コンビニ人間

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コンビニ人間の感想・レビュー(10366)

KK
芥川賞とはなんなのかを考えさせられました
★12 - コメント(0) - 3月27日

「普通」とは何か?なかなか考えさせられる内容だった。あちら側とこちら側の比較は身につまされる感じがして苦笑いしながら読んだ。ラストの疾走感はコンビニの風景とは思えない意外さがあったが作家の力量なのだろうな。作品にいちいち教訓を求めるのはナンセンスかも知れないがあえて考えるなら適材適所、オンリーワン、違ってていい、多様性…。どれもしっくりこないが「望む望まざるに関わらず普通とは違う生き方はしんどい」ってことかな。
★23 - コメント(0) - 3月27日

第155回芥川賞受賞作。近場のコンビニを想像しながら、読んだ。私も接客業をやっていたのだが、主人公の働き方はかつての自分に近い。しかも、異質な部分も少しだけ、今思えば似ているような気もしなくもないが、これほど無機質ではない。というか気持ち悪い。登場人物全てが。こんな、話とは予想もしなかった。が、なぜか、引き込まれて一気に読んでしまった。他作品も読んでみたい。
★59 - コメント(0) - 3月26日

主要人物ふたりの異質さにゾッとしつつ、普通って何か、とか、多様な生き方とか考えさせられる。どう受け止めればよいのかなぁ。しかしコンビニという日常的な風景を舞台に、これだけ気味の悪い話を書けるのもすごいな。
★22 - コメント(0) - 3月26日

入り込みすぎて現実に戻るのに時間がかかってしまいました。私自身、決して人付き合いが得意だとは断言できない。相手がどう思っているのかなんてわからないですから。何かおかしいと感じた子ども時代。誰とも触れ合わなかった青春時代。コンビニ店員として漸く社会の歯車になれた今、世の中の人とも接して上手くやろうとしてるけど、やっぱり何かおかしくないか。そう思ってるのが、古倉さんなのか私なのか。コンビニ店員として、完璧に適応して何がいけないのか。私もそれでいいじゃないかと思う。
★51 - コメント(0) - 3月26日

「普通」って何だろうか。振り返ると自分も無意識のうちに、多数派を「普通」だと思い込み、「普通」を演じて満足し、少数派を見下していたのかもしれない。「普通」について考えさせられた。
★28 - コメント(0) - 3月26日

独特の感性が面白い。他人と自分の乖離を人の真似をすることによって埋没して生きようとしている主人公。コンビニという狭い世界ならノウハウを100%身につけてマニュアル通りならスイスイと生きていける生きやすさ。しきたりに沿って生きる方がずっと生きやすいというのと同じだろう。ある意味の様式美。白羽という異物を取り込んでコンビニ以外でもマニュアルを真似て生きやすくしようという取り組みは失敗に終わるが、その突拍子もない考え方はちょっと切ない
★32 - コメント(0) - 3月26日

感想メモ 生きていく「軸」がコンビニ店員 共感 コンビニ店員であれば社会と繋がれる 世界の基準に沿って生きていくことの不安定さ世界の基準にうまく乗るバランス感覚がない 世界の基準は人の気持ちによって作られるから難しい←コンビニの基準 より利益を出す 単純明快 数値で見れる 社会と繋がる方法として 家族を作ったり恋人を作ったり就職したりするのかなと思った。多数派に属する人はその他の人の不躾な干渉批判をあまり受けたことがないのだろうなと思う。 性から解放されたい気持ちとても共感した。
★24 - コメント(0) - 3月26日

最後の最後、それまで積み重なってきた不条理がコンビニという場所の力で瞬く間に正されていったのは見事!小さな世界の小さな話、だからこそ気持ちよくまとまっていたと感じた。
★22 - コメント(0) - 3月26日

話のテンションについていけなかった。正直なことを言うと、気分が悪かった。ただ、自分自信がコンビニでバイトをしたことがあるので、仕事内容に共感できたところもあった。
★21 - コメント(0) - 3月26日

36歳独身古倉恵子、コンビニアルバイト暦18年目。幼い頃から周囲に溶け込めず、みんなの言う『普通』がわからずに生きてきた。コンビニ店員として完璧に振舞うことで、やっと自分の中に基準ができたと思ってたのに…。就職しないの?結婚しないの?普通って、まともって何だろう。男は狩りに出て金を稼ぎ、女は子供を産む。ムラの掟から外れたものは、静かに排除される。わたしは治らなければならないのに。そのままだっていいじゃない!と古倉さんに感情移入してしまう。それくらい魅力的に生き生きと描かれていたコンビニ的生き方。
★26 - コメント(0) - 3月26日

「逃げ恥」をものすごく現実的に仕上げるとこんな感じだろうか?社会性は呪いなのか。苦しまなくて良いことに苦しまされているように見えるが、同時に周囲の人達の苦しみもわかる。"共感性"のない人間が周囲から疎外されてしまうのは必然と言えば必然かもしれない。
★26 - コメント(0) - 3月26日

小さい頃から変わり者として周囲から遠巻きにされてきた主人公の女性が、コンビニ店員として働き始めて職場や社会から「一定程度」受け入れられたことに満足し、学生時代から30半ばになるまで同じ店でバイトを続けていく中で起こる悲喜劇。 変わり者である彼女を出汁にした話、コンビニ運営の実態を描写した話、それらが混ざった話が等分に入っていて、まあ全体的に楽しく読めるが個人的には二つ目の要素がもっともっと濃かったらもっともっと満足度上がってたかも。 この子コンビニ店員絶対無理というツッコミは差し控える。
★18 - コメント(0) - 3月26日

コンビニの仕事も奥が深いと思った。色んなことを迅速にする。周りの環境を把握する。気温によって商品を並べ替える。 健康管理も仕事のうち 好きなもの発見するたのしさや喜びがある場所
★21 - コメント(0) - 3月26日

不思議な内容でした。芥川賞をとるだけのことはあるかもしれません。でも、なんだか嫌な気分にもさせられ、どう感想を書けばよいのやら複雑です。
★85 - コメント(0) - 3月25日

yuu
古倉さんの生き方がそんなにおかしいとは思えなかったけれど、エンディングは気味が悪い・・・。
★16 - コメント(0) - 3月25日

既存の社会概念に沿えない戸倉さんが選んだ生き方が「コンビニ人間」。ユニークであると同時に、合理的思考の帰結でした。 キーポイントは、 「『ヒト』は『社会』というシステムの構築・維持・改良によって種の存続を図る」 ・・・生き物であること。 この点からすると、「コンビニ」が「現代社会に不可欠な役割」を果たしている以上、「コンビニ人間にアイデンティティを見いだし、結婚就職もせずにコンビニの機能維持に人生を捧げる」という生き方も、ヒト社会にとって有益な存在になり得ます。言い換えれば、「多様性」かな。
★30 - コメント(0) - 3月25日

場面の区切りに出てくる締めの言葉がいい。 やっぱり芥川賞を取る作品って、自分が今まで出会ったことのない表現をしていることが多いように思う。「細胞全部がコンビニのために存在している」主人公を表現するにはピッタリな言葉だと思う。「世界の部品になる」という表現もなるほどと唸らされた。こんな人も本当にいるのかな。
★34 - コメント(0) - 3月25日

面白かった。「何かを見下している人は特に目の形が面白くなる」の描写にあるように、感情に揺さぶられずある種フラットに生きている主人公の徹底した観察っぷりがすごい。努力して皆と同じ口調や服装をして、それでも異物とみなされてというあたりは胸が苦しくなる。目の前のことを一生懸命やっていたのに恋愛ネタでそれが歪んでいくのもあるだろうなと容易に想像でき胸が痛かった。隣にいる人は自分と全く違う考えを持っている人かもしれないといつも想像しながら生きていたい。
★39 - コメント(0) - 3月25日

面白くて一気読み。全体的に淡々とした語り口だが、同じく社会不適合者の白羽さんが出てきたところから、不気味さが半端ない。でも、主人公が「人間である以上にコンビニ人間なんだ」と気付いた最後の場面は、今までのイヤな気分を払拭するスッキリ感と清々しさまで感じてしまった。「個」と「社会」、「人間とは?」を考えさせてくれる読み応えのある本でした。
★43 - コメント(0) - 3月25日

自分も、人には直接言わないけど、コンビ二のアルバイトに対しては、白羽さんのような意見を持っていた。社会的にも、地位の高い仕事ではないし、そこそこの時給でかなり体力を使う仕事なので、割に合わないだろうと思う。 しかし、主人公のようにこの仕事にやりがいを見出す人が少なからずいて、しかも、彼女のような捉え方でコンビニの業務を見ると、少し楽しそうとも思えた。 一番気味悪かったのは、食事を餌と呼ぶところ。彼女にとっては、食事は楽しんだりするものではなく、必要なエネルギーを補給する行為であるだけなのだろう。
★43 - コメント(0) - 3月24日

異質と見るか、個性と見るか
★27 - コメント(0) - 3月24日

自分は普通の人間だと思っている人だって,普通でないかもしれないし,普通でない人間に変化する可能性もあるかもしれない。そもそも普通って,社会を上手く維持するのに大多数の人が必要だと感じている何かのこと?自分が心地よく感じ,自然に振る舞えるなら普通でなくたっていいんじゃない?無理して普通の人間になる必要はないし。なんかラストで「がんばれー」と叫びたくなりました。
★48 - コメント(0) - 3月24日

芥川賞特有の淡々さは残しつつも、序盤からぐいぐい引き込まれて飲み込まれて一気読み。
★28 - コメント(0) - 3月24日

文章はあっさりしているのに内容はとても不気味。白羽さんが現れて周りの人の態度が明らかに変わっていくことに主人公が戸惑うところが面白かった。コンビニのために身体が存在し、コンビニのために生きる。身体の細胞の1つ1つがコンビニに合ってるのかな。コンビニに合う細胞ってどういう細胞だろう、などとわかりもしないくだらないことを考えてしまう。でも主人公はコンビニという生きる場所を見つけられて良かったと思う。
★42 - コメント(0) - 3月24日

面白かったけど・・・やっぱ ちょっとゾッとする感じがあって・・・軽いのに重たい。
★29 - コメント(0) - 3月24日

最後があっさりと終わってしまい物足りなさはありましたが、読みやすい内容で面白かったです。普通とかなんなんだろう…とても考えさせられました。
★33 - コメント(0) - 3月24日

普通ってなんなんだろうなぁ。日本人特有なのかしら?本題から外れるけど本屋でバイトをしてた時を思い出した。傾向分析して先回りをする仕事って楽しかったな。
★27 - コメント(0) - 3月24日

ほんとにコンビニ人間だった!コンビニの仕事って、こんなに色んなことしてたんだね。この主人公って物凄く純粋だなーと感じた。 面白かった。
★28 - コメント(0) - 3月24日

退屈という代名詞が似合う芥川賞作品を読むのはもうコリゴリでしたが、この作品は違いました。こんなに面白いとは!最高の期待ハズレでした。「芥川賞の偏差値」(小谷野敦)で最高ポイントの72という評価を受けていたので、本当かな?と騙されてもいいかもという思いで読み始めた次第です。主人公は自身もコンビニで働いてる村田さんそのものです。手当たり次第に村田作品を読みたくなりました。
★109 - コメント(0) - 3月24日

初作家さんで芥川賞受賞作品。半透明な膜に覆われた向こう側の思考回路で描写が続けられます。人はこうあるべきという既成概念が如何に人を傷つけるのかという事を再確認。主人公をコンビニ店員という土台で見れば正に完璧。人との関わり方は難しく複雑怪奇。答えは人の数だけあるのにな。
★86 - コメント(0) - 3月24日

程度の差こそあれ、古倉さんや白羽君の様な人は、今の世の中何処にでも少なからずいるだろう。「平均的」とか「ごく普通の」とかよく言うけど、そもそもその基準はどこにあるんだろう。「普通」と言われる人達だって、周囲の人や環境に合わせなければ、とアレコレ自分を矯正しているではないか。他人事ながら、古倉さんの老後は心配。だが、自分の居場所を見つけたと思える分、しばらくは幸せそうだ。
★37 - コメント(0) - 3月23日

コンビニで18年も働いている主人公。普通ならバイトリーダーになっていてもおかしくはないのだろうけれど、そんな事にはこだわらず黙黙と働く姿がいい。ところが白羽さんと出会ってからはまさかの展開・・・と思いましたが・・・ちょっと発達障害があるような主人公だけれども本人なりに一生懸命働いている。次の日の勤務に備えて前の日からしっかり体調管理をしている主人公のまじめさに共感します。
★41 - コメント(0) - 3月23日

なんかもうすげえよこの小説、兎に角読んでない人には読んでほしい。ここ最近で一番衝撃だったわ。
★29 - コメント(0) - 3月23日

16年芥川賞受賞作。普通であることにこだわる気持ち悪さ。
★29 - コメント(0) - 3月23日

☆☆☆ゼロ。もともと買う気も読む気もなかった本。元書店員の素朴な意見ですが、中身の無い本ほど『売れてます‼︎』のpopがついて山ほど陳列されてる気がするのは気のせいではないでしょう。そしてそんな作品ほど一年後には忘れ去られる運命です。悲しいです。しかしこの『コンビニ人間』、弟の友達がくだらない本だと言っておいていった事で逆に興味が湧いて読んでみました。私の直感と弟の友達の感想は全面的に符合しました。一つだけ言えることは、古倉さんは悪くないよ、それだけ。
★30 - コメント(0) - 3月23日

すごいです、この本。主人公は自分を異常な人間と自覚し、自身の考え方、感じ方、話し方、顔の表情など、自身を「普通でない」と、否定しています。それで「普通であろう」と表情や話し方は、同じコンビニで働くバイト仲間の模倣に徹しているのですが…。主人公の言動や考え方にクスッと笑える箇所も多く、楽しく読み進められる反面、世間に迎合している私自身の言動や考え方を思い起こさせられたりもして、読むのが苦しくもなります。そしてラストに主人公がコンビニ人間に昇華(?)する場面では悲しくもあり、しかし、羨ましくもあるのでした。
★38 - コメント(0) - 3月23日

[普通]からは少しずれた主人公。個性を尊重しようという建前はあるけれど、異物は排除される現実社会をつきつけられた。でも自分も他人に迎合して[普通]になっていそうで怖くなる。
★32 - コメント(0) - 3月23日

普通の人間とはどこか違うコンビニ店員の女性。立派な社会人とそうではない人間が区別されているのが今の社会にありそうなことで、不気味さを感じる。人までもが社会の一員の歯車として動かされそうな現代の中で、コンビニは便利なものだし必要不可欠。コンビニ店員としては立派に働く主人公が、友達や兄弟、親にまで変人扱いされるということが現実的にありそうで恐ろしかった。現代は個性が抜きん出ている者よりもどれだけ周りと歩を合わせれるかが大事ということなのか。男の役割、女の幸せとは何か。十人十色を必要とされなくなることが恐ろしい
★85 - コメント(0) - 3月23日

恵子に共感してしまいました。俺、じつは恵子に、人間のタイプが似ていなくはないのです。エンディングでコンビニのエリアマネージャー並みに的確なアドバイスをしていましたが、恵子はそんなものにはなりたくなくて、ただただ、店に立ち続けたいだけなんだね。恵子さん本人もそう言っていたけど。恵子さん、応援しています!
★42 - コメント(0) - 3月23日

コンビニ人間の 評価:86 感想・レビュー:4408
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