ヤクザと原発 福島第一潜入記 (文春文庫)

ヤクザと原発 福島第一潜入記 (文春文庫)
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ヤクザと原発 福島第一潜入記はこんな本です

ヤクザと原発 福島第一潜入記の感想・レビュー(78)

著者が孫請けの作業員として廃炉作業の一端に関わる。彼は元来暴力団専門のライターとのことだか、震災以降巧妙にロンダリングしながら特需に食い込むヤクザの周辺を洗う。結果、重大な事実は国民に知らせていない本店とメーカー、何より国の方針が恐ろしいと判り愕然とした。難解な内容も読み進め易いのは著者の力量だろう。
★1 - コメント(0) - 2月10日

ヤクザと原発、これらの共通点は何か。共にダブルスタンダードの常用を余儀なくされる、社会の闇の部分。それらのつながりを暴いたノンフィクション。ヤクザ専門ライターの筆者が、ひょんなことから原発の取材をすることに。実名で、原発作業員として働きながら福島第一原発に潜入する。生々しい体験と、幅広い筆者の人脈により、ヤクザと原発の関係を余すところなく描いた一冊。
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

ヤクザも原発も日本に確実にある現実、なのに普段はまるで存在しないようタブー扱い。似ているのかもしれないですよね。
★1 - コメント(0) - 2016年12月20日

福島原子力発電所復旧工事現場への潜入記。著者が元々ヤクザ専門ライターのためなのか、その行動力は認めるが内部に入った割に内容が浅い。「ヤクザが原発に寄生している」って、いやいや奴らは社会に寄生してんだよ。また現場のヒエラルキーに苛立ったり、非効率な業務命令に物申したり、そんなのも原発と関係なくどこの職場にもあることだ。この手の幼稚な告発の多い本書で、心を掴まれたのは勢いばかりで危ういんだけど原発関係者として責任を負おうとする者たちの潔い姿だった。この中には、安全圏で文句だけ垂れる左巻きは一人もいない。
★5 - コメント(0) - 2016年9月16日

原発潜入のルポ。面白い!体張ってる!
★2 - コメント(0) - 2016年4月30日

2014(底本2012)年刊。新春原発3部作のトリ(嘘)は、裏社会系ライターが身と命を削り、フクシマ事故現場の処理作業に潜入した取材録。◆東電や大手、また自衛隊など公務員と、現場作業員との待遇面での格差が浮き彫りに。著者の経歴が為せる技は、現場作業員を集めるルートの要としての裏社会、シノギとしての原発(地元合意の取り纏めと反対派活動の抑止・制圧他)等の解読。◇確かに叙述の踏み込みは隔靴掻痒。裏社会が主で、原発への焦点合わせは甘く感じるものの、得難いレポかな。◆田舎→村社会→濃密な人間関係のため情報秘匿。
★16 - コメント(2) - 2016年1月4日

ヤクザルポはとても興味深かったのですが、どうも本作はテーマと筆者の思いが上滑りしたように感じます。 内容はとても興味深かったのですが、少し記述が散漫になる部分があり、ルポとしては少し失敗気味。 しかし報道されない部分を正直に追ったところは興味深く読めました。 政府や東電に気兼ねせず、もっと正直ベースに近いところをメディアは世間に知らしめるべきと思います。
★3 - コメント(0) - 2015年7月19日

ヤクザルポ専門ライターが、作業員として福島第一原発に潜入した体験記。 江戸の昔から、建築現場への作業員派遣はヤクザの稼ぎどころ。それは原発でも同じでした。 むしろ、国外移転がない発電所関連はいい稼ぎ場所になっているとか。 「原子力発電だけ別物だと思うから不思議に感じるんだよ」というヤクザの親分のセリフに、なるほどと思いました。 あと、世間が放射能の害を声高に叫ぶほどに、作業員の防護服に関する基準が厳しくなり、結果として熱射病や作業中の事故を誘発することになる、という指摘も、意外でしたが参考になりました。
★2 - コメント(0) - 2015年1月10日

週刊文春での連載当時、そして単行本発刊から気になっていた一冊。震災のあった2011年、原発作業員として潜り込んだのは、暴力団専門ライターとして知られる著者だ。決して真実が語られることのない「圏内」の様子は、実に生々しい。当初は暴力団と原発ビジネスを取材するための突撃であったが、結果的に中の様子を克明に伝える、文字通り体を張ったレポートとなった。それにしても、今なお収束のときを迎えようもない福島原発問題。真実を国・東電が洗いざらしにしなければ、われわれに未来などないとあらためて感じた。
★10 - コメント(3) - 2014年12月17日

ぜんぶ、資本主義のせいだ!
★23 - コメント(1) - 2014年9月30日

マスコミが作業員の一人として事故直後の福島第一原発に潜入する実話。実話だが、「死んでもいい人間を用意してくれ」などという映画かドラマでしか聞かないようなセリフが出てくるのが恐ろしい。 原発がなぜ田舎に建てられるのか、その理由を探っていくと、、、、、
- コメント(0) - 2014年8月31日

福島第一原発はいったいどうなっているのか?テレビなどで見る映像は原子炉建屋周辺ばかりを映すが、発電所にはその他の建物が多くあって、たくさんの作業員が働いているらしい。放射能についても、実際にはどのくらいの範囲に拡散しているのか、人間の体への影響はどの程度あるのか、正確にはよくわからない。発電所という巨大事業の中での、ヤクザの利権構造は理解できた。
★8 - コメント(0) - 2014年7月31日

原発建設、作業員の斡旋、ヤクザに流れる原発マネー。今後も同じことが繰り返される。
★5 - コメント(0) - 2014年7月22日

文字通り命懸けの潜入ルポ。線量より汚染が問題という話はゾッとする。今も冷却だけして、全く根本的な処理に手がついていないのはわかっていたが…。1号機ばかりに目が向いて、2号機の実態について全く知らされていないのも悪意を感じる。首相が熱弁したアンダー・コントロールからは程遠い状況。こんなんで川内原発を動かして本当に良いと思っているのだろうか。全く能天気にも程がある。
★7 - コメント(0) - 2014年7月21日

本は突然終わる。一般的には「これまでの事実を踏まえて」という形で、総括なり考察があるものだが、そういう部分はない。穿った見方かもしれないが、ヤクザの世界をずっと書いて来た人は今まで「結論」は書いてこなかったのだろう。倫理を振りかざしてヤクザを否定するのも難しく、ヤクザの存在を許容する現状追認も許されないのだろうと思う。それだからと言って、著者が淡々と事実を書き連ねて意見を表明しないというのではない。そこはかとなく東電を筆頭とする強大なヒエラルキーや何も改善しない政治に対する嫌悪感はかなり強く伝わってくる。
★11 - コメント(0) - 2014年7月21日

暴力団のしのぎとしての1Fでの労働についての本ですが、もう一息突っ込んで書いて欲しかった。立場上かけない事があるのでしょうが、奥歯に物が挟まった様な、、、
★1 - コメント(0) - 2014年7月12日

暴力団専門ライターが原発作業員になり、福島第一原発に潜入したルポ。原発関係の本は初めて読み、作業員の現状や原発と暴力団との関係性が分かりましたが、想像以上の現状に驚きました。
★15 - コメント(0) - 2014年7月7日

6/30~ ヤクザと暴力団の違いはありますが、その土地に根付いてるヤクザが原発に入ってるというのは、予想の範囲を越えてなかった。 ヤクザをネタにメシ食ってるライターが身体を張って福島原発で働いてきましたよ、って感じの本です。 防護服を着ながらの過酷な作業や原発バブルの様子は、やっぱり興味深い。 話はそれますが、死と隣り合わせで働いている人達のところには慰安所的なものが必要なんやなとも思った。 震災当時流行った「ただちに影響はない」という言葉。 あれから3年と少し、そろそろ影響出始めるのかなぁ。
★7 - コメント(0) - 2014年7月4日

結論は、線量よりも汚染だった。
★2 - コメント(0) - 2014年6月29日

東電の下請けはフロント企業が入っていてポン中の作業員が出入り禁止!?フクシマ50にも暴力団員!!? 原発が田舎に建設されるのは被害を最小限にとどめるためだけではなく地縁・血縁でがっちり結ばれた村社会なら隠蔽が用意だから。開いた口が塞がらない事実の連続で茫然。
★8 - コメント(0) - 2014年6月24日

MIC
暴力団関連のノンフィクションを書いている著者が事故後の福島第一原発の作業員として潜入したルポ。面白かった。収束作業が一筋縄ではいかないことがよくわかりました。
★6 - コメント(0) - 2014年6月17日

鈴木智彦(1966-)さんは暴力団を専門領域にするルポライター、本書は震災直後に発売されて鈴木さんの知名度を劇的に上げることになった著作の文庫化。プラントメーカー系列のn次下請けの非正規労働者として原発事故数ヶ月後の1Fで働く事になった著者が、原発という産業の表に出せない部分を少なからず担っているヤクザとの関係を中心としたルポ。原子力産業や事故に関わるあれこれも非常に重要な内容ではありますが、それらを含めて土建国家ニッポンの暗部を垣間見る読み方も出来るかと思います。
★4 - コメント(0) - 2014年6月16日

最近、原発労働の実態を描いた本が多い。この作品はヤクザ関連のジャーナリストが福島第一原発に潜入した時のことを描いた作品。テレビでは様々な報道があるけど、原発とヤクザを関連する報道は見たことがなかったので、本作は興味深い内容でした。ヤクザ(暴力団)と原発というのは根深い歴史がある。建てれる場所が限られる原発を推進するために必然的に関わってくる暴力団。原発に関わり汚れた仕事に関わるフロント企業。国、東電、警察、地域、暴力団・・・国と暴力団の歴史と構造は根深い。「原発は儲かる。堅いシノギだな」は印象に残った。
★10 - コメント(0) - 2014年6月15日

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ヤクザと原発 福島第一潜入記の 評価:64 感想・レビュー:25
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