ベッドの下のNADA (文春文庫)

ベッドの下のNADA (文春文庫)
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ベッドの下のNADAの感想・レビュー(61)

K K
なんとも言えない読後感。好き嫌いは分かれるでしょうが、わたしはすきです。『綴られる愛人』に似た、なんとも言えないざわざわとした感触。さすが。この二人の間には、DVもモラハラも、ない。お互い裏切ってはいるが、憎んでもいなそうだ。お互い少しずつ嘘をつきながら、ずっと一緒にいるのだろうか。お互い傷ついているのだろうか。絶対に名前で呼ばない二人。不気味である。多くのカップルがこうなのだろう。結婚ってなんなんだろうか。途中二人の過去に関する話が交互に挿入され少しずつ人間性が浮き彫りになる手法が面白い。
★12 - コメント(0) - 3月15日

久しぶりの恋愛小説。自分の気持ちを正直に言えない大人は面倒で、切なく思いました。
★1 - コメント(0) - 1月19日

「本屋に行ってくる」「コーヒー豆を買ってくる」妻にそう言って年下の愛人や同級生だった主婦に会いに行く夫。 ある日妻が言う。「本屋へ行ってくるわ」夫はぎょっとしたように妻を見る。 どうしても「だれかの木琴」を重ねながらこの話を読んでしまったけれど、夫に愛されたくて他の男性に接触を試みるというのはどういう心理なのか、私にはよくわからない。「ゲームをしているようなもの」らしいけれど。この妻は「受け身の攻撃」と言うべきか、全て知りながら何もしない。最終的には思い通りになったのでは。草食な女性が結局勝つのか。
★2 - コメント(0) - 1月9日

古いビルを買い取って「NADA」という常連客に支えられてるしがない喫茶店を営む夫婦。お互いが相手のことにへきえきとして、それぞれが想う人を抱えている。そんな彼らの日常を夫・妻と交互に語り部を変えながら各章進んでくのですがいまいち入り込めない、恐らくこの二人の何を考えているのかわからない人間性に共感できなかったからかもしれません。
★58 - コメント(0) - 2016年8月5日

相手が見抜いていることをこちらも見抜いた上でつく嘘や、夫(妻)の前で恋人(らしきもの)と話す場面などが、非常に官能的に感じられる。夫婦を演じることが、ふたりだけの楽しいゲームのようだ
★1 - コメント(0) - 2016年7月10日

ここに書かれているようなことに実際に直面したらもうそれはドラマチックの連続であるはずなのに、いや物語の中でだってどろっどろの修羅場でもおかしくないはずなのに、全てが淡々と、まるでなにかの理に沿って粛々と進んでいるかのように感じた。愛は冷めてしまっていてよそに恋人がいてもぶつかるとか別れるとかエネルギーを使うことはせず惰性の夫婦生活を送るのがなんだかリアルだったな。一緒に居る時間を重ねれば重ねるほどお互いに飽きたり冷めたりするのはしょうがないことなんだろうけどね。でも似た者夫婦ってこういうのなんだろうなぁ。
★5 - コメント(0) - 2016年6月6日

大好物の不倫モノではあるんだけど、どうしてこの夫婦はこんなにもお互いに冷静でいられるのか?不倫につきものであるはずの、いやらしさやドロドロさに欠けるんだよなぁ。どちらかと言うと、不倫はあくまで横糸(ですらないかも)で、縦糸は夫婦それぞれの現在につながる、過去の体験なんかなぁ。この夫婦、どちらにも感情移入できなかったけど、夫の不倫相手のひとりである、ウーボのことは好き。客観的に見たら、あたしは彼女に似てると思う(笑)
★142 - コメント(6) - 2015年12月23日

ベッドの下のNADA。井上荒野さん初読み、お互いの現実と過去の回想をおりまぜて,仲が良いのか、仮面の夫婦なのか、エンドは良かったのかちょっとスッキリしない感があるかな~。他の作品も読んでみよう。
★141 - コメント(0) - 2015年7月22日

喫茶店を二人で営む夫婦の物語。子供時代の回想を絡めながら、妻と夫、交互に日常が語られていく。表面上は仲睦まじいように暮らしている。その実お互いに無関心で、夫には恋人がいて、妻は店の客の一人に心奪われている。そういったお互いの事情を察知しながらも、何事もないように、穏やかに日常をやり過ごしていく二人は怖い。夫は浮気をするけれども、その相手に夢中という訳でもない。夫婦は核心に触れようともしない。別れるわけでもない。長い結婚生活、似たような場面が通り過ぎることもあるかもしれない。そう思わせるのがまた怖いかもね。
★20 - コメント(0) - 2015年6月26日

喫茶店NADAの夫婦の物語。なんてことのない日常のおはなしだけど、けっこう重いな。この夫婦はこれからどうしたいのかしら?と読み終わって考えさせられる。
★4 - コメント(0) - 2014年12月31日

NADAという喫茶店を営む夫婦の短編集なんだけど、、最後の短編が中途半端で締まりがなく感じた。その前まではまぁまぁ面白いところもあったのにな。。
★4 - コメント(0) - 2014年6月9日

不仲そうで、仲の良い夫婦じゃないか。
★2 - コメント(0) - 2014年5月19日

冷め切った夫婦がそれぞれ不倫するはなし。不倫相手との熱い恋愛要素もない。ただなんとなく、関係を持ってしまう。1番感情移入したのは、主人公夫婦の不倫相手2人。素直になれず、強がっても報われずに、傷ついて。。既婚者相手に恋愛をする2人の虚しく辛い心境がよく描かれていて、こちらまで胸が痛くなった。結局2人とも、泣く泣くではあっても、新しい人生を選んで、泥沼の不倫から抜け出せたので、ある意味ハッピーエンドだと思う
★2 - コメント(0) - 2014年1月31日

「NADA]という喫茶店を営む夫婦のお話。結婚5年目を迎えた二人の心情の移ろいを丁寧に描いている。この著者の文体は読みやすい。なんで不倫の話は面白いのだろう・・・。おすすめ度:★★☆
★8 - コメント(0) - 2014年1月13日

どうにも自分には合わず…楽しみも良さも見いだせず。読むのが辛かった。
- コメント(0) - 2013年10月8日

リアルでなんかムズムズする描写。
★3 - コメント(0) - 2013年8月1日

で、結局、爛れた夫婦の未来は希望なのか、絶望なのか。この人の作品はいつもこうで、そこを読み手に委ねるところがずるいというか、巧いというか。全体的にオンナの方が腹が据わった人物としてかかれている。イマイチ入れ込めなかった翠さんも、ラストで惚れた。煮え切らない男なんざ、死ぬまで足元をグルグルまわってればいいのさ。
★2 - コメント(0) - 2013年7月20日

乾いてるんだがジットリしてるんだか分からなくて、苦くて甘くて癖になる。つまりは「カヌレ」みたいな一冊だった。ウーボがホラー。彼女は一体どこに愛を見出してしまったんだろう。登場する男たちは、相変わらず、もはや安心するほど不穏だった。
★2 - コメント(0) - 2013年6月22日

激しい気持ちの起伏があるわけでもなく、ちょっと気持ちが乾いたから、そこに相手がいたから・・・なんていう理由で関わってしまう男女。大事なものが見えなくなっていたから再確認するかのように。これを一般的にいう「不倫」というと少し違う感じだと思う。確かめたかったのは他でもないあなたのことだったのだから。 なぜか荒野さんの本は癖になる。
★8 - コメント(0) - 2013年6月3日

文庫化されるとなぜか必ず購入してしまう荒野さん。もやもやした独特の読後感。丁寧で注意深いディテールが妙にリアルで、しかも巧みな文章。嘘というか虚構と現実と過去の出来事と頭の中で再構築した過去、どれも境界があいまいで互いにじわじわと侵食し合ってるかんじがなんともハマる。特に何が起こるわけでもないのに。
★5 - コメント(0) - 2013年5月29日

江國さんの不倫ものより好きかも。不倫は嫌いですが(笑)
★5 - コメント(0) - 2013年5月16日

喫茶店を営む夫婦の話。こういう何処にもたどり着かない何の矜持もない話、嫌いじゃない。すごく面白いワケじゃないけど。
★3 - コメント(0) - 2013年5月15日

旦那と丸一日同じ店とか、ストレス半端ないだろうな。という倦怠期夫婦。旦那はうまいこと息抜きしててずるいよなー と思いながらも、結局ズルズルやっていくのだろう…
★3 - コメント(0) - 2011年9月18日

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