不平等との闘い ルソーからピケティまで ((文春新書))

不平等との闘い ルソーからピケティまで (の感想・レビュー(71)

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- コメント(0) - 1月4日

ルソー、スミス、マルクスから、ピケティまで。前半の整理がわかりやすかったけど、著者オリジナルのモデルはちょっと筋が悪いように思えた。
★2 - コメント(0) - 2016年12月31日

ルソーとアダム・スミスの対立という構図から、格差をめぐる論争史を主に経済学の範疇で論じた本。古典派、マルクス主義、新古典派とつないで、20世紀後半の格差への再注目をピケティ前後を取り上げて論じる。広い視野をもったわかりやすい議論で大変勉強になる。労働運動と経済成長と福祉政策の関係は面白いなあ。
★1 - コメント(0) - 2016年12月28日

同著者の『経済学という教養』と同じく、過去の学説が要領よくまとまっており、とても面白い。経済学のあやふやな感じも分かる。著者は左派学者だが、議論のスタートラインとして格差是正に反対の右派も読んだ方が良い。
★3 - コメント(0) - 2016年12月18日

izw
9/7に開催されたワークショップ「人工知能と経済の未来」を考える、で登壇していた経済学者のことが知りたくなり、気楽に読めそうな著作を買ってきた。まず稲葉氏の本書を読み出したが、なかなか終わらず、結局2か月間断続的に読むことになった。ピケティが『21世紀の資本』で論じてる不平等を理解するために、不平等についての論説の歴史を解説している。簡明に、わかり易く展開されていると思うが、門外漢としてはなかなかさらっとは読めず、結局よくわからないまま終わってしまった。 
★5 - コメント(0) - 2016年12月11日

「資本市場が完全である場合と…資本市場が全くない二つの場合を考えてみよう…資本市場が完全であれば、市場でしかるべき利子を支払えば、誰でも足りない資本をいくらでも借り入れられますし、自分には用のない資本を貸し出すことができます。ですから資本所有の不平等が、短期における資本の効率的な利用の妨げにならない、ということです。それに対して資本市場が全く欠けている場合には、資本の貸し借りができませんから、人々はとりあえず手持ちの資本をフル活用しようとするでしょう。しかしながらこの状況では…社会的に見れば非効率的です」
★5 - コメント(0) - 2016年11月17日

ルソーからピケティに至るまでの、不平等に対する経済学の取り組みを紹介している。辛い世の中だ。
★1 - コメント(0) - 2016年10月28日

経済的な格差を経済学者たちがどのようにとられてきたかを概観しているのだが、背景として各学派の主張を押さえてないと、要点だけでは理解が難しいところがあった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月16日

肝心の7章が他の章とは次元が異なる難解さな点がこの本の難点といえば難点か。自分も後で著者のブログで確認するつもり。他の箇所は経済学の知識がなくても不平等思想の変遷を知ることができ、ピケティを読む前に読む本として好著。「生産と分配」ではなく「分配と生産」と捉え直すことで成長を促進できるのではという仮説のアプローチの仕方には、日本の自称リベラル政党が採るべき態度として研究がすすむことを期待したい。人的資本か物的資本かの着目の相違も今後より議論が深まるだろう。
★1 - コメント(0) - 2016年9月6日

間を空けて読み進めていたので理解しきれていない。
- コメント(0) - 2016年8月30日

経済学の基礎がわかるとより理解できると思うのだが、基礎部分からやり直して再読したい。ピケティの議論を経済学説史の中に位置付けようとするもの。ルソーの「不平等は悪か?」という問いに対してある意味で論点をずらした返答をしたスミスのように、時代を超えて平等を達成して何を実現したいのか(例えば弱者の救済)と再度の論点ずらしが反復する様を見る。
★16 - コメント(0) - 2016年8月19日

マクロ経済学の基礎をきちっと理解できている方向けの本。不勉強な私は・・・。
★47 - コメント(0) - 2016年8月8日

「平等」か「成長」かをめぐっての議論を、ルソーとスミスの過去にまで遡っての解明を試みたもの。すなわち、「不平等の起源は、社会を営んでいるそのことに内在する」とする、ルソー的スタンスと、「(市場に委ねれば)全体としての生産が向上し、(いわゆる)貧困層の生活水準が引き上げられる」というスミス的スタンスとの対比から、マルクス、新古典派経済学を経て、近年の「不平等ルネサンス」とピケティの議論までを一瞥したもの。労作と思うのだが、いかんせん私の読解力がついていかなかった。捲土重来を期したい。
★13 - コメント(0) - 2016年7月24日

副題通りルソーからピケティまで。平等とは何のために必要なのか?
★2 - コメント(0) - 2016年7月11日

不平等を一般書で扱うのは、やや難しいように感じました。このテーマ自体が、切り方によってどうにでも見えてしまうものだと思います。稲葉さんの議論は、かなり真摯にかつ大胆に意訳されているのかな、と感じました。しっかりと内容を整理した後、ピケティに入りますが深入りはしていないのかもしれません。利子率の方が(経済)成長率よりも高いというのは、何となく当然のように感じていたので、ピケティの「21世紀の資本」は読んでいません。そのうちに、頑張って読もうと思います。
★10 - コメント(0) - 2016年6月28日

昨年からピケティの名前はやたらと有名になって、今日の日本にどこまであてはまるか、どう援用していくかという本は出ながらも、その意義や限界を腰を据えて評価しようという本はあまりないなという印象があった(自分が知らないだけかもしれないが)。この本はルソーとアダムスミスという二人の思想家を軸に据えて、ピケティまでの経済思想の系譜を見ていくという、地味だが堅実な達成をしていて新書でこれは相当にお得。たとえば、社会学ではこのように系譜に位置づけなおしていく類の本というのはどうも見当たらないような気が。
★4 - コメント(0) - 2016年6月22日

ピケティの師匠の21世紀の不平等よりページは少ないのだが濃厚。ただ専門用語もあってカオスな章もある。8章の物的投資をファイナンスするための資金借り入れのくだりが興味深い。会社の金で資格を取っての独立って考えるけどすぐに行動しにくい。日本ならではなのかもしれないが。
★1 - コメント(0) - 2016年6月18日

数理モデルを駆使する理論派から転向したピケティは、ごりごりの実証といえばそうなんだけど、ちょい思想がかった部分もあり、それがたぶん本書で言われている古典派というよりほとんどマルクスの復権とか、経済学というより政治学や社会学っぽい発想とか、ローティやセンを引いてくるセンスとか、「ルソー対スミス」でいえばルソーの側、つまり「不平等によって損なわれるのは…私生活上の幸福以上に、公な政治参加の機会である」(p.234)と考えてそうなところで、でもそのへんは掘り下げも根拠づけも足りてなくていまいちという評価?
- コメント(0) - 2016年6月3日

一般化された商品の搾取定理/不平等という問題が経済学の歴史のなかでどう位置づけられ(あるいは軽視され)現在に至っているのかを説明している本と読みました。
★4 - コメント(0) - 2016年5月28日

ピケティ本の論点解説を目的にしつつ、ルソーの人間不平等起源論の主張に対応したスミスから始まる、古典派、マルクス、新古典派、更に不平等ルネサンスから現在までの、格差・不平等を焦点とした経済学史という趣で大変勉強になりました。最後に出てくる公共哲学的位置づけ(功利主義、厚生主義に対するロールズ、セン的な権利重視の立場に近いものとしてピケティを定位してる)も面白かった。インフレやデフレという貨幣的現象へのピケティの姿勢も解説されていて「経済学という教養」の続編というか包括的前編という感じでもありました。
★3 - コメント(0) - 2016年5月23日

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