秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)
あらすじ・内容
妻と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった——。

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秘密の感想・レビュー(24034)

せつなく、残酷な設定で読みながら終始胸が痛んだ。ラストに明かされる秘密に母や女性の持つ強さを感じた。ありえない設定でありながら精神描写はとてもリアルだと思った。
★13 - コメント(0) - 1月14日

東野圭吾氏の長編ミステリー。スキーバスの事故により、妻を失い、娘も重傷を負ったが、目覚めた娘の意識(心)は妻であった。人に言えないこの不思議な現象を隠したまま生きていく家族が描かれている。最初は父娘をうまく演じる状況が微笑ましく語られていたが、年を重ねるにつれて2人の間にできる溝、夫婦でもあり父娘でもあるという現実がはっきりと見えてくる。そして父親の秘密、母親の秘密、娘の秘密・・・ どうしようもない状況に陥ってしまい、最後に出した決断は辛いが仕方がないものであったのだろう。しかし、最後の「秘密」は・・・
★13 - コメント(0) - 1月13日

とても心を揺さぶられました。娘の体に妻が憑依するというもっとも恐ろしい入れ違いと感じた。自分には娘はいないが娘に男が寄るのはすごい嫉妬するだろうが、それが実は妻だと思うと恐ろしすぎる。職場への通勤中で読んでいたが後半は続きが気になりすぎて仕事が頭に入らなかった。きっと1番いいエンドなんだろうと思った。すっきりはしないが、でも家族っていいなとも思えた。いつか読み返したい。男性と女性とでうける感想も変わるのかなっておもった。女性の方は直子の生き方をどうおもうのだろうか
★15 - コメント(0) - 1月13日

miz
日本推理作家協会賞受賞作品。家族構成が同じで,感情が移入しやすかったです。とても不思議な感じ,ありえないけれど。日常感たっぷり,ごくごく普通の,幸せな夫婦・親子・家庭に起こった,だれにも言えない,罪悪感を伴わない“秘密”には,残酷さが際立つ。涙に表れる感情ではなく,静かに深い,やり切れない,哀切極まる感情が湧きたちました。殴りたくても殴れない,その気持ちにすごく共感。山下公園での“翳りゆく部屋”。歌詞を思い浮かべて,とうとう落涙しました。すっかりやられてしまった作品でした。ご紹介いただいた読友さんに深謝。
★13 - コメント(0) - 1月12日

現実には起こり得ない設定ですが、直子にも藻奈美にも共感できる部分がありとても面白かったです。面白いけど切ないなぁ。
★18 - コメント(0) - 1月11日

男女の入れ替わりではなく、母娘の入れ替わり……でもなく、母in娘という不思議な設定が面白い。ただ、最も惹きつけられるのは、主人公である父の「変化」である。序盤は母娘におこった「現象」にただただ戸惑うだけだが、徐々に自分だけが取り残されていく感覚に悩まされ、葛藤し、狂気としかいいようのない状態にまで追い込まれていく様子は、気味悪ささえ感じる。「秘密」の意味も含め良くできており、完成度の高い作品。
★21 - コメント(0) - 1月8日

本を読む事に関してはまだまだ初心者だけど読んでて泣けてくる物語にはなかなか出会えない。『祈りの幕が下りる時』『白夜行』に匹敵する僕の中での東野圭吾トップ3にランクイン。『白夜行』と同じ1999年の作品。今までの本格ミステリーとは違う僕の好きな東野圭吾さんの世界がいよいよ広がり始めた。『秘密』、昔、映画は見た。確か名古屋ステイだった。当時はただのアイドルだと思ってた主演女優の演技に思わず感動したのを思い出した。今や日本を代表する女優の一人になってる。文庫本のあとがきに当時のメッセージがあったのも嬉しかった。
★39 - コメント(0) - 1月8日

東野圭吾はやっぱりすごいというのもおこがましい。女性からの視点でも、男からの視点でも読める内容は、さらっと言っているがとんでもなくすごいことだ。人間の普遍的な心の機敏が捉えられていて、ううむと唸るしかなかった。例えば平介が盗聴の末に直子にガツンと言ったところだが、そもそも盗聴している上、彼はソープへ行ったという事実がある。罪のないものだけ石を投げよというわけではないが、女性からすると平介に責められるべき点はいくつもある。そんな人間模様に心が動かされ、ページをめくる手は休むことを知らなかった。とにかく面白い
★14 - コメント(0) - 1月6日

事故で死んだ妻が娘の体に宿る。戸惑いながら生活していく親子。数年後、娘が体に戻る。夫婦愛、親子愛あふれる涙、涙の作品。歯痒いシーンもあったり、微笑ましい場面もあり、感動した。
★11 - コメント(0) - 1月6日

読むのが辛かった。
★9 - コメント(0) - 1月6日

久しぶりに本を読んで涙が出そうになった。
★13 - コメント(0) - 1月5日

ラスト凄かったな。覚悟というか。でも皆が前向きに生きられる唯一の選択だったと思う。また被害者や弱者な人達の素敵な結末に、東野圭吾さんの優しさが溢れていて心を打たれた‼︎
★22 - コメント(0) - 1月4日

K3
現実的な話ではないが。最後のどんでん返しはさすがだ。
★16 - コメント(0) - 1月3日

事故で娘の体に妻の魂が宿る。切ない家族愛。★3
★14 - コメント(0) - 1月3日

妻であり思春期の娘でもある、夫であり父親でもある奇妙な関係のなかで、お互いどう気持ちを整理したらよいのか思い悩む場面は相当にやりきれない。3人だけの秘密を抱えた特別な家族愛に心温まる。
★17 - コメント(0) - 1月1日

あり得ない設定だけど、妙にリアルに感じてしまった。複雑な夫婦、複雑な嫁入り。
★18 - コメント(0) - 1月1日

愛してる同士なのに愛する人から身を引くという決断は本当に幸せなのかな。途中で読むのをやめたあの人のが正解で、最後まで読んで影響された私がバカだったんだと思う。美しいけど悲しい話より、一緒に幸せになる物語が読みたい。何年も前に読んだ時に気付いてれば。
★29 - コメント(0) - 2016年12月30日

未だ生々しく鮮明な記憶の軽井沢で起きたスキーバス転落事故。この事故をそっくりなぞる様な設定は、事故を予見した著者の先見に驚嘆すると共に警鐘を含むのかと推察すると、その洞察力に恐れをなす。文筆家としての著者の才能は、その絶妙なバランス感覚にあると思う。悲惨な死を過剰に重くする事無く、しかし軽薄に扱う事も無い。したがって読者は著者が仕掛けた問題提起に衝突し否応なく省察させられ、抱えるに足る心のうねりと読後の爽快な余韻を味わえる。例に漏れず本書も簡明な文体で力強く僕に迫り、心に沈んだ錘を揺さぶり浮き上がらせる。
★59 - コメント(0) - 2016年12月28日

【☆☆☆】【借】
★8 - コメント(0) - 2016年12月28日

平介が可哀想。現実ではありえない設定なのに、物語に引き込まれた。
★25 - コメント(0) - 2016年12月27日

★★★★☆
★8 - コメント(0) - 2016年12月27日

読み始めてすぐにこの物語をどう終わらせるのかが気になってマッハで読了。好奇心を適度に刺激する複数のエピソードを中盤に軽く絡ませてはいるもののいずれも欲張ることなくあっさりとした扱い。これによりストーリーがスッと自然な軌跡を描きながら順当でありながらひねりも効いた絶妙なラストに到達。ベタベタな家族愛とか勘弁!というひねた大人もライトに楽しめるであろう1冊。読後感はニヤリ…ですかね。
★29 - コメント(3) - 2016年12月27日

"事故で娘のカラダには妻のこころが宿る"ってファンタジーてかSFのような筋だけど、どうしてどうして本当に切ない秘密を抱えて生きる平介と直子。お互いの決断は否定できない。うるってきます
★14 - コメント(0) - 2016年12月26日

いやあ、切ない、いい本でした(^^)
★20 - コメント(0) - 2016年12月26日

ちょっと時代が古臭いのは、書かれた年代から致し方なし。結局娘の魂は…。彼の気持ちはわかるけど、あそこまで縛られたら愛情なくなるよなぁ。
★1 - コメント(0) - 2016年12月26日

そういうことか。 直子は藻奈美と生きて行くと決めたが、平介を最後まで忘れなかった。いったい直子の心には何対何で占めているのだろう。
★13 - コメント(0) - 2016年12月24日

★★★★☆
★8 - コメント(0) - 2016年12月23日

mao
人格が入れ替わるというものはいくつか触れたことがあったが、これは今までの中で圧倒的にリアル。妻なのに体は娘、両方を愛しているが故に生じる葛藤や嫉妬、、、残酷なほど感情がありのままに描かれている。リアルな夫婦のやりとりに引き込まれた。そしてラスト、非常に切ない。直子の決断は正しく勇気のあるものだったと思う。愛する夫に自分の人生を歩んでもらうため、身を引くという決断は辛かっただろう。自分ならああはできなかったなぁ。友達に勧めてもらって素晴らしい作品に出会えた。
★12 - コメント(0) - 2016年12月22日

切なすぎる、平介から見た、直子と藻奈美の人生。いつか、直子から見た秘密が、発売されないだろうか。
★18 - コメント(0) - 2016年12月22日

父として振る舞う前に夫でなければならない男。妻でありながら、娘でなければならない女。秘密をもって生きる2人の本当の幸せとは何か。ラストに彼女が抱えると決めた秘密が本当に切ない。今後、これを超える本と出会うことは一生ない。
★19 - コメント(0) - 2016年12月20日

★★★★☆
★8 - コメント(0) - 2016年12月19日

★5 - コメント(0) - 2016年12月17日

想像以上にリアルだった。入れ替わり(とも少し違うが)が実際あるとしたら確かにそういう困難点があるだろう、と言われてみたら思うけど、そんな現実的な部分まで想像できてなかった。凄いなあ。東野さんの描く男性ってなんでこんなにムカつくのかという思いに何度も邪魔されたが、涙が出たのもまた平介の行動。山下公園へ、散髪して出かける姿は特に泣けた。ラストは…わたしは、むごいなあと思ってしまう。秘密なら、秘密にしてほしかった。平介にも、読者にも。ご都合主義なラストになるのはわかるけど、それでも。感動というか、つらかった。
★29 - コメント(2) - 2016年12月17日

面白かった。娘の体に妻の心が宿っているから、周りの人にそれを言えないことが「秘密」なのかと思いきや、大どんでん返しのラスト。
★17 - コメント(0) - 2016年12月11日

ラストの直子の決断、賛否両論あるみたいですが僕は賛成ですかね。やっぱり直子のままだと、どんどん夫婦関係がギクシャクしていきいずれ破綻するだろうし、平介には何にも縛られず新たな人生を初めてほしかっただろうし。・・・と、夫側の僕は考えます。妻側からはまた別の視点があるかもしれませんが。
★23 - コメント(0) - 2016年12月10日

最後の直子の決断は自分には真似できないなぁ。(すぐバレそう) 相当な覚悟だったと思う。平介むちゃくちゃ可哀想だけど、今なら藻奈美の元担任の先生捕まえるチャンス!先生が結婚してませんように・・・
★18 - コメント(0) - 2016年12月9日

妻と小学生の娘が事故に。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは死んだはずの妻だった。運命は愛する人を二度奪っていく…。 最後に秘密というタイトルの意味が分かって切なくなった( ノД`)…
★21 - コメント(0) - 2016年12月8日

疑心暗鬼や自己嫌悪、葛藤、秘密。これが人間だ、と思った。
★14 - コメント(0) - 2016年12月8日

凄いと感じたところは、平介の感情の部分。直子への嫉妬、憧れ、束縛、どれも自分だったらそんな感情になるだろうなというところを突いています。面白かったです。
★4 - コメント(0) - 2016年12月7日

図書館にて読了。 4.5/5 やはり東野圭吾さんの作品は面白い、人々をぐいっと引きつかせる文体、ストーリーの完成度、ナミヤ雑貨店より面白かったかも。
★21 - コメント(0) - 2016年12月4日

秘密の 評価:76 感想・レビュー:3923
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