旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)
あらすじ・内容
グルメ・エッセイ ロシア風味
「食べるためにこそ生きる」がモットーの著者、初のグルメエッセイ集。ロシアでの変てこな缶詰から幻のトルコ蜜飴まで美味珍味満載

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旅行者の朝食の感想・レビュー(1161)

良本。米原さんのエッセイは相変わらず面白いし、特に世界を舞台にした食事ネタというのが最高。タイトルの意味は完全に勘違いをしていたから笑ってしまったけれど。わたしもハルヴァを食べてみたいのです。ソ連の政治家たちの政治思想と職への許容度が近いというのは面白い指摘だと思います。あと、山羊の乳のにおいが・・・
★2 - コメント(0) - 2月17日

もうお昼、お腹がすいて来た。何食べよう。ああ面白かった
★6 - コメント(0) - 2月14日

「トルコ蜜飴の版図」ハルヴァは求肥よりきな粉捻りに近いような気がする。大豆もナッツ類だし。「ジャガイモが根付くまで」ロシアでジャガイモが広まる迄の話だけで映画一本作れそう。「桃太郎の黍団子」子供の頃童話に出てくるぶどうしゅに憧れていた事を思い出した。お姫様が美味しそうに飲んでいるからジュースみたいな物だと思い続けていたので、ぶどうしゅ=ワインだと知った時には泣けた。「日の丸よりも日の丸弁当なのだ」読んだ後何故か戦場の上からお菓子をばらまく戦闘機を思い浮かべた。
★4 - コメント(0) - 2月11日

☆P190「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」。☆アンデスから持ち込まれたじゃがいもがヨーロッパで根付くために辿った大変な物語。絶対君主のピョートル大帝が命じても、庶民は聖書に載っていない、タネから発芽するのではなくクローン型の増殖をする、などと全く受け入れない。☆お菓子のハルヴァ。こんなにも食べたくさせるだなんて、米原さん、どうにかしてよ。
★3 - コメント(0) - 2月9日

読んでる途中でハルヴァをアマゾンのカートに入れました。商品紹介の欄に「米澤万里さんのウンタラカンタラ」とあり、みんな食べたくなるのね、と思いました。その国でしか食べられないものって良いですよね。東京にいると何でも食べられると思ってしまいがちだけど、現地の味と全然違うんだよ。私は食べるために生きてるタイプ。死ぬまでの食事の回数を計算して少ない!って思ったりする。
★18 - コメント(0) - 1月30日

料理に特化した通訳者のエッセイ集。食べることは、生活と密接にかかわりがある。人生のすべての出来事は、食べることと断絶していない。再読したい。
★4 - コメント(0) - 1月25日

交歓会で頂戴した本。TVのコメンテーターとしてよく観ていたし、幼少とはいえ自我が芽生えている年齢の時にチェコスロヴァキアに赴き、ロシア語で生活せざるを得なくなった体験が辛そうで、永いこと避けてきた米原万里の文章。そりゃ面白いでしょう。冒頭にくる、ロシア語通訳の心得が素晴らしい。ラテン語や古典ギリシャ語が混じるのがインテリの技とは。やはり印欧語だね。馬鈴薯を例に食に対するヒトの保守性を説き、新約聖書を混ぜながらロシア史を語り、よく知られた童話の意外な一面を紹介するあたり、芸が細かい。ソ連についてもチクっと。
★73 - コメント(0) - 1月24日

気になるのは何と言ってもハルヴァ!絶品のお菓子らしい。入手しにくそうなので一生食べる機会がないような気がするけど。 「食べるために生きる」のか、「生きるために食べる」のか…、残念ながら後者だけど、前者みたいな生き方がしてみたい。 しかし、それをやったら間違いなく家計破綻するし…。
★3 - コメント(0) - 1月15日

「おむすびコロリン」が自分の知ってる話と全然違う。主人公はおじいさんで、おむすびを食べてしまうのはネズミだと思うが。ここまで違うバージョンがあるのか。「冷凍白身魚の鉋屑」は食べてみたい!「叔父の遺言」もなんというか、泣き笑いの印象深さ。
★2 - コメント(0) - 1月14日

M77
「心優しく意思の強い人々はベジタリアンになるのだろう。ヒトラーもベジタリアンだった。」この一文の破壊力と言ったら! 他にも、ロシアを中心に食べ物に関する蘊蓄ガセネタその検証等々が語られる。米原万里の食のエッセイ。 チョウザメの腹のYKK、ウォトカとメンデレーエフ、ジャガイモ普及の苦労、憧れのトルコ蜜飴、ちびくろサンボの国籍、面白いネタが沢山だが一番気になったのは、妹ユリちゃんの子供の頃の話で、追悼本で語られていた幻の童話は実現していたらこんな雰囲気だったのかなとしんみりしてしまった。
★10 - コメント(1) - 2016年12月30日

私も食べることは好きですが、そんな「好き」は足元にも及ばないと痛感しました。実際の食事など拝見しなくても、これだけ食べ物由来の小噺が豊富なことは愛の証です。でなかったら、森羅万象を知り尽くしているのでしょう。ーー為になる知識がふんだんに盛り込まれていましたが、なぜか焼きついているのはロシアの洒落。欧米の洒落にはたいてい首をかしげますが、ごく自然に笑わされます。米原さんが選りすぐったからこそかもしれませんが。そうして、いろいろなところから選りすぐるセンスに感嘆です。バランス感覚を分けて欲しい。
★4 - コメント(0) - 2016年12月27日

初期の軽めのエッセイか。「夕食は敵にやれ。」というロシアの諺。トルコ蜜飴ーハルヴァをめぐる話等が印象に残る。ああ謎のハルヴァ、一度味見したいです。
★4 - コメント(0) - 2016年12月4日

食いしん坊が書くエッセイ。しかも米原さんならば、面白くない訳が無い。「グレーテルのかまど」でハルヴァを観てしまい、本棚から見つけ出しての再読です。
★12 - コメント(0) - 2016年11月29日

シンプルて歯切れがよくて、面白い文章。是非とも一緒に飲んでみたかった方(生きておられてもそんな機会はないような凄い方だけど…)。そんな人と語らえるのも、本の醍醐味か。
★8 - コメント(0) - 2016年11月17日

食ついてのエッセイ。話題はロシアに限らない。人の性格の保守性の度合いを測るのに、珍しい食べ物を口にするか否かで見る、という著者の意見には同感。この本で書かれていることで、実際にロシアに来てみて実感したのは、酸味のある黒パンについて。食欲増進効果が感じられるし、よく食べられている。また、母国の食の呪縛の強さについてもそうだと思った。かつて東南アジア某国に住んでいた時、半年ぶりに梅干と納豆を食べ、感激で落涙したことを思い出す。
★14 - コメント(2) - 2016年10月31日

【2016年74冊目】フィリピン留学のお供。旅行記と思いきや、世界中の食べ物に関するクスッと笑えるエッセイ集。ロシア語通訳ならではの、言葉の深みがあって面白かった。2006年に亡くなってるとは、残念。
★1 - コメント(0) - 2016年10月30日

ジャガイモなんざ、ほいほい昔から喰われていた野菜かと思いきや、「こんなモノ食べたら死ぬんやないか。お金貰っても食べとうない」と忌み嫌われていたなんて全くもって知らなかった。で、本当に金やるからいっぺん食ってみろみたいな感じに振る舞い、ようやく食べてもらえたなんて、とても苦労されたんですね。
★15 - コメント(0) - 2016年10月28日

ツバキ姫や舌禍(ぜっか)美人といった異名を持つ米原さんの食べることへの愛情溢れる抱腹絶倒本。知られざるジャガイモの歴史やキャビア横流し事件、アルプスの少女ハイジに出てくる山羊の乳、チビクロサンボの真実等、聞いたことのない話ばかり。驚きと笑いの連続で一気読みでした。「生きるためにこそ食べる」をまさに地でいった米原さん。もっと長生きして、更に面白い話しを書いて欲しかったなあ。
★57 - コメント(0) - 2016年10月25日

図書館でたまたま手にした本。諸外国の食文化がちりばめられ、グイグイ引き込まれました。なにも知らずにプラハの肉屋で鹿に出くわしたら、私は間違いなく腰抜かすわ~。
★6 - コメント(0) - 2016年10月25日

米原万里の4冊目。知らない食い物の話は、正直つまらなかった。それにしても、本人が昔食べたお菓子のついて、長年にわたって追いかける執念はおそれいりました。
★1 - コメント(0) - 2016年10月17日

万里さん、食の楽しみを分けあえて幸せです。
★2 - コメント(0) - 2016年10月14日

万里さまの食にまつわるエッセイ集。点子ちゃんとアントンに出てきたトルコみつあめが出てきた!あとおだんごぱんも!万里さまが幻のハルヴァについて執拗に調べているやつが一番面白かった。私も読みながら頭の中でどんな食べ物だか妄想がわいてわいて。きっと牛乳に合うおやつだと思うな。ハルヴァを取り上げたというグレーテルのかまどを見られなかったのが残念だ。本に出てきた謎のお菓子ってたくさんある。大草原の家シリーズの中だけでもきっと10個くらいある。みんなそうだよね?
★15 - コメント(0) - 2016年10月1日

夜中に読んではいけない一冊。筆者の飽くなき食への好奇心と歯に衣着せぬ生き生きとした筆致で様々な食べ物やそれに纏わるエピソードが魅力的に描かれている。 面白かったのはロシアの政治家と未知の料理へのチャレンジ精神について。 温かい優しさと切なさで印象に残ったのはバナナの叔父さんのエピソードだった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月30日

奥さんが米原万里が好きで、Kindleで気軽に読み進めた。食にこだわる人、いるいる。あのときのあの味が忘れられない、どうしてももう一度食べたい、そんな食べ物あるだろうか。食い意地が張っているのとは違う、それなりにプライドをもってひとつひとつの食事、その食材のルーツ、歴史と向き合ってい「いただいている」姿勢がなんとも共感する。しかし、ロシアってやっぱり変な国なんだな。。。
★3 - コメント(0) - 2016年9月24日

各旅行先での朝食について書かれているエッセイだと思って手にとったら大きく裏切られました。色んなジャンルの本があるけれど、料理について手にとったのは初めてかもしれない。みんな誰しも食事は必ずするが、ロシア、北欧圏ともなると文化が異なり、食事も大きく姿を変える。文章も軽妙で、まずいはずの鯉のフライがおいしそうに見えてしまった。ハイジのヤギのお乳、チビクロサンボはホットケーキを食べれたのか、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家など、懐かしく思いながらエッセイに惹きつけられた。
★5 - コメント(0) - 2016年9月23日

「食」にまつわるエッセイだが、文学や歴史についても米原さんがわかりやすく紐解いてくれるので、興味の幅が広がる。「ハイジが愛飲した山羊の乳」「サンボが食べた虎のバター入りホットケーキ」「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家」「大きな蕪」「かちかち山の狸汁」って本当はどんなのだろう?子供の頃に思ったかもしれない疑問をレポートしてくれている。「生きるために食べるタイプか、食べるために生きるタイプか」「美味しいものを食べて育つのと粗食で育つのとでは大人になった時、どちらが幸せか」などの議論も面白い。
★63 - コメント(0) - 2016年9月18日

米原万里さんの食にまつわるエッセイ。タイトルにもなっている、ソビエト時代の激マズ缶詰「旅行者の朝食」の話、西欧でじゃがいもを広めるために為政者が苦労した話、思い出のお菓子「ハルヴァ」の話など、どれも面白い!ハイジに出てくる山羊の乳はワキガの匂いがするのか〜(´Д` )ちょっとショック…。血液型よりも食事の仕方で人格がわかるというのも頷ける。私も美味しいものを食べるのが人生の楽しみの一つなので、「生きるために食べるのではなく、食べるために生きる」には激しく同感。積んである他のエッセイも読まなくては!
★44 - コメント(0) - 2016年9月13日

May
初万里さんです。読みやすく親しみやすい。大変面白く読ませてもらいました。私には長めのエッセイの方が楽しかったです。食にまつわるエピソードも面白かったのですが、同時通訳者の博学なこと、勉強しつづけなければならいこと、それもあらゆる分野を!ということに感心しました。すごいですね。
★5 - コメント(0) - 2016年9月10日

おもしろかったー!生きるために食べるのか、食べるために生きるのか。私もどっちかというと後者かも。「食」が人にとって、どれだけ重要かを思い知らされました。
★17 - コメント(0) - 2016年8月30日

タイトルの「旅行者の朝食」が長年気になっていたのですが、ようやく読んでみてびっくり。ソビエト時代のまずくて有名な缶詰の名前だったとは。強烈に印象に残ったのは、「ハイジが愛飲した山羊の乳」。「アルプスの少女ハイジ」の中でハイジが美味しと言っていた山羊の乳。ところが米原さんが現実に飲んでみたら・・・。「アルプスの少女ハイジ」自体もプラハの学校では五十カ国以上の子どもがいたにも関わらず、皆、聞いたことがなかったとは驚きです。もう亡くなられて10年にもなるんですね。
★46 - コメント(0) - 2016年8月20日

ハルヴァの項を読みたくなり、再読。ついでにケストナーも借りてきて、どこに書かれているか探してみた。 やっぱり米原万里の文章は、すっきりしていていい。
★4 - コメント(0) - 2016年8月12日

飯テロは万死に値する極悪非道な非人道的行為、覚えました。
★3 - コメント(0) - 2016年8月11日

キャビアにハルヴァにお菓子の家。チーズ入りの丸パンに神戸食い倒れ旅行と食べ物のにまつわるおもしろい話がたくさん出てきて幸せになれる本。「ロシアは今日も荒れ模様」の時より少し悲観的な感じも受けたけど、経年による変化につきあうのも同じ作者の本につきあう楽しみなのかなという気がする。森首相を引き合いに自民党政権にうんざりしてると書いた米原さんは2006年に亡くなったわけで、もし存命で民主党政権下の日本と東日本大震災を見ていたらどんな文章を書いたんだろうと、読んでみたかったなと思う。
★12 - コメント(0) - 2016年7月28日

よく食べるなあ!自分もよく食べるほうだけれど、神戸異人館めぐりのエピソードはそれこそ唖然呆然愕然だ。外国には4つしか行ったことない自分だけど、ロクムを知ってる。何度か食べたことあるのは、このエッセイ当時と比べてより一層(少なくともモノの)世界が狭まったからだろうかねえ。今も生きててなにか言ってほしかったなあ、というのが惜しい。
★8 - コメント(0) - 2016年7月25日

仕事がロシア関係なのとグルメに関することは好きなので最後まで読めたけど。こちらも“笑えるエッセイ15”みたいなところからトライ。笑えるところ無く読み終えました。自分的には興味深いトリビアが多かったけど、そんなのを期待していたわけではなく、吹き出して笑いたかった。あんなサイトに同列で紹介するなんて、本自体にも読む側にも迷惑。もはや“嫌がらせ”ですな。生活が上流っぽく伝えてたり、神戸でのディナーはおろかランチでさえ軽く万超えの価格が平気なのには嫌味を感じました。あら皮より美味いステーキはいくらでもあるはず。
★3 - コメント(0) - 2016年7月24日

久々に、読みながらよだれが出たり、食べたい!と悶える食エッセイに出会えました。
★13 - コメント(0) - 2016年7月12日

食のエッセイだけど、そこから色々波及していって、美味しそうだけでなく興味深かった。
★2 - コメント(0) - 2016年7月7日

ダイナミックな食べ方は性格に正比例。食べるために生きた筆者の楽しいエッセイです。
★3 - コメント(0) - 2016年7月4日

大好きな米原さんの食にまつわるエッセイ。米原さんはほんとに食べることが好きなんだというのが、しみじみ伝わってくる。チェコで暮らした小学生時代に、おにぎりが恋しくて自分が日本人であることを自覚したり、同級生からもらったお菓子について、ずっと覚えていただけでなく、大人になってもいろいろ調べたり・・。興味のあることをとことん突き詰める姿勢が米原さんらしいなと思う。博識で洞察が深く、ユーモアあふれる米原さんの新作がもう読めないことが残念だけど、彼女がいつも無駄なく人生を楽しんでいたことがわかるエッセイだった。
★6 - コメント(0) - 2016年6月28日

没後10年ということで、初めて読んでみました。食べ物に関連したエッセイで、著者らしく取り上げるものがワールドワイド。聞いたことのないような食べ物も紹介されてました。特にハルヴァへの執着が凄い……そんなに美味しいなら食べてみたいぞ。古い文献を参考にしたり食への探求心が素晴らしい。ちびくろサンボのホットケーキや桃太郎のきび団子を考察しているあたりも面白かった。私も米原さんと同じ「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」タイプの人間なので、楽しく読むことができました。
★46 - コメント(0) - 2016年6月22日

旅行者の朝食の 評価:82 感想・レビュー:406
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