終点のあの子 (文春文庫)

終点のあの子 (文春文庫)
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終点のあの子はこんな本です

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終点のあの子の感想・レビュー(2286)

突拍子もないが、欅坂46「サイレントマジョリティー」の歌詞、誰かと違うことに何をためらうのか。のフレーズが浮かんだ。人と群れずに、自分というものを持ってる朱里。言い換えれば人と違うことでしか自分の価値観が見えてこないようで、切なくなった。柚木さんは、女の胸の奥底にある嫌な部分を書くのがうまいなぁ!
★11 - コメント(0) - 3月25日

女子高生の心に抱える葛藤。他者と比較し、羨み、自己肯定と否定をする。最近はスクールカーストというのかな。他人と同じ行動をすることを否定する子、その子に憧れ、後に愛憎、苛めに走る子。クラスで目立たない子が変わりたいとバイトを経験する。女王キャラの子と地味女子の交流と決別。4話目は7年後、いじめられたあの子が大学生になっての葛藤。安田さんと恭子さんには仲直りして一緒にブナの実を食べてほしかったな。
★9 - コメント(0) - 3月21日

放課後に渋谷のハンズに行ってフォーゲットミーノットブルー探す。解説みて、うなずく。固有名詞使うの上手いんだよね。 お嬢様学校って努力じゃどうにもならないことがある。学力はともかく、容姿最寄彼氏職業、内部生。劣等感があるから皆自分に似通ったグループで平穏を保とうとする。朱里みたいな子って輝いて見える。人目を気にせずに行動できる子が。みんな悩みを抱えているのにそんな悩みなんてって見下して、大人びてみえる。 でも人は気付く。劣等感を乗り越えたときに気付く。朱里になんでそんなに憧れていたんだろうと。
★6 - コメント(0) - 3月21日

あーいつの世も女子のごたごた。ほんとに理不尽にキレられ、理不尽に評価された1週間…(`Δ´)!ほんで自分もキレ返す…笑
★8 - コメント(0) - 3月20日

女子高。それぞれの観点。
★3 - コメント(0) - 3月15日

なんとも切なく痛い。。。少女たちは自分とはちがう他者に憧れ嫉妬する。誰もが通る道だよな~(遠い目)。保田さんと恭子さんには、このまま学校の外での仲良しさんでいてほしかったな。
★11 - コメント(0) - 3月15日

女子高生の微妙な心の葛藤を描く物語。5人の同期生の目線から描かれてあまり共感は出来ない作品だった。恭子さんと保田さんの話は最後は、仲良くして欲しかった。
★7 - コメント(0) - 3月14日

女子高~大学までの年代の女子の心の内側が、とてもグロテスクにえがかれていて、ついつい興味本位で読み進んでしまう。誰がよくて誰が悪いなんてことは抜きにして、また、人間は成長するなんてこともおいておいて、心の動きを、主人公とその相手からと立場を変えて描くのは、もう天才的だと思う。とはいえ、朱里は少しは変わったといえなくはないかな。そこは救いだと思う。
★36 - コメント(0) - 3月13日

しっかり自分を持ってて、周りに振り回されず、ちょっと外れたことも平気でやって。でも実は不器用で、迷って、悩む。 こんなに、色んな女の子の気持ちがわかるってすごい! みんな、一人は寂しいけど、誰でもない誰かになりたくてもがいてるんだよなーーー、と思った。
★8 - コメント(0) - 3月13日

人の目を気にして友達を選んだり、自分の立ち位置をわきまえたり、明確な決まりがあるわけではないのにクラスの空気に縛られる。すごく気持ちがわかる。仲良くなった子でも嫌になると疎外したくなる。説明できないくらい複雑で繊細な気持ちをこんなに表現できるのは、柚木さんの得意技。
★10 - コメント(0) - 3月10日

まさにクラスの女の子の心を覗き見するような一冊でした。教室の季節によって変わる匂いや明るさ、女子特有のグループ分け。他人が気になる、自分にないものを持っているあの子が羨ましくて仕方ない、等の自分ではどうにも出来なかった気持ちも懐かしく感じました。どの話も余韻が残りましたが、「ふたりでいるのに無言で読書」が一番心に引っ掛かりました。もう少し大人になってからでも良いので、また2人が親交を持てたら良いなあ……!!
★18 - コメント(0) - 3月10日

女子高生ってこんな感じでしょうか?ちょっと切ない気分です。
★7 - コメント(0) - 3月5日

お嬢様学校の高校生たちが、人生経験値の少なさからあがいている様子に共感しつつハラハラした。それにしても、この作者の小説は9冊目だけど、女の生態を描くのがうまいなぁ。題材が似たりよったりになっていることは否めないけど。
★5 - コメント(0) - 3月4日

この人の本は思春期の女の子がでてくる本が好きだなと思った。『王妃の帰還』も良かったけど、こっちは話毎に主人公が変わるから色んな女の子を見ながら、わかるわかる、いやそれはどうだろう、と色々思いながら楽しめた。自分はな近い話ほど変な羞恥心が覗く。1番近いのは森ちゃんだった。小中一緒で高校も同じとこに進んだ友達が華麗に高校デビューしちゃって(眼鏡取って化粧したら上戸彩に激似で)一人で勝手に焦ったなぁ。しかし姫ってあだ名は駄目だよ。名前が関係なくてそのあだ名つけられるのも、それを受け入れちゃうのも駄目だよ。
★47 - コメント(1) - 2月28日

女子のちょっと嫌な部分が赤裸々、そして芯の強さも。若者のお話ですが元気出るー
★13 - コメント(0) - 2月14日

うーん きっと女子高生って自分の立ち位置とか凄く気にするんでしょうね?もう少し大人になったら どーでも良い事真剣に悩んだり?4作綴りの連作短編 次の主人公は誰かしら?って楽しみながら読み進めましたが 実際楽しい読み物じゃ ないよね
★16 - コメント(0) - 2月13日

女の汚いところがたくさんでて、ホントに嫌な気持ちになる…
★2 - コメント(0) - 2月12日

女同士の教室内の派閥。自分のことだけが大事な若さゆえの残酷さ。わかりやすい構図が見えてくる。 小さな世界から羽ばたいてみてやっと振り返られたこともある。 自分が自然でいられる場所は自分で選ぶしかない。
★18 - コメント(0) - 2月9日

女子なら学生時代一度は経験したであろうグループ制度。派手なグループの恭子さんとオタクの保田さん。せっかく夏休みに心から仲良くなったのに新学期が始まると容姿で差別化されまた他人に戻る。何だかなあ。朱里と杉ちゃんは最後仲直りできて本当によかった!!朱里、ちゃんと謝ってよく頑張ったね!!すべての友情が壊れて終わるのかと思ったので最後は安心した。
★13 - コメント(0) - 2月5日

どれだけ仲良しの友達でも、何を考えてるのか、学校にいないとき何してるのか、本当はどんな子なのか…わかりきることはできない。何もかも持っているように見えるあの子も、いつも自分が正しいって顔してるあの子も、弱いところがあったり、誰も知らないところで悲しいことがあるのかもしれないなあ〜なんてことを考えた。
★8 - コメント(0) - 2月5日

女の子(人)でこんなにどす黒いのって、もしかしてたくさんいるのだろうか。これまで暢気すぎたな自分。もっともっと若いころに読んで、警戒しておくべきだった。もう遅いが(苦笑)
★1 - コメント(0) - 2月3日

SSD
高校生の女の「子」たちの短編4話。3話まで同じ時期で4話目だけ一気に時間が飛ぶ。 毎回柚木麻子の観察眼というか女が女を見る洞察力に興味を惹かれる。多分男にはぴんときてない部分も多々あるのだろうけどそれでも面白い。いわゆるグループっていう考え方とかそのヒエラルキーとか、なんでこう皆、我が強いのか。朱里は水原希子イメージ。名前がよく似た奥沢に住んでたコがいたな。この話の朱里とは全然違ってすごくかわいいのに芸能界とかその他派手な世界に興味がないのが好ましかった。人間関係。固有名詞の使い方が上手いという解説。
★24 - コメント(0) - 2月3日

向き合う相手の反応やその場の雰囲気を読み合い計算された会話をする、自分の価値観を出さず表面的な共感の継続を我慢できる、学校では個人の立ち位置とキャラ、居場所が常に変化し微妙なバランスを保っている。この多重ヒエラルキーに無頓着で特定の居場所を持たず、空気を読まず自分の主張を押し付けたりすると浮遊することになる。管理者の居ないヒエラルキー自体も崩壊と再形成を繰り返す。4連作短編、ある女子高での話だ。人物造形が丁寧であるので、それぞれ主人公の視点で書かれた心理描写が瑞々しく、共学で男子の自分には新鮮だった。
★60 - コメント(0) - 2月3日

高校の同級生の朱里・希代子・森ちゃん・恭子さん・保田さん有名女子高に入学しクラスでのポジション取りや自分に無いものを持つ子に憧れたり嫌悪したり思春期の女の子。違う所に飛び込んでみるけど、噛み合わない…大学での親友杉ちゃんや、元彼に出来た彼女にしようとした事で自分がやられた相手の気持ちを考えられたり。 相手の痛みを自分で味わって乗り越えると心が成長するんだろうけど、心がチクチクする。
★10 - コメント(0) - 1月30日

よかった。柚木さんは2作目だけどこれの方が好き。女子書くの上手いですね。女子のグループ感、雰囲気、ヒエラルキー、嫉妬、やっかみ、羨望、自意識。どろどろしたところもあるけどすっきりしたところもあってホッとしたり和んだり。3話の保田さんと恭子さんの話がよかった。あと杉ちゃんも好きです。朱里の大学時代は描かれてるけど希代子がその後どうなったのか知りたかった。みな他人を気にしたり「特別」に憧れたりするよなぁと学生時代を思い出した。
★16 - コメント(0) - 1月29日

デビュー作なんんですね!高校生、女子の特有の空気が漂う作品。「ふたりでいるのに無言で読書」が良かった!朱里の父《奥沢エイジ》は《嘆きの美女》にも出てきますよね。そうであれば、この親にこの子アリ
★16 - コメント(0) - 1月29日

お嬢様学校に通う女の子たちをそれぞれ主人公にした短編集。クラスになんとなくできるグループ、カーストの差とか、女の子同士のいざこざなど昔学生だった頃味わったことがある気持ち。大人になり教室の枠から抜け出すことで、忘れたようでしかし友達付き合いを広げていくと思い出したりもする。恭子さんと保田さんの交流というのは、読んでる側としてはとても大切にしてほしい関係性だったけれど、あっさりと崩れてしまう。両者ともなんとなく予感していたので、より寂しい気持ちになった。【図書館】
★12 - コメント(0) - 1月28日

お嬢様学校の女子高生達の物語。今よりちょっと背伸びしてみたかったり、新しい世界を見てみたかったり、周りの目を気にせず自由奔放な友達が羨ましかったり、友達関係のいざこざも懐かしい気がした。
★8 - コメント(0) - 1月28日

初見の作家。他の作も読んでみたい。4編から成る連作短編集だが、最初の1編がオール読物新人賞受賞作で後は建増し的な追補作だろう。なので最初の1編だけ独立して読んでも味わいがあり、むしろそのほうがよい気もする。傷つきやすいガラスの心を抱いて人との距離感を探る思春期。傷付きたくないからグループや疑似階級を作って身を守る。そこに自由奔放な異分子が混ざると均衡が破れ事件が起こる。そんなことを乗越えて懐かしさに変えていく成長譚と見る。吉本ばななのTSUGUMIや最近読んだ島本理生の「七緒のために」が想起された。
★18 - コメント(0) - 1月27日

デビュー作ですね。たまたま立ち寄った本屋で見つけて即買いしました。私は田舎育ちなので、東京の女子高生はいろいろ大変だろうなと思う。まあでも中身は同じかな。何者にもなってないゆえの傲慢さとか憧れ、妬み。一番感情が渦巻いてる時期かも。二度と戻りたくない時期だな。
★9 - コメント(0) - 1月27日

同じ学園の別の子の話が短編で描かれていたけれど特に菊池さんの話が好きだった。全然タイプの違う子同士が知り合ってあんな風にお互いのことを知れたらいいのになって思った。朱里は魅力的だったけど実際にいたら妬み嫌い、さらにそんな自分が嫌になる気がした。
★11 - コメント(0) - 1月23日

女性ならうんうん、わかるわ〜と共感しながら読み進めていく作品だろう。男の自分は女性ならではの「めんどくささ」にイラっとしながらも、続きを知りたくどんどん文字を追っていった。個人的には朱里の生き方は好きだ。いちばん人間らしい。みんなと同じもので得られる安心感と没個性の現実。写真家、芸術家なら飛躍を妨げてしまうものだ。そこまで考えて筆者がキャラクター設定をしているとすれば、柚木麻子ものすごい人だ。時々読みたくなる彼女の作品。今回もまた面白かった。
★11 - コメント(0) - 1月22日

たまたま同じ教室になって1年間を一緒に過ごす。あの小さな教室に友情も嫉みも喜びも悲しみも、色んな物が詰まってた。振り返れば今までの人生の中のたった1年。一瞬。
★12 - コメント(0) - 1月21日

友人の本心を知っても、まだ向き合うことができるだろうか。派手ではなく地味でもない、目立たない存在だった希代子は、空気を読まない自由奔放な朱里と出会う。風変りな態度に魅かれてしょうがなかった希代子だが、朱里のノートを読んでしまったことをきっかけに友情が崩れ始める。他人の顔色を窺わずには生きていけない希代子と、他人と違うことでしか自己の価値を感じられない朱里。女子高生たちの心が揺れる短編集。クラスの中心である美女の恭子と陰で生きるオタクな保田さんの心の交流、もろく崩れてしまった繊細な友情話が一番心に残った。
★21 - コメント(0) - 1月21日

すごい観察力、描写力。高校も専門も就職先もずっと女子が9割の社会の中で過ごしてきた私にはどのお話も他人事では無さすぎて読むのが少し億劫になる時も。でもページをめくる手が止まりませんでした。きっと私は無意識のうちにどの女の子にもなったことがあるんだと思います(恭子さんの容姿以外笑)。そして今も。スクールカースト・ママカーストまではいかないけど、やっぱりいつだってグループが存在してて、関係が深くなればなるほど時々後悔する私。あぁ昔からこうだったなと気付かされ自分を見つめ直せそうです。
★13 - コメント(0) - 1月19日

柚木さんがデビューから、一貫して、女の友情をテーマにしていることを伺い知ることができた。
★10 - コメント(0) - 1月18日

人の目を気にせず、思ったことをそのまま口にするタイプの人は定期的に目の前に現れる。人の目を常に気にして疲労困憊の私からは全く羨ましく、また疎ましい。本人がそのことに自覚的で、「ワタシ頭と口が直結なんだよね」なんて言われるともう、申し訳ないけどシカトする。くらいむかつく。そういう心理が小説にされるとこんなにスッキリ!
★12 - コメント(0) - 1月14日

柚木さんの描く女の子はすごく瑞々しい。だからこそ、彼女たちに魅かれるし、同時にすこしだけど嫌な気持ちも思い出す。自分にもこういう時期があったんだよな、って。でもそれが取り戻すことのできない淡い青春なのかも。
★25 - コメント(0) - 1月14日

大好きな柚木さんのデビュー作。同じお嬢様学校の女子高生が主人公の4編からなる短編集。自分の高校時代を思い出して、懐かしいような、息詰まるような、なんとも言えない気持ちになった。朱里は好きにはなれないけど、元々の性悪ではない。アッコちゃんのスカッと爽快な感じはこの物語ではないけれど、柚木さんの小説、やっぱり好きだな〜。
★20 - コメント(0) - 1月8日

女子高生が主人公の連作短編集。読んでいて胸が痛くなる話だったけど、この描写は見事。心が通い合う友達作るのはいつの時代も大変。
★14 - コメント(0) - 1月8日

終点のあの子の 評価:88 感想・レビュー:842
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