流言とデマの社会学 (文春新書)

流言とデマの社会学 (文春新書)
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流言とデマの社会学はこんな本です

流言とデマの社会学はこんな本です

流言とデマの社会学の感想・レビュー(44)

この本が書かれたのは平成13年であるから、東日本大震災のことは書かれていないが、災害時の根拠ない流言や風評被害について当てはまる点が多かった。 阪神大震災のことやさらにその昔の関東大震災の際も流言とデマは総じて存在しており、いくら科学技術が発達しても人々のデマに対する耐性はつかないものだなあと、感じさせられてしまう一冊。
- コメント(0) - 2016年5月11日

「デマというのは、意図的に仕組まれた情報である。一方、流言は人々のあいだから自然発生的に生まれた情報が、関心をもつ集団のなかで広がっていく現象」「これに対して、流言とうわさの区別は多少困難である」雲仙普賢岳噴火災害では二ヶ月後に、「眉山が噴火する」「また大火砕流が起こる」「警戒区域に泥棒が入っている」という流言が広がった。しかし「伊豆大島大噴火では…多くの流言にもかかわらず、多くの住民は沈着で冷静」だった。しかも事態を誇張した恐怖流言のおかげか大島町は避難指示が速やかだった。●ただデータ以外はイマイチな本
★5 - コメント(0) - 2015年5月17日

"流言とデマ"とタイトルから区別されていますが、それについての解説からはじまります。私はいままで違いを意識してこなかったのでなるほど納得といったところ。なかなか文体が軽いというか、表現が人間味あふれててちょっと面白かったです。学術的な話というより実際の事案を学者目線で解説した一冊です。刊行された2001年当時より、個人が持つ情報拡散力はかなり拡大しましたが、流言が拡大するメカニズムはさして現代も変わらないのかなと思いました。流言の中身はいつだって愚かしいのも同じく
- コメント(0) - 2014年11月23日

これを読んで、流言やデマの類は、人間の性なのかな〜、とつくづく思い知らされました(-.-;)y-~~~
- コメント(0) - 2014年2月20日

流言についての心理学・社会学・言語学的な分析。事例は所沢ダイオキシンやJCO臨界事故までだが、現代のネット上の流言にも本書の分析は当てはまる。特にpp.94-95の噴出流言の箇所は(ネットの流言については著者なら浸透流言とするかもしれないが)正鵠を射ている。
- コメント(0) - 2012年10月27日

流言・デマがどのように発生、拡散するのかを解説。 東北大震災の際にウェブメディアで数多く発生したデマの類はこの本で説明されている枠組みでほぼ説明できそうだ。有益な本だった。
- コメント(0) - 2012年8月15日

「流言」「デマ」「噂」などがどう違い、どういう特徴があり、どういうメカニズムで広まるのか、というのを実例を交えながら綴った書。出版が10年前、著者の専門が災害社会学ということで、実例の古さ、偏りは感じるが、東日本大震災関連で同じことが起きているのがわかる。情報の需要・供給バランスの崩れ、そして、正確な知識・情報により、広まるのを抑えることが可能、というのはわかるが、昨今の状況を見ていても、「言うは易し、行うは難し」だなと感じずにはいられない。知識量は個人差があるし、供給にも限界があるわけだから。
★6 - コメント(0) - 2011年4月17日

これまでにどのようなシチュエーションでどういった流言やデマが実際に流布したのかという事例を中心に、主に流言についてまとめた本。情報への欲求が高まっているのに情報が不足している状況下で、その不足分を補うコミュニケーションとして流言が広まるというのは、今ツイッターを中心に起きていることと同じだと感じた。予防には正確な情報が広くいきわたることが肝要。
★2 - コメント(0) - 2011年3月25日

人に勧められて読んだんだけど、ピンときませんでした。
★1 - コメント(0) - 2010年10月12日

「情報の供給過少(需要過多)が流言の要因」「流言蜚語は報道形式を借りた世論」
★1 - コメント(0) - 2010年7月24日

「流言」と「デマ」は明確に違うということに気づいた1冊。様々な事例が思い出された。
★1 - コメント(0) - 2010年7月24日

流言をふたつの類型「噴出型」と「浸透型」に分け、そのメカニズムについて実例豊富に説明されている。また、出典・引用が明示されており、流言にかんする基本文献として有用だろう。後半の風評被害にかんする例(東海村臨界事故・所沢ダイオキシン報道など)も身近でわかりやすい。
★3 - コメント(0) - 2010年5月31日

★★★☆☆ 流言とデマについて、事例が豊富に掲載してあり、興味深い。ただ、分析面が少なく、「社会学」というには物足りない。カテゴライズのまとめや、そこからの教訓・対処法などが述べられていればよかった。
- コメント(0) - 2010年2月16日

流言やデマがどう広まるかといったことを分析した本。学者にありがちな回りくどさはあるが、示唆に富む
★1 - コメント(0) - 2001年8月17日

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流言とデマの社会学の 評価:64 感想・レビュー:14
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