最後の息子 (文春文庫)

最後の息子 (文春文庫)
あらすじ・内容
爽快感200%、とってもキュートな青春小説!!
オカマと同棲して気楽な日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは……。とてもキュートな青春小説。文學界新人賞受賞作

あらすじ・内容をもっと見る
245ページ
2228登録

最後の息子を読んだ人はこんな本も読んでいます


最後の息子の感想・レビュー(1713)

Tak
デビュー作。表題作では閻魔ちゃんの一途な気持ちが心に染みた。「破片」はどうしようもない男と女の微妙な関係がツボ。「water」は青春期の少年の純粋なこころが懐かしかった。
★6 - コメント(0) - 2月8日

単行本は、ずっと以前に既読なんだけど、ほとんど覚えてなかった。表題作も、『破片』も良かった。『破片』は、『悪人』に通じる気味の悪さがあった。『Water』は青春小説にみえるが、印象的なセリフが(旅に出て、景色を見ない云々)好みだった。
★6 - コメント(0) - 1月23日

☆☆ ゲイの閻魔ちゃんと同棲する主人公。働かずに食べさせてもらっている。閻魔ちゃんのトークが面白い。
★2 - コメント(0) - 1月18日

最後の息子ってこういう意味だったのか。お互いを大切に思い合っている二人が愛おしくて可愛い。waterは王道青春小説!あ〜、もう一度高校生に戻って青春したくなる。当時はそれなりに人間関係に悩んだり将来のことを考えて悶々としたり勉強嫌だなーと思ったり、毎日が100%楽しいわけじゃ無いんだけど、後になってからあれは青春だったんだな〜て気付くんだよね。
★3 - コメント(0) - 1月17日

PPP
★★★☆☆:表題作を含む3編収録の内、好きなのは… 高校生最後の夏、懸命に打ち込む水泳部員を描いた『Water』。目前に近づく〈社会〉を前に、彼ら特有の狭い世界の中、まがりなりにも、幻想を抱いたり、幻滅して嘆いたり、一分一秒を喜怒哀楽に生きている姿が単純に清々しい。やっぱり〝十年後に戻りたくなる場所〟なのかな…。まさしく〈青春〉。
★11 - コメント(1) - 1月9日

「最後の息子」オカマと知り合いになりたい。「破片」はストーカーだ……怖い。「water」青春って甘酸っぱいな~
★4 - コメント(0) - 2016年12月25日

女と男の心模様って 随分違うのだという事をこの作者の作品からいつも感じさせられる^_^表題作の「最後の息子」この題名の理由が最後に判った(笑)この話の中ではゲイとして生きている閻魔ちゃんがお気に入りとなった^_^「破片」は全く女としての私の感性では理解不能でした。そして 一番のお気に入りは「Water」高校三年生の水泳部の若者達のキラキラ光る青春を見事に描いている。吉田さんの作品 二作目だが この歳になっても 男性を理解出来ていない私などには 良い作家さんかもしれません(≧∇≦)
★32 - コメント(0) - 2016年12月22日

どの作品も面白くてぐいぐい引き込まれますが、特に「破片」が好き。(読了感は極めて悪いです。)思うようにならない女性との関係にもんもんとしてる兄と、女性との距離がわからず、ストーカーとなってしまう弟。心に小さなガラスの破片が突き刺さったまま、大人になってしまった兄弟の話です。
★3 - コメント(0) - 2016年12月14日

タイトル作含め三編の短編集。吉田さんの抑制の効いた文章はやはり美しい。『最後の息子』がデビュー作なんですね。(『パーク・ライフ』がそうかと思ってました)冒頭とラストがオーバーラップする構成はとてもセンスのよさを感じました。『破片』では親子が海辺でおにぎりを食べるシーンが印象的。『Water』はキラキラした青春もので楽しめました。何か危うい感じとか、ネガティヴな、ゾクっとする内面性とか、暴発しそうな何かとか、そういうのを描くのがうまいなあと思います。
★23 - コメント(2) - 2016年12月2日

『破片』幼い頃の記憶がただの事実のように淡々と差し挟まれるところが宮本輝っぽい。『最後の息子』部屋の中にホチキスの針を飛ばしても許してくれるのは閻魔ちゃんだけだと思う。『Water』ほどよい熱量の青春小説。
★4 - コメント(0) - 2016年11月30日

閻魔ちゃんと とわに 仲良くね
★36 - コメント(1) - 2016年11月28日

デビュー作。三作からなる短編集。吉田さんが若かりし頃に書いた青春小説は、どれも甘酸っぱくて、熱苦しくもあり、自分達のあの頃を思い出させる。自分勝手が許されてしまうくらいに、キラキラした青春時代。でも吉田さんの描くそれは、少し残酷な部分もあり、あぁやっぱり吉田修一なんだと感じる。特に表題作の「最後の息子」が良かった。オカマの閻魔ちゃんと同棲する「ボク」の話だが、作中に幾度となく愛に対する深い言葉が登場し、メモしておきたいくらいだった。吉田修一という人は、どうしてこんな悟りを開いた様な表現ができるのだろうか。
★36 - コメント(0) - 2016年11月22日

この小説家の作品を読むたびに、「ああ、この人になりたい」と思う。この人のあるがままに世界を見る優しい眼がほしいと思う。同性愛者と悠々自適に暮らす主人公。しかしその様子は、全てを冷静に見つめてしまうという恋愛には似つかわしくない視点で語られる。でもその視点が、なんと言おうか、フェアネスとか、先に使った優しさにもつながっている気がする。後に殺人者について描ききる小説家の胆力の萌芽を存分に感じられる1冊。
★2 - コメント(0) - 2016年11月19日

「water」が最高。
- コメント(0) - 2016年11月11日

p48「ウェイターに無視された男を恋人に持っている閻魔ちゃんが、ひどく惨めな存在に思えた。」p223「坊主たちは今、将来戻りたくなる場所におるとぞ」他にもp66,p170あたりがなんかずーんと来た
★1 - コメント(0) - 2016年11月10日

sei
吉田修一のデビュー作。個人的には、「water」が一番好きかもしれない。キラキラした青春もので、犯罪小説が多くなってしまった吉田修一には珍しいテイスト。 あとは内容的に、作者本人の実体験が含まれているのかと思ってしまう部分があったり、と。
★1 - コメント(0) - 2016年11月7日

青春時代のワンシーン。
- コメント(0) - 2016年10月30日

青春小説かなぁ。嫌いでは無いけれど絶賛するわけでも無い。面白かったけどもう二度と読まないってくらいの本。
★9 - コメント(0) - 2016年10月15日

また未読本を本棚から引っ張り出してきた。短編が3つ収録されている。表題作の「ヒロイン」閻魔ちゃんがとても魅力的。主人公と一緒にビデオというフィルターをとおして物語を手繰ってゆく手法もしろかった。生きてることは切なく愛しいと思えてくる。「Water」はまぶしくてみずみずしくて懐かしくて、読んでいる間中、ドキドキが止まらなかった。高校時代ってそんなにまっすぐでキラキラしていたっけと振り返る。
★2 - コメント(0) - 2016年10月14日

中編3つ。お気に入りは水泳部の男子高生の青春を書いた話「Water」。「今から十年後にお前が戻りたくなる場所は、きっとこのバスの中ぞ!」バスの運転手の言葉が、青春をとうに過ぎた私に刺さる。わかる気がするわ〜。青春ってそういうことなんだよなぁ。☆3.5
★37 - コメント(0) - 2016年10月3日

☆☆☆
- コメント(0) - 2016年9月26日

“テレビで「女の自立」を叫ぶ討論会をやっていて多分父はこの番組に堪えられず…母も熱心に見ているとは思えない…「女もどんどん社会進出するべきだ」と叫ぶ声の中で母が苺を摘んで「なんか寄ってたかって私を馬鹿にしているみたい」…「女は家政婦じゃないんだ」と叫ぶ教授の声が録音…”←その教授、法政ですから田嶋陽子でしょう。Waterの省吾の百米自由形の泳ぐ姿に涙します。なんか自己投影していて状況が目に浮かんできます。ンでリオ五輪の競泳男子四百米メドレーリレーを思い起こしますね。5位に終わりましたが。なるほど青春です。
★39 - コメント(1) - 2016年9月23日

★★★★
- コメント(0) - 2016年9月19日

なるほど〜〜 それで最後の息子かぁ と妙に納得してしまった… ゲイでもやっぱりマザコンなんですかね 母と同じようなひとを求めてしまうものなんでしょうか? 死や暴力に関わる話ばかりだったせいかwaterの気持ちいい青春感がとても新鮮だった
★6 - コメント(1) - 2016年9月15日

閻魔ちゃんいい人、岳志こわい、「Water」がよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年9月11日

タイトル作の他、『破片』、『Water』が収録された短編集です。三篇とも趣きが随分と違いますが、共通するのは、現実に目を背けている人が登場することでしょうか。何気ない日常の風景に、ネガティブなものを投じると、忘れがたい物語に変じるから不思議です。特に、家族の中にネガティブさを持ち込まれると、居心地の悪さゆえに、かえって引き込まれてしまいます。著者のデビュー作『最後の息子』はオカマと同棲しているモラトリアム男を描いているのですが、『春、バーニーズ』で後日譚を読むことができます。こちらは映画にもなりました。
★56 - コメント(2) - 2016年9月11日

オカマの閻魔ちゃんと同棲中のぼくはビデオを撮り続ける。熱帯夜に殺された仲間の「大統領」の姿もある。どのシーンも中途半端なぼく。演じ続ける毎日。けれどもそこには現実があるわけで。でもそんな今に心地よさを感じた『最後の息子』、母親が亡くなって父と兄弟で出かけた海の回想と酒屋を継いだ弟のいる実家に盆に帰省した兄との数日間。女性への異常な執拗さを持つ弟に恐怖を感じた『破片』、甘酸っぱい青春物語。家族、異性、友情。水泳部の高校男子たちが悩み、成長していく姿が眩しい『Water』。3篇とも全く違った境遇で楽しめた。
★86 - コメント(1) - 2016年9月10日

予備知識なしでの読書。全く雰囲気の異なる短編3つなのに、共通してほのかにバイオレンスな雰囲気が漂う。物語中で破局はしないけど、ちと怖い。でも最後の「Water」はすがすがしくて好き。 ところでなんでこの本を読もうと思ったのか覚えてない…
★1 - コメント(0) - 2016年9月5日

Z
吉田修一の作品三作目だが、どれも作風違って驚く。この作品は青春小説集。三作収録で、表題作が、大学生の男が同性愛者と過ごす奇妙な生活、後二作が高校生の青春譚。シンプルな作風の最後の作品がよかったが、やっぱりデビュー当初の作品であまり読みごたえはなかった。
★8 - コメント(0) - 2016年8月12日

借り物。初の吉田修一作品。本のあらすじ読んで、「青春小説」って書いてたから、「へー、こんな話書くんだー」って思った。勝手に暗い話を書く人かと…。「Water」は確かに青春してて、面白かった。「最後の息子」も嫌いじゃなかった。けど、「破片」は少し恐かった。
★1 - コメント(0) - 2016年8月7日

作家のすべてはそのデビュー作につまっていると言う。吉田修一の場合、青春と暴力、そして異端という三つがキーワードであろうか。吉田修一のおもしろさは、横一線の若者たちを描きながら、そこに家族という縦糸をしっかり通し切るところだ。「最後の息子」という題名にも、そのあたりの作為を読み取ることができる。「water」は純度百パーセントの青春小説で、この暑い夏におすすめ。
★7 - コメント(0) - 2016年8月5日

読了
- コメント(0) - 2016年8月1日

オカマの閻魔ちゃんのヒモな「最後の息子」、長崎の兄弟「破片」、高校生水泳部員の青春を描く「water」の3編。表題作は余り好みでなく。破片はどこか心に残るものあり。waterは驚くほど真っ当な青春小説。友人・後輩・大人とのやり取りに見える距離感や、経験値不足による未熟さと純粋さ。セクシャルな物事へのどうしていいのか分からないアンコントローラブル感。あぁ、これぞ高校生男子だよなぁ、と。綺麗な所だけを切り取った青春物とは違う確かなリアルがあった。(性欲なさそーな男子が織り成す綺麗な話が嫌いな訳ではないです)
★24 - コメント(0) - 2016年7月29日

最後の息子だけ再読。放っておけないなあほんとにこの小説。って、初読のときも最初に言ってたな、私。閻魔ちゃんの「矛盾してるからオカマなのよ」とか、大統領の「俺さあ、誰かのことを好きになるだろ、そうしたら、そいつの唾が飲みたくなるんだ。だから、俺、異常なのかなぁ? でもさぁ、もしもだよ。正常な愛し方があるんなら、誰か教えて欲しいよ」とか、こんなにも人間らしい言葉の一つ一つが、放っておけない要因なんだと思う。哀しい。苦しい。でも悲恋小説だ、とかそういう定型的な文章は似合わないし見合わない。そういう小説なのです。
★3 - コメント(0) - 2016年7月18日

「water」は王道青春小説の感がある。三篇ともに人間の死が残し続ける不穏な雰囲気が露出するかしないかのラインで続く地方での日常生活が描かれている。お話として面白いのは、「water」で、例えばレポートの題材にできそうなのは、「最後の息子」かなーと思う。「破片」は掴みどころがなくもやもやする!
★5 - コメント(0) - 2016年7月17日

☆☆☆「最後の息子」オカマバーのママ閻魔ちゃんと同棲してるニートな僕は同性愛者ではない。延々とビデオ撮影してる様子が切ない。「破片」母親を天災で亡くし、家を改築していく弟と、それをただ見守るだけの父親。弟は女性に対して異様な執着を見せる。「water」高校生活最後の夏に水泳部で精一杯青春。どれも若者が主人公の話。waterはほんとキラッキラしてる。こういう男の子たちいいなぁ。今の時期に読んで良かった。
★6 - コメント(0) - 2016年7月14日

『最後の息子』ひねくれた奴が主人公のパターンかぁ、と思いつつ、最後だけ良かった。閻魔ちゃんは幸せを求めてた訳じゃなかった。『破片』よくわかんなかった。岳志の現実逃避はお母さんが亡くなったから?と、何となく思った。『Water』キラキラな青春小説。時々出てくる未来への目線が今を切り取っている気がする。とか思わせて、お母さんの病気が不吉への伏線なのかなぁ、なんて思うのは吉田修一だからと構えすぎだろうか。
★4 - コメント(0) - 2016年7月11日

オカマに食べさせてもらってホッチキスの針を飛ばしながら半日を過ごす。ただの貴族か。
★7 - コメント(0) - 2016年7月6日

横道与之助にひかれて吉田修一の本を2冊買ってしまった。『最後の息子』は、オカマバーのママと同棲し食わせてもらっている青年の話と他2話。天災で母親を亡くし、後に女性に対して異常に執着するようになった青年の話と水泳部に所属する多感な高校生の話。私には理解出来ない行動や悩みもあるけど、とれも『若さ』で清々しく思えて面白かった。
★3 - コメント(0) - 2016年7月3日

「Water」が良かった。青春120%って感じ。たまに、こういう話を読むのも精神的に必要かも。
★4 - コメント(0) - 2016年7月3日

最後の息子の 評価:70 感想・レビュー:446
ログイン新規登録(無料)