昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書)

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのかはこんな本です

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのかの感想・レビュー(115)

日本の旧軍隊組織が、優秀な人間がいたにもかかわらず論理的でなかった構造がよくわかる。人情論では狩猟民族には勝てない。
★1 - コメント(0) - 2015年11月9日

戦争という国家壊滅の危機にあってなお省益を最優先で考えた大臣たちの愚鈍さ、そんな愚か者をトップに据えた人事の間抜けさ、危急存亡のときでさえ平時と同じ仕事しかこなさない官僚の危機意識の無さ、事なかれ主義で作戦を進める司令長官の無能さ、好戦的な中堅を抑えることもできぬ優柔不断なトップ、などなど、問題を論えばキリがない。兵器は職人的技術で支えられ、前線は臨機応変で優秀な指揮官が揃っていたにもかかわらず、中枢が無能で国家の危機を他人事に構えていたことが何よりの悲劇だったのだ。こんな悲劇を繰り返してはならない。
★7 - コメント(0) - 2015年10月20日

こういう悪口本は結構好きなので、ついつい読んでしまう(2chを覗くような下世話な趣味だ)が、しかし、再読して思ったのは、なんら分析になっていないということ。単に作戦を失敗したから、こいつは愚将だった、というのでは駄目だろう。なんか人間性という論証が大変に難しいものに、割合を割き過ぎだと思う。
★3 - コメント(0) - 2015年9月28日

知らない軍人の名前が多数出てくる。面白い。
- コメント(0) - 2015年9月23日

海軍の出師準備が日米開戦1年以上前に始められていたこと
★1 - コメント(0) - 2015年9月9日

旧軍の評価内容については浅学なので判断できないけど、中で語られる「組織」の課題については参考になったかな。 そうだよねぇ、というだけでなく、ふと自分もそうなっていないか、と感じさせられたことは良かったかも。 いつの時代もリーダーは大変なんだなぁ・・・
★4 - コメント(0) - 2015年8月31日

344
陸軍・海軍の重要人物とその評価を一通り押さえられていて、ありがたい。陸軍の章で「本当に下手なバクチうちですね。友人同士のマージャンみたいなものだ。自分が勝っている間はいつまでも続けようとするし、負けるようになったら、いつか逆転して取り戻せると思い込んで、止めようとしない。」、海軍の章で「だらしない幹部と、血気にはやる中堅将校の組み合わせで、海軍は内部的には「和」を保ったまま、組織ぐるみで日米開戦に突入していった、というわけですね。」という発言が印象深かった。
- コメント(0) - 2015年8月12日

どうも対談形式のせいか、居酒屋談義であって、本当に彼らの批判が的を得ているのかよく分からないが、しかしどちらにしろ、どえらい負け方をしたのは事実であり、作戦の不手際、組織の欠陥などは目白押しである。この失敗から学べることは多く、最高の教科書であるが、日本は平和主義の名の下に、軍事に関して学ぶのはタブーになってしまった。
★4 - コメント(0) - 2015年4月26日

信用してない論者もいるがバランスとれてると思う。個々の著作を復習する気持ちで読んだ。しかし改めて目も当てられない組織の惨状、陸軍の下克上と海軍の成功体験の復讐
★2 - コメント(0) - 2015年3月21日

太平洋戦争に関する識者による座談会形式の本。座談形式なのでわかりやすい。自分のように大戦のおおまかな流れを把握しているだけの人にとっては、本書を通じて当時中心的な役割を果たした人物たちのあまり一般的でない部分も知ることができる。ただ、系統立てて語られているわけではないため、大戦についてある程度予備知識がないと話が飛びとびになってわかりくいかも。大戦の流れをおおまかにつかんでおり、さらに知識・興味を深めたい人におすすめ。
★2 - コメント(0) - 2015年1月25日

CTC
再読。陸海軍それぞれの2部構成。半藤さんと福田和也氏をコアに、陸軍は保阪さん、戸部さんに陸自上がりの黒野耐氏。海軍は秦さん、戸高さんに海自上がりの平間洋一氏。陸軍については、参謀育成に終始し、大局観ある人物を殆ど生み出せなかった陸大教育の弊。海軍は、年長者は経験・知識が豊富だから偉い、と云う農耕民族特有の年功序列意識が根底にあり硬直人事を繰り返した事。加えて薩軍由来の序列意識から来る、貴族的仲良しクラブ化。元ネタは文藝春秋の特集だが、かような対談だってあと何年組めるものか。残された時間は限られている。
★1 - コメント(0) - 2014年8月5日

陸軍と海軍に章を分けて、軍人や戦時中の転換期などについて語られた座談会。簡単に読めて知らない逸話がちょこちょことあったのでおもしろかった。
★1 - コメント(0) - 2014年7月14日

目新しい事実はない。海軍は陸軍程じゃないと思っていたけどどっちも駄目ですね。残念の一言。偏った方向に国民一丸となって進むのは今も変わってないか。
★2 - コメント(0) - 2014年4月1日

刊行順とは逆に、最新刊で半藤一利の一人語りの「日本型リーダーはなぜ失敗するのか」、半藤と保阪正康の対談「昭和の名将と愚将」と読んで、3冊目に座談会の「昭和陸海軍の失敗」に行き着いた。これはうまく言ったと思う。最初に、「昭和陸海軍の失敗」を読んでいたら、いろんな軍人の名前がどんどん出てきて、何がなんだかさっぱり分からなかっただろう。座談会なので、個人の意見が相対化されて、冷静に読むことができた。それにしても、陸海軍とも本当にダメ。明治時代の成功体験がアダになったことが良く分かる。
- コメント(0) - 2013年3月27日

日本はなぜ第二次世界大戦に負けたのか。人事の面から分析していて面白かった。結局、能力の適正評価、適材適所配置はいつの時代も難しく、日本海海戦を勝利に導いた山本権兵衛による東郷の抜擢人事は極めて例外的、奇跡的なものだったということなのだろう。この大勝利の成功体験を昭和まで引きずりながら成功した人事手法を見習わなかったことが残念だ。また、「一見特徴のない人物が実は組織を動かしているというのは、日本型組織の特徴かもしれない」という話は恐ろしい。私たちの命運は誰が握っているのだろうか。東京裁判にも疑問が生まれた。
★2 - コメント(0) - 2013年1月29日

すごく濃厚な座談会を収録している。今まで海軍しか興味がなかったので陸軍の軍人や体質をあまり知らなかったので前半の話は非常に勉強になった。海軍のメンバーに比べ、陸軍のメンバーの方が細部まで掘り下げて話すため、読者としては前半の方が面白かった。海軍の話は知ってる話が多いため、真新しさなどもあまり感じず。
★5 - コメント(0) - 2013年1月28日

戦時中の陸海軍をよく知る人たちが話し合う座談会形式であることから、当時要職にいた人の固有名詞が多く登場し、その人たちに関する知識がないままに読んだので座談会の人達のレベルまで共感はしにくかったが、戦争を始めてしまってその収束ができずにズルズルと長引かせてしまい、結局は余りにも多くの自国民を死に追いやってしまった実態が、多くの陸海軍や政治に関係する人達の関わりや世の中の情勢などさまざまな要素が複雑に絡まってたどってきた流れがつかめたような気がした。これらを検証し、沢山の「if」を想像し、未来への糧としたい。
★1 - コメント(0) - 2012年9月19日

陸海軍両面から太平洋戦争の敗因を座談会形式で分かり易く解説した新書。政略、戦略、戦術、組織など広範囲に取り上げており非常に良き入門書だと思います。
★1 - コメント(0) - 2012年9月3日

座談会形式ですので分かりやすく読みやすい本です。戦争は多大な人的損失を伴うものですからトップに立つ者の責任は重い。にもかかわらず人事が好き嫌いや学閥などで決まったということはショックでした。良識派の意見が無視されたこと、更迭人事の不十分、序列の乱れを心配して抜擢が出来なかったこと、さらに本当の戦争責任者の一部が戦後GHQに取り込まれたり国会議員になったりした事実にはやりきれなさを感じました。
★7 - コメント(0) - 2012年4月30日

戦争を遂行する軍隊という究極の組織であるからこそ、欠陥の本質が如実に表れる。日露戦争の日本海海戦という成功体験の呪縛、実績よりも好き嫌いによる人間関係中心の人事、トップのリーダーシップの欠如、組織防衛を主眼とした内向き論理等々、現在の日本の組織(政府、行政、企業)の問題にも通ずる真実がそこにある。歴史に学ぶとは、先人の多大な犠牲の上にある、このような経験を日本の将来に有効に生かすことではなかろうか。
★1 - コメント(0) - 2012年1月4日

読みやすく分かりやすく描かれた座談会だった。人の本質はそうそう変わる事はないんでしょうけど、いろんな経験を積まざるをえなかった日本の今の、活かされてなさを感じてしまうような。人間の生死がかかっている、それを考えてしまうと、戦争なんて出来ないのかもしれないし、それぞれ個人を責めてもしようがないけど、いろいろ考えてしまう。戦争を物語にしてしまって、英雄を造ってはいけないのではないのか、とも思ってしまった。
★5 - コメント(0) - 2011年12月25日

日露戦争で勝利した日本軍がなぜ太平洋戦争で大きな敗戦をしてしまったかという点についての座談会。 陸軍は空気に支配され自らの主張を推し進められる人物の欠如。海軍は日本海海戦という奇跡的勝利を引きずり、また陸軍と比べ少数で構成されるため軍組織自体が内部でしか動けず柔軟性に欠けていた。 このような戦争の失敗の本質は現代社会にも適用できると思うし、適用すべきであると思う。
★3 - コメント(0) - 2011年12月22日

文藝春秋に掲載された座談会なので読み易い。半藤、保阪、秦、福田と豪華。海軍が善玉とは言えないという当たり前の事がよくわかった。
★1 - コメント(0) - 2011年4月7日

有能な人はいたのに、それを生かせなかったのが残念。
- コメント(0) - 2010年6月15日

なるほど、農耕民族型は 年功序列になるわけね。読みやすかった。それにしても 今に 通じるような気が。
- コメント(0) - 2010年3月12日

対談形式であるため、わかりやすく、いろんな考え方があって、おもしろい。官僚制、「空気」の支配、大きな戦略がない、とかいろいろ現代にも通用する内容。
★1 - コメント(0) - 2009年11月9日

将帥(指揮官)を養成するのか参謀を養成するのかが不明確だった陸大。エリート「候補」は育てられても、リーダーを人工的に作ることはできない。そんな中で、一見特徴のない梅津美治郎のような軍官僚が実は陰で組織を動かしていた、という指摘が不気味だった。
★1 - コメント(0) - 2009年6月23日

戦術を学んでいたものは多かったが、戦略を学んでいるものは皆無であった。そのためいくら前線が奮戦しようとも最終的な目標を達することが出来なかった。また信賞必罰の精神も欠けており、身内の庇い合い的な人事が多かった。
★1 - コメント(0) - 2009年4月28日

戸部良一 先生の素晴しさが光る座談会本
★2 - コメント(0) - 2008年6月3日

愚将ばかりではなかったが、賢人が力を持ちえるとは限らないと
★3 - コメント(0) - 2007年8月15日

軍の暴走 軍だけでは暴走出来ない 官僚の協力が必要 それだけでも無理だ 予算は議会が決める 議員を決めるのは国民 国民の支持がなければ軍は暴走出来なかった “彼らは”ではなく“我々は”と考える必要がある
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