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三面記事小説 (文春文庫 か 32-7)

感想・レビュー
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巨峰
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角田さんの短編小説集、ところどころ毒があり、その割にはすんなり読めるのだけど、実話ベースと考えたら結構怖い。そこが凡百の作家じゃなくて、自分なら・・・と考えてしまうのがちょっと嫌な感じ。でも、そうならないわけでもないなあと
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ぱめ
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実際に起こった事件の三面記事が掲載されているのが面白い。その背景にどんな物語があったのか想像された短編集。この記事からこんな展開が生まれるのかと驚いた。不倫相手の妻の殺害を依頼する2作目が1番引き込まれた。
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TAKA
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ここに描かれた事件は誰にでも起きる可能性があるものばかり。最後の「光の川」なんて高齢化社会の闇をつく見本のようなもの。行政なんてなんの当てにもならないですからね。当てにできるものは金と気力のみだと思う。事件で真っ先に疑うのは身内っていうくらいに家族なんて上辺だけの脆い絆になり得るんだなあと思いましたね。
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M
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実際の記事がそれぞれの短編の扉にあるので、本当に事件の裏にこんな物語があったのではないかと思ってしまう。どれも暗い気持ちになるばかりで、ほぼ救いがないのが辛い。最後の「光の川」は誰にでも起こりうるのがまた怖くて、読後感が非常に良くないですね…。
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Kーazuki
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角田光代さんはすごいな。新聞の小さな記事。読んでいてスルーしてしまうような記事から人間関係やその人の心情などを想像して小説にしている。読んでいてなんで?と思うこともありましたが、登場する人に共感してしまうのもありました。最後の「光の川」は、高齢化社会と介護することで様々なことを犠牲にして生きていかなければならない社会のあり方に不安とやるせ無い気持ちになってしまった。
0255文字
きいたん
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ネタバレすごい。ありふれた三面記事からこんなに発想が膨らむなんて。これこそが作家を作家たらしめる想像力なのだろう。6つの短編のほとんどの主人公が自己中心的で短絡的で視野狭窄に陥っている。もちろんこの物語は想像にすぎず、三面記事の事実とは違うものだろう。しかし犯罪を犯す人は、この小説と同様、やはり短絡的で視野狭窄に陥った結果、犯罪を犯すのだ。ただ最後の『光の川』は、追いつめられるに至った経緯も犯罪を犯した理由もどうしようもなく悲しかった。だが、母の娘への態度が招いた結果とも言えるか。6編全て救いようのない話だった。
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dynabook77
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角田先生が事件記事に触発されてうみだした六本の短編(裏表紙引用)。 作家の創造力には感服するわー😳 どれも事件の真実はこうだったのではと思わせる内容だし被疑者が罪を犯した(犯さざるを得ない)理由がリアルすぎで。 特に「ゆうべの花火」は強烈な印象だった。
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chun
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毎日のように新聞で見る三面記事。実際の事件を背景に想像で描かれる短篇集。事実だけを伝えるニュースをいつも聞き流しているけれど、実はこんな風に色々なドラマがあるのかもしれない。親子、夫婦、姉妹など身近な人に対するどこかもどかしく複雑な気持ちがひしひしと伝わる。想像でこんな小説を…作家さんってやっぱりすごい。
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Yasunori Hosokawa
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実際にあったいわゆる三面記事をモデルにして描かれる6つの短編。週刊新潮で昔から連載されてる『黒い報告書』を思わせますが、必ずしも男女問題だけではなくて、親子兄弟など親密な人間関係が、親密であるが故に引き出す狂気を、ああなるほどそうだったのか、と読者に感じさせてしまう形で描写されます。こういうの本当に角田光代は上手いなぁ、このままこれシリーズ化して続けてくれないかな、と感じてしまった一冊でした。
Yasunori Hosokawa

あとこれ読んで思ったのは、凶悪犯罪的なものはやはり人間関係が濃いところに発生しやすいのだなと。一方で現実社会では凶悪犯罪は減り続けていて、以前警察庁の人だったと思いますが、そういった統計の発表時に減った理由を聞かれて「ネットなどで人間関係が希薄になったからではないか」と言っていた記憶があります。そういう意味では他人を憎悪することが少なくなった、というより憎悪すらできない社会になりつつあるのかもしれません。

05/18 09:58
Yasunori Hosokawa

一応冒頭に例によってこの小説は「フィクションであり事実とは異なる」と書いてあるわけですが、作者は事件の取材的なことはやっているのだろうか。いつも読んでいて気になってしまうのですが、どこかにそういったインタビュー、あるいはエッセイのようなものないでしょうかね。どうも事情を知ってて書いてるような気がしてしまう(笑)。

05/18 09:59
3件のコメントを全て見る
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栞*Shiori
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誰もが転がり落ちるかもしれない、三面記事の世界。誰が見るんだこんなんと思うような記事からここまで発想を広げて物語を描き出す作者の想像力と感受性に舌を巻きました。どれも強烈でしたが、個人的に一番印象に残ったのは疑似恋愛関係をしているふたりの女子中学生を描いた「永遠の花園」。独身者が増えた現代社会ならではというか。「女の嫉妬」って言われると男女の恋愛関係を連想されがちですが、女性作家だから書ける「女の嫉妬」を全面に押し出していて最高に気持ちいい。他の感想とは毛色が違うかもしれませんが、とても面白かったです。
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AO ao
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短編集だったのでとても読みやすかった。三面記事を読みとく、隠された真実という感じでフィクションだけどリアリティ溢れる展開だった。引き込まれたしゾッとした。
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cafe_love
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途中で挫折。角田光代さんは好きな作家さんだが、これは面白く読めず。ガッカリ。
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尾白
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新年早々に接する内容ではなかった…
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愛犬家さん 読書家さん
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☆4
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TOO
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ネタバレ実際にあった事件に着想を得た短編集。あんなに短い三面記事からこれほどまで想像を広げて物語に出来るのはすごい。全部悲しい事件がもとになっているから、結末はもちろん悲しい。全ての事件の原因は、夫、妹、親友などに精神的に依存し、執着してしまって、ほかのことに目を向けられなくなっていること、というような描かれ方だったように思う。確かにそうかもな、こんな事件にはならなくとも、依存していいことは何もない。
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十六夜
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これは小説だけれど、現実でもきっと、どんな事件にも、当事者にとっては複雑でどうしようもない事情が絡み合っているんだろうなと感じる。私に、私の大事な人たちに起こらないことを願うばかり。
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オールド・ボリシェビク
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実際に起きた事件報道を作家が想像力によって再構築した短編集。妻の殺害をネット依頼した愛人や、男子高校生に淫行したとして逮捕された中年女、介護疲れで母親を殺した初老の男など、聞き覚えのある事件ばかりである。暗い。ひたすら暗い事件ばかりで読んでいると気が重くなってくるが、これもまた、現代日本というものなのだろうな。
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ぱんだ
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ネタバレめちゃくちゃ怖い小説六遍。どれも新聞に載っているような事件から角田さんが着想したもののよう。実際とは違うんだろうけど、こうなったらこういう事件を起こしてしまうかもしれない……という気持ちが手に取るようにわかって、本当に怖かった。房枝がずっと不倫されていて気づかないのも苦しかったし、不倫相手を失いたくなくて自分が壊れていく様子も、高校生の男の子に手を出してしまう女も、もうすべてが怖かった。ならないだろうけど、1%でもその気持ちがわかってしまうから、怖い。最終的に、さすが角田光代と唸りました。
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から
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角田さんらしく暗い。新聞の三面記事になるまでの小説。どの主人公も違う方法を見つけられたら、こんなことにならなかったのでは、と思ってしまうが、自分の身にもふりかかる可能性はゼロではないとも考えさせられる本でした。
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マーチャ
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実際の三面記事から書き綴られた短編。ちょっと不気味で未来を不安にさせる。特に最後の光の川は、介護の現実を描写していて、みにつまされる。 自分の子どもたちにこんな負担はかけられない。どうすれば良いんだろう?
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河合奈緒美
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ネタバレそれぞれが苦しくて逃げ出したい事情があって、他人事だとちょっと思えない事件ばかり。私は、仲良し姉妹の話が一番読んでて悲しかった。受験に成功した自分を嫉妬しているのかと思いきや、妹は普通に前に明るく進んで自分の世界を構築していた。それを知った姉のゆがんだ嫉妬。自分を信じてくれず、明るい妹とばかり盛り上がる両親どの事件もどうすれば良かったのかな?と思うけど、簡単に解決出来なかったから事件になった訳で。人の心の闇は永遠なんだよな、及ばずながら戦い続けるしかないんだよね・・・・って正直な感想。
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せりかぱら
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ネットで殺害委託して、殺害が起きず、詐欺を警察に訴える、、そんな事件があったかも。 切ない内容ばかりながら、身近で、共感できるものもあり、考えながら読みました。
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アサイ
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誰も幸せにならないのが読んでいて苦しいし、どちらかというと登場人物には嫌悪感の方が大きいし決して読後感はよろしくない。ただ、一番最後「光の川」は主人公が可哀想すぎて悲しくなった。
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波のうねうね
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社会面の雑多な記事の向こう側にあるかもしれない世界。単行本の発売が2007年、最後に入ってる話『光の川』の元となった事件が2006年、登場人物の輝男にあたる人が亡くなったのが2014年ころ。
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sig05010426
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暗い。特に得るものなく途中で中断
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けんけん
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日常的に“何でこんな事件が起こるんやろ?“とか“えーーーっ、これめっちゃ近所やん!“程度で通り過ぎる三面記事。そこにはいつ、どこで、だれがどうしたと少しばかりの動機が語られているに過ぎない。視点を内側に向けた興味深い小説でページをめくるスピードも徐々に速くなったのを実感して読了。
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あんこ
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実際の事件を基にした短編集。 最後の「光の川」は読んでいて胸が苦しくなった。 実際の事件もとても悲しく深く考えさせられるものだった。
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まつこ
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短編集。新聞の三面記事から、こんなに想像が膨らむんですね。確かに真実は色々な背景があるんだろうな…。女子中学生が事件を起こす「永遠の花園」は、実際どうだったのか気になります。
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キクラゲ
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5
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juneberry
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いつの間にか人が何かに執着するような、視野がひとつのことだけになってしまうようなところが、短編集の共通点のように感じられた。プラス面というよりマイナス面で一つのことに固執することの怖さを伝えてくれた。興味深さの中に怖さもあり、心に重さを感じる内容だった。
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Ooka
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身近なテーマだが内容は重い。ありふれた日常描写がゆえに一行、一句に力量を感じる。
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mamaron
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新聞の三面記事から発想を膨らませて書いた小説。事件の裏側を覗き見るようで面白かったが、最後の「光の川」は怖かった。他人事ではない、認知症、介護と誰にでも起こりうる事でこうして追い詰められていくのかと胸が痛くなった。
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ダンゴムシおじさん
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ネタバレ殺人や犯罪はある日、善人が悪人になって起こすものではなく、日常の延長で起こすものだと感じた。まるで料理する、手を洗うとか日常レベルの行動。人と人との関係のバランスが少し変わっただけで、起きてしまう。登場人物達が共通していると感じたのは人に依存していること。共依存でバランスが取れていたものが少しでも割合が変わると、その関係を修復しようとして極端な行動に出る。それがたまたま犯罪行為というだけ
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OHモリ
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・新聞の三面記事の事件からインスパイアされて書かれたらしい短篇集。さすが角田さん、こんな記事を読んだら頭の中でドロドロした物語が次々と沸き起こって書けてしまうのでしょうか?小説を書くってそんな簡単なものではないだろうけど、そう思えてしまう。家族の関係性が小説の根っこにあるのは角田さんの小説のこれまた根っこでしょうね。そんな(どんなんやねん!)6つの短編集。詳細はblogに→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202303210000/
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mimomo
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ネタバレ実際に掲載された三面記事から角田さんが紡ぎだした短編集。本当にそんな事件だったんじゃないかと思わされ、息をひそめながら読み進めた。最後の「光の川」はつらくて切なくなった。でも、実際によくある話なのかも・・・読了後はやり切れない気持ちになった。
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みみ
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★★★☆☆
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こむぎ
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現実に起こった三面記事から、筆者の想像で幾つかのストーリーを紡ぎ出した小説。たった少しの文の新聞記事だけで、こんなに繊細に当人の心情を考えられる角田さんの想像力に圧倒されました。このストーリーが実際の出来事と似ているのか違うのかは分からないけれど、それでも描写の一つ一つが迫力があり、まるで自分の身に起こっているかのようでした。全ては事件なので、イヤミス的な終わり方はするけれど、淡々とニュースや記事で綴られる事実の中には伝えられることはない深く重い事実もあることを想像できました。
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choco
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安定の角田さん。三面記事に載るような6つの短編。最初連作かと思ったら違った。どれも日常に溢れていそうな、ちょっとしたきっかけで誰でも堕ちていくような事件。どれもほんの少しのタカが外れたら、共感できるような事件。「光の川」が一番ケースとして溢れてるだろうな。
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