百番目の男 (文春文庫)

百番目の男の感想・レビュー(567)

こういう言葉遊びが多い本の和訳は苦労しますよね。「火星の人」も似た調子でしたが、訳出の苦労がしのばれます。ただ読者としてはこの訳の違和感を理解するまでに時間がかかります。 猟奇的なパターンは、出尽くしましたかね。正直、精神に問題のある人が物理的論理的な殺人をする、というのはちょっと信じられないです。解決方法も、ちょっと論理のJumpがあるみたいで。犯人のパターンはいろいろあると思うのですが、論理的(物的or精神的)証拠やりづめがある方が好みです
★7 - コメント(0) - 2月5日

カーソンライダーは精神病理・社会病理捜査班の刑事。ベテラン刑事のハリーが相棒。若さ故の思い込みの激しさや独善的行動が特徴で相棒やら読者をハラハラさせ引き摺り回す。その軽い語り口も結構イライラする。連続する首なし死体。そのある部分に刻まれた文字。手掛かりは多そうなのに杳として浮かび上がらない犯人像。嫉妬に狂う上司やらアル中の彼女やら別嬪の怪しい検死官やらこの手合いの小説には定番のもっと狂った兄ちゃんやら出てきてストレスが頂点に達した所から一気に転がり出す。その爽快感はお見事でした。先が楽しみなシリーズです。
★38 - コメント(0) - 1月31日

レビューの評価が大変良かったので期待したのですが、そもそも翻訳物が苦手なたちでこれを読むのは苦労しました。無駄な言葉のオンパレード。アメリカンジョークなのかなんなのか・・・。訳者さんももうちょいひねって訳してくれたらいいのに・・・これ直訳?!と感じてしまうほどアメリカンな文体。面白くなかったとは言いませんが、わざわざ買ってまでよまなくてもいいかな?と思う本でした。一応2作目もチャレンジしてみるつもりです。そこで続編を読み続けるか決めようかと。
★3 - コメント(0) - 1月25日

普通。あとがきにある衝撃は無かった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月16日

連続猟奇殺人+暗い過去のある爽やかな主人公の刑事+身内のサイコ殺人犯知恵袋。もうお決まりの設定だわー。w もっとグロくて闇を感じる小説の方が好み。(グロ苦手な人には充分グロいかもだけど) でも、首斬り猟奇連続殺人の動機がアホ過ぎて衝撃的。つーか、笑撃的。www シリーズ1作目。速攻で次に手を出したいと思うほどでもないので、2作目以降気が向いたら読もうかな。
★31 - コメント(5) - 2016年11月21日

±
初読ながら、続巻も暇なとき用に期待できる二転三転サイコサスペンスにして警察モノ。強いて言うなら映像化が前提すぎるのか、訳者との相性か、描写が緻密な部分に作家的狂気を窺えないのが物足りないくらいか。頼れる相棒ハリーにどんな役者がつくのかは楽しみ。
★6 - コメント(0) - 2016年11月6日

展開が早く面白くて一気読みしました。 主人公のライダーも恋人のアヴァも出てくる人が皆、完璧な人間ではなく問題を抱えながらも、やるべきことを頑張る姿勢が好きです。 またお気に入りのシリーズが増えました。
★7 - コメント(0) - 2016年10月30日

市警察の刑事コンビが首無し死体の謎を追うサイコサスペンス。このミス海外篇2006年6位。本の雑誌で批評を読んで楽しみにしていたものの、読むのにかなりの時間を要した。著者は広告畑から小説家へと転身した経歴を持ち、この本がデビュー作。経歴の問題か訳者の意訳なのかは不明だが、まわりくどい修辞表現があちこちに使われ、読みにくい。あれ必要?それと降って湧いた恋愛要素も必要?話の骨組自体は面白かったので、次作も機会があれば読んでみたい。
★6 - コメント(0) - 2016年10月29日

図書館。初読みの作家さん。相棒の名前がボッシュと同じハリーなので読んでいて妙な感じでした。
★12 - コメント(0) - 2016年10月15日

このミス海外篇2006年6位。翻訳ものにありがちな読みにくさがあったけれど,後半になると慣れてくるのでミステリ好きなら問題なし。この本はジャンルで言うとサイコサスペンスかな。最初の方で『羊たちの沈黙』を思わせる描写もあったし。登場人物がそれほど多くないけれど,最後まで犯人がわからなかった~。伏線がなかったような気がするのだけれど?
★55 - コメント(0) - 2016年10月15日

○ 連続首切り殺人を追うモビール市警刑事を主人公としたサイコ・サスペンス。事件の真相はちょっと拍子抜けだったけど、風光明媚なメキシコ湾沿いの都市を舞台に描かれる、相棒との友情、謎めいた女性たち、サイコな兄、市警内の権力抗争等の人間模様は読み応えがあった。比喩の多い文章も好み。
★5 - コメント(0) - 2016年9月23日

カーソン・ライダーシリーズ一作目。まぁ面白くないわけではないけど、やっぱりレクター博士が頭に浮かんでどうしようもない。シリーズの何作目かが評判良いようなのでシリーズを追ってみようと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年9月22日

うーむ。どこかで、読んだエピソードを散りばめて出来上がっているような印象が…。集中力が落ちているのかしら?修辞語が多くて、それを正直に訳しているのか、とても読みにくい文章に感じてしまった。
★1 - コメント(0) - 2016年9月8日

サイコはやっぱり翻訳ものだな、と思った本作、面白かったです。死体に残されたメッセージの残し方もすごければ、その理由もえげつない。ただ、とても話に引き付けるのが上手い書き方だ。プロローグでガッチリと心を掴まれました。途中カーソンの恋愛模様などが少し退屈だとは思ったが、連作のようなので、成る程、1巻目は仲間集めかと納得した。捜査に詰まった時のカーソンの奥の手も、中々いいですね。
★46 - コメント(0) - 2016年8月22日

海外ミステリーは慣れないのもあり、読むのにかなり時間がかかりました。登場人物もちょいちょい誰が誰かわからなくなるし。カーソンとハリーのコンビはハリーの支えあってのものだと思う。捜査の過程は中々進んでるように感じなかったけど、死体に刻まれた言葉の意外性には驚きのでした。個人的にはジェレミーが好きなので、他シリーズでも絡んで欲しい。
★6 - コメント(0) - 2016年8月4日

これはまた良くも悪くも斬新な作品(笑)読み友さんレビューでとにかく気になり、前情報無く読んだ。人名とその略称が結び付かず苦戦も、印象に残る人物いっぱい。言葉遊びやらの多用を原語でアメリカンジョークを感じられないのが残念…連続首なし死体に刻まれていた短くはないメッセージの謎。ラスト明らかになるその意味はもう口あんぐりで、眉ひそめ苦笑い…それでも不思議な魅力で一気読みだったので、続編楽しみにしてみたい♪
★84 - コメント(0) - 2016年8月1日

やっと読み終わった……………訳者さんが合わなかったのか例えが多すぎて更にその例えにもピンとこなくてとても入り込めなかったし半分も理解出来たのだろうかと言う残念な結果に…。おぼろげに解った内容や事件自体はブッ飛んでるので好みなのですが、これ続編読めるかな。もともと原作者が書いたものが訳者のファクターに通ってしまうのが嫌なので翻訳モノは避けてたのですが、やっぱり興味そそられる作品はあるので積極的に読みたいんだけど。こればっかりは相性なんだろうな。残念。
★4 - コメント(0) - 2016年7月31日

カーリイ初読み。読友さん達の「評判」から、どんな作品だろうと戦々恐々だったが、思いの外スルスルと読了した。グロいというより、えげつない描写がかなり登場するものの、それ以上に各人物の魅力の方が勝っている。特に少しずつ明かされる各人物の背景が蠱惑的。警察小説の体で物語は進むが、それはあくまでも素地であり、数々のエッセンスが惜しみなく注がれている。下手をすると、異臭を放つだけの「料理」になるところが、本作の場合は不思議な芳しさを漂わせ、読み手を魅了するのだ。シリーズ第一作のようなので、引き続き追いかけてみたい。
★76 - コメント(15) - 2016年7月13日

サイコサスペンス。首の切断され死体が連続して発見された。そしてその死体には奇妙な文字が刻まれていた。犯人の意図は…。久々に時間がかかった一冊でした。短い時間の読書で世界に入りきれず残念。シリーズの続きは時間のある時にします。
★12 - コメント(0) - 2016年6月22日

ストーリーとしては『羊達の沈黙』のような感じの作品です。 中盤の捜査の過程等は中だるみして、何となく物足りなさを感じた。 シリーズ物だけど、読み進めるかどうか悩みどころです。順番に読むか、飛ばして評価の高い作品だけ読むか、どうしようかな? 皆は、どうしているのかな?
★53 - コメント(3) - 2016年6月4日

そういえば"百番目の男"ってどういう意味だったっけ!?図書館に返しちゃった。ヤツのことで、それらしい一文があった気がするんだけど、文意を忘れた (;´д`)トホホ… 主人公と親密になった女性は、最後、必ず犯人に狙われる、の法則。あの女性検死官の上司に疑いが生じた瞬間が一番スリリングだった。
★4 - コメント(0) - 2016年5月22日

相棒がディスイズアメリカ。ムチャクチャな犯人もアメリカ。良くも悪くもアメリカを体現したようなアメリカンサイコ。ドーナツとポテチ食いながら読むのに最適だぜ!!
★5 - コメント(0) - 2016年4月23日

刑事カーソン・ライダーシリーズ第一段。 言葉遊びが独特で少し読み辛いかったけど、面白かった。 相棒のハリーやアル中の病理学者アヴァ、敵対する上司スクウィルなど、脇を固めるキャラクターが魅力的で、続編に大きな期待をさせられる。
★13 - コメント(0) - 2016年4月15日

いやぁ面白かった。しかし、時間が掛かってしまった。登場人物の名前がなかなか頭に入ってこないし、ちょっとした言い回しが多くて理解するのに暫く固まってしまったり、それでもなんとか読み終えました。1作目なのでこんなものかな?でも、ストーリーは面白い。次からはもっと読み易くなるのを期待しつつ、2作目へ突入!
★15 - コメント(0) - 2016年4月5日

訳者あとがきには「衝撃の真相」とあるが、伏線らしい伏線はあまりなく、意外性に驚くよりも少々呆然。ただ死体に刻まれた言葉の意味などは、ははぁと思わせられた。原文でなければ意味が通りにくい米語表現も多く、訳者は苦労しただろうなぁと苦笑。米南部のホワイト・トラッシュの排他的攻撃性や、人種・性差別などの描写、または警察組織内部の権力闘争が現場にもたらす混乱などは良かった。そしてアル中ヒロインのアヴァは素晴らしく魅力的だったように思う。というか、すごく好きなタイプだった(笑)。
★12 - コメント(0) - 2016年3月30日

なかなか衝撃的でした。
★5 - コメント(0) - 2016年3月18日

シリーズ1冊目。比喩の多い文章、言葉遊び、アメリカンジョークに苦戦しました。きっと原文で読むと面白さ倍増なんでしょうね。アメリカのドラマを見ているような文章です。サイコ殺人を専門とするカーソンとハリーのコンビが上司の圧力にも負けずに真相を探る。殺人の理由や被害者の選び方など新鮮でした。上司のやり方など、アメリカってこうなんだろうな。政治が全てなんだろうなぁと納得。登場人物たち、それぞれキャラがたっているので、シリーズ楽しみです。
★59 - コメント(0) - 2016年3月14日

キャラが特徴的だと思ったらシリーズなんですね。一作目から手に取れてラッキーでした。なにやらいろいろ詰め込んだような気がしながら、しかもそれほど読みやすいわけでもないのになんとなくどんどん読み進めていってしまいました。そして、思わず「う゛」とうっかり声が出ました…。こりゃ読み友さんたちの感想があーなるわけです。うん。なかなかです。さて、カーソンとハリーのコンビがとても良かったです。ジェレミーも大きな声では言えないけど好き。シリーズのこの先も評判がいいようですし是非読んでみたいです。
★73 - コメント(2) - 2016年3月9日

よく聞くタイトルだったので借りてみた! なんだろーなかなか頭に入ってこなかったけどそこそこ面白かった!他の作品も読んでみないと何とも言えないけど…
★4 - コメント(0) - 2016年3月5日

シリーズ物の第1作。舞台はアメリカ。前から気になっていた一冊。まず装丁と題名のイメージと違ったPOPに感じる主人公たちの会話に驚く。リアル用事で読むのに時間がかかってしまった。後半の以外な展開だとか、あっと驚く展開はなかったような...続編の評価が高いので気になります!
★37 - コメント(0) - 2016年2月28日

この本のレビューは、意外な真相と言われているが、実は登場人物一人一人が抱えている問題がドラマチックであることが読みごたえになっている。もちろん最大の問題はカーソンの過去だが、アルコール依存症や女性差別など弱味を持ちながら懸命に生きる人を応援する話だと思う。
★11 - コメント(0) - 2016年2月26日

真相はたまげた。首無し死体に刻まれた謎の文言、被害者の選別方法など散りばめらた謎の答えは面白かったし、事件の凄惨さやその真相が抱える重さを軽減するかのような、主人公コンビの軽快さが良かった。警察内部の政治に長けるが刑事としては無能な上司の横ヤリとか、検死局で出会った女性との恋模様とか、いわゆる「お約束」もたくさんあった。続編も読みたい。
★8 - コメント(0) - 2016年2月20日

軽薄な少年のような外見に、臆病で繊細な心理学者の魂を持つ主人公と、彼を蹴飛ばしながら支える保護者のような相棒(おとーちゃんのようだった)。マッチョの首なし死体から始まり、主人公の重い過去や、ヒロインのアルコール依存症や、息苦しいエピソードが並ぶけど、なぜか読みやすくて引き込まれる。…主人公もヒロインも、ドン底の状態から脱しようとするからだな。前向きな光を感じる。この作品は好きだ。すぐに次の巻を読みたくなる。そう忘れちゃいけない、主人公の、精神病院にいる兄の存在の強烈さも、あとを引くんだ。
★38 - コメント(1) - 2016年2月14日

読メで知った作家さんです。カーソンと相棒ハリーのやり取りが、呼びかけの通り兄弟のようで楽しかった。最初は誰がどんな人なのかわからず戸惑いつつ、最初に載っている主な登場人物を繰り返し確認しながら読み進め、後半はグイグイ引き込まれました。精神医学施設の患者と紹介されていたジェレミーの度々の登場に一番戸惑いましたが、後半に明かされるその理由に驚き。犯人が解った時点ではその人物が出ていた所を遡って読み返し。完全にスルーしてました。シリーズ物のようなので、次回作も楽しみです。
★18 - コメント(0) - 2016年2月4日

カーソン・ライダー刑事シリーズ①舞台はアラバマ州、モビール。連続放火殺人を解決し、刑事となったカーソンはハリーと二人PSIT(精神病理、社会病理捜査班)を担当する。公園で発見された首のない男性の下腹部には、奇妙な文字が刻まれていた。さらに同様の殺人が起こる。上司に疎まれながら、鋭い分析と行動力で核心に迫っていく二人だったが・・・。警察内部の権力闘争、新人アル中検死官との関係、カーソンの兄の特殊な力とその過去とは何か。
★33 - コメント(3) - 2016年2月2日

アメリカの警察ドラマの王道全部ブチ込みましたという設定だなぁ。凶悪事件に立ち向かう犯罪心理学に長けた捜査官と相棒のキャラクター設定といい、警察組織のパワーバランスの中で虐げられる歯がゆさといい、過去の鎖が現在まで伸びて縛っているジェレミーの存在といい、大事件の途中で捜査そっちのけで危機に陥った女性を救おうとする強引なロマンス展開といい、どこかで見たようなものの詰め合わせ的ではある。しかし、犯人が仕掛けた死体とメッセージの使い方がぶっ飛んでいて、こんな理由を思いついただけで作者の勝ち。
★43 - コメント(0) - 2016年2月1日

様々な手掛かりを散りばめ、定石を外し、読者を深淵の底に誘う。「僕」の語りに騙されるが、主人公は結構暴力的だ。タフで分別臭くないところが魅力だろう(笑)
★13 - コメント(0) - 2016年1月24日

下ネタ多めなので苦手な方はご注意。連続殺人事件、警察内のゴタゴタ、アル中病理学者との恋愛模様、自身の家族との確執と盛りだくさんなため、話があちこちに飛んで少しこんがらがる(^_^;) 解りづらい喩えやアメリカンジョークが多いので、ちょっと読みづらかった。カーソンよりもハリーに惹かれる(*´艸`*) デビュー作でこのホワイダニットってなんて勇者(笑)
★44 - コメント(10) - 2016年1月23日

頑張ったけれど1/2で挫折。首なしで下腹部に謎のメッセージを残す手口で起こる連続殺人事件を追うPSIT(精神病理、社会病理捜査班)の刑事、僕ことカーソンとハリー。署内での足の引っ張り合い、検死官、彼らの恋愛などが絡み展開していくのだが…描写がチョ~~回りくどいし、横道に逸れまくりでイライラした。最後まで読めばすべて伏線なのかもしれないが、原作のせいか訳のせいか、文章と相性が悪い。読んでいても頭に入らず苦痛でしかなかった。図書館本で後もつかえているので残念だけれど諦めることにした(T^T)
★19 - コメント(0) - 2016年1月18日

★★☆
- コメント(0) - 2016年1月18日

百番目の男の 評価:100 感想・レビュー:237
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