あとこれ読んで思ったのは、凶悪犯罪的なものはやはり人間関係が濃いところに発生しやすいのだなと。一方で現実社会では凶悪犯罪は減り続けていて、以前警察庁の人だったと思いますが、そういった統計の発表時に減った理由を聞かれて「ネットなどで人間関係が希薄になったからではないか」と言っていた記憶があります。そういう意味では他人を憎悪することが少なくなった、というより憎悪すらできない社会になりつつあるのかもしれません。
一応冒頭に例によってこの小説は「フィクションであり事実とは異なる」と書いてあるわけですが、作者は事件の取材的なことはやっているのだろうか。いつも読んでいて気になってしまうのですが、どこかにそういったインタビュー、あるいはエッセイのようなものないでしょうかね。どうも事情を知ってて書いてるような気がしてしまう(笑)。
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