雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫 (192‐4))

雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫 (192‐4))
293ページ
97登録

雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫はこんな本です

雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫を読んだ人はこんな本も読んでいます

失踪者
1201登録

雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫はこんな本です

雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫の感想・レビュー(76)

現代人的な哀歓を江戸時代の場を借りて投写するのがこの人の得意と思うが、実在の人物を扱う場合それが裏目に出て会話の言葉に余りしっくりこないものがあるような気がする。とはいえ早晩忘れられかねない雲井の名を、世に留めた功績は大きい。
★1 - コメント(0) - 2016年1月13日

米沢藩の探索方として幕末を奔走した雲井に感情移入し、全身に迸る情熱と、維新後のぬぐいきれない虚しさ。「――これで、すべて終わった。」この間たったの6年であり、享年27歳だったという事実に打ちのめされる。
- コメント(0) - 2015年10月14日

幕末の米沢藩士、雲井龍雄。才気もあって必死に行動するも、結局後手後手に回ってしまったり藩の上層部に翻弄される主人公の歯がゆさがひしひしと伝わってくる。終盤の諦観とわずかばかりの希望が哀愁を誘う。
★1 - コメント(0) - 2015年8月1日

維新には乗り遅れ、しかも自分の藩が賊軍扱いされ、薩摩藩を批判したことで人望も高まるが、同時に謀反も疑われ最後には処刑される。普通の歴史ではなかなか陽の当たらない人物だが、この鬱屈加減が小説家には魅力的なんだろうなあ。吉村昭の「海も暮れきる」みたいだ。☆☆☆。
★1 - コメント(0) - 2015年5月3日

つらい。維新の端っこの人の話でとりたてて盛り上がらないのです。
- コメント(0) - 2015年4月1日

米沢藩の武士「雲井龍夫」の話です。第三部檻車黒河を渡るで、明治維新以後、学問で優秀だったけれど不平分子となりながら死んで行く主人公を読みながら、学問をする人は穏やかで、自制できなければ、破滅に導かれてしまう。論語の「六言六蔽」という言葉の実践が自然に身についている人とはみ出してしまう人がいる、ということを感じた本でした。
- コメント(0) - 2014年11月7日

静謐なる感銘に満ち満ちた読後。私ってどうも会話体より叙述形式が好みのようだ。欷く→「なく」と読むらしい。はじめてみた漢字。希望に欠くとは何と痛ましい。東京送りで死を覚悟した龍雄を見送る妻、ヨシが草むらで号泣する一場面。筆者の郷里から二人、幕末の志士が登場し、その一人が主人公雲井龍雄なる男。27歳にして梟首となる。好んで禍の火種を抱く男だとも言える。中央は彼をして「処処に出没して官軍に害を与えた男」とレッテルを貼った。哀しむらくは郷里米沢藩すらも。会津から米沢の道はけもの道、そこをひたと走った男がいた
★27 - コメント(1) - 2014年8月16日

面白かったか面白くなかったといえばそれは面白かったのですけれども、これはさすがに読了して少し落ち込んでしまいました…しかもこの主人公って実在人物ではありませんか。/幕末という時勢、それぞれの置かれた状況、もあったと思いますが、当時、こういう思いをした、あるいは、志半ばに死んでいった人々というのはとても多かったのかもしれません。明治維新、なんとなく、あっさり新時代に移行したような印象がありましたが、やはり、そこにはそういった人びとの思いがあったのだなぁと、これは実感する小説でありました。
★7 - コメント(0) - 2012年3月14日

幕末、米沢藩の雲井龍雄。情報の非対称ということなど思う。人は才能もあるが、性格で進む道が決まってしまうものかと考える。
- コメント(0) - 2012年3月6日

星4つ
- コメント(0) - 2009年3月5日

この作品ではじめて雲井龍雄という幕末の人物を知りました。
- コメント(0) - 2008年10月20日

★★★☆☆
★2 - コメント(0) - --/--

2007/02/14
- コメント(0) - --/--

今読んでいるみんな最新5件(4)

04/14:しろ
09/25:ヒデ

積読中のみんな最新5件(8)

08/31:まちゃ
02/13:古典厩
01/30:jun
12/05:dama
06/22:生駒

読みたいと思ったみんな最新5件(9)

11/10:ふくろう
09/19:Ecocker
雲奔る―小説・雲井竜雄 (文春文庫の 評価:37 感想・レビュー:14
ログイン新規登録(無料)