決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)
あらすじ・内容
あの日、日本で何が起こったか……
昭和20年8月14日正午から24時間の内に起きた出来事を埋もれていた資料をもとに再現。画期的ノンフィクション待望の文庫化

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決定版 日本のいちばん長い日はこんな本です

決定版 日本のいちばん長い日の感想・レビュー(1481)

★★★★☆キーワードは国体護持。若手将校の暴走を、命を懸けて止める中堅あるいはベテラン将校。若手の暴走?その若く純粋な心である大地に、滅私奉公忠君愛国の精神を植え付けたのはベテラン達である。若い精神を洗脳した罪は大きい。
★10 - コメント(0) - 3月22日

阿南陸相の自刃のシーンが強烈なインパクトでした。
★5 - コメント(0) - 3月20日

力作である。雑誌社出身のため文章は達筆。史実物として読むと少々筆が走り過ぎな所もあるが(陸軍の暴発の件は一寸項を割き過ぎな気がするしレトリックが過剰なところが随所に見られる)が読み応えは十分。 阿南惟幾を軸に話は終始するのだが、戦争を終え、新しい日本を産み落とす難産ぶりがよく伝わってくる。本著を読むと原爆投下はやむおえなかったのかなあと思わずにはいられない。
★13 - コメント(0) - 2月27日

★★★☆☆何となく読まなくてはならないと自分の中で思っていた本。終戦前日から8月15日正午の玉音放送までの時系列でまとめた本。陸軍の暴走などあり、すんなりとは玉音放送まで進まなかった事実を知った。現代人は本当に70年前の日本人と同じ人間なのだろうか?あまりの違いに衝撃を受けた。積読の昭和史はいつ読もうか?
★36 - コメント(0) - 2月26日

大きな歴史の転換点がよく理解できた。考えてみれば確かにそうだが、唐突に昭和天皇の玉音放送が勝手に流れるイメージを持ってたが、その前段にはこういう流れがあるに決まっている。
★9 - コメント(0) - 2月23日

終戦の前日から当日8月15日の玉音放送までの1日を1時間ごとの時系列で記述されたもの。無論、美化することには慎重にならないといけないが、大臣たちの苦悩、天皇陛下の決断、敗戦を認めない軍部下層からのクーデター、無条件降伏への道のりは予想以上に険しかったことがわかる。自刃する大臣や軍人が多かったのが衝撃的。よく言えば武士道精神にも通じる行為だが、むやみに命を放り出すことに私は疑問を感じる。苦しくても生きてこそ責任を取るのがリーダーであり、リーダーは戦争を繰り返さないことを考えるべきだと思う。
★31 - コメント(0) - 2月11日

ポツダム宣言~原爆~玉音放送。その間、日本の中央で起きていたことがノンフィクションで描かれています。 敗戦として終止符を打つ決断をめぐって、「史上最も長い一日」が時系列で濃密に記されており、凄まじいほどの緊迫感でした。 本土決戦か、降伏か。どちらの言い分も理解できた気がします。 『AUG.15,1945』。日本が平和主義国家として新たな歩みを始めた日。世界が平和でありますように。
★28 - コメント(0) - 2月7日

映画は観ていたけれど原作は初読だった。終戦を決意した鈴木首相ら和平派閣僚にも、もしかしたら健在の巨大官僚組織陸軍の長たる手前、強硬姿勢をとらなければならなかったのかもしれない阿南陸相にも、国体護持を錦の御旗に叛乱を企図した中堅将校たちにも、胸の痛むような同情を禁じ得ない。軍人の美意識には特に注意を払って読んだ。阿南らの自刃に冷たい言葉を投げつけられないどころか、立派だとすら思えてくるのが恐ろしくもある。彼らを説得しうる強靭な思想と世界観を、戦後は持っていないのだろうか。考え込むことが多かった。
★7 - コメント(0) - 2月2日

8月15日の宮城占拠事件をあまり知らなかったのでかなりとても面白く読めた。 8月15日は当時生きていた日本人のほとんどに大きな節目になった日だったと思う。そんな日は日本史上ないだろう。その意味で、タイトルが素晴らしい!また、臨場感があり、次々ページをめくってしまった。阿南陸相、青年将校など当時の人々の生き様に考えさせられた。
★8 - コメント(0) - 2月1日

⭐️⭐️⭐️
★1 - コメント(0) - 1月27日

感動しました。そしてとても悲しかった。終戦を目前にこのような事態があったこと、恥ずかしながら初めて知った。国民のためポツダム宣言を受け入れて戦争を終わらせたいという人々、降伏するくらいなら最後の最後まで戦って散りたいという人々、どちらの気持ちもわかる。どちらの人々も目的は日本という国を守ること、そして天皇陛下を守ることで共通しているのに、手段が正反対である。そしてどちらを選択しても後に待つものは地獄。私は叛逆に走った人たちの気持ちもよくわかるため、その人たちを責めることができない。戦争に正しいことはない。
★10 - コメント(0) - 1月22日

夢中で読みました。戦争を終結させるためにどれだけのパワーがいたことか。8月15日の玉音放送に籠められた和平移行への想い。 青年将校の国への忠義心は、徹底抗戦というクーデターになりました。混乱の中で終戦遂行に向かう人達の動きを追いながら、最後には自分も8月15日の正午に立ち合ったような気持ちになりました。
★10 - コメント(0) - 1月15日

戦争を知らない世代なのですが、映画を聞いて読んでみたいと思いました。 正義とは何かを考えさせられます! たった1分でも歯車が噛み合わなければ戦争はまだ続いていたのではないかと思います。
★15 - コメント(0) - 1月4日

太平洋戦争、そして第二次世界大戦最後の日となる8月15日を、時の日本政府はどのようにして定め、進めていったのかのドキュメンタリー。様々な人々の戦争の終わらせ方であり、いかにして敗戦を迎えるかを描いていく。その中で名誉と国体のために各々がせめぎ合い、すり合わせ、その外では終わりそのものを認められない血気盛んな陸軍の青年将校たちが最後の戦いを続けるべく蠢き続ける。国と組織と個人の落とし所はどこであるべきなのか。あまりに増幅してしまったエネルギーは、それを駆動させるものが枯れ果てようとしてもなお止めがたい。
★16 - コメント(0) - 2016年12月31日

史実かはわからないが、必然なのか、偶然なのか、何かが一つでもずれていれば8/15の終戦はなかったのかもしれない。そう感じる物語。敵がアメリカのうちに敗戦しなくてはならないという意見が印象に残っている。
★12 - コメント(0) - 2016年12月30日

終戦を告げる玉音放送までの一日を記すドキュメンタリー。濃密な時間の流れに読み進めていくのも息苦しくなる。いろいろな人間がいて、様々な考えがあるのが健全な社会というものだと思うが、終戦を肯定できない人たちがこんな行動を起こしていたのを知り、戦争の恐ろしさを改めて実感した。
★8 - コメント(0) - 2016年12月16日

MIC
太平洋戦争終結の玉音放送が流れた昭和20年8月15日正午までをその24時間前から振り返ったノンフィクション。陸軍の青年将校によるクーデター(未遂?)を中心に描いてます。こんな事件があったとは知らなかった。すごい緊張感。めっちゃ面白かった。
★12 - コメント(0) - 2016年12月1日

終戦決定から玉音放送までにこのような反乱があったとは知らなかった。終戦に賛成派も反対派も一途に国を思っているのに、日本人同士で争って犠牲者を出したり、ここまで生き抜いてきたのに自刃して果てた人がいたのが哀しい。武力で強行することや、命を捨てて責任を取ることに賛成はできないけれど、現代の議員などの堕落ぶりを考えると、彼らに尊敬の念を抱かずにはいられない。
★9 - コメント(0) - 2016年11月18日

面白かった。綿密に取材されたのだろうという事がよくわかる。今の感覚で言うと、陸軍の青年将校の暴走や大臣の切腹は理解出来ないけど、それだけに国の事を思う気持ちや日本人としての矜持の深さが伝わってくる。第二次世界大戦関連の本を読むと毎度思うのが、この人々の死の上にこの平和な日本があるのだなと思う。
★10 - コメント(0) - 2016年11月18日

⭐️⭐️⭐️⭐️半藤さんはまだ2冊目。70年前の玉音放送が流れるまでの敗戦日の前日からの一日を紐解いた本書。既得権益で膨らんだ軍部の中での常識と良識のせめぎ合い。最期まで足掻き続ける慣性の法則にも似た抑止不能な激情の発露の数々。全てを終わらせた指揮官の自刃の姿に触れ日本軍の解体が只事では無い大事業であった事が解りました。罷り間違えば沖縄同様の本土決戦も十分あり得た事実。戦後70年以上が経ち安全や平和は当然の権利と思っている自分は恒久の平和を心から願う気持ちが明らかに不足していた事を思い知りました。
★268 - コメント(1) - 2016年11月14日

映画をみて読んだ。なるほど、陸軍の青年将校を抑える阿南大臣、、、なかなか
★7 - コメント(0) - 2016年11月7日

映画を見て手に取りました。結末は誰でも分かっている題材だけに、降伏という意思決定の難しさ、負けを受け入れるまでの葛藤が、よく伝わります。ただ、個人や組織ではなく、国家の敗北というのは、今の時代には中々理解し難い面があります。
★5 - コメント(0) - 2016年10月22日

戦争するとはどういうことか、そして敗戦とは何かを胸に突きつけてくる。玉音放送の裏側にあった危機一発の事態。日本の運命は全く変わっていたかもしれないと思うと背筋が寒くなった。そして、天皇の民を思う心と勇断に感動。日本にとっての天皇の存在の大きさを改めて実感。
★16 - コメント(0) - 2016年10月19日

ノンフィクションと思えない熱いドラマ。
★8 - コメント(0) - 2016年10月15日

玉音放送までにこんなにも多くの時間が起きてるとは知らなかった。とても勉強になったし、もっと勉強をする必要があると感じた。全員が全員の正義を持って動いていたことがわかる。
★8 - コメント(0) - 2016年10月14日

ポツダム宣言受諾が、 これだけ濃厚な一日だったんだと考えさせられる作品。 また、正義と正義がぶつかり合いどちらも間違っていない事に 登場人物達が悩まされている事が伝わった。 そして、阿南惟幾陸軍大臣の 「一死を以て大罪を謝し奉る」は他国にない 日本ならではだと感じた。
★8 - コメント(0) - 2016年10月11日

終戦に向けて鈴木貫太郎内閣が動く。泥沼化した太平洋戦争だが、本気で一億総玉砕を考える一部の陸軍将校とそれを抑え、天皇を守る人たち。歴史の本では戦局が悪化し、終戦の詔が出された、という普通に理解できる流れだけがあるが、その過程がすさまじい。皇居が一瞬なりとも占拠されクーデターが成功したかに思われた時間があったことも、そのクーデターのために多くの関係者が内部分裂し殺戮しあっていたことも知らなかった。それがほんの一日だけで過ぎ去っていたことは衝撃。読み終えたとき、玉音放送が流れたことは奇跡のように思われた。
★2 - コメント(0) - 2016年10月8日

終わらせ方、責任のとり方について深く考えさられる作品。もう一度読み返したい。
★10 - コメント(0) - 2016年10月2日

『…タエガタキヲタエ、シノビガタキヲシノビ…』ドラマ等で最も流れ観る機会多い玉音放送の一場面。あの雑音混じりの、幾度となく聞いてもその度ついじっと…平成に生きる私でさえも耳を傾けてしまう昭和天皇陛下のお言葉。あの言霊が生まれるまでの24時間を1時間ごとに区切って、また登場する関係者の顔写真や地図等も添えてあったので、その場面場面が頭に描きやすくあっという間に読んでしまいました。高い立場の人、そうでない人、熱い人、冷静な人…沢山の人達の想いがぎゅうとつまった作品でした。もっと深く知りたくなりました。
★10 - コメント(0) - 2016年9月24日

原稿もせずにこれを読んでいました。やはり陸軍の動きがメインになりますね。阿南陸相の心の動きは正味なところどこまでわかったものなのか、ではあるけど。うちが年取る頃にはこういった話も薄れてしまうんだろうなあ
★8 - コメント(0) - 2016年9月24日

ずいぶん長い時間をかけて読んだ。日本人として知っておきたい話が多々あり、大事にしたい一冊になった。
★12 - コメント(0) - 2016年9月15日

3度目読了
★9 - コメント(0) - 2016年9月11日

Kei
国体護持に対する日本の忠誠心が凄いとただひたすら感心する本。どうしてここまで出来るのか、いまの日本人には理解できないだろうな、、わたしも含め。ポツダム宣言は歴史の教科書に戦争が終わった一つの点としてしか書かれてないけど、国体護持のために抗戦し続けてきたのが当時の軍や日本人であったということも知っとかなければならない。
★21 - コメント(0) - 2016年9月10日

ポツダム宣言受諾、降伏、終戦。玉音放送によって全国民に敗戦が伝えられた8月15日正午。そこからまる1日さかのぼった14日正午からの長い長い1日が明らかになっていく。15日正午、玉音はつつがなく流れ「大日本帝国」は歴史の一部となったが、そこに至るまでの軍と政府と宮城に起こった諸々をほとんど知らずにきた。沖縄戦は既に多くの民間人の犠牲の上に終結し、廣島 長崎には原爆が投下され、末期の様相を呈した我が国を一番憂いていたのはいったい誰だったのか。戦争が終ったことに安堵したのは市井の人々だけではなかったはず。続く
★109 - コメント(1) - 2016年9月7日

政府がポツダム宣言を受け入れ、玉音放送により終戦を迎えるまでの一日が克明に描かれている。各々が信念を持ち、命をかけてそれを貫こうとする。どの場面も緊張感があり、一人ひとりの思いが心に迫ってくる。これがノンフィクションだということ。様々な思いが頭の中で渦を巻く。
★22 - コメント(0) - 2016年9月6日

戦争は始めるより終わらせる方が難しいということがよくわかった。この話に悪役はいないが人は死ぬ。正義の敵は正義。玉音放送は知っていたが、宮城事件はこの本で知った。こんなこともあったんだ。
★37 - コメント(0) - 2016年9月4日

天皇を守りアメリカと戦うための近衛師団が足下でニセ命令を使って反乱を起こし、日本軍同士が戦う。「正義」をこじらせた軍隊の恐ろしさがスゴイ。「戦争をやめる」にあたって、こんな綱渡り的な状況であったとは…。
★17 - コメント(1) - 2016年9月3日

速攻で再読。現在如何なる思想の持ち主であろうと、日本人として「この事実(日本のいちばん長い日)」を知っておくことは必要だと思いました。共感とか反感とかを越えて”ただ素直に知っておく”ことを切に感じています。
★21 - コメント(0) - 2016年9月3日

「24(米ドラマ、そうです彼のジャック・バウアーの件です)」仕立ての構成です(本書の方が先でしょうけど)。のっけのプロローグからガツンと来て、読み進めるにつれこれはまるでサスペンスドラマじゃないか!と錯覚しますが、ノンフィクションなんですよね、これは。いやはや驚愕しました。読後は歴史的瞬間に立ち会った錯覚に陥ります。
★143 - コメント(2) - 2016年9月3日

盆に映画(2015年)を観て、原作を読みたくなったので。群像劇であるから一人一人ドラマがあるが、阿南陸相は主人公の一人と呼んで差し支えないと思う。彼には日本がもう戦えないと分かっていたが、強硬な(狂信的な)陸軍の一部を抑える為に政治の表舞台で継戦を主張せざるを得なかった。しかしギリギリのところでポツダム宣言受諾を実現させ、承詔必謹を陸軍の殆どの人間に納得させた。また個人的には、聖断による戦争終結は帝国憲法中心の法制上問題が無かったのか、この点は不勉強であり疑問だ。他の論点も多々あるはずだが、再読後に回す。
★6 - コメント(0) - 2016年8月27日

決定版 日本のいちばん長い日の 評価:72 感想・レビュー:550
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