かなたの子 (文春文庫)

かなたの子 (文春文庫)
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かなたの子はこんな本です

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かなたの子の感想・レビュー(491)

☆☆
- コメント(0) - 3月3日

☆☆☆
- コメント(0) - 2月26日

表題作を含む8編の短編。角田さんにしては意外感ある怖い話の数々。何故このようなことになっているのか、一体何が起こっているのか、明確にされないままの話が不気味で後を引く。生と死、過去と現在、母と娘、それらが対立し、一つになり、入れ替わるところで生まれる異相。表題作の「かなたの子」とは、生まれる前に死んでしまい、ここではない遠くの場所にいる子。その死んだ子に会いにいく母親のイメージが鮮烈。
★60 - コメント(0) - 2月24日

夜中に読んだら凹みました。ふたつの物語がリンクして進む面白い形式の短編集。ギャーっていう大きな恐怖じゃなくて、日常にあるジワジワ来る恐怖。角田光代特有の読了後のスッキリしない感。でも癖になる。
★1 - コメント(0) - 1月2日

sui
短編集。出だしから怖い。あんな幼児体験をしたらトラウマ間違いなし。雰囲気に引きずり込む力が強い。ホラーというよりも、怖い民話という印象。でも、ただ薄気味悪く怖いだけの小説では終わらない。読み進めるにつれ、母と子の話が多くなる。読みながらずっと思い出していた。娘たちがお腹の中で動く時のあの不思議な心地良さ。でも昔の日本では、それを辛いと感じ、産まれてきてはいけないと願った母親も実際多くいたのだろう。その辛さは想像を絶する。角田さんの小説は、スルッと流れていかない。いつも私のどこかに引っ掛かる。
★22 - コメント(0) - 2016年10月25日

残酷で不気味な短編集。2つずつの短編が似たような主題で対になっている。土俗的でホラーテイストだったり、宗教や、生まれなかった子供への思いであったり、「闇」が詰まっていて息苦しい。
★5 - コメント(0) - 2016年10月12日

こういった不気味なテイストの良短編は大好物です。
- コメント(0) - 2016年10月10日

☆☆☆☆ 泉鏡花文学賞を受賞したのも納得の連作。即身成仏がおぞましいものに変容した「おみちゆき」、封印したい記憶を共有する「同窓会」、宗教に対して得体の知れない怖さを感じる「闇の梯子」「道理」、夢十夜にも重なる石による子殺し「前世」、亡くなった双子の視線が常にある「わたしとわたしではない女」、水子を求めてくけどを訪れる「かなたの子」、パワースポット登山のなか主人公の狂気が垣間見える「巡る」。角田光代の描く闇はどこまでも深く、彼岸はことのほか近い。
★37 - コメント(0) - 2016年9月21日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年9月14日

読みながら、何度も既読感を感じつつ。ググってみたらWOWOWでドラマ化されたようなので、それを観たのかな?角田さんがこういう小説を描いたことに驚き。単なるホラーと括って欲しくない、人間の心の真っ暗闇を覗き込むような短編集。【注意】閉所・暗所恐怖症の方は、絶対に読んではいけません。
★264 - コメント(6) - 2016年8月25日

独特の後味。ホラー、SFの要素あり、展開や何気ない言葉の運びにぷっと吹き出してしまうお笑いの要素あり。印象に残ったのは、おみちゆき、道理とタイトル忘れたけど、屋根裏部屋の話。おみちゆきみたいな風習どっかにあったのかな。私だったら鈴の代わりに聴こえたものを抱えていられないと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年8月14日

好みではない。なんか色々中途半端な感じで、で?え?と言う感じが強すぎて、半分でギブアップ。特に、どれもジワリとさせるような文章もなく、不気味さや怖さがすごく中途半端。
- コメント(0) - 2016年7月23日

現実とこの世でない何処か。境界は曖昧でどちらにも絶望や悲しみ怖れがあり、取り込まれる人がいる。主人公の立ち位置とか結局どうなったのか、解らないけど何となく解る様な気がする自分が少し怖かったりする。
★2 - コメント(0) - 2016年7月22日

今日の旅のお供本。「わからないから怖い」がたくさん詰まった短編集でした。相反するモノの明暗とも表裏とも受け取れる内容には、物語として結末していても終わりは見えず。奇妙な読後感です。
★3 - コメント(0) - 2016年7月19日

全体的に怖い印象。「おみちゆき」「道理」が印象的だった。全体的にどのような作品でまとめたのかいまいち掴めなかったけど、恐ろしさとか容赦なさとか、何か暗いもので統一されていた気がする。あんまり角田さんにない作品だった気がした。
★2 - コメント(0) - 2016年6月29日

角田光代さんの『かなたの子』を読了。いつもの現実に軸足を置いた作風とは異なり、民俗学寄りのアプローチをした短編集。
★2 - コメント(0) - 2016年6月18日

最も心に来たのは「前世」でした。間引きの話。他の話は、大人が勝手に自滅しているんで、あーそうですか、くらいの感想です。親が勝手に産んでるにも関わらず、その親から意図的に命を取られる何もわからない子どもというのは悲惨でしょう。それはやっちゃあいけないこと。と現代に生きる私だから思えるのかな。
★17 - コメント(0) - 2016年6月8日

昔から人々の間に言い伝えられている風習や民話を現代風にアレンジした短編集。私がイメージした角田さんの作品とは異なりホラー色が強い8作品。 2作品が対となっている。自分の犯した罪に追い込まれる恐怖だったり、子どもを失う母親の哀しみ、不倫を犯してしまい逆に破滅させられる恐怖だったりとても身につまされる短編集。
★79 - コメント(0) - 2016年5月25日

泉鏡花文学賞受賞作。2つの短編ごとにうっすらと包むテーマがある。書き分けながらも確かに感じる8つの世界を繋ぐ何か。。 死を包む暗く狭い闇。心の隙間に入り込む誘い。生命の連鎖。そしてかなたの子。 普段から信じていること、意識的にしろ無意識にしろ寄って立っているもの。それらの不確実性を実に鮮やかに描き出しながら読者を不安と恐怖に引きずり込む。 すごい。ありきたりな言葉でしか賛嘆できない自分がもどかしい。
★9 - コメント(0) - 2016年5月22日

とくに「闇の梯子」と「道理」が面白こわかった。なにやってんのー!元お寺になんて住んじゃだめでしょ‼︎だったり、暗闇もこわいけど異様な感じにぞわぞわした。道理、ではずーっと会っていなかった元カノがじぶんが過去に吐いた言葉にすがって忠実に生きていたところがこわい。だけどこうゆうことってある。振り向いてもらえなかった人に言われたことって今も覚えてる。「どうしてわたしじゃだめなのか」がそうさせる。だけど今もしそんな人がいたらこれを読んでほしい。なんだ他人の言葉なんてこんなものか、くだらねえ!と。
★3 - コメント(0) - 2016年5月20日

短編集。どのお話も不気味な空気が漂いドキドキしながら読んだ。中でも「おみちゆき」が印象的。他、「道理」や「かなたの子」もなんとも言えない怖さがあり面白かった。
★24 - コメント(0) - 2016年5月17日

とてもダークな短編、8編。目を開けると暗闇で何も見えなくてパニックになったり、何も思い出せなくて焦ったり。過去の忘れたいのに忘れられない自分の罪に苦しんだり、軽い気持ちで昔振った恋人に会って最初は楽しかったのに…とか。主人公たちののっぴきならない状況に、読んでいるこちらも否応もなく引き込まれて、追い詰められていくような気分になります。自分は絶対にそうはならないと思いたいですが、彼らだってそうなりたくてその状態になったわけではなく…最後まで救いがない話も多く読んでいてちょっと辛くなりました。
★17 - コメント(0) - 2016年5月14日

母になるわたしに自分の中にある危うさを再確認させた作品。人のじめっとした、生死に対する欲望に触れたような気がする。
★6 - コメント(0) - 2016年5月10日

土俗的なホラー短編集。どれもじっとり怖く嫌な気持ちになるが、かつてあったんだろうな、今もどこかであるんだろうな、と思わされる。いつもの角田さんとは全く違っていて、むしろ岩井志麻子−エロス、を薄めた感じかも。あそこまでの精神的ダメージはない。何かと問題になって映像化は難しそう。
★7 - コメント(0) - 2016年5月6日

短編。重く嫌な気分になる物語が多かったです。
★4 - コメント(0) - 2016年4月29日

ある時代の日本の土俗的な残酷さや、悲しみのお話でした。
★1 - コメント(0) - 2016年4月26日

昔から伝わる残酷で不気味で恐ろしい土俗的な話とそれを現代小説アレンジしたような短編集。「おみちゆき」と「同窓会」がペアーになっているが一番恐ろしく印象に残った。
★8 - コメント(0) - 2016年4月23日

電子書籍
- コメント(0) - 2016年4月17日

こわいこわい・・。ホラー民話っぽかった。角田さんは長編のほうが好みかもなぁ・・
★1 - コメント(0) - 2016年4月10日

人間て、怖い。みんな何からの洗脳を受けている。いいものもあればやばいものもあり。
★1 - コメント(0) - 2016年4月8日

評価も良いので期待しながら読み始めました。前半はじっとりとした暗い雰囲気といい、かなり私好みのホラー短編だったけど、途中から何か似たような話で先が読めてしまい、ちょっと飽きてきた…。個人的には『同窓会』がゾッとして一番怖かった。私の読解力不足のため、結末がよくわからなかった話もあったので、いずれ解読したい。
★19 - コメント(0) - 2016年3月12日

短編集で、日本の土俗的な湿り気を帯びたホラーが多い。近代化が進み、なかったことにされている闇の部分。自分の命もたくさんの選択の中から、ようやく繋がったものに過ぎない。現代は死は現実社会から遠くにある。少し前まで、こぼれ落ちた命はこんなにも多かった。
★9 - コメント(0) - 2016年3月8日

角田さんの今まで読んだものとは全く違う短編集。恐怖から現実ではないと意識しながら読み進めていったのに、次第にどこか、もしかしたらすぐ近くで起きていること、自分にも起こり得ることに思えて更に怖くなった。怖いのに、何故だろう、いつかまたこの本を読みたくなる気がする。不思議な魅力を感じました。
★19 - コメント(0) - 2016年3月6日

多分、おじいちゃんやおばあちゃんが子供だった頃…の時代で、読み書き算盤が出来るようになると学校へは行かないで、畑仕事をした人たち。村からほとんど出ることなく生活している人たち。閉鎖的で信じている事や絶対的な物への気持ちも強くて、、、ってもう怖いです。暗闇が怖いものという印象を受けるので、読んでる途中にトイレに行くのが怖かったです。短編なので、現代のお話もあり、違った世界も書かれていますがどれもゾクリとさせられます。でもページをめくる手が止められません。
★58 - コメント(0) - 2016年3月6日

読み終わってから、ぞくりとしました。角田光代さんってこういう作品も書かれるのですね。短編集なので、一つ一つ丁寧に読みました。とくに「同窓会」は切なかった。もし、あの時、誰かが大人に伝えていたら、失くさずに済んだ命だったのかもしれない。でも、子供ゆえ、怖くて誰も大人に言えなかったのでしょう。その後悔が、大人になっても残り同窓会は毎年開催されるが、誰もその話題は出さない。思い出したくないけど、忘れられないから。どの作品も読後、余韻が残るとても良い作品ばかりでした。
★55 - コメント(0) - 2016年3月4日

これまで読んだ角田さんの作品のイメージとだいぶ違ったのでびっくりしました。 少しホラーテイストの、背筋がすぅっ、と寒くなるような短編集。 日本独特の湿度の高い恐ろしさがにじみ出ている作品ばかりでした。 自分自身にこどもが生まれたばかりなので、特にこどもにまつわる悲しい話は胸が詰まるような思いでした。
★6 - コメント(0) - 2016年2月23日

最後が尻切れとんぼでどの短編もすっきりしない感じを受けた。謎や真相が判明する終わり方だと、もっと背筋が冷やっとするのになぁ。土俗的な話も怖いが、新興宗教的なニオイのする「道理」も気味が悪かった。
★28 - コメント(0) - 2016年2月21日

全8話からなる短編もの。短編の集まり自体が賞を受けた作品なのだからまとまりのある一つの作品になっているのだろう。解説に目を通せばその言わんとしていることが理解できるものと思っていたのだが、いやはやかなりの難物でありました。行間がギッシリ詰まっている印象があって丁寧に詠み進めていったんですが各偏に途中から確実に靄に覆われてしまって到達点が確認できず仕舞い。語りべの肉体、骨格が感じられたのは3編か? あの世とこの世の間に立ってとつとつと語る聞き手の対象は女性だったのかもしれません。小生は男。精進します。
★8 - コメント(0) - 2016年2月14日

いろいろな意味で衝撃的で新鮮だった。角田さん、こんな作品も書けちゃうんですね。(^_^;)『同窓会』『闇の梯子』怖かった。(;_;)『前世』『かなたの子』出産、子供に関することで、甘糟りり子さんの『産む、産まない、産めない』を読んだばかりだったので、いいタイミングでこの作品に出会えて良かった。角田さんの引き出しの多さに魅了されました。(*´ー`*)
★44 - コメント(0) - 2016年1月14日

こわい、と一言で終えられない。切なさや哀しさに、胸がえぐられるようだった。読み進めるにつれて、自分の存在や感覚が不確かになっていくようで、頭がぐらぐらとした。
★7 - コメント(0) - 2015年11月13日

かなたの子の 評価:82 感想・レビュー:189
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