出版大崩壊 (文春新書)

出版大崩壊 (文春新書)
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出版大崩壊はこんな本です

出版大崩壊の感想・レビュー(222)

スマホが普及してしまった今、何でも無料が当たり前という考えが浸透している。だが、無料の情報というのは大抵ジャンクフードの塊のようなものだ。その中の一部の有益な情報も、ゴミに埋もれ見つけ出すことが難しい。これは誰でも簡単にしかも匿名で情報を発信できるようになったことの弊害ではないか。このままあらゆるものが電子化される世界が到来すれば、良書を見つけ出すことも難しくなってしまう。確かに絶版を気にすることなく本を入手可能なるのはありがたい。だが結果的に内容の薄い本が量産されるようになると思えてならない。
★4 - コメント(0) - 2016年7月3日

でがらし。 5年前の本だからかとも思ったが、 5年前に読んだとしても、電子書籍化に困惑した人がダラダラ愚痴っている感じの本なので、ためになる情報は少ない。 とくに、電子書籍の登場で出版社が中抜きされる っていうことばかり煽っていて、 私は 途中でピンハネする寄生虫的な人が減って いいんじゃないかと思うんだけど、 出版社や編集者がいないと 作家だけでは本は書けないような、自尊心たっぷりの保身ぷりで。 私も 普段 セルフパブリッシングものにはゴミが多いと思っているけど、 そうじゃない本にもゴミは多いし、 慌
★1 - コメント(0) - 2015年11月27日

電子書籍の影響についての評論。ステークホルダーそれぞれの立ち位置からデータを踏まえて論述しており、悲観論だがなかなか説得力がある。そのトーンが変わるのが10章以降。既得権益を失う恨みつらみを遠慮なく吐き出し始め、行間に怨念が満ち満ちていて面白い。曰く「ゴミ作品、クズ原稿、素人コンテンツ」など。しかし顧みれば、エネルギー政策の転換で炭鉱労働者の大量失業もあったし、大型店舗の出店で駅前がシャッター商店街にもなった。新陳代謝は世の常で、遅ればせながら出版業界にも来ただけだ。一進一退しながらも最適化するよ。
- コメント(0) - 2015年11月21日

卒論の資料に。1回目より有意義だった。
★3 - コメント(0) - 2015年6月23日

電子書籍まわりの話をつらつら書いてるだけでまとまりがない。読む必要なし。すでに先例のあるタイトルを使う必要あったの?特に本文内でも断りないけど。
★13 - コメント(0) - 2015年4月21日

なんかお疲れ様って感じ。音楽業界、ゲーム業界、アニメ業界と同じような軌跡を辿るのかどうかはよくわからん。AppleとAmazonが儲けるのはわかった。
★3 - コメント(0) - 2015年2月8日

電子書籍はもうけるためのサービスではないこととその理由の説明までは地に足の着いた、2014年の今でも通用する理屈がまとめられている。一方、では電子書籍をどう有効活用するかには考えが至っていない。中抜きに関しても、いまや印刷会社が電子書籍の制作代行をする時代ですぜ。
★1 - コメント(0) - 2014年12月19日

☆1つ。帯にうたわれているほど大げさな内容ではない。プリントメディアのコンテンツがデジタル化していく過程でそれに関わる利害関係者がどうなるのかを丹念に描いた本。「デジタル化=関わる人の貧困化」極端だけど確かにそうかもしれない。クールジャパンなんて日本アニメが海外でもてはやされてもビジネスにつながってないからなあ。あ、お国が旗振ってるからダメっていう根本的な問題もあったか!(笑)
★1 - コメント(0) - 2014年12月14日

終盤になると、出版だけでなく音楽・アニメなど他の業界も零細化してしまっている状況が説明されており、コンテンツ産業の厳しい現実を実感しました。デジタルの媒体の発達だけが異常に進行し、コンテンツとバランスを取れていない状態では、産業の回復は見込めないし、とりわけ出版業界は媒体となる電子書籍リーダー自体が浸透していない。今後の高齢化社会を見据えて、お年より向けの扱いやすいリーダーを開発し、コンテンツも明治・大正時代の文豪の名作を取り揃えるなど、消費者のターゲットを絞るというやり方も必要では、と思いました。
★1 - コメント(0) - 2014年11月19日

電子書籍によって既存の出版社によるビジネスモデルが崩壊し、それが本の質に多大なマイナス影響を与えるのではないかという内容だった。もちろんビジネスモデルは変わらざるを得ないと思うが、アメリカの電子書籍と出版社の共存の例を見ればわかるとおり、大崩壊とまではいかないと思う。編集者の確かな目を必要としている人は大勢いるし、紙の本を出すことがステータスであることは変わらないだろう。もちろん、出版社の市場規模は小さくなるだろうが。
★13 - コメント(0) - 2014年9月26日

今後の書籍の将来が心配過ぎて2時間経ってた。2011年出版。ネットは試し読みが出来て表紙買いの間違いが起きなくて便利だけど、表紙買いも楽しみのひとつだわ。電子書籍なんてry 電子書籍はBL、TLなしじゃ市場が成り立たないのは何と無くわかる気がする。無料読むと本当に山なしオチなし意味なしを地でいく内容な気がするし、そして過激なタイトルのマンガを買ってうっかり死んだら残っちゃうもんね!(…)本が好きな自分は、本を傷つけることが出来ないから本を本のまま読む。買うから、売れる本より内容のある良い本を出して欲しい。
★3 - コメント(1) - 2014年9月2日

“電子書籍元年”と言われた2010年。長年勤めてきた出版社を辞めて、電子出版のビジネスを始めようとした著者。紙の本から、電子書籍へと変わりつつあり、新たなビジネスを感じる著者だったが、徐々に「電子出版がつくる未来」は幻想にすぎず、既存メディアのクビをしめるだけだと思うようになった・・・
★8 - コメント(3) - 2014年8月12日

それでも私は紙が好きだ。
★28 - コメント(0) - 2014年7月26日

電子書籍、電子出版の展開と、とくに日本の失敗の連続をせきららに業界人として記載している。電子出版の採算分析や、日本における読書層、書籍需要の予測などきちんと行い、逆にネット上に氾濫するであろう「がらくた」を憂う。日本の出版の特殊性、映像・音楽の通ってきた道も参考になる。読者にとって必要なのは、膨大の出版書籍のなかから、自分がもとめる書へ導いてくれる道先案内だと痛感する。
★5 - コメント(0) - 2014年5月6日

日本の電子出版の失敗の歴史と、電子書籍の抱える様々な問題を多面的にまとめたためになる本。だがじゃあその問題をどうすれば解消できるのかとか、将来どうなっていくのかになると何の方向性も提示できていない。それどころか電子書籍などのコンテンツのデジタル化の先には不幸しかないという悲観論。デジタル化で多くの業界は衰退し色々な会社が破綻したという分析は事実誤認や思い込みで書かれている。デジタル化でアニメーターの給料が下がり生活ができないとか無知も甚だしい。フリーミアムも理解していない。
★2 - コメント(1) - 2014年3月16日

日本の電子書籍が流行るプラットフォームの存在はないとし、出版社が電子書籍を扱うことを否定し、宝島社のブランド付録付きの雑誌は雑誌でないと否定し、アメリカ寄りのIT技術者の電子書籍出版を否定し、ケータイ小説や素人ウェブ作家の作品をゴミだと否定し、なんだかただ既存の出版や素人作家、本を読まずウェブでジャンクを生み出す"リテラシーのない人たち"の悪口と、ただ自分たち制作側の苦労を言いたかったみたいな本。
★18 - コメント(2) - 2014年2月10日

2011年3月に出版された本なのでその後状況は変わっているけれど、前半は「なるほど、うんうん」と思いながら読みました。 第8章までは「出版社の人が書いた本」として普通の感覚で読めていたのだけど、第9章からはトーンが変わって「ネット憎し」という思いが捻じれて噴き出している印象を受け、わたしは違和感を感じました。著者さんはカッパ・ブックスが毎年ミリオン・セラーを出していた頃に光文社に入社した方とのことで、かなり勢いのある時代を経験されているのでしょう。基本的に同業者向けに書かれている文章に見えます。
★3 - コメント(0) - 2013年12月29日

編集者だった人が作品に対してゴミとかクズとか言いまくるのはどうなのか………(´・ω・`)まあ勉強にはなりました、、、
★1 - コメント(0) - 2013年12月24日

電子書籍の進出とそれに対する各出版社の動向がわかる。後半は著者が熱くなってきたのか、クソとかゴミとか言い出すので面白い。いろいろ考えさせられることはあった。
★2 - コメント(0) - 2013年12月7日

焦点がぼやけた本だった。海賊版を買っているとか堂々と言ってるのには閉口。
★1 - コメント(0) - 2013年12月1日

aki
日本での電子出版事業(ひいては出版事業や活字関係の仕事そのもの)の先行きの暗さを示した本。まあ、確かに明るくはないわね。出版されて2年経つが、依然として電子書籍はグーグルやアマゾンなどプラットフォームを持つ企業以外にとっては利益を生む存在ではない。コンテンツに金を払おうという奇特な人は少ないから。「リコウはリコウと交信し、バカはバカと交信する」「多くのネットユーザーは、ジャンク情報を面白がり、ゴミのような意見をブログで公表し、意見とはいえない思いつきを交換している」といった著者の本音がおもしろい。
★1 - コメント(0) - 2013年10月17日

著者の根底にある思潮はゴーイング・デジタルへの憂慮である。特筆すべきは出版業界だけでなく、様々な業界がここ数十年の間で大きな転換を迫られていること。情報が何でもネットにより手に入るこの時代、たとえばパッケージからダウンロードへと移行するゲーム業界における課金制度などを、決して擁護するつもりは無いが、一概に批判することもできないなと思う。また「辞めたい業種のNo.1はマスコミ」には非常に考えさせられた。社会で起きている諸問題を見つめる時、これらの背景を無視することはできない。
★1 - コメント(0) - 2013年10月12日

…まさかここまで悲惨だったとは。法の改正も業界の再編も追いつけない速さで進む破壊的イノベーションの圧倒的な力を前に戦慄を覚える。ダウンロード・無料コピーが可能なプラットフォームとコンテンツを生み出すメーカーの思惑と何でもタダに食いつく無分別な消費者たち、両者の暗黙協定により映画・音楽・ゲーム・書籍・マスコミ等から利益を搾取し続けるという、巨大な社会悪が生み出す負の闇構造の実態。ディストピアの共演。しかし、悪貨が良貨を駆逐する行為が齎す結果は中国同様バイキングとブラックバスが放逐された不毛地帯かもしれない。
★8 - コメント(9) - 2013年9月1日

★1 - コメント(0) - 2013年6月9日

ネットワークの発達により、音楽業界をはじめ、様々なコンテツ産業が廃退に向かっていると聞いた事はありますが、出版業界もここまでとは知りませんでした…今の現状も知りたくなり、消費者として考えさせられました。
★8 - コメント(0) - 2013年6月2日

この間読んだ「電子書籍の衝撃」よりは説得力もあったし、未来像も正確。
★1 - コメント(0) - 2013年4月26日

2011年。元編集者の著者が、出版の未来を嘆く本だった。出版業界の凋落は、再販制度や委託制度などの複雑な仕組みが維持され続ける限り、どんどん進むことだろう。版元、取次、書店総ぐるみの業界変革が必要に感じた。
★2 - コメント(0) - 2013年4月3日

悲観を通り越してもはや絶望といってもいい。出版界をはじめとするコンテンツ産業がビジネスとして成り立たなくなる未来を危惧している本。ネット上ではしばしば、著作者(クリエイター)の権利保護の重要性ばかりが注目を集め出版社側が非難される。しかし出版業界の衰退を前に、出版社側の視点に立って未来を考えてみることが、著作者消費者双方に求められるだろうと思う。また、著者はネット上に溢れるコンテンツを"ゴミ"だと呼んでいるが、需要があるから作品が供給されるわけで、著者の呼ぶ"ゴミ"に価値を見出す人々にとっては未来は明るい
★4 - コメント(1) - 2013年2月24日

革新的なイノベーションの前では業界の再編成は必至なのではないでしょうか。出版物を利用する側が困らなければ再編成は許容できますが、特定の企業だけが儲ける構図には疑念が残ります。
★2 - コメント(0) - 2013年2月21日

確かに、コンテンツ産業はもう終わりかも分からんね
★1 - コメント(0) - 2013年1月23日

 市民に十分情報が与えられ、自由に議論できれば、中長期的にはよい意見(よきもの)が多数を占める。私はこの「思想の自由市場」の理論を支持する者の一人ですが、この本を読んでその信念が揺らぎかけています。筆者によれば、電子出版が普及すると、だれでも本を出せるようになるので、「ゴミと名作が区別できない世界」が出現するというのです。編集者や出版社がよいものを選別する機能を失い、情報洪水の帰結として、読者がよい作品を選び、支援するという市場が機能不全を起こしたら……。 12/20 11:47
★1 - コメント(0) - 2012年12月17日

電子書籍は儲からないビジネスであるばかりか、雇用を奪うというのはいつも思っていた。従来の新聞・出版などは、デジタルを進めながら、それ自体を徐々に縮小してゆくのだと実感。暗澹たる行く末をとらえている。普段本を読まない人にどうでもよい本を売ろうとするから、おかしな方向に進んでしまうのだ。10年20年30年読むに堪える価値のある本が大切なのに。
★3 - コメント(0) - 2012年12月10日

データは若干古いけれど、言ってることに根拠はあるし、悲観論としてこれはアリかな。楽観論の書籍も読んでみて自分の考えを作らないとな。どうしようもないのは分かったけど、でもどうにかしないといけない、じゃあどあする?って部分は一切書かれていないので、これだけで思考を停止するのは流石にまずい。
★3 - コメント(0) - 2012年11月21日

☆☆☆2年前の本なので情報が古くなってるが、書かれてる状況はあまり変ってない。あまりに悲観的な話ばかりで死にたくなった(笑)。
★3 - コメント(0) - 2012年9月15日

個人的には電子書籍と紙の書籍はまったく違うもの、と考えている。電子書籍になったからと言って普段紙の本を買わない人が手を出すとも思えない。そういう意味で、電子書籍が出版界の救世主とはなり得ないという意見には同意。だが、それでも電子書籍に最後の希望を見ざるを得ない業界の内情も分からなくはないわけで…。内容としては、後半がご隠居さんの愚痴、みたいになってしまっているのがちょっと難点。著者のようにほぼリタイアしている年齢の人は愚痴っていればいいけど、現役編集者はそこから何とか頑張ろうとしているのだから。
★1 - コメント(0) - 2012年8月16日

これからも紙の本で好きな作家の本を読み続けたいと思ったら、消費者側もいろいろ考えないといけないのかなぁ。 電子書籍を読んだことがないので、一度試してみようかな。 この本を読んで感じたもやもやが少しは理解できるかも。
★2 - コメント(0) - 2012年8月15日

出版から一年以上経って実情と合わない部分が出ているかもしれない…が、電子書籍や出版業界の概要・歴史・問題点等を簡単に知るにはそこそこ良いのでは。ただ、悲観論の強さ、発言の過激さ、(現実を示す為とはいえ)自炊・不法コピー関係で身近な実例を挙げているところのモラルはちょっと気になるかな。この本が著者のいう「売れる本よりいい本」の理念で作られていることを願う。
★2 - コメント(0) - 2012年8月4日

☆5
★1 - コメント(0) - 2012年3月29日

出版界の人の考え方の揺らぎが正直に出てきていて、なるほど電子出版は日本主導では成り立たないのだろうと実感した。やはりAmazon、Appleの黒船にすべて持って行かれるのを指をくわえて待つしかないのでしょうね。残るのは、BL、TLのエロ漫画のみが生き残るくらいかな。出版側の考えを理解するには読む必要がありそうです。
★3 - コメント(0) - 2012年3月26日

出版大崩壊の 評価:92 感想・レビュー:90
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