそれ(^_^;) 息子は 色々考えさせられるな~って感想だったので若さの違いかしら(笑)
★11 - コメント(0) - 2月15日

Yui
文中から感じるビジュアルがとにかく美しいという印象です。雰囲気は柔らかく儚く淡いのだけれど、内容はとても重い。愛って何??と考えさせられるけど、私には分かりませんでした。一つの答えを示してくれているんですよね。多分。でも私には共感できなかった。もう一回読み直してみようと思います。何かが見えてくるかも。
★8 - コメント(0) - 2月15日

80/100点 期待していたよりは面白く読めました。ただ、作者が映像に携わっている人なので仕方が無いかもしれませんが、この人の作品は全て最初から映像化ありきの作品のように思われます。だから内容もシーンを繋ぎ合わせたような感じになり、何処をとっても薄っぺらい印象を受けてしまいます。あとタイトルが、サイモン&ガーファンクルの曲目から採られたということを、不覚にも途中まで気付きませんでした。
★84 - コメント(0) - 2月15日

三分の二くらい読んでから「この作家さんは私には合わない」事に気がつく。でも最後まで読んだけどね。独特の世界観だった。2017-15
★51 - コメント(0) - 2月15日

ラストが良かったです。
★4 - コメント(0) - 2月14日

izw
川村元気は3作品目。こんな「愛」もあるのかと思うほど、様々な愛の形を描いている。目次は「四月になれば彼女は」「五月の横顔」から始まり「三月の終わりに彼は」で終わる12章が並んでいるので、1年間の物語かと思ったら、そんな単純な構成ではない。婚約している藤代に、9年前に大学1年生で写真部に入部し彼女となったハルから突然届いた手紙から始まる。9年前の大学時代、3年前の婚約に至るシーンがモザイクのように月を追って展開し、映画の絵コンテを見ているような錯覚に陥る。S&Gの同名タイトルの曲がバックに流れているようだ。
★33 - コメント(0) - 2月14日

映像化したら、お洒落な作品になるのではないでしょうか。文章のひとつひとつが、とても視覚的で、絵を浮かべながら読む自分のようなタイプには、親切。その分想像の余地が狭まるのは、否めない。 その場面にいる人物の行動や感情の変化に、直接繋がっていないように見えるシーンがちょいちょいあったので、それも映画的で、文学っぽさが薄まっていた気がする。 ラストは、好きな感じに落ち着いてくれたので、良かった。
★19 - コメント(0) - 2月14日

別れた彼女ハルから9年ぶりに手紙が届く。主人公藤代は弥生との結婚を控えている。恋愛や結婚がテーマ。一気に読了。表紙のウユニ塩湖にはいつか行ってみたい。★★★☆☆
★29 - コメント(0) - 2月14日

藤代俊の12の月。過去を思う春、四月にやってきたハルに恋をした医学部3年生の頃。誘惑の夏、医者となった彼はセックスレスなまま式の準備をしつつ、彼女の妹の相談にのることに。困惑の秋を経て、出会いと別れの冬。「ハルが本当に撮りたかったもの」に涙。そして彼女と春へ…「朝日には、間に合う」走り出すことが出来るなら。彼らに神のご加護を!
★37 - コメント(1) - 2月14日

付き合っている恋人と結婚の準備を進めている主人公のもとに大学のときにつきあっていた元恋人からの手紙が届く。 映画ばえする話だなあと。どこかで読んだような、というデジャブ感もありながら好きな人にはすごく受ける系統の話だと思う。
★8 - コメント(0) - 2月13日

表装とタイトルから思っていたイメージより、ずっと重い内容でした。精神科医と彼に関わる女性達の、恋愛とどう向かっていくかの話しで、けっこう自分を言い当てられている部分もあった。このタイトルは藤代と初めて出会った春の事と同時に、春との過去からとき放された藤代とこれから同じ時間を過ごして行くだろう、弥生の事なのですね。是非カニャークリマの日の出を見てみたくなりました。
★9 - コメント(0) - 2月13日

すべての色が薄く透明感がある。内容は重い恋愛の話のはずなのに、無機質どこか他人事のようにさらっとしている。時間が止まっているような感じ。いろいろな愛が出てきます。ハル最後の手紙[私が愛したときに愛された~]ハルの真っ直ぐな気持ちが、藤代と弥生の心に刺さる。弥生が出ていく前に残した手紙[私たちは愛することをさぼった~]も、藤代が本当の愛に気づくのも、ハルによるもの。最後にハルが行きたがってた、カニャークマリの海で二人が再会するのは綺麗にしすぎって感じます。全体的には好きな話。愛についての言葉の数々がいい。
★8 - コメント(0) - 2月13日

読メ献本。ウユニ塩湖の透明な風景のような作品。紗がかかったような淡い物語でした。全体に重めの恋愛ものであるはずなのに、くっきり見えない儚さがあり何とも言えない不安を感じました。主人公が精神科医だからなのか達観して物事を見ているような描写ですべてがまるで他人事の様でもあり、本の中で映画を見ているかのような何とも言えない感じになりました。フジと弥生は幸せになれるのだろうかと不思議に思います。
★57 - コメント(0) - 2月13日

いい意味で薄く軽い。存在の耐えられない軽さのように。(わかりにくいか。。)でも読む手を止められなくて、寝る前に一気。そういう軽さが、ある。(わかりにくいか・・)表紙のウユニ湖のように透明感がありすぎる気がして、重いのに軽い感じ。(とてもわかりにくいか。)映像化のために描いたよう。でした。キレイな小説。
★20 - コメント(0) - 2月13日

ウニ塩湖のように透明感のある物語。タンパクな話で自分は入り込めなかった。
★15 - コメント(0) - 2月12日

「愛を終わらせない方法は決してそれを手に入れないことだ。」婚約者と一年後に結婚式を挙げることを決めている主人公の元に届いたエアメールは天空の鏡・ウユニ塩湖で書かれた、初めて付き合った彼女からのものだった・・・ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか・・・。婚約者の妹、職場の同僚・・・それぞれが皆、愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願うっている、それなのになぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのだろう・・・「世界から猫がきえたなら」同様にこれも
★10 - コメント(0) - 2月12日

「世界から猫が消えたなら」「億男」に続き3冊目だが、今回も映像化を強く意識した作品だと感じた。映画プロデューサーが本業だからか、この小説にも多くの映画が登場する。大好きな「グランブルー」が登場するのは嬉しかった。前2作よりは今回の小説の方が好みだが、事件を詰め込みすぎるのは映画に携わる人の性なのだろうか。「ここで泣かせよう」という心の声まで聞こえてくるようだった(笑)。映画「告白」「悪人」「君の名は。」だけでなく「怒り」も担当していたとは凄い。作家というより、(超人気&敏腕)ビジネスマンなんだろうな。
★125 - コメント(9) - 2月12日

表紙のウユニ塩湖が綺麗♪ この人影に羽を描きたい。文章か、主人公か、ストーリーか、何だかベール被ってるような淡い印象。精神科医だからか、一歩引いた感じで、事象を観察してるような所を感じるからかな。
★13 - コメント(0) - 2月11日

四月になれば彼女はの 評価:78 感想・レビュー:396
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