星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫)

星々の舟 Voyage Through Starsの感想・レビュー(3221)

家族それぞれの目線からの連作短編集。それぞれが重いものを抱えていて、どの話も読んでいて辛かった。この作者の本は昔何冊か読んで好きだったが、この作品が直木賞か…という感じ。もっといい作品があった気がするなあ。慰安婦の日本語が朝鮮なまりではなくて中国なまりなので、そこで妙に冷めてしまった(笑)
★3 - コメント(0) - 3月21日

この作者は初体験でした。 のめりこんで一気に読んじゃいました。 どの話も深い・・・せつない・・・ みんな色々な思いを持ちながら生きているんだなと思いました。
★1 - コメント(0) - 3月20日

人の人生ひとりとひとりが抱えている誰にも言えない感情、荷物。心の中に抱えたまま人は生き、死んでいく。何かを残して死んでいけたら、それが後にのこる人間にとって良いものを与えられたら、そんな人生が歩めればいいなと思った。
★1 - コメント(0) - 3月10日

好きな作家なのに直木賞受賞作というだけでなんとなく腰が引けて手を出していなかった作品。ようやく読んだ。それだけで一本のお話が書けそうな最後の一遍を連作の一部として贅沢に使ったことで作品に奥行きが出たのかなぁ。ここまでではないにせよ、どの家もどの人もいろいろな過去や思いを抱えて生きている。どれも本人にしかわからない。自由で孤独。
★3 - コメント(0) - 3月9日

それぞれとても重い話。 ハッピーエンドではないけど、すこし明るい光は見えてくる。
★3 - コメント(0) - 3月6日

中々入り込めなかったのですが、最後まで読みきり、全体の物語を眺めてみると、不思議と良かったと思えました。 村上さんの作品は、なんとなくいつの間にか仕掛けに乗せられている感じもします。
★14 - コメント(0) - 3月2日

最近この作家にハマってます。
★2 - コメント(0) - 2月26日

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2013/04/post-ee73.html
★1 - コメント(0) - 2月25日

自分が苦手なタイプの本でしたが…最後がどんな終わり方なのか気になって、読み進めて行くうちにのめり込んでました。読んでる時は、とても辛くて、本を閉じたくなりました。「幸せと呼べぬ幸せ」これは、たくさんの事を経験した村山さんだからこそ、伝えられたのかもしれないと思いました。後書きで、話の本質がわかったように思います。死んでしまった人には、伝えられない。後悔してもどうしようもない。言葉の節々に、たくさんの気持ちがこもってると思いました。好きな事が出来る今の自分の生活に、感謝しなきゃダメですね。
★10 - コメント(0) - 2月24日

第129回直木賞。最終章の日本に対する捏造ヘイトスピーチのあまりの酷さに慄然とした。村山由佳のタチの悪いところは、この本を書いた頃は慰安婦問題というのは朝日新聞他と韓国の元慰安婦の老婆たちによる捏造ホラ話ということが既に証明されていたにも関わらず、無実と知りながら日本を罪に陥れた確信犯ということ。村山はあとがきで「自由が一番大事」と書いているが、無実の者にデタラメの罪をなすりつける自由などあるわけがない。奴隷狩りのようにさらわれた慰安婦、13歳の慰安婦etc、それらは全てウソである。→コメ欄に続く
★8 - コメント(10) - 2月14日

複雑な家庭環境である6人家族の一人一人の物語。 近親相姦・不倫・後妻等々、其々が抱える問題や葛藤を抱えながら、日常の小さい幸せを感じながら前向きに生きる様子は現実的な感覚を覚えます。 もっと感動出来るとおもってましたが・・・。
★9 - コメント(0) - 2月10日

うちに秘めてる言葉は家族ですら知らない。 最後の章は…だけ、趣変わったかな。
★6 - コメント(0) - 1月29日

★★★☆☆家族それぞれに人には言えない想いの恋愛をして、苦しんだりもがいたりしている。胸に詰まる想いが伝わってくる感じがしました。
★43 - コメント(0) - 1月28日

★★★☆☆ 近親相姦の話が根底にある長男の娘編まではよかった。父親編でいきなり反戦小説になってそっちじゃない!!!感が凄い。それまでの話と最終章がの繋がりが薄くてがっかり。どうせなら近親相姦事件の因果とからめてほしかった
★3 - コメント(0) - 1月24日

兄と妹の諦めきれない恋を胸に秘めて生活しているのを想像すると、胸が苦しくなりました。お母さんの優しい嘘には泣けました。幸せって人それぞれ…
★5 - コメント(0) - 1月23日

幸せは人それぞれ。自由は孤独。家族は家族。を教えられる本。最後の親父の語りでぐっとしまった良作。
★3 - コメント(0) - 1月22日

孫の話、読むのがキツかった。なかなかにハードな家族関係。
★5 - コメント(0) - 1月19日

家族一人一人にそれぞれの恋愛や苦しみがあり、それぞれが切なくて…人それぞれの幸せを見つけていくことが大切なんだと感じました。 また、自分と共感できる部分もありなんだか涙いっぱい、本当に面白かった
★5 - コメント(0) - 1月18日

久しぶりに、ちゃんと本を読んだ。のめり込んで、胸が締め付けられるような思いをしたり、優しい気持ちになってみたり。苦しい、哀しい、それこそ、何が幸せかわかんなくなりそうなくらい、募る思いがあって、逃げ出したくて、うまくいかなくて、世間からみたら歪んだ、もしかしたら汚れた、言えないようなことを胸に抱えたまま、それでも人は生きていくのね。 恋愛に関して、それは親に言えないようなことも多々あるし、事実自分の親が、また兄弟が、どういう人生を歩んでるか本当に全部は分からなくても家族っていうのはやっぱり特別なものね
★14 - コメント(0) - 1月18日

なんか読んだことあるような話だなあと思いながら読み進め、ただの恋愛小説かと思っていたところ、ハニのところで、読んだことあったわ!と気付きました。ようは、よくある恋愛小説なのかと思っていたところ、再読だったという。前半はあんまりでしたが、最後のお父さんの話はよかったです。周りからみれば、ただの不倫も当事者には「ただの」ではないのね。
★2 - コメント(0) - 1月15日

人々を乗せた何艘もの舟はお互いに近寄ったり離れたり、前に進まないときもあるかもしれない。積んでいる荷物の中身は自分以外誰も知らない。時には荷物が重すぎて水の中に沈めたくなるときも。多くの荷物を積んだ私の舟は私をずっと待っていてくれる人の所へ迷わずに連れて行ってくれるでしょうか?そんな事を考えさせる物語でした。
★4 - コメント(0) - 1月12日

禁断の恋から始まり不倫にレイプ、虐めに戦争と負の要素がたくさん家族の中に織り込まれている最後の話『名の木散る』は従軍慰安婦の話が出てきて、韓国で慰安婦像が置かれたとか問題になってたのでなんかとてもタイムリーな感じがしてテレビで騒がれてはいるけれど、実際どんな事が行われていたか?と言うのは詳しく知らなかったのでとても胸の痛む内容だった。
★8 - コメント(0) - 1月10日

人に勧められて読んだ本。星々とは家族一人ひとりのことだった。オムニバス形式だけど、違う小説を読むように一編一編、すべて味わいが違って興味深く読めた。
★4 - コメント(0) - 1月9日

よかったー。涙がでそうになるくらい、切なかった。暁、沙恵、美希、母、ひとりひとりの気持ちが痛いほどわかる。悲しい時ほど月は美しく見える。ひとつひとつの言葉が沁みる。とても、優しく美しい作品だった。
★4 - コメント(0) - 1月9日

各章の主人公が変わり、時間は順当に流れていく家族小説だった。現実にありえる家族の事情があり、長男から娘、孫、父親の視点へと移っていく。それぞれ自分の中で心に留めておくものがあって、家族には言えないことがあった。恋に関しても特別な関係であって、登場人物はみんな何かしらに苦しんでいた。その反面、僕はそんな恋もありだなと羨ましく思った時もあった。兄弟であるから恋愛してはいけない。人の夫だから恋愛してはいけない。社会的にはよくないことだが、それを体験できたと思う。
★11 - コメント(0) - 2016年12月25日

「雪虫」と「名の木散る」が心に残りました。村山由佳さんの作品は中学生の時から読んでいますが、この作品は大人の仕上がりでした。自分が思春期からおばさんになるまで読み続けて、村山さんの作品自体も年を重ねて変わっていく感じがあり、共に時を歩んでいる感覚があります。
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

幸せってなんだと読後に考えてしまう作品。傑作。どうしようもないことが多いなぁ、と辛い気持ちでいっぱいに。特に暁と沙恵の話と美珠の話。最後、暁のジッポを握りしめてたよね、沙恵さんやい。
★3 - コメント(0) - 2016年12月19日

成就しない恋愛話の連作短編集。諦めて、開き直って、チャンチヤン、ということで良いのかなぁ。
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

誰であっても、その人と家族を切り離すことはできない。【私】がどういう意味をもったとしても、【私が父と母の子ども】という事実は常に等号で結ばれる。そして、誰もが【私】という名でそれぞれの物語を生きている。交差する物語の中で、【私】たちは生きている。部屋を出て、家を出て、国を出て、そして今此処にある私。足掻いて、踠いて、棄てて、埋めて、遠ざけた。悩んで、迷って、探して、求めて、諦めて、拾って、見つけて、抱きしめる。無駄なものはなかったな。無駄にしてこなかったな。あれもこれも、いつか全部ちゃあんと○になる。
★7 - コメント(0) - 2016年11月27日

考えさせられることもあったが今まで読んだ中で最低の本。特に沙恵と聡美の話は読み手に与える影響から簡単に扱ってはいけないテーマ。さらに最後の話は感動するいい話っぽく終わらせてるのがムカつく。私すごいでしょ?という作者のおごりしか感じられない。大っ嫌い。気分悪い。
★1 - コメント(0) - 2016年11月18日

家族のすれ違いや蟠りから、やがて舞台は戦争の記憶にまで遡る。「叶えられない想い」を軸に、登場人物一人一人の生き方が描かれる。日常に散りばめられている、誰しも覚えのあるような何気ない風景や仕草の描写に、ハッとさせられる場面が多かった。必ずしも大団円というわけでなく、それぞれが痛みを抱えながら「それでも生きていく」、というような余韻の残るラストに、力強さを感じた。
★3 - コメント(0) - 2016年11月13日

苦しく切ない場面が何度もあったが、人生を渡っていくとは大変なことなんだと学びました。こんなにそれぞれ抱えてる家族って…うち、のんきだな。[ばかだねえ、そういうのが男の人の可愛いとこじゃないの]って 懐が深い。あやかりたいな。
★7 - コメント(0) - 2016年11月13日

UK
禁断の兄妹の恋を軸に家族それぞれの生き様をじっくり描く連作短編集。繊細な描写としっかりとした骨太の人物像とが相まって読み応えのある小説となっている。ふう、ようやく著者の人物像と書き物が違和感なく溶け合ってきた。なかなかいいんじゃない。もう少し読んでみよう。
★31 - コメント(0) - 2016年11月13日

禁断の恋って響きはそそられるけれど、実際現実になれば身も心も壊れていくだろうと。3世代家族のそれぞれ違う愛の形がどれも切ない。「自由と孤独」永遠のテーマなのかもしれない。
★7 - コメント(0) - 2016年11月5日

★★☆☆☆ 家族の繋がりとは何なのだろうか。湖に、星のように点々と浮かぶ彼らの舟は、違う方向を向いている。禁断の恋、レイプ、不倫、中絶、いじめなど、決して気分の良いとは言い難い話が続く。読みながら眉間に皺が寄ってしまうシーンもしばしばあったが、ラストの暁のセリフと不器用な顔の歪みが美しかった。
★12 - コメント(0) - 2016年11月4日

疲れた。人間の業の話かなと思った。家族それぞれの視点で描いてるのは『空中庭園』と似た感じ。小説としてはこちらのほうが好き。リーダビリティ高いから気合いいれなくても読めるんだけど、読み進めてくうちにいつの間にか体力削られてるような、そんな感じ。
★8 - コメント(0) - 2016年10月27日

作者の村山由佳さんは、あとがきで「兄妹の禁断の恋、不倫、いじめ、戦争を書いても、どこか一条の光が射すような終わりかたを心掛けたつもりでいる」と語っている。読む中で苦しくなる場面が多くあるが、渦中にいるその人がどんな形で人生に影響を及ぼしているのかを垣間見る事ができた。孤独になり、独りで立つ人は本当の意味で他人に関わる事ができるのではないか。このメッセージを受けとると、〈幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない>という事も理解できた。心が解放され、ありのままの自分で良いと納得したら、勇気が沸いてくるのだろう
★27 - コメント(0) - 2016年10月14日

家族一人一人の恋のお話。お日様の下ではなく夜の恋。闇の中に光る星に惹かれるように。小さく強く煌めく、赤く怪しく光る、星ではないが月の明るさもあるかも。みんな違ってみんないい…と言っていいのだろうか。
★6 - コメント(0) - 2016年10月14日

学校の先生にお借りして読んだ本。『雲の澪』がテストに出た。雲のってことは雨かなと思ったんだけど、調べてみたら澪には色々意味があるらしい。凛とした若々しさとか、和歌から転じてひたむきさとか、タイトルも含めて本ですね。『名の木散る』最後はすごかった。戦争を体験などしていないって言葉の印象にも感動、413ページ最後の当たり前っぽい疑問への返答も涙(なぜ誰も……)。
- コメント(0) - 2016年10月13日

家族それぞれの人生があって視点があって、納得いくこともいかないこともあるが、みんな繋がっているんだなあと。最後の方は許されぬ恋が薄まるくらい他の人が入ってきて、もうちょい長くてもいいなと思った。 時代設定も戦争のことを書こうと思ったらこうなるかって感じはあった。
★4 - コメント(0) - 2016年10月11日

星々の舟 Voyage Through Starsの 評価:82 感想・レビュー:687
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