うほほいシネクラブ (文春新書)

うほほいシネクラブ (文春新書)
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うほほいシネクラブはこんな本です

うほほいシネクラブの感想・レビュー(161)

つけ忘れ。北大路公子さんのエッセイの解説の恩田陸さんがこの本について言及していたので、何が書いてあるんだろう、と読み始めたのがそもそも。なかなか楽しい本でした。吉野朔美さんとはまた全然違うテイストで映画を選んでご覧になっていて、こういうのもよいな。
- コメント(0) - 2016年10月6日

ちょっとスカしすぎじゃない?ってところも無いではないのだけども、なるほど!と膝を打ってしまうようなハッとする言葉がやはり多々あって(『人間の知性とは「前言撤回」のうちに存する』など)、面白いのと同時に非常にためになりました。しかしながら、延々とおよそ400ページに渡ってたくさんの映画について語られたものを読んだ後、一番観たくなり、このお盆休みにおそらく確実に観るであろう作品がテレビドラマ『冬のソナタ』だというのは、我ながら如何なものかと思います。
★12 - コメント(0) - 2016年7月30日

映画をたくさん観てきている人の文章である。監督の過去の作品の傾向についても論じつつ、映画の解析をしている。でも、そんな説明より主観が大いに入っている紹介文が好き。黒澤映画「乱」で「新劇」感を出した仲代達也の演技についての嫌いさが如実に表れているおかしさや、タランティーノとディビット・リンチが好きなところにも親近感が湧く。タルコフスキーの「ストーカー」気になっていたけどこの評を見るとまだ手を出せないなとか、「仁義なき戦い」借りてみようかなとか、リンチの「マルホランド・ドライブ」もう一回観ようかなとか思った。
★20 - コメント(0) - 2016年5月5日

映画好き必読とは言い過ぎか。タイトルから軽い読み物と侮るなかれ。別に読みづらいとかそういう意味ではなくむしろ読みやすいくらいに映画について語っている。映画の単純な感想に留まらず、映画「で」考える文章といった印象。読んでいると映画が観たくなる。これくらい色々考えられたら映画を観るのも楽しいだろうなと鑑賞する上での心構えを示してもらった気分。「映画は映画について語られることを欲望しているジャンルである」というのが内田氏の持論だそうで、これを読んではなおさら語りたくなるというもの。
★9 - コメント(0) - 2016年2月4日

今日はデヴィッド・リンチの誕生日ということで、以前、読んで感動した内田先生のマルホランドドライブ評だけを、また読む。野心的なフィルムメーカーは、必ずいつか「映画についての映画」を撮る。ゴダール「気狂いピエロ」タランティーノ「パルプフィクション」...とか。でもってリンチの映画も例外でなく、どころか、いままで徹底して積み上げてきたリアリズムを、映画の中で否定するようなことをして、フィクションを「難民化」させる。映画は唐突に終わる。観客はどうしていいかわからない。「難民化」という言い方はおもしろい。ううむ。
★17 - コメント(1) - 2016年1月20日

映画好きによる純粋な映画評。評者は内田先生。リンチに小津にタランティーノ。メル・ギブソン!おお~、好みが非常~にかぶりましたよ!!おかげで、ずいぶん積んでおいた未視聴のDVDが何本も消化できました。年始からテキーラ・サンライズ、バンドレロ(ジェームズ・スチュワートは山崎努に似てますね・・・あ、逆か。)消化したのにその分また買っちゃいましたが。。(最近、廉価版が手に入りやすくなった小津安二郎作品群等々・・・)
★4 - コメント(0) - 2016年1月15日

数多くの映画についての批評。映画からこんなに多くのことが読み解けるなら、映画を観るのがとても面白いだろうなぁ。内田先生の映画評を読むと映画が観たくなる。
★2 - コメント(0) - 2015年7月14日

非常に密度の濃い、(そして相当な量の)内田樹氏の映画論。
★3 - コメント(0) - 2015年3月10日

「僕たちが帰属していると信じているナショナリティはごく脆弱な根拠しか持っていない。(中略)その脆さを知るからこそ、ナショナリストは声を荒げて、暴力的な対立の既成事実を積み重ねようとします。でも、この民族を隔てる「壁の薄さ」のうちに共生の希望もまた棲まっています。」(p.83『パッチギ!Love & Peace』)
- コメント(0) - 2015年3月1日

よくこれだけの映画を見る時間があると思うくらいの本数の映画評は、内田節でやっぱり面白かった。トロイ・ドナヒュー懐かしい。
★1 - コメント(0) - 2015年2月27日

ふざけたタイトルですがまじめな映画批評(感想) どれだけたくさん映画を観ておられるのか唖然. ごく軽いコメントから,背景やストーリーや 製作スタッフの心理までそんなことまで読み解くの? という深い洞察まで混在.映画が観たくなる. ・・ああ,でも時間がないなぁ.
★2 - コメント(0) - 2015年2月14日

映画好きなんだな、ということがよく伝わってくる。違うものと比べてそこから突飛な解釈をしてるのが面白い。日常的な身体感覚では味わえない体感を得ると身体的な気持ちよさを感じる、という指摘をはじめ納得、感心させる考察が小気味よい。こんなに次々色んなことを思いつくのなら普段、集中力散漫じゃないかと危惧しちゃう
★6 - コメント(0) - 2015年1月28日

内田樹センセイの映画についてのよもやま本。評論というより感想文です。少なくとも彼がけっこうな映画好きなことは理解しました。溢れる教養を武器にして、様々な映画をバッサバッサとやっつけてゆく(料理していく)印象。感想文なので、好き嫌いがバッチリ出まくりなのが、笑える。小津安二郎好き過ぎσ(^_^;)メル・ギブソン評価高過ぎ(>_<)まあ、いいけど。
★14 - コメント(0) - 2014年11月23日

【BOOK(2014)-213】!!!!!!
- コメント(0) - 2014年11月3日

ベッド本としてあっという間に読了。自分のHPの映画雑記と新聞の映画評とを纏めたお手軽本。が、時々鋭い突っ込みが入って楽しめる。曰わく。ウディ・アレンの「セレブリティ」評。「君さ、セックス以外になにか興味あることってないの?」。曰く、・・・後は読んでのお楽しみ。
★2 - コメント(0) - 2014年8月28日

知っている映画が沢山あって嬉しい。新しい映画も結構多い。小津映画についてはリアルタイムで観ているものは無いのであれこれこちらが思い巡らせることは出来ず、相手の話を鵜呑みにすることしかできない。それに、仕事絡みで試写会で観られる筈もない自腹を切る人間としては同じだけ映画を鑑賞することも出来ない。これだけ見られて羨ましいと思いつつ、色んな内容をあれこれと結びつけ分析し再構成してみせる、「実はこうだったんだね」と展開する話術はさすが。女子大生若者受けの軽い口調・文体は気になるものの、受けて売れるはずね。
★15 - コメント(0) - 2014年8月20日

★★★★★映画に限らず、すべての作品は模倣するしないにかかわらず過去の作品をベースに紡ぎだされる。著者の映画批評のように過去の蓄積がこれだけの量を持つと質に転換する瞬間に出会えるのかもしれない。視点が違うという軽い気づきから入るがそれだけで終わらずどんどん深くなっていく。なのに最後の一言は発散でも細部をつつくのでもなく、シンプルで力強い。
★7 - コメント(0) - 2013年4月29日

映画は全く疎いし、友だちから送られてくる映画のチケットで無料にて見に行く程度の評者ゆえ、全くの異文化。「勝つ人間は勝ち続け、負ける人間は負け続ける」(120頁)。人生、運/不運とか、タイミングが左右しているとも思える謂い。統合失調症の幻聴はデジャブのような感じなのかもしれない(130頁)。「社会改革へ向けての提言は『糾弾』や『告発』以外の語法では語れないのだろうか?」(267-8頁)との問いは深い。批判は簡単だが。内部告発もリスクはあるが。他の手段か。デモや集会とか。分厚い映画批評で何かは見たくなる一冊。
★6 - コメント(0) - 2013年4月25日

また見たい映画が増えてしまった。
★2 - コメント(0) - 2013年4月6日

映画を観て、細胞レベルで感じていても全然言葉にならないことを、内田先生は、論理的かつ的確に無駄なく言葉にしてくれる。目からうろこが何枚も落ちてびっくりする。
- コメント(0) - 2013年3月4日

映画からどのような感想、感慨、教訓、もろもろを引き出そうとも、それは観た者の自由である。ということで、どこまで自由になれるかを実践したような映画論集。たまに語られている映画そのものよりも、内田先生の語りのほうがおもしろいように思えてしまう箇所があるのがなんとも。
★2 - コメント(0) - 2012年9月25日

187本の映画評に映画論。前半は観たことのない映画についても読んで刺激的だったのだが、後半は未観分はだいぶ飛ばし読み。小説「ノルウェイの森」で一番印象的なシーンは、主人公がガールフレンドのお父さんの病室できゅうりに海苔を巻いて食べる&食べさせるところだったのだけど、映画にそのシーンはないときいて観る気が削がれた私。内田樹はしっかりそのことに言及していてうれしい。
★20 - コメント(1) - 2012年8月26日

内田先生の3冊目の映画論の本。構成として第一章は「エピス」の連載映画評をまとめたもの、第二章はブログの拾い上げ、第三章はDVDブックの連載、第四章はホームページの記事まとめ、です。結構分厚い新書の形態なので読むのに苦労しそう。自分の見た映画が内田先生の目から見るとどんな風に捉えられていたのかを確認するのは面白いかも。
- コメント(0) - 2012年6月16日

★4 [2011.10.20 第1刷] 2000年以降作品&和ものの観ていない作品箇所はすっ飛ばし読み。 小津氏が静なら黒澤氏は動かな〜。 ベルイマンとフェリーニ,ヒッチコックとジョン・フォードの対比やろか...ξ(〜_〜;)ξ 一気読みした方が時間掛からなかったのかも。(笑)
★7 - コメント(0) - 2012年6月10日

思わず映画を見たくなる種の映画論集ではない。明治時代の人々のしゃべるスピードが今より断然早かった、とか、ところどころおもしろいとこもあったけど、映画そのものの見方や論じ方が格別おもしろいわけではないように思う。なんでこの人、そんなジョン・ウォーターズが好きなんだろう。そらぼくだって好きだけど、小津と並んでリスペクトしてるなんて、さすがに解せぬ。観念だけで見ているんじゃないか。
★2 - コメント(0) - 2012年4月25日

雑誌のコラム、ブログ、ホームページなどなど、いろんな媒体で筆者が映画について書いた文章をまとめたもの。小津映画についての一章を除けば、一作品についての記述は割と短め。でも、短い中にユーモアもあり、たくさん映画を見ている人だなあと思わせる卓見も光る(あ、なんかエラそうだ。。。)映画が映画について語られることこみで完成する芸術という主張に同意。今年のアカデミー賞(ヒューゴとアーティスト)を見て映画人(アカデミー会員)って、映画についての映画が好きよねなんって思っていたのだけど、なるほどそういうことだったのね。
★2 - コメント(0) - 2012年4月9日

期待して読んだのだがいまひとつ合わず。こういうとりあえず見たもの片っ端からみたいなチョイスって映画見始めの頃は良かったんだけど、映画に関する知識がついてくると(うまくいえないけれど)奥行き感がないんだよなあ。といいつつも随所にちょっといいなあと思える感想や批評があります。それにしても読み終わるまで時間がかかったな。
★3 - コメント(0) - 2012年4月4日

やっぱりどうしたって先生なんだね、内田さんは。
★4 - コメント(0) - 2012年3月30日

 積極的に読むつもりは無かったが、どうしても時間つぶしが必要な時があったため 何となく購入。先に『映画の構造分析』を読んでいたので、そこまでは期待していなかった。  しかし、確かにそこまででは無かったが、数行、数十行の批評の中になかなか興味深い話が 時々出て来るので、期待以上の内容であった。
- コメント(0) - 2012年3月24日

187本の映画評。なるほどぉ、と唸ったり、クスクス笑ったり。次から次へと面白い。小津安二郎の名言ー「なんでもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術の事は自分に従う」。小津安二郎監督作品が観たくなりました。
★4 - コメント(0) - 2012年3月19日

分厚かった。面白い、実に面白い。私は自分で批評めいたことはしないが、他人の批評を読むのはそこそこ好きだ。それにしてもハリウッドはバカ映画ばかり作ってるような印象
★2 - コメント(0) - 2012年3月16日

おもしろい!短いコラムとしての映画評に内田樹先生の真骨頂が見られる。と思う。切り口が意外で、それでいて奇をてらうことなくブレることなく。 すでに見た映画はまた見たくなるし、見ていない映画は見てみたくなる。 「内面のない役者」という言葉。演技とはいったいなんだろう?尽きること無い思索へと導いてくれる言葉。内田樹先生の本を読む醍醐味がここにある。
★1 - コメント(0) - 2012年3月15日

『映画の構造分析』が面白かったので購入。内田樹先生は実に口が達者なおっさん。自分の偏見をまるで世界的真理のように説得力ある語り口でお話ししてくれるので、コロッと騙されかねない。俺もこんな風に見事な屁理屈が浮かべば世の中すいすいわたっていけるんじゃないか?なんて思うがそんなことはないだろう。先生に失礼ですよ。洋物中心に色々面白い映画評が書いてあるけど、時々はっとすることも。「彼らが無力なのは、自分が善良であることに満足しているせいで、おのれが無力であることを恥じないからである」とか、いったいどういうことか気
- コメント(0) - 2012年3月15日

いつも通りの独断と偏見。でもいつも通り面白い。
- コメント(0) - 2012年3月4日

メモ 2章
- コメント(0) - 2012年2月27日

取り上げられている作品の幅が広い。紹介の仕方が一捻り効いていて、今まであまり観ていないタイプの作品さえ観たい気持ちにさせられた。
★1 - コメント(0) - 2012年2月3日

邦画から洋画まで、多彩な映画を軽快な語り口で紹介してくれる新書。さっぱりして、読みやすく且つおもしろい批評でした。さすが内田先生。“明治文学の速度”や宮崎アニメにおける“空飛ぶ少女”など目からウロコが落ちる小話も多く、映画ガイドとしても、読み物としても大変おもしろい一冊でした。小津監督の作品を見たくなります。
★2 - コメント(0) - 2012年1月30日

うほほいシネクラブの 評価:76 感想・レビュー:58
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