ダブル・ファンタジー〈上〉 (文春文庫)

ダブル・ファンタジー〈上〉の感想・レビュー(1707)

読み始めてすぐに引き込まれた。こういう話を望んでいたのかもしれない。私はどうしても奈津と自分を重ねたがったし、もちろよくないとわかっっていながら、それでも自分もこんなふうに踏み外してしまいたいとさえ思った。私は書けるわけでもなければ結婚をしてるわけでもないし、そこまでお人好しでもないとは思うが、読んでる時の気持ち良さ、ぞくぞくする感覚が否定できない。決まった人がいるから、他の人に自分の身体を渡したら罪悪感で苛まれるうえ周りの目もあるから、様々理由をつけて自分を閉じ込めてるだけ、なのかもしれない
★6 - コメント(0) - 3月8日

当方40代。オトナの読む恋愛小説がなーい!と嘆いていたところ、出会ったのがこちら。結婚生活に不満はなく、夫は優しく甲斐甲斐しいが、それが苛立つ、束縛されているみたいに感じる(わかるわかる!)。刺激的な大人の男は、こっちが本気になるとすぐ邪険にしてくる(あるある!)。自宅のリビングで読むだけで背徳感にぞくぞくします。下巻が楽しみ。
★4 - コメント(0) - 3月3日

そういえば私は下ネタ苦手な人だったんだった。志澤との交わりは見ていられなくて読み飛ばしていました。どうしようもないな。メールや会話で男と女お互いの気持ちが絡まり洋服を脱ぐまでの過程に魅力を感じます。旦那の束縛は感情移入してしまい苛々しましたがここからこの二人がどう人間として折り合いをつけて成長していくのか、夫婦の十年という月日をどのようにけじめをつけていくのかが見物だな。主人公がどんな作品を生み出していくのかもワクワクしました。
★23 - コメント(0) - 2月17日

主人公の「対面ではおとなしく慎しみ深い普通の女性なのに、脚本を書かせるとキレッキレの毒を盛り込む」という造形がおおっと思った。日常的に口答えするタイプの女性は、勢いが強いだけで吐く毒自体は薄い(例外あり)。むしろ、普段は何を言われても笑顔でそらしてしまうタイプの人の方が、ときに偶然を装って即死級の猛毒を顔に塗りつけてきたり…村上春樹が何かの本で言ってた「頭の回転よりじっくり同じ思考を続ける知的体力の方が小説家に大事」か。こういう人はおそらく当座では発散させず、頭の中で思考を熟成させてるのだろう。
★2 - コメント(0) - 2月8日

んーです、人間は描いてあるが、エロなだけ?さあどうしあた
- コメント(0) - 1月17日

LL
感想は下巻で書きます。
- コメント(0) - 1月15日

評判の良い本だったので少し期待して読んでみたが、あまり面白いとは思わない。サクサク読めるので後半に期待してみる。 セクシュアリティは生き方そのものだから、切り離せない。でも切り離しても存在しているかのように見える。それも面白い。夫は新種のモラハラヒモ男かな?
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

志澤とのメールのやりとりを読むのが結構疲れた。個人的な好みになるが、志澤の俺様的なところが生理的に受け付けない。
★5 - コメント(0) - 2016年12月28日

鬱陶しい男と鬱陶しい女の鬱陶しい関係を包み隠さず語っている。女の人が(おそらく読者の多くは女性なのだろうが)どう感じるのだろうか。僕は夫の言動に、胸が痛くなる。自分の醜い部分を、ほら、おまえもこうなってるんだろ、と言われているみたいで。でも多かれ少なかれ、男女というのはお互い鬱陶しいものだよな、と、本質的に意味のないことを自分に言い聞かせ、下巻にうつろうと思う。善人の支配ほど、苦しいものはないというのは確かにそうだ。
★5 - コメント(1) - 2016年12月25日

省吾、志澤とかなり自分勝手な男達に振り回されるナツッペ。 本当に振り回されるばかりで可哀想とは思うが、因果応報な気もする。 下巻を楽しみます。
★1 - コメント(0) - 2016年12月21日

週刊文春の連載に作者で続編のようで購入して読んだが、正直苦手。感想は下巻の時に。
★4 - コメント(0) - 2016年12月13日

省吾との口論シーンの怒濤っぷりに感激。口論途中に頭は冴えていて、俯瞰してみてる奈津は男性的だなぁと思ったり。久々にゾクゾクしながらページをめくった。志澤のキャラすごく好き。年下女性に強烈な下ネタを何回もふっかけてるのに不思議と嫌にならない。下巻楽しみ。
★4 - コメント(0) - 2016年11月28日

こういう小説は不思議と読むのが憚れる。でも、殺人の話は平気に読めるのだから、この類いの話もアリだろう…ということで、Amazonのポイントにひかれて買って読んだ。女性作家の小説だからか、性の描写は思ったより少なく意外にサクッと読める。自分が女性だったら接したくない男たちが「あるある」に描かれている。主人公も、付き合いたくはない女性だが、共感する部分もあるかな。下巻は、この男との話が多くなるのかな。
★60 - コメント(0) - 2016年11月25日

私もあの夫なら、息つまるだろうなあと思った。 別居中の夫の生活費はどうなっているんだろう?と余計な事を考えてしまった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月24日

khi
上巻読了。著者の「夢酔い」は夢中によんだが、本作は少ししんどいかもしれない。不倫相手に依存するしかできない主人公は弱い。
★11 - コメント(0) - 2016年11月19日

少し本質の部分とかけ離れた描写はあるが、面白かった
★1 - コメント(0) - 2016年11月6日

文学賞トリプル受賞作。失礼ながら、頭をリラックスさせる為の夜な夜な読書として電子書籍にて読了。時折、こうした恋愛小説やら耽溺小説やらをぼっと読みたくなるものです。しかし、この作品はセンセーショナルなものではなく、絵画を見ているような美的センスがあった。そして、フィクションを愉しんだのである。そうした意味で、夜な夜な読書向けであった。下巻にも既に取り掛かり中。
★81 - コメント(2) - 2016年11月5日

奈津と恩師が長いメールを交わすところは非現実的に思えて、読むのがめんどくさかった。男性は長文のメール しないんじゃないかな。奈津に共感はできないけど、幸せになれるのかなぁ。
★1 - コメント(0) - 2016年10月29日

冷静になって考えると「なんだこのクソ女は」って感じなんですけど、作家であり女である主人公は自己肯定が何より必要だったんでしょうね。それも、その都度自分を認めてもらえるという断続的な自己肯定が。 連載作品ということもあってか、緩急があって読みやすかったです。
★1 - コメント(0) - 2016年10月15日

シンプルに言うと、バリバリ稼げる脚本家の女性がヒモ男に満足できなくなった話。ヒモの敗因は「夜のお勤めが下手」、「デリカシーがない」、「女主人に過度の依存」、「家庭以外のコミュニティを持っていない」、「女主人に気を使わせている」、「仕事に口を出す」、「不必要に偉そう」、などがあるが、やはり新しく出てきた男に魅力がありすぎたのが一番のところだろう。それに気づかず独りよがりな愛情と気遣いを注ぎ続けていたのだが、それが女主人に過度の負担となっていたのだ。優しくしてる「つもり」の自己満足が一番危ない。我が身も猛省。
★4 - コメント(0) - 2016年10月12日

恋愛体質の高遠奈津のお話。
★1 - コメント(0) - 2016年10月10日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2016年10月9日

村山さん、なかなか過激です。
★1 - コメント(0) - 2016年10月6日

賛否両論ありますが、私は主人公のナツに大変共感しました! 厳しい母の支配、旦那からの抑圧。長年これが続くと、自己が保てなくなります。甘やかしすぎて男をダメにする体質、周りに気を使いすぎる性分。まるで自分を見ているようでした。同じく言葉を使う仕事をしてきた者として、会話に官能を感じるのも理解できます。これは束縛から解放された女性が、自尊心を取り戻す物語なのかな? でも、このままではナツは幸せにはなれないだろうなあ(笑)面白がりつつ下巻へ。
★17 - コメント(4) - 2016年9月28日

志澤にときめいている時点でもうどうなの?って感じがするのだが。感想は下巻にて。
★11 - コメント(0) - 2016年9月19日

奈都は幸せになれそうにないなぁ。端から見て良い旦那様でも、こんなにしてやってるって思われたら、確かに終わりかなとは思った。でも…不倫と分かっていながら依存して、傷つく奈都も弱い。
★4 - コメント(0) - 2016年9月16日

なるほどねー、当初御主人が気の毒に思えたが相手を見下す態度はいただけないな。妻に「お前はアホか」と言った事は無い。
★14 - コメント(0) - 2016年9月1日

感想は下巻で
★9 - コメント(0) - 2016年8月4日

女性が恐ろしく思えて途中で何度も読むのを止めようと思ったが、何とか読了。『美味しいコーヒー』シリーズのあのもどかしく、むず痒い、そして清々しさ。全く反対の物語がどう結末を迎えるのか、、、。
★3 - コメント(0) - 2016年7月22日

なんだかなぁ…。もやもやするお話です。血生臭い描写でちょっと気分が悪くなったし、奈津の弱さというか、苦しみも分からなくはないけれど、結局だらしなく、所詮不倫だし。夫も志澤も苦手なタイプだし、メールのやり取りは読んでて疲れるし、終わり方もこれから更に性に溺れていくのかな…と思うとちょっと重たいですが、最後、どう終わるのか気になるので続きを読もうと思います。唯一、杏子との関係が良いなぁと思いました。そして、職業は違えど奈津の思いは小説家としての村山さんの思いなのかな?と思いました。
★16 - コメント(0) - 2016年6月25日

村山作品は10年ほど前に「天使の卵」などの若者の恋愛を綴ったものを読みあさっていましたが、久々に手に取りました。かなり官能的な要素があるとは知っていましたが、思ったほどどぎついと感じなかったのは、私自身の年齢・経験によるものか。奈津と省吾のお互いを想いながら、相手のためと考えてる言動にずれが生じ言い争う場面がとてもリアル。男の立場で読みがちでしたが、奈津の冷めていく気持ちが痛いほど分かり、所詮男と女はお互いを理解しきれないもの…などと考える自分に気づくと、あまりにも諦念が過ぎないかと自戒も。下巻へ。
★49 - コメント(1) - 2016年6月24日

わかるな、そのイライラ感。彼女はどこに向かっていくのだろうか、興味津々。男と女の関係って夫婦だけではなく様々な観点から考えさせられる。下巻が楽しみですね。
★42 - コメント(0) - 2016年6月10日

F
不倫の話、内気でお人好しで感受性が強い女性の恋の物語。主人公はとても美しくて純なものを持ってるのに、近しい人に汚されていく悲しさがあった。みんな感情的になって、それぞれのクセもあって、主人公は揺さぶられて確かに変わっていくんだけど、でもその変化の良し悪しや本質が捉えているようで次々と意表をつかれてしまう。この世は残酷だ。でも主人公がつきつめたものを見てみたい。下巻へ続く。
★10 - コメント(0) - 2016年5月28日

山村作品のエロの方。読む前はもっとドロドロした不倫の話かと思っていたのだがそういうわけでもなかった。すっかり主人公の奈津と自分を重ね合わせてしまって束縛夫の言動にイライラし、でも雨の中いつまでも見送る姿をバックミラー越しに見た場面では感傷的になったり。恩師のエロじじぃの手のひら返しのメールはショックだっただろうな。という事で下巻を読みます。
★12 - コメント(0) - 2016年5月25日

初読みの作家。直木賞受賞作家なら、まずはその受賞作「星々の舟」でも読めばよさそうなものだが、ついつい表紙につられて~^^; 主人公である女性の不倫をテーマにした作品なのかな? 上巻を読んだところでは、その主人公の放埓さとその相手となるクズ親父の鼻持ちならない言動にうんざりさせられたが、果たしてこの後、どんな展開になるのか~下巻へ~♪
★29 - コメント(6) - 2016年5月21日

やがていとしきせつなたち
★2 - コメント(0) - 2016年5月19日

脚本家の主人公が不倫して家を飛び出す。彼女の旦那さんはすごく印象を下げるような描き方がされているが、それでも彼には同情してしまう。責任がないとは思わないが、彼にはどうしようもない気がする。主人公は主人公で辛いのだろうけど。彼女はこのまま独りで生きる道を選ぶのだろうか。なかなか予想するのが難しい。
★4 - コメント(0) - 2016年5月13日

感想は後ほど!
★7 - コメント(0) - 2016年5月7日

この小説は村山由佳本人を投影しているとのこと。 旦那に少し束縛されているからと言って、性欲が赴くままに男たちと相瀬を重ねていく話。
★1 - コメント(0) - 2016年5月2日

ダブル・ファンタジー〈上〉の 評価:58 感想・レビュー:374
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